森町議会 平成29年第1回 9月会議 2017年9月1日
障がい者や高齢者等の足の確保支援事業について
- 聞いた人
- 山田誠 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 山田誠
おはようございます。私のほうから1点質問させていただきます。障がい者や高齢者等の足の確保の支援事業についてでございます。今や障がい者、要支援者、要介護者、高齢者等々の買い物や通院のための足の確保が非常に重要な課題になっております。現在森町においては、外出支援サービス、福祉タクシー事業がありますが、非常に評判がよくありません。原因は、所得制限、これ補助と書いてありますが、助成に制限があることでございます。ほとんどの町民は、これらのものは所得制限をせず、一律に対象とすべきであると思っております。そういう話が多うございます。今日の森町が成り立っているのは、対象となる高齢者の方々の頑張り、支えがあったからこそと考えると事業対象の一律化は当然であると思います。福祉タクシーの対象人員は、平成28年度、これ決算でございますけれども、2,225人、うち交付実績者は875人で39.3%、約40%でございます。町単独で行ったとしても1,600万円ほどがあれば対応可能だというふうに思っております。また、私は、所得に関係なく障がい者、要支援者、要介護者、高齢者の自動車運転免許証返納者、今年3月でも質問いたしましたけれども、これらの方々に町として共通に支援の光を当ててやるべきだと考えております。今や自動車は暮らしに欠かせない足であります。道内各地で弱者の支援事業が行われており、人口減少対策事業の一つとしてその活動に北海道より補助を受けてやっている市町村もございます。森町の福祉増進施策の一環として、例えばデマンド方式の運行バス、100円で町内一円乗り放題等々、対策はいろいろ考えられ、実際に行って成功している町もございます。利用者の方々から大変便利で助かっていると好評な町がございます。私は、福祉タクシーだけでなくて、総合的見地から全体的な見直しを行いまして、これら弱者等に対する移動手段確保の支援策を確立すべきものと考えますが、町長の所見を伺います。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
お答えします。外出支援サービス、いわゆる福祉タクシー事業では、満80歳以上の高齢者の方や重度の障がいがある方への通院や買い物などの日常生活の中で、交通手段であるタクシーやバスの利用負担を軽減できるよう助成している事業です。平成28年度では、議員質問の中にありましたように875人の方が申請をされ、ご本人が町民税非課税者である場合に対象となっております。本事業につきましては、今後も低所得者に対する助成として継続していきたいと考えております。現在町民にとっての移動手段の一つとして、生活路線バスが利用されているところであり、町民が安定した日常生活を送れるよう今後も継続して路線の維持に努めてまいります。また、引き続き事業者等と協議しながら、町の課題を整理し、総合的に交通体系を考えていかなければならないと考えております。以上です。
議員の再質問 5番 山田誠
町長は、今、今後も続けていきたいというようなことでございますけれども、あくまでもこのタクシーの料金助成券、これは表向きの話であって、漁業者だとか農業者のその該当になる方々は、青色申告等々をやっていると専従者で所得があるということになっているわけです。であれば、同じような待遇の方々でもさっき町長が言ったように障がい者なり、80歳以上の高齢者はもらって、そういう該当になる方はもらえないということは、やっぱりおかしいのでないかということがよく話出ます。最近よくお風呂とかいろんな集まりが多くなってきているので、そういう話が出るわけなのですが、そしたらその該当の息子さん方が父さん、母さんにタクシー代1万2,000円出すかと。これ出さないのです、町長。そういうことがあるからおかしいと。だから、人気がないと、こういうことなのです。私言っているのは、今まで森がこういうふうになってきたのは、こういう先代の森を支えてきた方々のおかげだということだろうと思うのだけれども、例えば交付税に1人当たり約30万程度国から交付税入ってくるわけです。そうした場合に、タクシー券年間1万2,000円です、町長。微々たるものでないですか。予算を見ますと、地域振興基金から充当しているようですけれども、これらのものについてもう少し私さっき言ったように総合的に、そういう方々でなくて総合的にやるべきでないかなと、こう思うのです。3月にやった免許証返納者の関係も全然手が触れていない。その後どうするか。ほかの町村もうみんなやっているのです。けさ同僚の議員から、山田さん、免許証返納でタクシー、バスの利用券出しているところいっぱいあるよと。ちゃんと持ってきた、わざわざ、うちの同僚が、町長。やはりほかの町村がやる前に森町としてのこういう福祉的なものは率先してやるということでないと、ほかの町村がやってからやったって、何も町長意味ないのだ。今子育て支援だとか少子化対策だとかやっているけれども、金太郎あめやったって誰も増えないのです。もう少し特徴のあるやり方、それぞれを考えていただきたい。今町長の言っている80歳以上、障がい者の手帳だとかいろいろ持っている方々に年間1万2,000円、月10枚交付しているわけだけれども、2016年の日本人の平均寿命、女性が87歳、男性が80歳だ、町長。今上げたってそんなに長期間交付しなくてもいいことになっているのだ、数字的に見ると。であれば、生きているうちに、自分で歩けるうちに買い物に行く、病院に行くというぐらいのことの方々に、たかが2,200人です、いるのは。そのぐらいのことを町長腹切ってやったらいかがですか。そうすれば、いい町長だと、こうなる。どうですか。もう少し最後の勢いを見せていただきたい。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
お答えします。福祉タクシーについて非常に熱い思いを抱いていらっしゃるように感じました。ただ、私以前から同僚議員からも多くの交通体系の見直し、それからバス路線のもうちょっと深い検討を一般質問でお受けして、その中でもお答えさせていただいておりますけれども、福祉タクシーだけに焦点を当てることではなくて、山田議員もおっしゃっているように免許を返納した方々でもふだんの生活に困らないその路線の交通体系をまず基本的に考えていかなければならない、そういうふうに以前も申し述べさせていただきました。その中では、森町、我が町については、中心部から放射状に3方向に延びている。しかも、途中からもう一カ所、山の上、濁川地域ですけれども、そちらに延びているちょっと特殊な地質、そういう条件がありますので、そういったことを本当にもっとよく考えるのと、以前にも申し上げさせていただきましたこの町の中の路線バスから新幹線の駅まで行けるように、向こうからも来れるように、そしてまた最近隣町の道の駅が非常に評判がいい。そこまで車を持たない方が行けるように、向こうからも来れるように、また山の周りをぐるっと回れるようにと、そういう広い意味での総合的な交通体系が森町には必要だと、そういうふうに考えているところです。それを速急にできるかというと、これは他の自治体もかかわってくることですので、時間がかかる部分もあると思いますけれども、まず福祉タクシーにつきましては町民税非課税者に対して対応している。これは、所得があるからやらないのではない。所得があっても利益というか、税金を払えないというのは失礼な言い方かもしれないけれども、払わなくてもいい内容の方がいます。そういう方々は、福祉タクシーの該当になるのです。所得ではない。非課税。非課税か、課税者かという、そういう部分をもう少しよく理解していただければ、十分私のことも理解していただけるかなと思います。高齢者福祉に対して、この福祉タクシーだけではございません。町ではいろんな取り組みを行っております。そういう部分で、たかが2,100人、1,600万あればできると申されるのですけれども、そこだけではなく、総合的にもっとほかの部分にも重要な部分がございますので、プラス全体的な町の方々の足の確保も踏まえて、これについては考えさせていただきたいなと、そのように思っております。今後もできる部分については、この高齢者福祉に対してもいろんなことを考えて取り組んでまいりたいと思いますことを申し添えまして、答弁とさせていただきます。以上です。
議員の再質問 5番 山田誠
町長、やっぱりこれまずいです、税金のかかる、かからないとか。やっぱりある程度共通点にすべきだと思うのです、こういうのは。非課税の方は乗れる、そしたらさっき言ったように専従者の方々は、実際自分には所得、金が入ってこない、表面上は入ったことになっているのだけれども。そういうことも町長やっぱり考えてやらないとならないと。管内で一番いいのが松前なのです。コミュニティバスをやって、一律100円で乗り放題。1日の利用量が161人乗っているのです。これだけ活用されているのだ。喜んで喜んでどうもならない。今町長四方三方からどうのこうのと言うけれども、それはそれでいいのです。やっぱり梶谷町政の姿勢としてやるのだという気構えが全然ない。だから、今年中に、くどいようですけれども、そういう検討か、何だか協議会か何かわかりませんけれども、そういうのを設置して、来年からでも条件が合えばやりたいというようなことをはっきり言っていただきたい。やらないのならやらない。先般先進地視察に下川町に行ったときに、これまたすごいです。タクシー会社が1件しかないのです。それで、予約型の乗り合いタクシー1日に5便走っている。それから、コミュニティバスがまた5便走っている。値段も300円以内です。各町村みんなやっているのです、町長。町民は何と言っていますか。買い物に行くにしても、病院に通院に行くにしても非常にいいと喜んでいるのです。そして、一方では商店街に行くと、その老人の方々が行って買い物するわけです。経済的な波及効果も相当あると、これははっきり言っていますから。そういうことも踏まえて、さっき町長も総合的な見地から考えていきたいと言うのだけれども、さっき私言ったようにそういうものをつくって、来年からでも試行するとかやりたいとか検討したいとかというのだったらよろしいですけれども、そこら辺はっきりここで答弁願いたい。お願いします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
お答えします。多くの方々に、とにかく全ての高齢者の方々にこの福祉タクシー券助成できるということは大変すばらしいことだと思いますし、それに対応する財源等幾らでも打ち出の小づちがあれば何でも私対応していきたいという考えではいっぱいです。そして、今まで森町を築き上げてきた、本当に一生懸命頑張ってこられた方々ですので、いろんな形でこれからの余生を楽しくここで過ごしていただきたい。そのための一つであることは十分存じ上げております。ですが、こういうことを簡単に半年、1年でやるとか、そういうことにはなってまいりません。先ほど私申し上げた中の全体計画を立てた中で、一部分をそのように運行するのであればそれはいいのですけれども、全体を網羅しないで一部分だけ先に走るということは、後から整合性がとれなかったり、そういう問題もあります。これについては、先ほど申し上げましたけれども、他の自治体とも若干トップ同士では話をさせていただいているのです。これからまず事務方等でそういうことが可能かどうか少し勉強していきながら進めていきたいと思います。気持ちの上では、早くそういったことを実現してあげたいという腹は持っておりますので、ぜひ数年後、何年か後にご期待いただきたいと思います。以上です。