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八雲町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月10日

八雲町の将来の医療政策をどのように考えるか

聞いた人
関口正博 議員
答えた人
町長 岩村克詔、総合病院事務長 成田耕治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 関口正博

議長。関口。

議員の質問 2番 関口正博

まずはこのコロナ禍において、日々大変な思いで、大変な不安と緊張感の中で、医療に従事されているすべての方々に感謝の言葉を申し上げ、質問に入らせていただきます。八雲町の将来の医療政策をどのように考えるか、お伺いいたします。新型コロナ感染症の拡大を受け、あらためて地域の医療提供体制の現状と、これからの医療政策について今まで以上に再考すべきと考え、次のことについてお伺いさせていただきます。①八雲総合病院において、院内感染が発生した場合の対応は。②熊石国保病院建て替え事業を控え、感染症、災害を含め非常時を見据えた施設機能も必要ではないか。③今後に向けては、八雲総合病院と熊石国保病院の連携強化、地域包括システムのさらなる充実と多職種連携強化を含め八雲町の将来の医療政策について今まで以上に再考すべきではないか。以上の三点について、お伺いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長。町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは、関口議員のご質問に、お答えいたします。まず一点目のご質問ですが、八雲総合病院職員及び入院患者に、1名でも新型コロナウイルスに感染していることが確認された場合には、院内対策本部を設置し、町とともに連携を図りながら、感染拡大防止のための調査、対策を講じるとともに、関係機関への協力要請、院内ホームページ及び周知文を、玄関などに掲示するなど、情報発信に努めます。当面のあいだ、化学療法及び透析を除く通常の外来診療及び新規入院患者の受入、健康診断、救急患者の受入など、一時休止することとなります。なお、当院には通院中の再来患者様については、可能な限り、電話診察で対応させていただきます。感染拡大防止対策としては、早期に感染経路を調査し、疑いのある職員及び患者に対し、PCR 検査を実施するとともに、感染者が確認された病棟等を中心に、徹底した消毒を実施いたします。診療再開は、患者様への安全が確認された時点で、順次、通常診療を再開することといたします。次に、二点目のご質問に、お答えいたします。熊石国保病院については、現在、改築事業基本設計業務に取り掛かっているところであり、関口議員ご提案の、感染症、災害を含め非常時を見据えた施設機能については、整備方針を定めて、設計内容にその機能等を取り入れ、進めているところであります。感染症対策の具体的な整備方針としては、病棟では、一般病床の4人用病室2部屋を、他の病室との動線を遮断できる構造とし、さらに、病室内に独立した機械換気設備を導入することで、入院が必要な感染症患者の収容に対応してまいります。外来については、発熱外来専用の入り口を別に設けて、発熱患者用の待合室と診察室で対応してまいりますが、各種検査や診断に必要な医療機器、ならびに各部門の配置についても、院内感染防止の観点から、十分に考慮してまいります。次に、災害対策の整備方針についてであります。建物の構造性能については、耐震構造の採用で、安全性を確保しつつ、非常用発電設備と燃料の備蓄、給水設備と飲用及び医療用水の確保、非常時用食料の備蓄等、発災から概ね3日間は、病院機能を維持できるよう、整備方針を定めているところであります。建て替え後の新病院については、地域住民の皆様の安心と信頼につなげられるよう、地域医療の確保に努めてまいりたいと考えております。地域包括システムのさらなる充実のため、病院事業は、地域包括システムを担う重要な担い手であります。八雲総合病院は、急性期治療や二次救急を担う地域センター病院としての役割、熊石国保病院は、地域住民の健康を守る身近な医療機関として、双方がそれぞれの役割を発揮し、相互に連携することが重要であります。代表的な連携の例として、熊石国保病院が、熊石地域を中心とした医療を提供するに当たって、医師をはじめとした医療スタッフの確保が難しい点が挙げられますが、八雲総合病院から医師、薬剤師等を派遣することで、診療体制維持を支援しております。連携をさらに強化すべき点としては、熊石地域の急性期患者を、八雲総合病院での急性期治療につなぎ、一定の回復をもって熊石国保病院において療養するといった、病院間連携を図ってまいりたいと考えます。また、八雲総合病院では、回復期リハビリテーション病棟機能の充実を図っているほか、介護が必要な方への支援として、一定期間の入院を受け入れるレスパイト入院を導入するなど、医療提供体制の充実に向け、取り組みを進めておりますが、これら資源を熊石地域の住民の方々に利用いただくことも、連携強化になるものと考えております。八雲総合病院においても、医師をはじめとした医療スタッフの確保に苦慮しているところではありますが、人的支援を引き続き行いながら、検査や入院の受け入れなど、連携の充実に向け、取り組みを進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 2番 関口正博

議長。関口。

議員の質問 2番 関口正博

ありがとうございます。このコロナ禍の対応、非常に難しい部分もあると思いますけれども、この対応につきましてもこの後、横田議員のほうからも同様の重複するような質問が出てくると思いますので、私は重ならないような部分でちょっと質問させていただきたいなと思います。今の町長の言葉の中で、医療スタッフの相互の連携というものが図られているということでございますけれども、もし仮に八雲ではなく熊石国保病院において院内感染が発生した場合、医療スタッフ的にも人員的にも本当に大変なことになるのではないかと思うんですけれども、医師、医療スタッフ、看護師さんを含めてですね、そのような方々を派遣するような対応は協議されているのでしょうか。また、協議されていなければ、そのような対応は可能なのでしょうか。お伺いいたします。

町の答え 総合病院事務長 成田耕治(総合病院事務長は2021年9月まで)

議長。総合病院事務長。

町の答え 総合病院事務長 成田耕治(総合病院事務長は2021年9月まで)

今のご質問に関しましては、まだ熊石国保病院との協議はされてございません。最終的にはですね、そのような状況になりましたら、院内の対策本部を立ち上げまして、支援できるかどうかも含めてですね、検討させていただきたいというふうに考えてございます。以上です。

議員の質問 2番 関口正博

議長。関口。

議員の質問 2番 関口正博

ありがとうございます。熊石医療スタッフ、特にですね、感染者に直接対応する看護師の負担というものは非常に大きいものがあろうかと思いますし、限られたスタッフで多くの患者を見るということの大変さというものは、効率的な医療体制の構築というものに関しまして、非常に重要であるというふうに考えております。これは逆もまたありきでですね、八雲でそのような状態が発生してしまった場合に、熊石から看護師を派遣する。そういう相互の連携というんですかね、そういうものを今まで以上にもっともっと積極的にしていくことは必要じゃないかなと思いますし、本来であればこの町で二つの病院を持っていくということは、非常に不安な部分が多いわけでございますが、そういう点においては、二つの病院があるという大きなメリットに代わる可能性もあることであろうかなというふうに思っております。しっかり協議して進めていただきたいというふうに思います。あとコロナ関連でもう一つだけお伺いさせてください。報道等によりまして、このコロナ禍で医業収益が悪化している病院が多数出てきているということでございますが、八雲総合病院においてはどのような状況であるか教えていただきたいと思います。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長。町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

先ほどのですね、関口議員の質問は大変貴重なですね、いい意見だと思います。今本当に八雲総合病院また熊石病院、さらにですね、八雲の中にも病院がありますので、その辺としては町としてもしっかりとこれから考えて対策本部なり連携をですね、していかなければならないと改めて思いますので、大変八雲町としてもしっかりとやりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。また今の医療収入でありますけれども、現状のところですね、まだ把握はしておりませんけれども、概ねですね、国からの支援がですね、かなり大きなものがですね、今来ておりますので、それを踏まえると昨年のようなことの事態にならないと踏んでいますので、ただこれからまだまだ 12 月、1月、2月、3月とありますけども、去年の状態になるような病院の経営が悪化するということは想定していないということでご理解いただければなと。また、この経営状況につきましても、常任委員会等々にまた逐次ですね、●●しながらご理解いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 2番 関口正博

議長。関口。

議員の質問 2番 関口正博

思ったよりも悪化していないという報告でございますけれども、今回のコロナウイルスは、人々の生活のスタイルが変わったという部分においては、このインフルエンザがあまり流行してこないという現実も踏まえて、また、やはり旅行だとかスポーツも含めてなんでしょうけれども、外に出る機会をなるべく控えているということで、怪我が少なくなっているという状況もあるようでございます。また、人間ドックなんかもそうなんですよね。受ける方が少なくなっている、そういうことではその後治療をはじめられる方も少なくなっているということもお伺いしておりますし、この状況が続く可能性もあろうかと思いますけれども、当然国からの保障というのもこれからいろいろ病院関係に関しては出てくるかなというふうに思われます。その中で、なんとかですね、八雲総合病院の経営という部分に関して、このコロナ禍対応で今はちょっとひと段落というかたちになるのかもしれませんけれども、引き続き注意深く見守っていただきたいと思いますし、私どももそういうふうにして行きたいと思っております。それではちょっと二番に関しまして、施設整備のほうにつきまして、再質問させていただきます。熊石国保病院の建替えに関しましては、私自身は将来世代の負担というものを考えたときには、人口減少を踏まえて相応の規模で建て替えるべきであるし、用途変更に対応できるように、建替えるべきとの考えに変わりはございません。しかしながらこのコロナ以前と以降では、施設の在り方、施設整備の考え方も変わっていくものと考えられています。まさに今熊石国保病院の建て替えに伴う基本設計業務が進んでいるところでございますけれども、先ほどの町長の説明の中で、そのような機能を備えているということで、これもまた熊石の方々の安心・安全というものを考えたときには、非常にいいことであるかなというふうには思っております。スタッフが安心して働くことができる、また、町民の方々が安心して通うことができる病院であるということは、非常に重要なことであると思っております。その一方で八雲総合病院、国の補助において発熱病床であるだとか、5年前にグランドオープンした建物であるわけではございますけれども、動線の確保、その他非常に大変な思いで、スタッフの方々も苦労しながら対応しているものであろうというふうに思っております。今後ですね、この現在は外にプレハブを置いた状態で発熱病棟等で対応しているわけでございますが、なかなか動線を変えるということは難しい。しかしながら、せめて入り口の部分の改修であるだとか、今、非常に財政的にも総合病院は厳しい状況であるとは思うんですけれども、そういうことを踏まえた改修の見込みはあるのかどうかちょっとお伺いさせてください。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長。町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

関口委員ですね、大変貴重ないい意見をいただいたなと思っております。大変、今おっしゃっているとおりですね、総合病院の発熱外来の入り口等との動線というのは、我々としても院長先生とも話をしておりますけれども、大変今、苦労しているということで、今のところ財政とかいろいろなことを考えて、別な入口というのはちょっと考えてなかったんでありますけれども、関口議員さんからそういう話がありますので、これからまた国の支援、道の支援を睨みながらですね、考えてみたい、検討してみたいと思います。本当に看護師さん並びにですね、大変な思いでやっているというのは●●ありますので、本当に同じ思いであります。ただ、財政もありますので、これから深く検討していきたいと思います。さらにですね、先ほど熊石国保病院、先ほど一回目の答弁であったとおりですね、私はやはり将来は一つの医療機関、熊石も八雲総合病院も一つの医療機関ということで連携はしていかなければならないというのは、関口議員と同じ思いであります。さらにですね、今、熊石国保病院の改築を今計画設計をしていますけども、やはり八雲に足りないのはですね、療養型が足りないということで、どうもその急性期で見る、またですね、何か月とか何日とか、いろんな急性期がありますので、やはり療養型に移行するということで、八雲の人たちもですね、洞爺とかまた檜山のほうのロイヤル病院に療養型で結構行ってるということも聞いておりますので、その辺についてはこれから両病院で連携をしていくと。まだまだなかなか八雲町が合併して 15 年でこの病院もこのお医者様たちもなかなかこれから医療スタッフの相互の、役場と総合支所とですね、職員が関係を持っていく、さらに移動していくということをお互いにもう少し時間を持ちながらですね、一つになれるように院長先生並びに医療スタッフと協議をしながら進めたいなと。ただいっぺんにやるとちょっとハレーションがありますので、その辺はじっくりと進めてみたいと思いますので、関口議員さん、また議員の皆さんもですね、ご指導いただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 2番 関口正博

議長。関口。

議員の質問 2番 関口正博

いろいろ医療連携という部分ですね、これは随分、先輩議員のほうからもあらゆる場面で、申し上げてこられたことであろうかと思います。町長の言葉からは、これから積極的に進めて行くんだという思いを語られていましたので、それは本当に素晴らしいことだなと思いますし、私自身は本当に町長であれば八雲総合病院の経営すらいいほうに持っていけるのかなと思っておりますので、どうかですね、産業のほうももちろん大事なんですけれども、医療のほうにも目いっぱい力を入れてやっていただきたいなと思っております。その医療連携という部分に関して、もう一点だけご質問させてください。先般ですね、コンサルでございます小林さんのほうと協議させていただく時間を取ることができました。その中の資料において地域における救急出動件数等の状況という部分の説明がありました。現状はですね、医療圏においてもなかなか救急対応というものが八雲のほうにに来ないということで、ここを何とかしたいんだという部分の説明がございました。今回このコロナ禍ということで感染症病床を持つ、この八雲総合病院に対する地域圏域内皆様のですね、期待というものは非常に大きいものがあろうと思います。まずは熊石との連携を強固に進めて行くということが大前提でございますけれども、今この地域医療構想を含めまして、その理事長を町長をやっているということなんでしょうか。圏域のなんかをやってるんですよね。どうかですね、こういう部分からなんとか熊石との医療連携を確固して、せたな、また北檜山、今金、長万部も含めて救急車がですね、なんとか八雲総合病院に入っていくような状態になっていけばいいなと思っております。しかしこれ10%に満たないという数字なんですよね。医療圏それぞれの病院の救急出動の車が救急車が八雲に入ってくる数というのは。これどのような経緯でこのようになったかちょっと教えていただいてもよろしいでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長。町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

関口委員ですね、この大変救急患者の受け入れというのは、本当に苦慮しているというのが実態で、内科医師が足りない、出張医で対応しているということがですね、大変、今その本当にコンサルさんを入れてですね、各部門部門の収支を今出しています。そうするとこの救急にかかる経費というのは莫大な経費がかかると。この医療というのは大変難しくて、医療報酬が上がると同時にですね、赤字も増えていくようなそういう部分もありますので、その辺もですね、この病院の経営、運営、財政を見ながらですね、やっていかなければならないだろうと思っております。やはりこの今の八雲総合病院の一般的に言いますと、やはり出張医で対応できるというのが一番財政に影響を受けている。救急の受け入れ態勢もそのとおりであります。今ここにきてですね、病院長先生並びに事務長も頑張りながらですね、内科の医師がですね、まだ本当に来てみないと我々もなかなか来るといっても来なかったという例がたくさんありますけれども、今のところ少しの人数が確保できそうなところまでいっていますので、この1月、また来年の4月ということで数名来る予定でありますので、その辺についてはやっぱり内科の医師を常勤の医師を確保しながら救急体制並びに医療体制を充実したいと。今の救急の受け入れが少ないのはですね、出張医に頼っているということは大きな原因だろうと思っておりますので、これから我々も細部を見ながら病院のスタッフ、院長先生と協議してまいりたいと。そういう思いでありますので、よろしくお願いいたします。

町の答え 総合病院事務長 成田耕治(総合病院事務長は2021年9月まで)

議長。総合病院事務長。

町の答え 総合病院事務長 成田耕治(総合病院事務長は2021年9月まで)

救急患者の受け入れに関しましては、そもそも北渡島・檜山医療圏の中で救急患者の受け入れに関して、申し合わせをしております。それでほかの圏域であれば直接自分の希望した病院、救急隊が函館のほうに搬送するだとかの裁量があるんですけれども、この医療圏に関しましては、一時的にまず自院のほうに救急搬送しますと。それでその病院でどうしても対応できない場合に関しては、八雲のほうに搬送するというようなルールを確立しておりまして、そのルールをですね、ずっとうちの医療圏に関しましては対応しているもんですから、実際、長万部、せたな、今金を含めまして、受け入れる体制は 10%ほどとなります。さらに3年前から町長が申し上げましたように、内科の医師が確保できず、総合的な対応ができないということもありましてですね、うちの病院のほうから各医療機関のほうに、施設も含めてですね、入院するような患者様に関しましては、直接函館の医療圏のほうに搬送してほしいという要請もしておりますし、また、3、4年前にドクターヘリが運行しましてですね、年間やっぱり 100 件以上の重症者に関しましては直接函館のほうに搬送ということもありましてですね、全体的な数字に関しましては少なくなっているというような状況でございます。

議員の質問 2番 関口正博

議長。関口。

議員の質問 2番 関口正博

ありがとうございます。アドバイザリーの提言という部分もありましてですね、この部分も進めていただければいいなと思っております。せっかくですね、今、様々な報道で医療というのはかつてないほど注目を集めている状態でありますけれども、八雲総合病院もこの医療圏において、大変な重責を担って医療に当たっている。本当にそれが報われてほしいなと思いますし、そのためには私どもも一生懸命この件に関しても病院というのは面倒なことであるんですけれども、学んでいきたいなというふうにも思っております。これからもまたいろいろなことを勉強しながらですね、相談させていただければなと思いますし、町長におかれましては、今後、医療圏、総合病院の経営に対してですね、しっかりとサポートしていただきたいなと。今やってないということではないですよ。今まで以上にもっともっとということで。そこをよろしくお願い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:八雲町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月10日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる