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八雲町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月7日

子ども達が背負うカバンの重さ

聞いた人
赤井睦美 議員
答えた人
教育長 土井寿彦、学校教育参事 小林卓也、学校教育参事 小林拓也、学校教育課参事 小林卓也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 赤井睦美

では、二問目に行きます。子ども達の身体が心配。2018 年9月の定例会でも、カバンが重すぎるので置き勉を!という質問をさせていただきました。そのときの答弁は、子どもの健康管理を重視するとともに、家庭学習への影響も考慮し、各学校の状況に応じて検討してもらうということでした。そのときの質問でもお伝えしましたが、子ども達が背負うカバンの重さは、体重の 15%を超えないようにしたほうが良いというアメリカの調査結果も出ています。ところが、先日「これ持ってみて!」と言われて1年生のランドセルの重さを量ったら6㎏もありました。1年生の平均体重は 21 ㎏と言われていますので、その 15%は 3.15kg。約2倍の重さを背負って往復していることになります。体重 50 ㎏の大人にすると、毎日2リットルのペットボトルを約7本半背負って歩くのと同じだそうです。体力がつくという考えもあるかもしれませんが、成長期真っただ中にある子ども達にとっては、弊害のほうが大きいのではないでしょうか?実際『ランドセル症候群』という言葉も出ています。各学校で置き勉は実施されているようですが、あの頃に比べ今は、水筒もクロームブックも持たなければならないので、ますます重くなり、置き勉だけでは解決しそうにありません。是非、子ども達のために良い解決策を検討してほしいと思いますが、いかがでしょうか。

町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)

赤井議員の2つ目の質問にお答えいたします。近年、児童生徒の登下校時に携行する学習道具の重量が増し、そのため、肩こりや筋肉痛が起きるなど身体的な影響についての指摘もあり、様々な場で議論されています。そうした中、平成 30 年度に、文部科学省から「児童・生徒の携行品に係る配慮について」の事務連絡が発出され、いわゆる「置き勉」の具体例が示されたことから、八雲町内の小・中学校においても児童生徒が持ち歩く学習道具の重量に配慮した具体的な取組を行ってきております。しかしながら、教科書のページ数は改定ごとに増えており、現在使用している教科書の総ページ数は平成 30 年度に比較して 12%程度増加するとともに、新型コロナウイルス感染対策のための水筒や、1人1台の学習用端末も加わっております。こうしたことから、各学校ではこれまで学校に置くこととしていた絵の具セットや習字道具、裁縫セット、粘土、鍵盤ハーモニカなど大きく重量のある学習道具に加え、家庭学習で使用しない教科書や資料、ワーク類など、学校に置いておく学習道具の範囲を広げて取り組んでいるところであり、これらのリストを年度初めに学校、学級だより等の文書で保護者に示しています。さらに、特定の曜日に携行品が多くならないよう時間割を調整したり、学期末、学期はじめなどの期間に携行品が多くならないよう、数日に分けて持ち運んだりすることに加え、各児童が育てている植物の持ち運びについて、保護者の協力をお願いしているところです。教育委員会といたしましては、今後も携行する学習道具について校長会等と意見交換しながら、児童生徒の実態を踏まえた、より適切な対応について検討を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。

議員の質問 1番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 1番 赤井睦美

クロームブックの詳しいことは全然分からないんですけれども、充電するために毎日持ち帰らないとならないって聞いたことがあるんですが、それは家庭学習のために教科書を持ち帰り、クロームブックも持ち帰りということになると、また子どもの負担って大きいですよね。その国語の教科書とかって音読のために持って帰るって前回もそうおっしゃっていましたけれども、そのクロームブックの中に、今はデジタル教科書はないですが、その音読でやってこなければならないところを写して持ち帰るとかってしたら、教科書を置いていけるって思うんですね。そんな使い方は全くできないものなんでしょうか。

町の答え 学校教育参事 小林卓也

議長、学校教育課参事。

町の答え 学校教育参事 小林拓也

赤井議員のご質問にお答えします。現在クロームブックについてですが、持ち帰りを子ども達にしてもらっています。それは家庭学習で使うというより、コロナの対応で緊急の場合にもオンライン学習ができるようにということで、毎日の持ち帰りを推奨しています。そのため、町内の小中学校では現在すべての学校で子ども達がクロームブックを持ち帰っているんですけれども、そのため、特に夏休み明けの8月以降のコロナ感染の児童生徒に対しまして、ほぼ 100 パーセントの割合でオンライン学習が実施されています。続きまして、教科書等についてですが、クロームブックには写真撮影の機能がありますから必要に応じて写真を撮って画像で持ち帰ってというようにしていますが、先ほどお話がありましたが、基本的に家庭学習で使用しない教科書については学校に置いておいて、携行品を少なくするという取り組みを学校でしておりますので、教科書については特に低学年の1、2年生の国語、算数以外の教科書については、ほぼ学校に置けるという状態で町内の学校で行っております。よろしくお願いいたします。

議員の質問 1番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 1番 赤井睦美

コロナの対応で全部クロームブックでできるなら、宿題も他所の町の例ですけれども、夏休みに一遍に宿題出すと、いっぺんに一日でやっちゃって、あとは遊んでばかりいるから、毎日ネットで宿題を毎日送ってるって学校の話があったんですが、そうやって送れるなら家庭学習も教科書は全て学校において、クロームブック1台で大丈夫だと思うんですけれども、そこはなぜ教科書を持ち帰らないといけないのか教えてください。

町の答え 学校教育参事 小林卓也

議長、学校教育課参事。

町の答え 学校教育参事 小林卓也

今のご質問にお答えします。教科書を使用するような宿題については、特に低学年であれば、実際の紙媒体の活字を読むという家庭学習、これは子ども達の読解力向上のために、大変効果的であるのでそういった家庭学習を利用していますが、そのほかのものについては単純に一枚二枚のプリント類や八雲町のクロームブックで導入しています AI ドリル等を活用した課題を出して対応しております。

議員の質問 1番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 1番 赤井睦美

低学年でいくと、国語、算数だけとプリントとなると、なぜ毎日、本当に毎日たまたま一週間遊びに来てたから、毎日5㎏から6㎏あるんですね。なんでそういうふうになっちゃうんでしょうか。もし今のお答えのとおり、国語、算数の教科書しか持っていなくてクロームブックとプリントだけなら5、6㎏にならないはずなのに、それなのになっているのはなんかちょっと違うと思うんですけれども、その辺は私は教科書を読むなとかっては言ってないです、2年後くらいですか、デジタル教科書になって今の紙媒体の教科書がなくなるかもしれないって言われていますが、そうなるとクロームブック1台で済むわけで、活字を私もデジタルは苦手で関口さんのようにはできなくて、いつも自分で活字でやってるんですけれども、今の子ども達は、もうこういうのに慣れていますし、本当に健康を考えたときに、家庭学習ももちろん大事です、私は学習するななんて絶対思っていませんが、本当に健康を考えたときに、毎日5、6㎏持つ必要はないって。だから、もし本当にプリントと国語、算数だけでいいのであれば、もうそうなっていますってはっきりおっしゃっていただいて5、6㎏にはなりませんってことを教えていただきたいと思います。その子が特別かもしれませんけれども。

町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)

先ほど赤井議員からご質問のあった数値、研究されている方が体重の 15%で測ったら6キロだったと。それで私ども一人一台端末を導入する際に、議論した中では、クロームブックは確かに重めの端末であるんです。それでそれらについて低学年についてはこれでいくかどうか検討しました。違うもので、軽いものでとか。ただやはり継続して使うべき、そしてキーボードについていかないと、学習に使っていけないということでクロームブックにしましたが、クロームブックで重さが多分 1 ㎏前半くらいで、教科書とノートでもそれほどの重さにならないので、そのお子さんはどのようなものをランドセルに入れていたのか、その辺は校長会とも聞きながらという、意見を交換しながらということですが、そういったときに学校としても、子どもの実態、個人差がどれくらいあるのかとか、そして学校として本当にミニマムでいいんだよってことをもっと強めに推奨するとか、先ほど議員がおっしゃった、写してそれで今日の読み書きに使うところはそのページで、いろんな方法を校長会とともに学校の児童・生徒、学年、発達段階に応じたこの捉え方、いかし方、そして重さ、そういったものをしっかりと意見交換しながら学校任せではなくて、ある程度教育委員会もコミットしたかたちで検討してまいりたいと考えています。

議員の質問 1番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 1番 赤井睦美

実は先ほど写して持って帰ってもいいんじゃないかというのは中学生の意見でした。中学生がこういう方法だってあるのに、なぜ教科書とクロームブック両方持って歩かなければならないんだって、中学生はもっと重かったので、やっぱり子ども達としっかり話して、そしてもし本当に低学年が国語と算数とクロームブックのみでいいのであれば、そのことを保護者にもしっかりと伝えて徹底してやっていただかないと、本当に皆さん重たいランドセルを頑張るから猫背にもなるし肩凝るっていうし、このまま6年間、そして中学校いくともっと重たい9年間、こんな重たいのを毎日持っていくというのは地獄だと思うんですね。今八雲町ではないと思いますが、他所では、重たいカバンを持っていくことが心理的にも負担で学校に行きたくないってことで、それを栃木県の小学生の兄弟が、それならランドセルではなく散歩セルはどうだっていって、アルミの棒にランドセルひっかけて旅行鞄のように持って歩ける、それでどこか階段などがあったらそれはそのまま背負うことができるって発案したんですね。そのことに対して保護者達は、ランドセルは背負ってるときに転んでも怪我をしないから、ランドセルの良いところなのに、こんなひいてたら怪我をするって反発があったけれども、その子たちはじゃあ普段遊ぶときにランドセル背負っていますかって、背負ってないのに登下校のときのみランドセル、ランドセルって大人の発想っておかしいんじゃないですかって、そこまで子ども達って考えているので、是非先生たちに徹底するというのはもちろん大事ですが、子ども達と十分話し合って、子ども達の意見をしっかりと反映させて、それで保護者に伝えきちんと対応していただきたいと思います。子どもの身体が今からそんな猫背になったり肩こりしたり、中学生は身長が伸びないんじゃないかって心配してる男の子もいました。そんな不安を抱かせないように、是非、検討してほしいのですが、今年度中にそういうことはできるものでしょうか。

町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)

繰り返しになる部分もございますが、児童生徒から直接話を伺うとか、その前にやはり校長会としっかりその辺、先ほど申し上げました、学校の中では伝えていると思ってるんだけれども、相当個人差があったりとかもあると思いますので、校長会とそういった子どもの実態、そして例えば中学生には実際に話を聞いてみたほうがいいと、そういう校長もいらっしゃると思いますので、できるだけ実態をしっかり把握できるような方法、議員がおっしゃるような子どもから直接聞いたほうがいいのではないかと、そういうことも念頭に置いて、おっしゃるように年度内から動きたいと思います。御理解いただきたいと思います。

議員の質問 1番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 1番 赤井睦美

前回質問したときに教科書を管理するのに多少危険があるというか、いたずらされるのではないかって意見もあったんですけれども、今は全部教科書を置いていても、特別心配はないということでよろしいですか。今不審者対策もすごくしっかりしていますし、放課後いつまでも学校に残っているということはあまり許されないので、その点は心配ないですか。

町の答え 学校教育参事 小林卓也

議長、学校教育課参事。

町の答え 学校教育課参事 小林卓也

町内の各学校においては、現在いわゆる置き勉が進んでいるんですけれども、今学校に置いてある物がいたずらされたり紛失されたりなどということは聞こえておりません。子ども達も安心しておいていっているという状況でございます。よろしくお願いいたします。

議員の質問 1番 赤井睦美

議長、赤井。

議員の質問 1番 赤井睦美

私たちは、本当に教科書で勉強してきたのでクロームブックの良さって分かりませんが、理科とかすごくいいというのを聞いています。ただ、お母さんたちが一番心配しているのは、視力ですよね。それを見ることによって目がどんどん悪くなるんじゃないかとか、そんなこと心配されていますが、使う時間もきちんと伝えながら子ども達の心も体も目も頭も、しっかりと守る対策を作ってほしいと思いますし、それを是非子ども達にしっかりと伝えてほしいと思います。本当にまじめでみんな国語、算数どころではなくて全ての教科書を突っ込んで、水筒を下げて、そうやって重たいカバンを毎日毎日持っている子ども達ですので、是非大人がそこまでしたくても大丈夫だよって、これでやっていけるって声をかけていただけるそんな温かい学校であってほしいですし、その学校の先生たちを守る温かい教育委員会であってほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。そして、万が一、管理が大変ということであれば、是非、町長そこは予算を付けてロッカー用意するなり、安心して教科書を置いていける、そんな環境を作っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。以上で質問を終わります。

出典:八雲町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月7日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる