みんなの議会

木古内町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月9日

町民による政策提言組織の立ち上げについて

聞いた人
竹田努 議員
答えた人
町長 大森伊佐緒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 竹田努

6番 竹田努です。私の一般質問につきましては、町民による政策提言組織の立ち上げについてであります。2015年度末の北海道新幹線開業に向けて建設工事も順調に進み、町の中には賑わいも見受けられますが、一方で、開業後の我が町がどのよう変わるのかにも期待をしているところでもあります。向こう10年を見据えた第6次振興計画も第5次振興計画の検証の上、策定に取り組んでいることと思います。今後のまちづくりで心配なことは、特にことしの3月頃から新聞報道等で人口減問題が頻繁に話題になっているところであります。また、人口減少に加えて、高齢化率が40%を超える我が町にとっては、これからのまちづくりには避けて通れない大きな課題であると考えます。現在行われている「まちづくり委員会」は、条例で「町民の意思が政策に反映される」となっておりますが、政策提言に対しては、どのような議論がなされているのでしょうか。ことしの2月に開催された渡島西部四町議会議員連絡協議会の研修会で、鳥取県智頭町の町民による「100人委員会」が紹介され、委員会が企画立案をし、それを行政が予算に反映させるという「住民参加型」の新たな試みが行われている。このような紹介があったわけでありますし、この研修会には町長も同席しておりましたので十分、この智頭町の100人委員会の事例については把握していることと思います。我が町でも、「まちに賑わいを」ということで若手まちおこしグループ「BOF」や第一次産業に関わる青年部による活動、高齢者等がいままでに培ってきた経験を活かす場として、「まちづくり委員会」とは別に「町民による政策提言」を行う組織を立ち上げ、提言等により計画を立案し、予算化に反映していくということが必要だと考えますが、町長の見解を伺うものであります。よろしくお願いします。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

6番、竹田努議員のお尋ねにお答えをいたします。町民による政策提言組織の立ち上げについてのお尋ねでございますが、私自身、これまで一貫して、より多くの住民の皆様のご意見に耳を傾ける姿勢で町政に取り組んでまいりました。とりわけ、毎年開催しております町政懇談会あるいは各種審議会等におきましては、町民の皆様からのご意見をいただき、施策に反映をしております。中でも、附属機関の審議会等におきましては、委員の公募をはじめ、町民各層、各団体からの参加をお願いし、広範な意見集約が可能となるよう努めているところでございます。お尋ねにあります「100人委員会」の規模とは異なりますが、住民の皆様の声を町政に反映する目的は同様のものと考えております。また、予算化に向けた提言につきましては、今後、まちづくり委員会の答申を受け、第6次の振興計画を策定いたしますので、年次計画に基づく予算執行に努めてまいります。このようなことから、議員がお尋ねの新たな組織の立ち上げにつきましては、現在は考えてはおりません。なお、まちづくり委員会につきましては、現在、第6次木古内町振興計画の調査、審議を行っていただいておりますが、この基本構想、基本計画の審議の過程の中で、委員の皆様方のご意見を伺っております。ただいまは、5つの部会で協議した結果につきまして、全体で整理を行っている段階に入っております。今後につきましても、広く町民の皆様方の声に謙虚に耳を傾け、振興計画に基づく施策の推進に向けて努力を続けてまいりたいと考えております。

議員の質問 6番 竹田努

町長からいま答弁をいただきましたし、新たな組織づくりはしないという、それはそれでいいのですけれど。やはり、確かにいま毎年行っている町政懇談会、町長がいま答弁されましたいろんな審議会の場、あるいはそういうまちづくり委員会が一番基本となる振興計画含めたそういう部分の調査・研究、そして企画・立案までしているという機関ですから、それもそれがそうだと言えばそうなのかなというふうに思いますし、当然町長がいま答えているように、町民の声を聞く場はいろんな機会をもってやっているということなのですが、はたして活気がある、前段私が申し上げたのは、いまいろんなマスコミの中でも人口が「あと10年先、20年先になったらこういう数字になる」という部分がもう示されているのです。このことは町民も認識してきていると思うのですよ。それに加えて高齢化、現在は40%ですけれども「あと5年したらどうだろう、10年後にはどうなのだろう」となった場合、いま40%だからあと10年したら、数字のことは私は詳しく承知はしてないですけれども、「50%になったらどうする」というやっぱりそういう部分を考えますと、もう少しいま新幹線を含めた木古内は変わろうとしているこういう時期であるというふうに思うのですよ。やっぱり町民の熱意のあるそういう声、それを吸い上げるというのが大事だと思うのです。町長は「いろんな機関の中でそういう声を聞いていますよ」とのことなのですが、議会としてもいろんな議会懇談会をここ何年、毎年いろんな団体、高齢者の団体、各町内会長さんとの懇談だとか、そして2年くらい前から一次産業、農業団体、漁業団体そして商工というようなことで、そしてそれぞれのやったあとで一堂に会して3団体との議会との懇談もした中で、やはりこういう場が必要だという若者が訴えているのです。自分達がなかなかそういうものを「集まってみんなで相談しよう、協議しよう」といっても、「誰がそうしたら音頭を取るんだ」ということになってしまうのですよ。ですから、そこをそういう部分に対して行政が少し手を差し伸べて、そういうグループとの懇談・協議の中で、別に委員会を作らなきゃないということではなく、そういう場からいろんな声を吸い上げるということが大事だろうというふうに思うのですよね。昨年は、本日傍聴にいらしているリロナイ学園の皆さんとも議会として懇談をそういう場を設けました。そして、ことしは町内のまちおこしグループの組織「BOF」との意見交換等も行う予定でもありますし、議会は議会の立場でそういう懇談だとかあれします。やっぱり、毎年やっている町政懇談会も大切だと思うのです。ただやっぱり、地域の集まるそういう要因等も考えますとやっぱり町政懇談会ではなく、やっぱり何と言うか思い切った何かを変えていかないとそれに飛びつかないという部分があるのではないのかなとふうに思うのですよね。ですから、町政懇談会ではなく、例えば「出前町長室」というようなことで、町長・副町長くらいで地域に出向いていろんなやっぱり車座でいろんな意見を吸収するだとか、そういうことが大事ではないかなというふうに思っているところであります。それで、当初まちづくり委員会等がいま町長が先ほど答えたわけですけれど、当初のまちづくり委員会といまのまちづくり委員会では若干思惑が違うのかなというふうに思っています。私の認識している部分であれば、当初のまちづくり委員会というのは町長の政策提言を束ねるというかそういうものを積み上げるどちらかと言えば委員会という、そこに振興計画も関わってきたわけですけれど、いまの委員会の構成はどうでしょう。公募2名、あとは各団体からの推薦で成り立っている委員会であります。そういうことからすれば、私の言いたい町民の声という部分については、十分に反映されるのだろうかというそういう心配があるわけでありますから、この委員会を別にたくさん作ってほしということではなく、そういう高齢者を含めた若手とのそういう場づくりをどこかできっかけづくりをすべきだというふうに考えますので、その辺について再度町長の見解を求めます。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

それでは、まず後段のまちづくり委員会につきまして、当初の委員会と現在の委員会での違いについてのお尋ねでございますが、これは時代の流れによりまして委員会の性格も変わってくる。その時々の状況に合わせて、より良い委員会を構成していくというのが理でございますので、これはこのような形で現在行われております。また、構成の内容でご指摘がございましたが、公募が少ないからこの委員会が良くないとか、各団体からの参加が少ないから良くないとか、こういったことは馴染まないかと思います。それぞれ、委員の皆様はご自身の政策をしっかりと委員会の中で発言をされ、それを私どもも真摯に受け止めているということでございます。次に、議員のお尋ねにあります住民の皆様方のご意見に耳を傾けていくことの大切さ、これは私も同感でございまして、このためには様々な手法があるかと思います。議員のお話しされている、こちらから出向いて行くことも必要でしょうし、またこれまで話し合いをしたことのない団体の皆さんとの意見交換も大事かと思います。まちづくり委員会では、大局的な町の施策等について議論をしていただいております。そしてまた、町政懇談会では地域の課題を町内会あるいは地域単位でそれぞれの町内会の会長さんがまとめてくださって、それでの意見交換をしていると。また、昨日は大川神社の例大祭がございましてそちらのほうに伺ってまいったわけでございますが、その直会の席で現在江差線の廃止に伴うバス転換という、まさに地域の皆様が直接必要とする、そして来年の5月という時期も迫っているということで、短い時間ではありましたが皆さん方の熱いを伺い、これを我々どもも施策に反映をしていかなければならないといういふうにも感じました。様々な場面で住民の皆様の声を聞くことが必要であるということは一緒でございます。また、議会の取り組みの中でも数年前から大変油濃い、密度の濃い懇談会を設けられておりますので、また議会の皆様が伺ったことも一緒にまた教えていただいてともに政策を考えると、こういったことも大事でございますので、今後とも議員のご指摘のように努めてまいりたいと考えております。

議員の質問 6番 竹田努

町長からの答弁で、これ以上の部分は出てこないのかなというふうに思います。ただやっぱり、強調したいのは若い人とのそういう一つの声を吸い上げるというか聞くそういう場、あるいは本当に高齢者の立場になった、例えば冬の問題、除雪の問題等についても直接生の声を聞くような、そういう場作りをしていただきたいということを申し上げてこれで私の一般質問を終えたいと思います。どうもありがとうございました。

出典:木古内町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月9日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる