八雲町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月5日
町営住宅使用料、滞納を作らない手立てを
- 聞いた人
- 佐藤智子 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔、建設課長 鈴木敏秋
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 佐藤智子
では、2つ目に移らせていただきます。町営住宅使用料、滞納を作らない手立てを。町営住宅使用料の滞納があると聞いております。人道的な配慮をしつつも、何年かけて、どのように回収しようと考えていますか。又、今後そうした滞納者を出さないために、滞ったその月から、相談の手を差しのべることが有効な手立てになるのではないかと思います。どのようなお考えか、お伺いいたします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
それでは、佐藤議員の、2つ目のご質問にお答えいたします。町営住宅使用料の滞納整理については、八雲町営住宅家賃滞納整理事務処理要領を平成 18年4月に定め、更には、平成 22 年からの全庁的な収納対策の体制強化と相まって、進めているものでございます。滞納整理の流れでございますが、各月使用料の納付において、その納期限を超えた入居者に対し、翌月、督促状を送付しているところであり、議員、ご提案の滞った月からの手立ては、行っているものであります。その督促に応じず、滞納額が3か月を超えた入居者に対しては、さらに催告書を送付することとなり、納付相談・指導へとつなげるものであります。その納付相談・指導においては、滞納に至った経緯の把握、使用料の納付計画をお互い確認し、使用料滞納の長期化を防止しているところであります。なお、納付相談に応じないような悪質な滞納と認められる者に対しては、連帯保証人への納付指導依頼や、建物明渡し強制執行申立を行うなど、強い姿勢を見せることで、他の入居者への滞納抑制に繋がっているものと考えております。これら取り組みから、滞納額全体は年々着実に減少しており、現状の事務処理方法が、有効な作用を施していると、客観的に判断されるものと考えております。今後とも、佐藤議員ご質問の主旨のとおり、納付相談・納付指導においては、人道的な配慮に留意し、信頼関係を築き、滞納、およびその長期化を防ぐよう努めてまいりますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
議員の質問 3番 佐藤智子
議長。
議員の質問 3番 佐藤智子
では、昨年度の調定額、収納額、それから滞納、予定だと思いますけども、滞納繰越額をお伺いいたします。
町の答え 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)
議長。建設課長。
町の答え 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)
30 年度の決算認定はこれからですけれども、決算としての数字であると思いますが、あくまでも実効数値としてでありますが、滞納額という意味でいけば 3,624 万 9,000 円の調定に対して 573 万 6,000 円の収入に終わったというところであります。
議員の質問 3番 佐藤智子
議長。
議員の質問 3番 佐藤智子
私の手元にありますのはですね、町営住宅の全体の入る額なんですけども、約 7,010 万円、それから昨年度の収納額が約 6,975 万円で、30 年度に限って言えば滞納は 34 万 8,990 円と聞いてますけども、間違っているでしょうか。
町の答え 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)
議長。建設課長。
町の答え 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)
失礼しました。先ほどは 30 年度の滞納繰越額分についての数字でありまして、現年分ということに限っていえば、議員お持ちの数字というのは、ある意味八雲地域の数字でしかない部分もあるのかなと思います。ですので、八雲地域、熊石地域を合計すると、現年分では調定としては1億 2,145 万 7,000 円で、それに対して収入が 1 億 1,924 万 7,000 円ということで、現年分については 221 万円ほどの未納額があったというかたちで終わっております。
議員の質問 3番 佐藤智子
議長。
議員の質問 3番 佐藤智子
なるほど。熊石地域が抜けていたんですね。すいません。で、昨年度だけで 221 万円の未納があったと。そうしますと、これまでの焦げ付いた分というのは、これまでの累積の分の滞納件数と滞納額をお知らせください。
町の答え 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)
議長。建設課長。
町の答え 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)
30 年度決算としていけばですね、まだ件数等は分析ができておりませんが額としては 3,050 万円ほど全体として現年滞納繰越額も含めて 3,050 万円ほど 31 年度に引き継いだというようなかたちになっております。しかしながら先ほど町長の答弁の中にもありましたけれども、この 3,000 万というのは大きいか小さいかというと、決して小さくはありませんけども、これまでの取り組みでいけば、大幅に圧縮しているというような状況で先ほどの答弁をしたということであります。
議員の質問 3番 佐藤智子
議長。
議員の質問 3番 佐藤智子
前から見たら減っているけども、しかし 3,000 万円というのは非常に大きな額だと思います。これは裁判といいますか訴訟になるものもこの中に含まれていると思いますけども、訴訟は何件になっておりますか。
町の答え 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)
議長。建設課長。
町の答え 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)
現時点では訴訟というところにまではいっておりませんので、あくまでも支払い督促の申立てや、債権差押という段階で終わっております。支払い督促申立てについては9件、債権差押については2件というかたちで処理に当たっているというところであります。
議員の質問 3番 佐藤智子
議長。
議員の質問 3番 佐藤智子
これから退去命令を出さなければならない方もいると聞いていますが、退去を受け入れた場合に、その後も請求を、その人にとっては非常に辛いかもしれませんが、自分だったら請求し続けるかなと思いますが、町としてはどうですか。
町の答え 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)
議長。建設課長。
町の答え 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)
議員のお気持ちのほどは計り知れないですが、基本的に退去を強制的に申し立てるということは、こちら側としては悪質な方と判断をせざるを得ないということからすれば、残っている滞納分について、ある意味放棄するとか、簡単にそのようなかたちにはならないというようなことだと思います。
議員の質問 3番 佐藤智子
議長。
議員の質問 3番 佐藤智子
質問にあるようにですね、人道的な配慮はしつつも何年かけて回収しようとしているのかというところはお答えいただいておりませんが、何年計画を描いているのでしょうか。
町の答え 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)
議長。建設課長。
町の答え 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)
大変失礼いたしました。その分については確かにご指摘のとおりですが、こちらの回答の主旨としてはですね、今行っている滞納整理というか滞納を起こさせないような、滞納についても計画的な納付をしていただくというような取組みが有効に働いているというような考え方からですね、そこについては明確に増えなかったわけでありますが、具体的に言えば今のご質問の何年とか、何回とかというかたちでは納付相談というか納付の確約というようなかたちでは行っていないと。何故かといえば町営住宅はある意味、議員ご指摘のとおり、基本的には福祉という面がありますので、税とかとは違ってですね、やはり入居者の支払える額、支払い計画というものを尊重しなくてはならないだろうということから、月々おいくらくらいだったら、今まで滞納した分に充てていけますかというような、相談に応じているということであります。
議員の質問 3番 佐藤智子
議長。
議員の質問 3番 佐藤智子
この巨額なものですからその不納欠損も、やはり数百万円ほどあるのではないかと思われますけれども、これまで積み重ねてきたものは地道に面談して払っていただくということになると思いますし、建設課長が誠意を持って、多分、事に当たって回収も上手く進めていただけるのではないかなと期待をします。それと同時に毎年 100 万円とはいかないまでも、数十万ですね、どうしても滞納が生じているような事態だと思われます。これを今年度もう始まってますけども、今年度の滞納を防ぐために、今までと同じやり方でいいのかどうなのか、その辺はどうですか。
町の答え 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)
議長。建設課長。
町の答え 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)
まず初めに不納欠損の関係でありますけれども、基本的に不納欠損、若干の件数はありますが、やはり町営住宅の入居者に関しては、基本的に連帯保証人がおりますので不納欠損というのをやはり乱用するわけにはいかない。やはり連帯保証人の責任もありますので、その方が代わりに納める。こちらとして納付をお願いをするというような手法は当然法的に残されてますので、なかなかやはり不納欠損といえば、やむを得ない場合に限るのだろうというような実態であります。それと、先ほど増加させないという意味でいけば、議員のおっしゃるのは現年分を防ぐのだろうというような趣旨だと思いますけれども、基本的に回答の中にありましとおり、着実に減っているという部分については、滞納の繰越額も減っているのですが、現年分の次の年の繰越額というのは非常に少なくなっております。地域的な要因もありまして、なかなか難しい部分もあるのですが、例えば5年前でいけば 600 万円オーバーだったのですが、今は 200 万円台になってます。ですので、こういうことからすればですね、着実に効果が表れているのだろうということからすれば、今使っている手法を地道にこれからも続けていきたいというふうに思っているところであります。
議員の質問 3番 佐藤智子
議長。
議員の質問 3番 佐藤智子
その地道にというところが大事なことなのでしょう。本当に滞納の回収というのは、すごく苦労が伴うと思いますし、その辺大変だとは思いますが、頑張っていただきたいと思います。ほかに何かいいアイデアがないかどうかも探っていただければと思います。最後に、滞納は市民のSOSということで、滋賀県の野洲市というところを紹介したいと思います。滋賀県野洲市の山中善彰市長という方がおりまして、2016 年に生活困窮者を支援する暮らし支え合い条例というのを制定しております。滞納は市民のSOSだということで受け止めて、今、町営住宅の家賃に限って私は話をしてますけども、たいていそういう家賃を滞納している方は、ほかのことは聞きませんけども、ほかの物もたくさんため込んでるといいますか、払えないでいるというのが多いわけですね。だからその町営住宅家賃の滞ったものは住民のSOSだというふうに受け止めて、そういう手を差し延べるというものを条例にしたのであります。ここは人口5万 1,089 人のところですけども、八雲でも似たようなことが多分できるのではないかと思いますので、是非こうした事例も学んで取り組んでいただければと思います。では、答弁はよろしいので、以上で質問を終わらせて頂きます。