みんなの議会

森町議会 令和7年第1回 9月会議 2025年9月2日

町内の除雪対策について

聞いた人
高橋邦雄 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 髙橋邦雄

それでは、通告に従いまして質問させていただきます。町内の除雪対策についてです。近年海洋熱波の影響で降雪量が2倍になる地域もあり、これらの現象は海面水温の上昇によって起こると推測され、この影響によって森町でも降雪量が増加することも予想されます。森町では、これまで高齢世帯や要支援世帯の除雪は親類縁者や地域住民の協働で担ってきましたが、住民の高齢化が進み、いずれ対応が難しくなっていきます。現在除雪の担い手が確保されている地域でも担い手の高齢化と新たな担い手の確保が課題であると考えます。森町における高齢化世帯や独居世帯が増加傾向にある以上は、将来にわたり持続可能な除雪対策に向けた取組として新たな生活道路等の除雪方法を構築する福祉除雪支援制度の必要性があり、検討しなければならないと考えますが、町長の所見を伺います。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。降雪量の増加と高齢化の進行、除雪の担い手不足は、北海道内はもとより森町においても地域課題として重要なことと認識しております。福祉除雪支援制度の導入状況ですが、渡島管内においても除雪作業に係る費用の一部を助成するなどのサービスを取り入れている町も少なくありません。現在森町では、おおむね65歳以上の単身世帯及び高齢者のみの世帯等に対し、森町介護予防・地域支え合い事業条例及び森町軽度生活援助事業実施規則に基づき、1か月当たり5時間を限度に除雪や軽作業などのサービスを1時間当たり100円の自己負担で提供しております。このサービスは、町がシルバー人材センターへ業務を委託し実施しており、1か月に2時間から3時間程度利用される方が多い状況となっております。これからの持続可能な除雪対策という点では、シルバー人材センターも会員数の伸び悩みと高齢化の進行という現状課題があることは認識しており、今後の持続可能性を高めるための検討を進めてまいります。以上です。

議員の再質問 3番 髙橋邦雄

再質問させていただきます。今福祉支援除雪事業は100円でできると。この支援の実績年間何件ぐらいあるのか、まずお聞きします。そこで、やはり今回の質問の論点としては、近年積雪の影響で、例えば緊急車両が入ることができないと町民の命にも直結されることになります。多くここは懸念される事案なのですけれども、先般避難指示がありました、町内でも。これは今回夏場の時期なのですけれども、これが冬期間、積雪がある場合、生活道路に面した住居の方が避難したくても積雪の影響で避難に支障がかなり出ると、こういう案件も想定されます。そこの部分も踏まえて、今回支援事業を大きくどこまでの範囲でやるかというのをこれからも話合いになるのですけれども、これは取りあえず避難に関してはハザードマップを基本に安全に避難行動が行える除雪等を行うことがすごく重要になってくると思います。そこの部分を踏まえて、今後こういう町民を安全に暮らしていただけるようなまちづくりにするためにはこの冬期間の支援事業を拡大しながら行うことが必要だと思います。まず、そこの2点質問させていただきます。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。まず、1点目、利用実績というところでございます。ご質問いただきました。令和6年度の実績において197件、稼働時間におきましては549.5時間となっております。そしてまた、2つ目のご質問、緊急時、避難時の避難路確保の観点からの除雪という点ではどのような対策、そしてまた今後の施策はどうなのかというご質問と理解させていただきました。当然公共道路というか、町道ですとか私道を除く大きな道路に関してはこれまでも様々な地域からのご要望をいただきまして、優先度の順番を少し変えるですとか、そのような対応をさせていただいてきております。そしてまた、ふだん車が通らないような、それでもかつ町道であるような、そしてなおかつ避難路に指定されているような道路ですとか、町道ではないのですけれども、私道なのですけれども、広く地域の皆様に認知されている私道と言われるような通り道というか、そういった類いの道路に関しましてもこれまでも優先度を高くして除雪対応に当たらせていただいております。状況によっては、やはり雪の降り方、発災のタイミング等によってはなかなか実際除雪が完了していない状況での避難ということもこれは重々想定されると思います。避難路をどう確保するかという観点においては、除雪というところと、これは避難する方々の常日頃自分が使うような避難路に対してたとえ雪が少し積もっていたとしても歩行できるような準備、そういったところも心構えとしてご準備いただく、その2つの観点が大事かなと思っています。そうはいいながらも、中には手押し車というのですか、そういった車を使われて、足腰ちょっと不便な方も高齢者でいらっしゃいます。この間も少しお話聞きに行ったときに、雪の話はされていなかったのですけれども、砂利道だけであっても手押し車で移動するのは非常に難しいというお話もいただいておりました。そういった地域の方々の個別の課題もしっかりと認識しているところでございますので、今後の個別避難計画に対する要素、そしてまた常日頃の除雪の対応に関しては2つの観点から両方の担当課においてしっかりと進めていきたいと考えております。以上です。

議員の再々質問 3番 髙橋邦雄

では、再々質問します。今物すごく将来にわたりいろいろこのことを考えていただいているというような答弁いただきましたが、将来にわたり持続可能な除雪に対してやはりこれを推進するために当たっては、例えば町のエリア分けやブロック分け、優先的な部分もあると思うのですが、そこを進めることがまず重要ではないかと。町内には幹線道路等委託をされている業者もあり、それ以外の業者さんでも例えば重機とかを持っている業者さんもいるということで、ここの部分も踏まえて例えば町内会連合会にどういう道路が、どういう方が住んで、どういうことが必要なのかというのをきちっと調査しながら聞き取りを行い、必要性の高いポイントを洗い出しながら政策に取り組むと。福祉除雪支援制度を進めることの意味合いというのは、すごく重要だと思います。これは、本当に高齢者の方も含めて町民の生命、安全に関わることだと僕は認識していますので、そこの部分に関しまして町長のお考えをもう一度お聞かせください。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。議員お話しのエリア分けというところでございます。先般私道除雪に関しても本当にいろんなお問合せ等々いただきまして、今当町では私道除雪に関する規定というか、決まり事を定めている状況でございます。しかしながら、基本的には公共での対応というところが基本になりますので、なかなか柔軟に対応できない、そしてまた限られた事業者さんとの契約の中ですとか予算ですとかいろんな課題があります。そういった中で、今髙橋議員のほうからお話しいただいた中でご示唆いただいた点として感じておりますのは、やはり民間というか、先ほど町内会連合会というお話もございました。町内会単位で、例えばですけれども、そういった除雪を請け負っていただく部隊というか、部会というか、そういったものをもし編成していただけるのであれば、当然そこはボランティアという形ではなくてある一定の報酬のそういった関係性も検討しながら、これはまさに持続可能性というところでは非常に大切なポイントだと思います。やはり町内会の皆様においても高齢化が進んでおって、町内会活動自体なかなか持続可能なものになりづらくなるというお話もいただいておりました。そういった課題等々もしっかりとお互い話し合いながら、何か一つの案として、今後町内会連合会通じてということになるのかなと思いますけれども、少し町内会のほうに投げかけ等々はさせていただきたいなと思います。確かに本当に細かい道から始まり、生活道、そして町道、そして避難路、国道、本当に多くの皆様のお力添えいただかなければ除雪の対応、特に冬国のこの森町においてはなかなか難しい点も増えてくると思いますので、幅広く検討させていただきたいと思います。以上です。

出典:森町議会 令和7年第1回 9月会議 2025年9月2日 議事録 PDF(49ページ) 間違いを知らせる