八雲町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月10日
八雲町のごみ処理はこのままでいいのか
- 聞いた人
- 三澤公雄 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 三澤公雄
議長。三澤。
議員の質問 9番 三澤公雄
まず一問目、八雲町のごみ処理はこのままでいいのか。平成 15 年から 13 市町で始めた、渡島広域でのごみ処理クリーン渡島は、広域処理が可能な規模で整備し、平成 29 年には建設費の償還を終えました。しかし、長寿命化と Co2 排出量削減を目的とした設備更新のため、平成 30 年に再投資をしています。これの償還終了年は令和 14 年となっています。今、岩村町政は持続可能なまちづくりを標榜しています。そうであるならば、自前でゴミを処理できる焼却施設を持ち、その雇用も焼却時の熱エネルギーも有効に活用することを目指すべきではないでしょうか。また、仕組みの作り方に工夫をすれば、施設の固定資産税や法人税などの税収増も期待ができると思います。漠然と償還が終えるのを持つのではなく、次を睨み、持続可能で次世代にもアピールできる施策を選択してほしいのですが、町長の見解を伺います。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長。町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
それでは三澤議員の、一つ目のご質問に、お答えいたします。八雲町のごみ処理は、八雲地域は、可燃ごみが北斗市にあるクリーン渡島、不燃ごみと資源ごみは町のリサイクルセンターで処理しております。熊石地域は、可燃ごみ・不燃ごみとも、江差町にある南部桧山衛生処理組合で処理しています。八雲地域の可燃ごみを処理しているクリーン渡島は、平成9年1月に、国がごみ処理に係るダイオキシン類発生防止等ガイドラインを策定し、ごみ焼却場からダイオキシンを出さないための対策として、ごみ処理広域化による大型焼却炉での連続運転を示しました。これを受け、北海道では、同年 12 月にごみ処理広域化計画を策定し、渡島ブロックが設立されたことから、平成 12 年9月に渡島廃棄物処理広域連合が設立され、平成 15 年4月から供用開始されております。八雲地域で収集された可燃ごみは、長万部町豊津にあるリレーポート山越へ集積し、そこから北斗市にあるクリーン渡島まで運び、処理をされております。また、クリーン渡島は、平成 30 年度から令和2年度までの3か年で、国の循環型社会形成推進交付金の交付対象事業である基幹的設備改良事業を活用し、令和 14 年度まで施設の延命化を図っているところです。三澤議員から、自前でのゴミ処理できる焼却施設を持ち、新たな雇用と、焼却時の熱エネルギーの有効活用などの提案でありますが、近年は、小規模でもダイオキシンを発生しない焼却炉の開発も進んでいるようです。町が単独で施設整備することとなれば、国の基準にあったものとなるもので、私も、新しい施設を整備するとなれば、三澤議員ご指摘のとおり、焼却時の熱エネルギーの活用検討や、今まで焼却処理していたものを、さらなるリサイクルの推進も検討することが必要と考えております。しかしながら、クリーン渡島の延命化が今年度完成、来年度から正式に運用がスタートします。今すぐに、町単独で焼却施設を建設することは難しく、今後、調査を進め、より良い方向を検討したいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 9番 三澤公雄
議長。三澤。
議員の質問 9番 三澤公雄
返事はどっちなのかと、戦々恐々しながら聞いていました。考えられるんだけども、今すぐではないというお考えです。確かに令和 14 年までこの償還が控えてるんですけども、前回の投資、平成 24 年に投資が終わるというものは、私が議員になったのが、平成 17 年、合併のときで岩村町長も同期で入られましたけども、まだまだ先だなと思ったことが気が付いたら終わるときまで議員でいたということを考えるとですね、本当に責任はしっかり考えなければいけないなと思っています。だから今回の投資もですね、広域でゴミを処理するということは非常に、そのときの判断としては正しかったのでしょう。ただ、技術革新も進んでると町長も理解してるところなんですけどもね、じゃあ14 年までに何もしないで行くのかというのは、これは前回の轍をまた踏むことになるわけですから、今からしっかり計画を作って、それで 14 年度の支払をもって円満に、お仲間から抜けますよというのが宣言して進めることは、僕は紳士的だと思うんですよ。それでその過程におきましてですね、そうすると今までクリーン渡島の付き合いの中で豊津までごみを運んでたという関係がありますから、近隣の同じ北部では長万部だとか、またはもしかしたら森だとかもその流れの中に乗っていってですね、八雲がある程度ごみの焼却炉の計画をして、あと人口減もありますから、ごみの排出は減っていくということを考えると、本当に小型炉でも2町、3町でもできるであろうと推測されますし、なおかつですね、クリーン渡島というのは非常にもったいないんですよ。当時の日本の政策としてダイオキシンの対策を最優先をしたために、これはもう町長ご存じだと思うんですけれども、大型炉で一日中、年中回していくという関係にしたために、今統計を取ると不思議なことが起こっています。日本中にあるごみの焼却炉の能力が、フル稼働していない。みな余力を残している。もっともっとごみが燃やせるのにごみがないという。それはやっぱり政策的に半分補助が出るということで、広域ごみ処理を日本全国で進めるという、これはある意味ではこういった企業支援もあるのかなと思いますけれども、その結果、日本全体で非常にもったいないことをしているというのが、世界的にもいろんな場面で指摘されている。特にSDGsということが考えられている中で、日本は何故そういう無駄なことをしているんだろうか。結局燃やすだけで近隣にプールを作ったりしているところもいくつかありますけども、有効利用していないし、発電もあまりされてないという意味で、非常に奇妙なごみの処理の仕方を日本国中でしているということは、認識すべきだと思います。だから、改めて言いますけども、14 年まで無策で待つのではなくて、しかるべき時期に計画を作り、15 年度からは自前で処理できるということが当然考えるべきだと思うんですけれども、そのところ改めて町長のお考えをお伺いいたします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長。町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
三澤議員おっしゃってるとおりですね、私も今の広域化に運んでるということはですね、エネルギーの消費からいうと、わざわざ八雲町内のごみをですね、豊津まで運んで、それを新たに北斗市まで持っていくといったら、大変ですね、このエネルギーを使っているということで、大変私も危惧しています。それでこの令和 14 年でありますけれども、これは各町ですね、各自でやりましょうということで、流れは今決まっています。それで西部4町、木古内からですね、松前までは自分たちでなんとかしましょうという動きがあります。ただ北斗市とか七飯とかまでは動きがありませんけども、八雲町としてもこのごみ処理についてはですね、必ず焼却するものはなるべく少なくしたほうがいいだろうということで研究もはじめていますし、さらに今一番これから増えるだろうというごみがですね、紙おむつだろうということも認識しながらその処理についてもいろんな方からそのいろんな情報をいただいておりますので、研究を今深めています。さらに三澤議員おっしゃってるとおりですね、もし燃やすのであれば、熱をきちんと利用していく。それともう一つはですね、やはり我々としたら山崎のこの煙突、この処理場の処理についても、大変今ダイオキシンのこういうものの処理費は、大変年々上がっているようで、昔よりはですね、1.5 倍とか2倍もするような処理費になっていくような、そんな雰囲気もありますので、山崎のごみ処理場の解体、さらにその費用、そして 14 年度までに八雲町がそのクリーン渡島に負担する維持費等々と、今どんなかたちでいけるのか、さらにその今補助金を国から申請して今、クリーン渡島が進んでいますから、こっちでまた焼却場を作るときに、国から別の補助があるのか、さらにそれは無理なのか、さらに起債が使えるか、本当にですね、三澤議員がおっしゃっている研究が始まったばかりでありますので、これは常時これから常任委員会とも議論をしながらですね、私は令和 14 年待たないでやりたいということで考えています。今年も環境水道課とですね、ある施設に視察に行くように、ただ今コロナの影響がありますので、なかなかいけませんけども、この視察も含めてなるべく早めにやりたいと思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 9番 三澤公雄
議長。三澤。
議員の質問 9番 三澤公雄
早めにやりたいという言葉は非常に心強く思っています。またそのタイミングに議会から発信できたという意味で、議会も一緒に考えていくスタートが切れたという意味で良かったなと思っています。確かに今の現状のごみ処理、いろんな課題を抱えています。紙おむつの問題、これも問題提起しようと思いましたけども、事前に分かっていましたので、本当に燃えるごみを精査していくと、いま燃やしているゴミがもっともっと減るんですよね。それで有効活用できる。それでもう一つ紙おむつは重大の問題ですけども、今燃やしているごみの中に相当数生ごみがあるんですよね。事業系ということで八雲でも集めてますけども、やはり出すためにいろんな手間がかかるという意味で、今僕らの生活になくてはならないものになっている、コンビニさんのいわゆる食料品のごみはみんな燃やすごみなんですよね、やはりそれなんかの分別も難しいという話。そうでしょう、人手不足ですから。でもそのこともちゃんと事業化を組めばですね、内地ではいくつか食品残渣だけでバイオガス発電をやってるところがあるんですよ。だからそういう意味ではごみの量によりますけれども、八雲、一方では畜産系のバイオマス構想ということで、中小規模のバイオガスを進めようという話を農林課のほうでやっていますけども、その流れに沿うかたちで食品系の残渣だけで、例えば電気を作れるよということになれば、僕みたいな不真面目な町民でもですね、すみません、本当にごみの問題を扱うのにね、僕本当に不真面目で、かみさんに怒られてばかりで、そっちじゃないでしょうと毎日のように言われるだらしない人間が、今度ごみの質問をするというので非常に笑われてるんですけどもね、そんな人間もモチベーションを持つためにはですね、このごみの出し方が資源になる、またエネルギーになる。町の収入になる。事業者の収入になるということがはっきりわかるようなですね、教育というかそういった指導の仕方がすればですね、もっともっと八雲の中でのいろんな地域循環が面白くなると思います。是非ですね、研究するという言葉に勇気を得ていろんな課題をここで言わせてもらいました。今、去年くらいから、いわゆる岩村町長の見事な経済的運営というんですか。上八雲の青年舎、そして木蓮、それでサーモンの養殖事業というかたちで、行政が後押しすることによって産業振興になる、仕事ができる、それによって人が呼び込めるというのが今走り出していますから、一つこの環境問題の入り口である、ごみ処理についても是非岩村町長独自のアイデアと見事なマネジメントをですね、日本国内でも八雲は本当にSDGsに則って、今いくつかの町、下川町だとかいろんな町がSDGsの話題の中で取り上げられますけれども、持続可能なまちづくりの中に、是非八雲という名前が入っていくような計画を是非作り上げていただきたいなと期待していますので、よろしくお願いいたします。