みんなの議会

長万部町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月21日

ふるさと納税について

聞いた人
橋本收司 議員
答えた人
町長 木幡正志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 橋本收司

質問事項は、ふるさと納税について。長万部町のふるさと納税による寄附の減少傾向が気になってきているところでございます。平成29年度には1億611万円(8,065件)、平成30年度には5,995万円(4,132件)、令和元年度には8,094万円(5,465件)、令和2年度には4,977万円(2,835件)、令和3年度には5,246万円(2,427件)と、徐々に減少傾向が続いております。今までの取り組み方、また、今後寄附を増やすための対策はどのように考えているか。町長の所見をお伺いします。〔議員(6番 橋本收司)自席へ〕

町の答え 町長 木幡正志

ふるさと納税について、ご回答を申し上げます。はじめに、長万部町ふるさと納税のこれまでの取組について、ご説明させていただきます。長万部町のふるさと納税による寄附については、平成29年度に初めて1億円を超えましたが、平成30年度から返礼品競争の過熱に対し、総務大臣通知において、返礼品割合を50%以下から30%以下になるよう良識ある対応を要請され、この影響もあり平成30年度は大きく減少し、約6,000万円の寄附となりました。令和元年度から、返礼品に蒸しホタテや鱒イクラ醤油漬けなどを加えた結果、8,094万円と前年度比35%増となりました。しかし、令和2年度においては、返礼品の7割強を占めた鮭・鱒イクラ醤油漬けの原材料高騰により返礼品価格が増加し、それに伴い寄附金額単価も他自治体の同等品よりも高額となり、4,977万円と大幅に落ち込み、令和3年度においても状況は変わらず、現在に至っては、鮭・鱒イクラの在庫が無くなっており、大変厳しい状況であります。これを踏まえて、令和3年度においては、新たな寄附サイト7社と契約をし、計10サイトに増加させ、返礼品についても新規事業者の開拓や既存事業者への働きかけにより、年度当初38品目だったものが75品目と倍増したことなどから、前年度と比較し270万円の微増となったものと考えております。寄附を増やすための対策としては、5月下旬に返礼品事業者を対象とした「ふるさと納税事業者説明会」を開催し、令和3年度の実績、令和4年度の取組について共有を図り、さらなる協力をお願いしたところであります。具体的には、既存返礼品の魅力度向上のための寄附サイト内の掲載写真強化や新規返礼品・特産品の発掘、返礼品取扱事業者の拡充などにより、寄附の拡大を図ってまいります。最後になりますが、長万部町に思いを寄せ、ふるさと納税として応援いただいている多くの皆様に感謝とお礼を申し上げ、今後も引き続き応援いただけるよう町の発展のために努力をさせていただきます。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕

議員の質問 6番 橋本收司

何点か質問させていただきます。令和3年度で入ってきたふるさと納税額、件数も含めてわかってますけど、町民が他町村に出したふるさと納税額と件数、わかれば教えていただきたいと思います。

町の答え 町長 木幡正志

我が町の町民が、他町村のふるさと納税を利用している。これはカウントしておりませんのでわかりません。

議員の質問 6番 橋本收司

それでは、サイトで長万部町のふるさと納税の返礼品を見て、品数の多さにいろいろ努力していることと感じましたが、近隣の他町村についても調べてみたんですけど、長万部と言えば毛ガニが代表的な特産物だと思ったので、長万部町、豊浦町、八雲町を調べてみたところ、長万部町で4万円の寄附で中ガニ500グラムから550グラムで、4万円の寄附で2杯。豊浦町では3万5,000円で同じサイズが2杯。八雲町では4万5,000円で同じサイズが3杯と。毛ガニを食べたくてふるさと納税をする人達は、近隣の町村も調べて納税すると思いますが、これでは対抗できないと思います。こういった他町村と同じような、掲載している物の検証はしないんですか。

町の答え 町長 木幡正志

毛ガニを例に挙げてありがとうございます。ふるさと納税、長万部というのは毛ガニで有名になった町だということで、最初毛ガニを中心にふるさと納税の返礼品を考えてきたんだけども、やはり毛ガニは茹で上げが一番良いと。冷凍でなくて茹で上げでやろうということで、協力店とその話を歩調合わせて、茹で上げたものを即返礼品に使ってきた。これがひとつの現実なんですね。だけど、カニを集める、長万部の毛ガニというのは本当に半月か20日くらいしかない。この時期に1年分の返礼品を集めるというのは、これはちょっと至難の業になってくるし、今呼ばれているのは北海道の毛ガニ。北海道の毛ガニといったらどこでも扱える。よその山の中の町村も毛ガニ扱ってる。だから北海道の毛ガニというのはそれだけ人気があるんだけども、在庫を持たないといけない。在庫を持つということは、その商店の在庫品を管理をしながら、前もって資金提供をして買っていただかなきゃいけない。そういうことを考えると非常にコストが高くなってくる。だから競争的にはほかの町村とも価格差が出てくるのは当然の形になってきた。今はほとんど取扱店と協議もしてるんだけども、毛ガニを扱うのは非常に厳しい。という現状の中で今ちょっと毛ガニは集められないという話を5月にいただいておりますので、この今昨日から長万部の毛ガニ操業が始まりました。大体20日くらいの予定なんだけども、昨日の水揚げの推移からいって、あまり今年は量的に期待はできない。せめて毛がにまつりを今回実行委員会が中止したということなんで、その分だけはなんとかしたいなと思ってるので、毛ガニの返礼品については今後検討を加えても、安い価格ではちょっと長万部町では出せない。やっぱり安心安全な茹で上げの毛ガニを使いたい。それだけのコストが高くなってる。そういうことなんです。

議員の質問 6番 橋本收司

そしたら長万部では、北海道産のカニとは謳わないで、長万部町で水揚げされたカニしか使わないということでよろしいですか。

町の答え 町長 木幡正志

産地が別でも、生で買って長万部で加工したら、それで長万部産の返礼品の中に載せていける。こういう状態なので、本当に全道から買いたいところなんだけども、実は毛ガニの争奪戦ってそんな簡単に手に入るような状況になっていないというのが現実。

議員の質問 6番 橋本收司

わかりました。それでは、答弁書で品目が倍増したとありますが、にもかかわらず270万円の微増ということで、これでは何百品目用意してもならないと思います。品目数の問題だけではないと思いますが、ふるさと納税事業者説明会で事業者に何かを求めても、事業者は新規の製品を増やすことしかできないと思います。これも当然時間のかかることだし、今ある製品を自治体がどうPRしていくか、サイト内の掲載写真強化も必要だと思いますが、特産品の発掘、取扱事業者の拡充と、長くかかることだし大変難しいことだと思います。サイトの発信しかできないのか、出向いてアピールすることはできないのかお聞きします。

町の答え 町長 木幡正志

非常に、PRする段階で、PRの仕方というのを変えていかなきゃダメだなと今回痛感をして、まず品物の紹介をきちっとやるとなると、既存のカメラでポッと撮って掲載した、ではまずい、売れない。やはりプロのカメラマンに依頼をしながらやらなきゃいけないということで、今年予算も拡充しながら、まず商品をいかにしていい物に向上させていくか、それで見ばえのいい商品をやはり魅せるということが肝心なので、今年はそこのところをしっかりやって、商品を少し立派な物に向上させていこうということで、今プロカメラマンに要請した上で、何とかそこを抜けていきたいなと思ってます。全国的に皆さんふるさと納税やっておりますので、その特徴を、町の特徴出しながら、返礼品を地元の返礼品として、地元の企業も営業になるような形に持っていけるのが一番いいかなと思っておりますので、その点はよろしくお願いしたいと思います。

議員の質問 6番 橋本收司

わかりました。それでは別な質問させていただきます。返礼品、物の話ばっかりしたんですけど、親元を離れ都会で働く息子さんや娘さんが、親の住む住宅の草刈サービスや除雪サービスなど、こういうサービス事業の展開はできないんでしょうか。

町の答え 町長 木幡正志

確かに以前、墓掃除だとか、例えば今出た除雪だとかいう話も具体的にあるんだけども、そこにやっぱり人に頼らなきゃいけないという部分も出てくるので、今の段階ではそれを返礼品に記載するという話には考えておりません。その代わり、こないだ銀座長万部酒場が10周年記念のイベントをやらせていただきました。そして今度8月になると思うんだけども、新たに長万部酒場の食事券を返礼品に加えたいということで、今サッポロライオンさんのほうと協議をして、3種類の食事券を返礼品に使うということを今もうひとつ入れるために協議をしている最中であります。

議員の質問 6番 橋本收司

わかりました。それでは、今朝テレビで放送しているのを観たんですけど、全国各地でふるさと納税で自動販売機の設置しているところ結構増えてきているんです。それで、長万部町も観光に来た人とか、長万部に立ち寄った人たちに返礼品分のチケットを出すとか、旅館の割引券を出すとか、そういう展開は望めませんか。

議員の質問 6番 橋本收司

当然お金のかかることなんで、いろいろ問題も出てくるかと思いますが、何とかできるようにやっていただきたいと思います。それと、行政報告の中にも企業版ふるさと納税について触れていましたが、どういう内容の制度か説明お願いします。

議員の質問 6番 橋本收司

企業版ふるさと納税、金額も張ることなのでぜひ進めていっていただきたいと思います。今答弁の中で今年度中、令和4年度中という答えがありましたが、この事業も令和6年度までの事業なんですよ。そしたら今年度中に固めるということは、残り2年ということなので、町長に最後お聞きします。この企業版ふるさと納税という制度、正式名称が地域創生応援税制と言われているもので、自治体にも企業側にもメリットのある制度だと思います。この制度も令和6年度までなので、ぜひとも早急に進めていただきたいと思います。そして、納税額を増やしていってほしいと思いますが、町長一言お願いします。

町の答え 町長 木幡正志

このふるさと納税の企業版については、本当に真剣に取り組んでいかないとならないなと思ってますので、今年度中に体制を整えて、計画を立てながら進めていきたいと思っております。

出典:長万部町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月21日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる