みんなの議会

江差町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月12日

道立江差病院の医師及び看護師確保対策

聞いた人
萩原徹 議員
答えた人
町長、健康推進課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 萩原

道立江差病院の医師及び看護師対策について、質問いたします。医療問題での最も大きな課題は医師確保対策であり、地域住民の命を守る上で拠点である道立江差病院も例外ではありません。病院経営にも大きな影響があると言われています。その様な中で病院所在地の自治体として勤務医に対する研究資金貸与制度を創設したことは、江差病院の長い歴史の中で画期的な事であり、関係者からも大きな賛辞が寄せられていると聞いております。それで、この制度に対する医師の反応と貸与申し出の実態はどうであったかお尋ねします。また、今回の貸与制度以外にソフト事業を含め、地元自治体として医師確保対策として検討されている事柄があれば教えて頂きたいと思います。また、町の広報で道立江差病院コーナーの欄で毎月のように看護師の募集記事が載っており、看護師不足によって本来提供できる医療が制限されるようであっては大問題であります。まずあのどの程度看護師が不足しているのかお聞きしたいということと。次に40名定員の高等看護学院が併設されていながら、卒業者が地元に定着しないことが背景にあるのでないかと思われますが、卒業時点で江差病院あるいは地元医療機関に就職した方の人数を卒業生の数と共に教えて頂きたいと思います。また、地域枠として入学者を定員の3割確保するということがあったはずですけれども実態はどのようになっているか。もし、3割確保が達成できていないとすれば、何が原因であるのか設置者である北海道はどのように分析し、対策を行うつもりなのか把握している範囲で教えて頂きたいと思います。

町の答え 町長

萩原議員からの道立江差病院の医師及び看護師対策についてのご質問でございますが、最初に今年度制定した医師研究資金貸与制度の利用実態についてですが、常勤医師12名中10名が申請しております。内訳は3年申請が4名、1年申請が6名となっております。医師には歓迎されており制度が浸透することで医局人事にも影響を与えるものと考えており、常勤医全員が最低1年以上勤務する医師体制となることを期待していると共に、機会あるごとに道及び医大に対し、制度周知による常勤医の確保についても強く要請して参りたいと思っております。次に医師確保対策としてソフト事業を検討されているかとの質問でありますが、これまで病院との間で種々協議した中では医師としての知識を地元に還元する取り組みなどが話し合われ、医師による医療講演会が常々開催されております。今後は医師等が江差町で長く勤務したいと思って頂けるよう取り組みも含め、引き続き病院事務局と意見交換していきたいと考えているところであります。次に、看護師の不足についてでございます。現在、病床数は全体で198床です。この場合の看護師定数は115名となります。現在正職員が93名で、欠員は22名となっているわけです。欠員は非常勤職員等の採用で対応するとしており、運用病床数は新改革プランで164床とされておりますが、現在、入院患者数の関係で190床程度で運営している状況があります。このように看護師不足数については病床数の運用状況によりましても変わりますので常に22人不足しているという状況ではありませんけれども、最低でも運用病床数に必要な正職員看護師の確保が必要と考え、対応して参りたいと思っております。さらに、江差高等学校看護学院を卒業し、地元医療機関に就職した学生数はとの質問でありますけれども今年度は道立江差病院に1名でございました。また、地元江差高校から看護師養成機関に進学した生徒は今年度は6名おり、内江差高等看護学院には推薦で1名、函館市内の学校に3名、室蘭市内の学校に2名入学しております。ここ3年は似たような入学状況であり、看護師確保は地元学生の確保が一番効果的であると考えておりますので、関係機関と連携し看護学生の確保に取り組んで参りたいと考えております。また、地域枠3割の確保実態ですが、3割を確保できていないのが実態でございます。道ではこのような状況を踏まえ、対策として23年度から後志まで地域を拡大をいたしました。結果出願者3割を超えましたが合格者で3割確保が出来ていない実態でございます。一定の成果は出ているものの、合格者の確保までには至っていないのが現状でございます。推薦枠、合格者の確保につい3て強く道に申し入れたいと考えております。尚今年度の入学者の状況について申し上げますと、今年度は平成19年度以来となる30名の学生が入学されました。ここ5年ほどは20名前後の入学者しか確保出来ていなかったことから、昨年末合格者数を増やし、定員の確保をすべきとの強く私からの申し入れもさせてもらった成果が少しは現れたかという思いをしております。今後も引き続き定員確保について取り組んで参りたいとこのように考えておりますのでご理解頂ければと思います。

議員の再質問 萩原

じゃあ再質問ちょっと1点だけしたいと思います。あの道の学校の方についてはまあ町長と色々やって今年はまあ人数が増えたという事なのですけれども、地元の医療機関に就職する看護生が少ないということなのですけれども、何か江差町で何かその増えるような対策とか何かありましたらちょっと聞きたいと思います。

町の答え 健康推進課長

看護師対策につきましてはあのこれまで課題などを浮き彫りにしてきました。色々資料や情報を集めてきましたが、率直なところ何をどうすればいいか非常に難しい問題であると認識しております。私調べた中では1つには少子化傾向であの江差高校からのまあ先程もお話しましたけれども、入学者が減っているっていうことです。4、5年前の半分となっている状況でございます。もう1つにあの卒業生の半数都会に就職したいと言っている子供達が多くおりました。これはあの江差町役場に研修に来る看護学生がおります、3年生になると全員研修に来ます。その中で色々と意見交換させて貰いましたけれどもやはり、地元というよりは都会に出たいということが多く聞かれておりました。奨学資金制度につきましても色々聞いてみました。それもやはりあの市町村関係の資金を借りて進学している方はごく一部で、去年辺りであれば2名ほどでした。そういったことであのまた近年看護師も4年生の学校に進むことが多くなりまして、先々は保健師だとかを希望しているような状況も強く伺われております。でこのような色々分析していますと、やはりあの紐付きであのまあ奨学資金制4度のことを言いますと紐付きで入学するのはあのまあ将来の自分の就職先を決めてしまうことがあるので、中々その辺も応じないといいますかそういう考えももたないようなので中々あの看護師対策といいましても難しいところがあります。それと、高看からはあの道立病院に今年1名入っていますけれども、実際にあの民間の医療機関に行くとなると色々まあ研修の、病院の中の研修内容のこともありますのでやはり地方の医療機関を優先するよりもやはりあの道立等大きい病院の方に入りたがる傾向が子ども達から聞いても多いような状況でございます。しかし、そういってもあのやはり医師看護師対策は必要なことでありまして、あの引き続き奨学金制度のことも含めまして対策、具体的な対策講じられるようにですねあの関係機関と連携しながら先程町長も言いましたけれども、そういう形で考えていきたいと思っております。以上でございます。

出典:江差町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる