みんなの議会

森町議会 令和6年第1回 12月会議 2024年12月10日

女性特有のがんにおける対策強化を

聞いた人
斉藤優香 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 斉藤優香

通告に従いまして、質問させていただきます。女性特有のがんにおける対策強化を。女性がかかるがんの中で最も多いのが乳がん、子宮がんです。現在若年化も進んでおり、この40年で約7倍に増加しております。また、早期発見、早期治療で大切な命を守ることができるため、国は2年に1度の検診を推奨しております。アメリカ、イギリスなどでは8割の人が検診を受けているので、死亡率も低下しているのに対し、日本での受診率は4割程度にとどまっております。森町は3割を切っておりますので、さらなる啓発活動が必要です。現在2年に1度の検診を一部の検査を除き無料と手厚いのですが、その年を逃すと3年空いてしまいます。前年受けられなかった方への助成と、がんになった方への心理的及び経済的負担を軽減し、療養生活の質の向上を図るために医療用ウイッグ、胸部補整具の購入費用の助成が必要であると考えます。町長の所見をお伺いします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。女性特有のがんは、無症状のうちや定期的に検診を受診することで早期発見につながり、適切な治療によって治癒の確率も高くなります。町では乳がん、子宮がん検診を無料化し、函館市内の医療機関での個別検診及び毎年9月頃町内で実施しているレディース検診に合わせて実施しております。受診率向上のための取組としてはクーポン券や勧奨はがきを送付しておりますが、まだまだ低い状況でございます。さて、前年度受けられなかった方への助成については、検診実施機関との契約内容、受診した方の結果の管理等クリアしなければならない課題もございますが、実施に向け検討してまいります。医療用ウイッグ及び胸部補整具の助成につきましては、近年助成する自治体も増加しており、渡島管内では函館市が実施しております。外見へのケアは精神的、経済的負担を軽減し、療養生活や社会参加を促進する上で大切なことと考えており、既に取り組んでいる自治体の事業内容や利用状況などを参考に、来年度実施に向けて検討していきたいと考えております。以上です。

議員の再質問 7番 斉藤優香

実施に向けて検討してくださるということで、女性として大変心強いと思います。本当に女性特有のがんは早期発見することによって生存率が格段に上がります。先日の11月に行われた議会カフェにも女性特有の検診を本当は毎年行ってほしいのだという声も寄せられております。これに関しても、女性特有の検診は経済的負担が結構かかります。自身で受けるとなると1つが1万円から2万円かかってしまう。それのほかに、森町で無料で受けれるのですけれども、それはある一定の検査で、それプラス自費がかかってしまうような検査なのですけれども、もしも毎年検診に助成していただけるのであればその一部、本人負担があってもいいと私は思うのです。それよりもやはり検診に足を向けてもらうということが大切ではないかなって思います。検診を受けられなかった方も対象に、少なくとも札幌や音更町など本年度対象ではなくても前年度に検診を受けられなかった方も対象にしておりますので、ぜひとも森町で取り組んでほしいです。そして、女性特有の検診には精神的、肉体的な苦痛が多いのです。それが受けられない方の最大の理由であるのではないかと思います。最近は乳がんに関しましては唾液検査でも発見ができるようになってきておりますので、そういうことも導入も検討していただきたいなと思いますので、再度町長の所見をお伺いします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。担当課と検診については、女性特有のがんに限らず、やはりこの受診率、検診に関しては全般的に受診率が低いというのは本当に、この間担当課ともお話しさせていただいておりますし、議員の皆様からもご指摘というか、提案というか、していただいている現状がございます。2年に1度の検診を活用して、当然受診勧奨のはがきですとか、そういったクーポンの配付というものも行っている中ではあるのですけれども、議会カフェに来られた方がどういう状況だったかというのは承知しないのですけれども、本当に今年受けれなくて、どうしても都合が悪く受けれなくて、来年度なら受けれるという方に関しては、やはり柔軟に、時期を選ばずというところは非常に有効的なのかなって思います。しかしながら、一方現状として年末の駆け込み需要というものもある程度ありまして、単純に忘れていたとか、そういったものは何とか町民の皆さんにはご理解いただいて、1年間であればどこの都合でも受診できるというところもありますので、そういったところをしっかりと周知していくというところも行政としては頑張らなければならない一方、やはりそういった受診に対して積極的に出向いていただきたいという意識の向上というか、そういったところを何とぞ町民の皆様にもひとつお願いしたいなというところもございます。あわせまして、今回いただいたご質問の答弁になりますけれども、女性特有のがんというところをしっかり捉え、これはそれだけではなく、受診勧奨というものは総合的に高めるために様々なことを検討して、私たちも努力して頑張っていきたいなと思います。以上です。

議員の再々質問 7番 斉藤優香

それでは、医療用ウイッグ、胸部補整具のお話になりますけれども、先ほど予算化して取り組んでいただけるという答弁いただいたのですけれども、今回私も調べていくうちにアピアランスケアという言葉を知りました。これは、がん治療によって外見が変化した患者さんの医学的、整容的、心理社会的支援を用いて外見の変化を補完し、外見の変化に起因するがん患者さんの苦痛を軽減するケアのことです。これをこういうアピアランスケアとして取り組んでいるのが北海道では札幌、旭川、函館、伊達、そして音更町、芽室町に助成金制度があります。もちろん医療用ウイッグと胸部補整具もこの中に入るのですけれども、相対的なそういうケアということでぜひ森町も取り組んでいただきたいなと思います。最近新聞報道されましたある市長さんは、患者の悩みに気づかなかったことに悔しさや申し訳なさを感じた。やる以上はしっかりと取り組むと述べられております。思いやりのあるまちづくりを目指す森町も、そういう意味でトータルケアとしてそういう患者さんに寄り添うような窓口なりなんなりをつくっていただきたいなと思いますが、再度町長の所見をお伺いします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。議員お話のアピアランスケアという、対象の患者様がどういった内的といいますか、精神的なケアを求められているのかということをしっかりと聞く体制というのは私も担当課、病院含め大事なのかなと思います。具体的に窓口をどこという話はこの場ではちょっと差し控えるというか、これから検討させていただきたいのですけれども、行政の姿勢として非常に大切な要素なのかなって思いますので、その辺は考慮させていただきたいなと思います。先ほどちょっと答弁漏れていたのですけれども、検診に対して苦痛に思われている検診方法に関しても、これもどういった意見の聞き方がいいのかというところもありますけれども、いろいろと検診方法がある中で、多分アピアランスケアというところの要素にも一つ関係あるのかなって思いますので、何かしらの機会にそういったお話を聞かせていただきながら、係る費用の話等々、体制、契約等々もあるのですけれども、これもまた1つ考慮の中に入れて検討させていただきたいなと思います。以上です。

出典:森町議会 令和6年第1回 12月会議 2024年12月10日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる