みんなの議会

木古内町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月6日

企業誘致について

聞いた人
竹田努 議員
答えた人
町長 大森伊佐緒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 竹田努

3番目の質問に入ります。企業誘致についてであります。一昨年の9月定例会で、木古内町企業誘致振興促進条例を最高5,000万円の補助を含め、町内業者も対象になるよう大幅に改正をしたところであります。企業誘致は、我が町にとって最大の事業となることから、議会としても真摯に議論をしなければならないと思っているところであります。このことは、前段の総務・経済常任委員会の委員長報告でもあったところと同様であります。そこで、現在までに企業誘致関係の話題が2件、出てまいっています。1件は町内のホテル建設と、もう1件は東京江戸川区からの福祉施設誘致であります。私は、この後段の福祉施設の福祉の町として、福祉に関わる誘致をすべきだ。このことは、何回も訴えてきたところであります。これは、逆にホテル建設より人口減少対策、移住定住対策につながる施策だと思っているからであります。そのことも若干糸口、可能性が出てきたのかなというふうに思っているところでありまして、大いにこのことは期待をいたしているところであります。町内のホテル建設については、議会としてどのように扱うのか、協議の結果、総務・経済常任委員会で議論をしようとこういうふうになったのであります。その後、宿泊営業者等から建設反対の陳情が議会議長に出され、2月16日の開催の第7回総務・経済常任委員会で副町長のほうより、今日までの経過の説明がありました。今日までの経過というのは、反対陳情があったという一つの内容であります。私は、議員として何をどうすればいいのか、非常に困惑している状況であります。また、この陳情行動に加えて、建設反対署名運動までに発展をし、町を二分する運動になることを危惧しているところであります。20数年前に小学校建設用地問題で、同様の反対運動が起こり、町を二分する運動となり、裁判闘争までに発展しました。その時のしこりが長く続いて非常に困った思いをしている、そのことがいま脳裏をかすめ、町長、町民を二分するようなことだけは、何としてもやはり避けたいと思っているところであります。そのことから2点、町長の考えを伺いします。1点は、前段言いました福祉施設誘致について、具体的な構想があるのかどうなのかという部分について。もう1点は、ホテル建設に伴うこの住民運動を町長はどう考えているかということであります。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

企業誘致についてのお尋ねでございますが、はじめに福祉施設の誘致につきましては、町では北海道町村会と東京23区との地域間連携により、平成27年度から渡島管内9町が連携している江戸川区との交流を行っております。江戸川区では、平成29年4月現在、特別養護老人ホームの入所待機者が約800人と伺っておりましたので、本年1月に江戸川区長を訪問し、当町の土地を活用して、江戸川区民の方々が入所される特別養護老人ホームの整備について、提案をさせていただきました。もっと前に言いますと、昨年から頭出しはしていたのですが、正式な申し入れをさせていただきました。江戸川区長からは、区内で特別養護老人ホームを運営している社会福祉法人に提案をし、意向を調査するとの回答をいただいたところではありますが、距離などの問題についても言及されておりました。今後も引き続き、福祉施設誘致の実現に向けて、江戸川区との連携を強化してまいりたいと考えております。次に、ホテル建設に伴う住民運動につきましては、まず当町では、企業誘致は現在、喫緊の課題であります人口減少対策の一つと認識をしております。当町が将来にわたって発展するために、行政と議会が議論を重ね、これまでに木古内町企業振興促進条例の改正や企業誘致用の土地の取得などの取り組みを進めてまいりました。したがいまして、このたびのホテル建設計画が実現することは、長年にわたり取り組んできた企業誘致活動の成果と認識しております。今後、木古内町企業振興促進条例に基づく申請がなされた場合には、当該申請が条例の申請要件に合致するかなどを審査することとしております。このホテル建設計画につきましては、ホテル建設関係者に建設の意思・建設等の確認をしておりますが、その後、今日までに正式な申し出がありませんので、今後、ホテル建設にかかる詳細につきましては、把握次第その都度議会に説明させていただくことにしております。私は、このたびのホテル建設計画の実現により、新たな客層の誘客につながることはもとより、当町を宿泊地とする人がこれまで以上に増加することで、飲食店をはじめとする、町内の経済活動に大きく貢献をし、町全体の振興・発展につながるものと考え、ぜひ木古内町を選んでいただきたいと強く願っているところでございます。お尋ねの住民運動につきましては、それぞれ個人の考えに基づいた行動でありますので、そのことにコメントできる立場にはありませんが、地元の宿泊事業者の方々もこれを機にともに発展できるよう、地元企業を応援する取り組みを進めてまいります。以上でございます。

議員の質問 4番 竹田努

町長、1点目の福祉施設の誘致、これはやはり私はぜひとも実現するように努力、あとは我が町として何を条件整備ができるのかという部分をいち早くやはり議論してもらいたいとこう思っています。ホテル建設、町長の考えはわかりました。確かに、ホテル建設によって木古内町に宿泊を求めるかたが、ホテルができれば増えるかもしれません。だから、この騒動と言いますか反対運動、これは個人の行動だから町長、私は知らないというふうになりますか。私はやはり前段、20数年前の小学校用地問題、そのころは大森町長はいないからよくわからないと思いますけれども、職員だって大変な目に遭ったのですよ。お前は反対か、賛成なのかとかとすごいそういう辛い思いを二度とさせるべきではないということから、やはりホテルの良さなりあれはわかる。だから、それを既存のいま商売・営業をしているかたへ、「これこれこうだから心配ないよ」と、「あなた達の営業が困ったらどうしますよ」とかと。何とか協議と言いますか折衷案みたいなものを出して、やはり何としてもこの騒動と言いますか、この紛争を終結しなければだめだと思う。町長は、先ほど執行方針の中で町長の思い、執行方針の基本姿勢もとっていますよね。思いやりや温もりのある町政、誠実な心を持った町政、広く町民の声を聞く町政、公正で透明性のある町政をやはり目指すのだと。この運動の中で、その良いまちづくりができますかということを私は言いたいのですよね。ですから、このことにまだ先ほどの町長の答弁からしますと、まだ相手から具体的な正式な部分が出ていないということですから、議会の議論とすればこれからなのかなというふうに思っています。何としてもやはりこの住民運動を何とかやはり終息しなければ、このまま見切り発車とちょっと言い方あれですけれども、このままスタートするというわけには議会としてもいかないと思うのですよね。最終的には、それぞれ議員の皆さんが最終的に判断をすることになるでしょうけれども、私はやはりかなりこのことが議会としても、あの議員は反対だ、このかたが賛成だとかそういう指を指されるようなことは町長、止めなければだめだと思うのですよね。議員だって我々町民の代表として、まだ建設を推進するほうのかたからの話というのは聞いたことがありませんけれども、反対の声だけがどんどんどんどん入ってくるような状況なのですよね。だから、反対だということではないのですよ。私達は何も議員として賛成だ、反対だ、早くその部分を出してもらって、議会としていろんな協議をしましょうと。何かをクリアしなければないのであればそれも含めて、お互いに知恵を絞り合おうとこう思っているのですよ。ですから、まずは町長はこの住民運動を何とかやはり終息するような努力をしてもらって、もう一方では建設する資料を早く常任委員会等で議論をしようというふうになったわけですから、その辺を早く出して一番の良い方法を模索すべきだというふうに思います。その辺、この住民運動をもう一度町長の。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

二つに分けてお話をします。一つは、いま当町にホテル建設をという計画をされている方々、あるいは運営をするという方々、この皆さんとお会いして、木古内町にぜひ作って経営をしたいとこういう意思は確認しております。ただそのあと、特段の変化というのが現在、起きておりません。したがいまして、町で何かを見てそれを判断するという状況には至っていないのが、今日までの状況でございます。一方、町のほうにホテル建設に反対をするという要請書が届いております。この皆さんとお話をしました。皆さんが心配されているのは、いまいるホテルに来ているお客様。お客様が新しいところができることによって、自分のところから離れていくという心配をされております。その心配に対しては、新しいお客様を連れてくることによって、木古内がこれまで泊まる場所という認識があまり世間にはなかったものが、木古内町が泊まれる場所だということがわかると、温泉のあるホテルも選ばれるでしょうし、お食事の美味しいホテルも選ばれるでしょうし、とても金額がリーズナブルでそういう企業も選ばれるでしょうし、こういったところで木古内全体のホテル業者が潤うようなまちづくりを目指すのだとこのようにご説明をしたのですが、あくまでもいまいるお客様の取り合いで自分達は苦しむのだとこういうお話でございましたので、なかなか意見がすれ違いでなかったと。その皆様方が反対の行動でございましたので、私の思いも伝えましたし、また皆さん方からのご意見も伺いました。そういう中で、どうしても理解を示していただけなかったのがお会いした時のことでございます。ですから、私とすればもう一つ感情的なものを感じましたのは、いままで自分達は自分達のお金で、自分達のホテル経営をやってきたと。しかし、木古内の条例ではよそから来る人に、お金を出すというのか優遇措置を設けながら誘致をすると。そこが自分達と違いがあるということで、少しその点に感情的なものを覚えたところでございます。私とすれば、常に木古内の町がホテルも飲食店も一緒になって発展していくということを伝えております。

議員の質問 4番 竹田努

時間がなくなりましたので、町長の言うこともわかるような気もしますけれども、ただ、いま説明した新しいお客さんが来るから、いままで商売やっている人は大丈夫だというそういう保障はどこにもないでしょう。それは、また議会の協議の中でしたいと思います。1点だけ、町長、大至急答えてください。予算に5,000万円の企業誘致の予算計上がありますけれども、これはホテル建設なのかどうなのかということだけ、イエス・ノーだけ。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

違います。

議員の質問 4番 竹田努

以上で終わります。

出典:木古内町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月6日 議事録 PDF(47ページ) 間違いを知らせる