松前町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月14日
Iターン・Uターンの住める町
- 聞いた人
- 疋田清美 議員
- 答えた人
- 町長 石山英雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 疋田清美
早速でございますけれども、まずもってこんにちわ、どうもよろしくお願いします。今、新型コロナウイルス禍によりまして、北海道の方でも警戒ステージ3ということで発表されましたけれども、その後4近くまで相当するだろうなっていうお話がございました。ですから、皆さんもぜひ気をつけていただければなと思っております。ただ、松前町でも今のところは大丈夫だと聞いてございますが、いつ何時にコロナウイルスが迷い込むかもしれません。ぜひ、気をつけていただければなと思っております。それでは、表題であります、Iターン、Uターンの住める町ということで質問させていただきます。まず、松前町でございますが、北海道南西部に位置しておりまして、本州に向かって延びた渡島半島エリアに位置しております。また、道南とも言われておりまして、本州も近いことから、北海道の玄関口として移住が始まり、歴史が多く残っているエリアでもございます。それが、現在の松前町の観光地でございます。その松前町ですが、自分が帰って来た時が昭和52年の4月ですから、その頃の人口が確か1万9千800人ほどいたかと記憶してございます。ところが、今現在の人口が6千700人弱でございまして、強か、になっております。海の稼ぎだけでは、なかなか生活が賄っていけないんだろうなと思っております。そして、その後、漁師の皆さんが陸に上がりまして出稼ぎという選択を選んだんだろうなと思っております。それが、親から子どもへと移り変わってきておりまして、現在のような状況になってるのだと思ってます。ただ、出稼ぎの町ということになってしまい、また出稼ぎに行った先で住み着くという形が現在行われておりまして、松前町に帰ってきません。それが現在の松前町となったところでございまして、これが人口の減少を減らしているのかなあと思っております。そのような実態の中で、松前町でも令和2年から6年度作成の松前町創生総合戦略でございますが、その中にも書いてございましたが、人口減少率は、全国でも上位に入り、衝撃だったとともに、そうはならないだろうという安易な気持ちを持ったことも少なからず事実であると。当時の町長が言ったんでしょうけども、そんなのんきなことは言ってられません。やはり、Uターン、Iターンを希望する皆様方でございますから、あるいは帰って来ても仕事がなければどうすることもできません。その就職先をつくってやらなければ、誰も帰って来ないような気が致します。そこで、人口減少、少子高齢化でマンパワー不足が著しい状況であります中で、そのための一つの方法として、Uターン、Iターンも住めるような、そんなまちづくりができたらと考えております。それでは、町長に3点ほどお尋ね致します。まず、各企業や事業者のPR活動などを町広報でも取り扱っておりますけれども、システムに提示する画面を貼り付けるのではなく、もう一歩踏み込んだ積極的な仕組みがあれば良いかなあと思っております。例えば、道の方ではUターン、Iターンのサポートデスクを立ち上げており、道外の求職者と道内の企業者や事業者、それぞれが求める業種や業務内容と必要な資格や訓練、また学習によって培われた高度な能力を持った人材をマッチングさせるということまで関わっております。このような松前版のシステムを立ち上げる計画はございませんか。町長、伺います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
疋田議員から、Iターン、Uターン、松前版サポートデスクのシステムの立ち上げの考えはないのかというふうなお尋ねでございます。松前町では、平成17年に北海道労働局から無料職業紹介の許可を得て、松前町就職サポートセンターを商工観光課内に設置をしているところであります。これは、議員ご承知のとおりだというふうに思っております。それから、町内企業の求人につきましては、毎月町広報及び町のホームページに求人情報を掲載しておりまして、町民や町外の関心ある方へ、目に止まるように努めているところであります。一方、求人についても、臨時雇用の求人がほとんどで、正規職員の求人が少ない状況であります。更に言えば、正規職員の募集は常にあるわけではなく、必要に応じた募集となるために、正規職員を希望するIターン、Uターン者への融通の利く情報提供が難しい状況にあるんだろうなというふうに認識しております。しかしながら、就職サポートセンターでもその機能をきちんと果たせるように、町内から求人の情報問い合わせがあれば、的確に求職者へお知らせをしております。今のところは、議員ご心配しておられますけれども、現在のところは、この就職サポートセンターでの対応の一層の充実を図ることによって解消してまいりたいというふうに思っているところであります。
議員の質問 1番 疋田清美
先ほどのお話ですけれども、全くそのとおりでございまして、次に、親と一緒に暮らすということで、最後を看取りたいと思いながらも、仕事の関係で諦めている松前町出身者は少なからずいると思います。そういう方々もUターン、Iターンの中にはいるものと思われますけれども、そういう方々こそが松前町に帰って来ていただければ、人口減少の抑制効果に繋がるかと思います。それ以外にもUターンでは老人福祉の観点、更にはIターンで空家対策などに大きく繋がるものと思いますけれども、そうなれば、一石二鳥、三鳥くらいの効果が得られるものと思いますが、町長の考え方を伺います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
親の看取りや空家対策についてのお尋ねでございます。議員ご指摘のように、親と一緒に暮らしたいために帰って来たいと思う方については、町長と致しましては大変嬉しいことだというふうに思っております。一方では、現在の暮らしに親を呼ぶケースも少なくないと思われます。どちらかがいいのかは判断はつきかねるものがありますけども、どちらも共通としては親を大切にしようとする気持ちだろうなというふうに思っております。松前町の高齢者人口、12月1日時点では、総人口が6千778人のうち65歳以上の人口が3千413人で、高齢化率が50.35%となっております。そのうちでもひとり暮らしの高齢者は700人程度おります。地域や家族の見守りが重要であるというふうに思っております。高齢者が住み慣れた町で安心して暮らしていくために、家族が面倒を見ていただくことは最善なことだというふうに思っております。Uターンで親の面倒を見に帰って来ることは、福祉の観点からは有効なことであると思いますし、またご指摘の空家についてもすぐ、来てすぐ住めるような状況の家屋は少ないんでありますが、ある程度手を加えれば利用できる家屋もあります。更には、解体してしまう場合も最近少なくない状況であります。議員おっしゃるように、このような形で実現が可能となれば、一石二鳥の効果は十分期待できるというふうに思っているところであります。
議員の質問 1番 疋田清美
本当にどうも、今の質問内容、本当にありがとうございました。次に、松前町創生総合戦略の中にも書いてもございましたが、松前町には、松前公園を中心に250種1万本の桜がございます。4月の下旬から、約1ヶ月間にわたりまして咲き誇る桜、そして日本の名所100選の地に選定されるなど、日本有数の桜の里として、全国的に知れ渡っております。その他にお城と桜の町を誇りに、私達は深い郷土愛を培っているところでもございます。ところで、こんなきれいな松前町ですので、何とか産業も選択の一つとして置きたいものと思います。今のところ、農業らしきものは日曜菜園ぐらいでしょうか。地域の良さや資源を活かす取り組みなどは、観光協会に任せまして、地産地消などで販売しております農作物など、遊農地を活用して松前町を盛り上げる特産品として、イチゴの栽培や野菜の栽培など、漬け物類の商品開発を考えてみてはいかがでしょうか。また、海の温暖化によりとれる魚も変わってきております。都市部、民間の方々の知恵をお借り致しまして、水産、商工、観光団体のコーディネイトを地域おこし隊を利用してやってみてはいかがでしょうか。やることによって移住者からの確信も得られるのではないかと思います。町長の考え方をお聞き、お願い致します。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
松前町は昔から漁業が盛んであります。一方商業的農業が発達してこなかった状況も、議員ご指摘のとおりであります。町を盛り上げる特産品と致しまして、イチゴのお話がございます。イチゴや野菜の栽培、更には漬け物の商品開発を考えてみては、とのご提案でありますけども、私は積極的にやりたい人がいればですね、町としては支援をしていきたい考えには変わっておりません。例えば、ビニールハウスの補助等々、微力でありますけども、それから農業改良普及センターとも連携とりながら、技術指導の部分もお手伝いすることも十分しているところであります。漬け物のお話がございました。私も以前、農林畜産課の方で勤務しておりまして、正しく農漁村生活展の担当をしておりました。その中で、本当に漬け物、特産については大変楽しみにしていたわけでありますけれども、結果的には特産品としての商業ベースに乗せるまでには至ってない。我々の力不足もあるんだったんだと思いますけども、結果として簡単なものでないというふうに感じはしているところであります。それから、水産センターにおいても、様々な相談に応じておりまして、水産試験場や工業技術センターとの指導協力をお願いする等々、商品開発に意欲のある方に積極的に支援をしてきているところであります。それから、商品開発等につきましては、スマイル応援補助金等、最大30万の補助事業もありますので、積極的に活用していただければというふうに思っております。それから、商品開発やコーディネートのために地域おこし協力隊を活用することにつきましては、そういった要望があれば、専門家による研修の実施など検討していきたいというふうに考えております。また、産業団体等で地域おこし隊協力を活用して商品開発をしたいというニーズがあるのであれば、検討できなくはないというふうに思っておりますので、いろんな場面でお話を聞ければいいなというふうに思っております。
議員の質問 1番 疋田清美
いろいろと本当にどうもありがとうございます。次に、町の現状を覚えておかねばなりませんし、すぐにUターン、Iターンという希望者を松前町で受け入れることができるかできないか、これで決まってしまいます。ですから、他の市町村では、地域おこし協力隊を活用してる市町村がございます。新たに松前町で商品開発のため、地域おこし協力隊を採用してみてはいかがでしょうか。また、Uターン、Iターンの方々をそこで採用し、地元事業者などと連携致しまして、お互いの良いところを一致させることを積極的に行うという内容ではどうでしょうか。そういうシステムづくりをしながら、就職に繋げ、少しずつ拡大していく考えもございます。そうすると、移住者と採用することによりまして、その人の心情や状況も理解できると思いますし、その人から他の移住を考える人に発信していただける、更なる定住者に繋げる方法もあると思います。町長の考え方をもう一度お願いします。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
Iターン、Uターン希望者や地域おこし協力隊の受け入れにつきましては、私平成24年に町長に就任させていただきました。まず役場の職員の例で申しますと、これまでにIターン、Uターン者を12名採用しております。これは、役場としてのニーズと、正規職員であるという働く保証があって成立はしているものであるというふうに思っているところであります。それから、地域おこし協力隊につきましては、交流の里づくり館で都市との交流事業として8名の方、地域おこし協力隊を採用してきました。中途で退職し、ほぼ移住に至るケースは今までなかった状況であります。いずれに致しましても、人口減少の最大のネックとなるのは、やっぱり雇用の場の確保、これは議員ご指摘のとおりであります。それから正規職員の、正規採用の場が少ないことが町外への人口流出に繋がっているというふうには思っているところであります。若い世帯に何とか松前に残ってほしいと思っておりますが、現実は大変厳しく、Iターン、Uターン、移住者についても多いに歓迎は致しますけども、事業者のニーズとしても、雇用環境には限界があり、町としてもジレンマを抱えているのが現状だというふうにご理解していただきたいと思います。移住定住、大事であります。受け入れ側としての産業の活性化を図ることも重要であります。産業に力がつくことで雇用環境にニーズが生じ、受け入れやすくなるというふうに考えているところであります。いずれに致しましても、将来の人口減少はまぎれもない事実であります。議員ご指摘のとおりであります。受け入れ環境が整えるよう、今後も努力して、Iターン、Uターン者が町に移住できる環境づくりを目指してまいりたいというふうに思います。
議員の質問 1番 疋田清美
今お話いただきましたけれども、大変それは難しいことだろうなあとは思ってはおります。ですけれども、PR不足っていうこともございますので、少しずつでもいいからPRしていただければ、非常にありがたいなと思っております。そして、次に都市部、民間の方々の知恵をお借り致しまして、水産、商工、観光団体のコーディネートをすることを目的として、地域おこし隊を活用することはどうでしょうか。やることによって移住者からの確信も得られるのではないかと思いますけれども、そこら辺をもう一度町長にお願いしたいと思ってます、考え方を教えてください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
本当にIターン、Uターン希望者が町に来ていただいて、安心して働いていただける環境づくりが、いろんな分野にあるんだろうなというふうに思っております。ご指摘された部分は、十分検討しながら進めてまいりたいというふうに思っております。
議員の質問 1番 疋田清美
いろいろと今まで答弁いただきまして、ありがとうございました。ただ今行いましたUターン、Iターンの住める町としては、ぜひ頑張って、PRも含めてよろしくお願いしたいと思っております。そうすることによって、今新型コロナウイルス禍の影響で都市部では失業者が大分増えていると聞いてございます。そういう方々が増えてきておりますので、その失業者をターゲットにしてみてはいかがでしょうか。新しい松前町をつくるという意味では、可能性の高さがうかがえると思いますので、よろしくお願い致します。答弁はいりません、どうもありがとうございました。