七飯町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月3日
森林環境譲与税の使い方について
- 聞いた人
- 平松俊一 議員
- 答えた人
- 農林水産課長 田中正彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 平松俊一
それでは、通告に従いまして、大綱3問の質問を行わさせていただきます。よろしくお願いします。1問目であります。森林環境譲与税の使い方についての質問です。森林環境譲与税は法令で使途が定められており、市町村は森林整備や担い手対策、木材利用の促進や普及啓発などに関する費用に充てることができます。現時点では、森林の現況調査や森林経営管理法に基づく森林所有者への意向調査などが行われていると思われますが、森林には地球温暖化防止、国土の保全や水源の涵養など国民に広く恩恵を与える公益的機能があります。適切な森林の整備等を進めていくことは、我が国の国土や国民の生活生命を守るとことにつながるものであります。町内の森林をできるだけ早く利用するためには、多くの人に現状を理解してもらい、対策に着手する必要があると考えられますので、次の点について伺います。4点あります。1、森林整備や担い手対策について。2、木材利用の促進や普及啓発について。3、森林所有者への意向調査の現状について。4、災害・防災対策としての森林整備についてであります。よろしくお願いします。
町の答え 農林水産課長 田中正彦(農林水産課長は2021年3月まで)
1点目について、森林環境譲与税を活用した森林整備対策として、私有林整備の推進を目的として、令和3年度より仮称七飯町森林整備推進補助金を創設したいと考えており、令和3年度、当初予算に計上しております。また、担い手対策として、令和2年4月に開校した道立林業大学校北の森づくり専門学校の官民支援団体であります北海道林業木材産業人材育成支援協議会に加入し、次世代の担い手育成に支援を行っているところでございます。
町の答え 農林水産課長 田中正彦(農林水産課長は2021年3月まで)
また、町内に在住する林業事業体の就労者への支援として、北海道森林整備担い手支援センターが実施している森林作業員就業条件整備事業に補助を行い、森林作業員の就労の長期化や通年化を図っています。2点目について、森林環境譲与税を活用した木材利用の促進や普及啓発についてですが、町有林の間伐材を用いたベンチを公共施設へ設置して、町民に木材と触れ合う機会の創設、木育活動団体に対して活動補助金の交付により、町内の森林のよさや木材利用の発信を、また道南地域材のブランド力向上、林業の活性化、森林資源の循環利用を目指し、函館森林認証推進協議会に加入し、道南スギ等の地域材を全国に向けPR・ブランド化が進むように取り組んでおります。3点目について、平成31年4月に制定された森林経営管理法に基づき実施しております。令和- 4 -元年度に調査準備、令和2年度より調査を開始、取り組んでいるところであります。調査方法として、単年度に一斉に調査を行う方法、複数年度に分けて調査を行う方法の二通りとされており、七飯町においては複数年度に分けて調査を行う方法を採用しております。調査期間は、林野庁から最長15年程度と示されており、現計画では全所有者への調査を10年ないし15年で完了させたいと考えております。4点目について、災害が発生すると推察される箇所については制限林の指定がされており、北海道の治山事業による整備・要望を行っております。その他の森林においての災害防災対策は、市町村森林整備計画に基づく森林整備が行われることにより、森林の有する機能が十分発揮され、災害防災対策につながるものと考えております。以上でございます。
議員の再質問 3番 平松俊一
1点目の再質問ですが、いろいろなところに加入をして、そこに対する補助金を出したり加盟をしたりとかしているということなのですけれども、できれば七飯町単独ででも例えば山に入って木を切りたい、いわゆる初心者講習みたいなものを積極的に町が、もしくは町がどこかに委託をして開催をするというお考えがないかということついての再質問させていただきます。これは最近テレビでもやっていたのですけれども、私も自伐型林業というものちょっと普及を手伝わさせていただいているのですが、そこで昨年、講習会に二十三、四名参加があったのですけれども、その中に6名ほど女子が入っていました。テレビのニュースも同じように若い方、女子が、チェンソーを持って山に入って木を倒すということに非常にこの頃、目を向けていると。アウトドアの影響もあるのかもしれませんし、コロナのこともあるのかもしれません。テレビのインタビューに答えていた女性は、いろいろな大きなレジャーランドとかそういうところに行ったときに、アトラクションああいうものを体験するよりも山に入って木を倒したほうがずっと気持ちがいいというような、インタビューに答えられていることもありました。世の中が少しずつ山に向かって、気持ちが向かってきているということですので、町単独でそういうものを企画していくという構想、お考えないか、再質問させていただきます。2点目、木材の利用ですが、間伐材でベンチを造ったと、非常に何か寂しい話ですが、山を整備するということは自然資本、そういう言葉があるのですが、山の土壌の中の有機物をどんどんバクテリアが分解をして養分が蓄えられると、そしてまた水分も相当保てると。雨が降ったその水を浄化して、また空気中の二酸化炭素をどんどん吸収すると、こういう力が自然資本という言葉で森林に対して働いています。やっぱりもっともっと進める考えはないかという再質問になるのですが、七飯町では森林整備計画というのを昨年つくりまして、実施年度は令和12年の3月までということでこの計画を進めているわけですけれども、この計画書の中に木材生産林という場所が地図に表記してあります。それと合わせて水源涵養林、要は山にたっぷり水をためておくことを目的とする森林部分、これも地図に表記されています。ところが、この涵養部分というのは大沼、特に蓴菜沼方面が主になっていまして、本町・大中山方面はほとんどない。逆に人がたくさん住んでいるところでは、木をどんどん生産するということですから、切り倒していくと、こういう範囲になっていますので、できれば人がたくさん住んでいるところに涵養林を持ってくるほうが、水源の確保とか、そういうことにつながるのではないかと思うのですけれども、この点についての御説明をちょっとお願いしたいと思います。それからもう1点あります。先ほど、1問目でお聞きしました例えば初心者講習なんかで木を切り倒す、そういうことはどうかと。例えば、切り倒した木をどうするのかという話になるのですが、いろいろ伐採を体験して木が出てくると。その木を例えば、廃校になっている学校なんかを利用しましてウッドチップをつくる。これはウッドチッパーという機械を買わなければ駄目ですけれども、インターネットを見ますと中古品なんかで- 5 -もピンからキリまでいろいろあります。30センチくらいまでの丸太でしたら、七、八百万円ぐらいの機械でもチップにできるというものが出ていますが、例えばですけれども、廃校に機械を置いておいて、町民が持ち込んできた木をどんどんチップにして保管をしておく、そして大中山小学校のバイオマスボイラーの燃料にする。こういうことを年間通して行っていくと、町民の活動のプラスにもなりますし、町内の材料が学校の有効な資源にもなると、こういう考え方が持てるかどうか、2点目の中の3問目として再質問を求めます。3問目の意向調査の現状ですけれども、これは七飯町森林整備計画書の中の文にあるところなのてすが、経済的に成り立たない森林については、市町村が自ら経営管理が行うことができるというふうに計画書の中ではうたっています。これは意向調査をしないと、どこがそういう範囲なのかということが確認はできないでしょうけれども、調査が進んでいく中で市町村、我々が経営管理ができるとはっきりしたところから、逐一、手をつけていくと、こういうお考えがないかというのが3問目の再質問になります。(「議事進行」と呼ぶ者あり)
議員の質問 16番 川上弘一
今、平松議員の発言の中で軍川の河川改修事業、軍川の砂防事業、蒜沢川の砂防事業、藤城川、水無沢川の砂防事業、防災・災害の特別委員会で練りに練って道庁、あるいは開発のほうに要望書を出して、そしてどうかこの砂防事業が早期に完成するように委員会として出している案件なのですよね。それを今のように、言われると、非常に委員会としては傷つきました。削除をお願いします。
議員の質問 14番 中川友規
川上議員からの議事進行について、議会運営委員会において協議した結果、平松議員の再質問の議事録精査のため、午後1時まで休憩といたします。以上、報告といたします。
議員の質問 14番 中川友規
議会運営委員会で協議した結果、議事録精査をし協議した結果、平松議員から一般質問の中で不適切と思われる発言がありましたので、発言取消の申出書の提出がありました。その結果、議会運営委員会では直ちに日程に追加し、日程の変更を行い、この申出書について審議することと決しました。以上、報告といたします。───────────────────追 加 日 程 の 議 決───────────────────
議員の質問 15番 若山雅行
反対ということで意見を述べたいのですけれども。
議員の再質問 3番 平松俊一
いろいろ御迷惑をおかけしまして申し訳ありません。引き続き1問目の4点目に関する再質問を行わせていただきます。災害と防災対策としての森林整備についての答弁をいただきました。これに対しまして、要望に合わせると同時に、できることを同時進行ですべきではないかという趣旨の再質問をしたいと思いますので、よろしくお願いします。
町の答え 農林水産課長 田中正彦(農林水産課長は2021年3月まで)
まず、1点目からでございますが、初任者の研修という質問かに思われましたけれども、そのとおりでしょうか。チェンソーによる伐採作業等につきましては、厚生労働省による労働安全衛生規則により、安全対策に係る特別教育というのが必要になってまいります。この部分については、講習会に参加する- 7 -という形になりまして、個人の技能取得という観点から、そちらの方向では最終的には、そのなりわいという形になりますので、そこの部分については譲与税の使用等については考えてございません。また、2点目ですが、ウッドチッパーの購入の質問があったかと思われますが、ウッドチッパーの購入、また保管場所等の整備確保につきましては、需要と供給及び採算制も合わせて関係機関との協議を進めながら、検討してまいりたいと思っております。また、七飯町森林整備計画で大中山の大川地区だと思われますが、木材等生産林で木が伐採されるおそれがあってという形で言われておりましたが、実は七飯町の横津山系につきましては、頂上付近から道有林、国有林という形で、道有林が2,572ヘクタール、国有林は駒ヶ岳山麓も含めまして3,477ヘクタールございます。ここの部分については、ほぼほぼ水源涵養保安林の機能を有する山林がございます。七飯町の民有林の部分につきましては、大川地区におきましては、土砂流出防備保安林という指定がされております。いずれにいたしましても、そこの部分は木材等生産林という形で枠組みされておりますが、そこの伐採、木を長伐期施業を導入することにより、なるべく水源涵養機能を維持することに努めるということとしております。また、保安林においては、その地区その地区で限度公表というのがなされます。その中において最大伐採面積が水源涵養保安林ですと20ヘクタール以下なのですが、土砂流出防備保安林のほうは10ヘクタール以下という形で、伐採される面積も2分の1以下という形になりますので、水源涵養機能の維持につきましては、そのまま保たれるということになると思っております。あと森林所有者への意向調査、ここの部分について町が施業する形のものがあるという形になりますが、この部分につきましては、下刈り、除伐、間伐、間伐が必要な適切に管理されていない人工林、これらの森林所有者に対して災害発生の可能性のある場所を除き、森林施業に適していると思われる部分についての人工林に対する所有者の意向調査を行っております。その中で町に経営管理等の移譲希望の有無を確認させていただきまして、自分で施業等が行われる場合は特に問題ございませんが、移譲を希望するという場合、経営管理権集積計画案の提示・協議をさせていただきます。ここの部分は道のほうに、法に基づく調査勧告をしつつ、所有者が管理できない部分で経営移譲というか、したいという部分につきましては、町に経営管理権の移譲をしていただいて、民間経営者が施業して経済林に適している部分については、そちらのほうに譲渡していくという形で、それに適さない部分については町が施業を行うという仕組みになってございます。4点目につきましては、治山事業ですね、整備予防を行っておりますが、町の市町村森林整備計画に基づく森林整備計画を行うことにより、森林の有する機能は十分に発揮されるということで、災害防災対策につなげるものと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。