みんなの議会

松前町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月14日

松前町存続の為の財源対策は?

聞いた人
梶谷康介 議員
答えた人
町長 石山英雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 梶谷康介

皆さん、おはようございます。今年初めて一面真っ白になりました。正直言ってこの12月の4定に、こういう環境になるとピリッと引き締まりますよね。前置きはそれぐらいにしまして、全世界って言いますか、世界中って言いますか、この新型コロナウイルスによる状況で、本当に大変な状態が続いております。幸い松前町はそういう発症の、発生って言いますか、発症と言いますか、その実例が今んとこないわけで。何となく胸をなで下ろしております。できれば、こういう状態がずっと続いてもらえればなと、そういう願いを持っております。こういう時代だからこそ、あれもできない、これもできない、そういう状況の中で、松前町がこういう状態から、少しでも前進できるような状態をつくっていかなければいけないという、私考え方を持って、今だからこそしっかり自分達の町を考えていかなければいけないと、こういう認識の基に今回の一般質問をさせていただく状況となったわけでございます。北海道には、特定放射性廃棄物を受け入れない、受け入れがたいと、こういう条例がありますよね。そういう条例がありながら、寿都町、あるいは神恵内村、例の文献調査に対して自ら手を挙げたと。寿都は町長自らの判断で手を挙げ、更には神恵内では村民の請願を議会が採択して、これが議会の意志、あるいは住民の意志と受け止めて村長が決断をしたと、そういう状況が見えております。この状況を見てね、どういう背景があったのかなという、自分なりの思いを巡らしてみました。おそらく、自分達の町や村がこれから存続していくために、どうしてもそのための財源を確保しなければいけないと。そのために大きなリスク、町を二分するような状態もあり得るだろうし、また将来にそういうものを受け入れるか受け入れないかは、この文献調査だけでは決まりませんけれども、更に概要調査だとか、精密調査だとかというものを経て、最終的な地域指定ということになるのかなと。そういう段階の中でね、あえてこんな決断をしたということは、前段で申し上げましたとおり、自分達の自治体を支えていくためには、どうしても財源が必要なんだと。おそらく今言ったようにリスクを覚悟で決断した背景だと、私は認識しております。形は変わっても、おそらくその背景は自分達の町、村を支えていくための財源確保だと、そういう認識に立っております。非常に、全国自治体の状況を見ますと、松前に限らず、自分達の町を支えていくためには、過疎、あるいは少子高齢化、そうしたもののもとに非常に苦慮してる状態だと思います。そういう寿都の町長、あるいは神恵内の村長の決断の背景を考えた時にね、町長同じ町を責任を持って支えていく立場にあるものとして、この心境をどう受け止めておりますか。まず、その辺の認識からお尋ねしたいなと、このように思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

今、梶谷議員から寿都町、あるいは神恵内の対応についてのお尋ねがあったところであります。町を守る首長と致しましては、財源の確保、大変大事なものであります。その中でこの文献調査、あるいは概要調査にあたるなどの国からの交付金というのは、大変な魅力を感ずる財源であるというふうに、各自治体の首長は、共通した認識を持っているものだというふうに思っているところであります。しかしながら、今寿都と神恵内の対応につきまして、地域の実情は全く違うというふうに思っているところであります。しかしながら、財源を確保する責任は、今の2町、寿都と神恵内のお話でございますが、私個人と致しましては、寿都と神恵内の判断は、一概に善し悪しを判断できるものではないというふうな認識をしております。交付金だけで判断されたのではなくて、寿都町、あるいは神恵内村の10年後、20年後の予想、未来を描きながらこのような判断をしたものだというふうに思っているところであります。町の実情、本当に抱える課題違いますけども、町長も村長もそういう思いで判断されたというふうに思っているところでございます。

議員の質問 9番 梶谷康介

いろいろ町長の気持ちを聞かせていただきました。その中身は、やっぱり町を支えていくものとしてね、どうしても財源確保が必要だと、今の寿都の町長にしても、神恵内の村長にしても、その気持ちは十分理解できると。石山町長の考え方も、やっぱりそのようだと、私もそう受け止めてます。この件に関してはね、やっぱり20億ってのはすごい魅力ですよね。かといって、こういう状態、20億ほしいから何が何でも手を挙げてっていう話には、私はいかないと思うんですよ。むしろ、そういう状態にならないためにもね、常日頃、自分達の町を支えていくための財源は、こんな形で求めていくんだっていう考え方は持ちながらね、おそらく町政執行されていると思うんです。基本的にはね、やはり自分達の町で町税から始まる、この税収の中身を見ればね、明らかなように自分達の力で財源を確保できるっていうのは、限られていますよね。1款から20款まで、ずっと私このたび、うちにいる時間がね、ある意味では恵まれた状態の中で、その時間を利用しながら、今更と思いながらも町の歳入の状況を調べてみる、1款の町税から始まって20款までの中身をね、全部チェックしてみた。やはり、その大宗は地方交付税ですよね。ある町で、その町の職員にある人が、この町は何で食ってるのっていうようなお話をした時に、その職員はすかさず地方交付税って言ったそうです。笑えない話ですよね、現実がそのとおりなんですからね。だから、そういう中でね、厳しい町政運営をしているんだから、やむを得ないと言えばやむを得ないとは言いながら、前段で申し上げましたように神恵内なり、寿都なりの行動に出るようなことがないように。そこまでいったら私は、松前も厳しい状態になるかなと思いますんでね、そこに行かないまで、行くまでに自分達のできる努力をしていなかなければいけないんでないのかなと。そういう観点からね、今回の質問の中身なんですよ。時間があるからって言って予算、これは平成31年度、そして途中で変わって令和元年と。そういう中身の年度の予算をチェックしてみました。総額48億9千620万円、これ当初予算ですね。その中の町税の部分がどれだけあるかと。5億950万8千円です。率にしますと10%ちょっとです、10%ですよ。町税の中でもね、6項目ありますよね。その6項目だって全て、もちろん全くゼロでないですから、あてにしないってことではないんですけども、頼りになる要素ってのはね、町民税と固定資産税。この部分だけでもね、この町民税の約84%になってます。町民税の方は、町税の中の町民税いけば2億4千400万ちょっと。それから固定資産税にすると1億4千700万ちょっとと、極めて少ないって言えば少ない、でも松前の現状からすれば、これ限界なのかなというような認識をしております。ですから、そういうものが数字の上にはっきり出ているんですから、依存財源、地方交付税から始まる国、道の支出金だとか、そういう関係考えますとね、3割以上どころか、2割ちょぼちょぼぐらいの状態で自分達の財源確保してる。ですから、自分達の力でやれる部分がこの部分で、しかもこういう状態であるとすれば、どうしなければいけないかという話に移っていきたいなと、私思ってます。町民税の増を望むとすれば、一番大きな要素としては、まず人間が増えないといけないよね。人間が、人口の減少に負けていれば、この部分はどんどんどんどん減っていきます。それからもう一つ、町民の数だけでもいけない、町民の所得が上がらないといけない。そういう部分も考えますとね、やはり町長が町全体を考えて、政策を執行していく場合には、今言ったようなものを基本にしながら、人口の減少を歯止めがかからないまでも、減少のカーブを緩やかにしていかなければ、常に言ってますよね、町長もね。それから、今の町民の所得を考えますと、やっぱり基本的には松前の町は、基幹産業は漁業だという、これは昔から松前の町の実態として誰もが認識してます。しかし、かつての松前町の基幹産業と漁業と、今日の基幹産業の漁業の実態ってのは、大変な状態の変化なってます。松前の漁業生産なんて、来る時に漁業協同組合の生産の状況がわかる資料、ちらっと見ましたけれどもね、この時期でですよ、去年の同じ時期に比べると1億のマイナスですよ、去年と比べて1億のマイナス。じゃあ、去年の水揚げはどうだったんだって言うと、10億ちょぼちょぼでしょ。今年の状況はこのまま続くと、組合の決算、あまり立ち入った話控えないといけないんですけれどもね、組合長は去年は黒字だったと。その原因って言うか、要因って言うのは販売実績が生産と上手く結びついていったと。更には町からの2千万円の支援金があったと。そういうような話をされてますけどね、今年のこの実績からいくとね、おそらく大変な状況になるんでないかなと思ってます。これは、基幹産業の漁業に関しての話なんですけどね。ですから、町の経済を支えていくためには、この漁業を中心とした、例えば水産加工の状態なんかも考えていくとね、極めて厳しい、今更言うまでもないんです。でも、私はあちらこちらの加工場の人方と意見交換して、私はよくやってると思いますよ、本当によくやってると思います。話あちらこちらに飛びますけどね、松前町のこの町の総合計画に関した計画の中心ってのはほとんどね、漁業生産であり、その関連の水産加工場であり、これはちゃんとその計画の中に柱として位置付けされてるんですよ。でも、現実は極めて厳しい。ならどうするかっていう話が、私は見えてきてないですよ、と思います。私にはそう映ります。だから、漁業協同組合の支援策としてね、累積欠損金の穴埋めに、これ表現適切ではないかもしれませんけども、健全経営を願い、更には漁業振興を願って町民の大切な税金を単年度2千万、3年度補助する政策をやりました。私は効果ないと思いますよ、今のやり方見てると効果ないと思います。間違いなく累積欠損金は減っていきます、減っていきますけども、それに伴って漁業振興策が進んで行って、生産の状況がいい方向に行くっていう兆しがどこにも見えない。この資料一つ一つ提示しながらお話していけばいいんでしょうけども、ちょっと時間かかりますよね。これ、今年の11月末のね、組合の取扱実績表なんですけど、これをみますとね、この時期でね、この時期で1億円台の水揚げしてるのはね、カニ漁業しかないんですよ。カニ漁業っていうのは、漁業者1事業体ですよね。それ以外で2番目に来るのが、ようやくマコンブの8千800万。それから3番目にくるのがマグロで6千980万。4番目に促成コンブ、いわゆる養殖コンブ5千万。そういう状況ですよ、基幹産業でね、1億円達成できる種目、魚種ってのが限られた魚種一つだと。これ、かつての松前の漁業、生産の状況見ますとスルメイカ、真イカですね、これが3億だとか、桁違うんですよね。そういう状況で推移してきた松前町ですけれども、現状は極めて厳しいと。ですから、最終的に町長のまちづくりの姿勢でお尋ねしようかなと思ってんだけど、町長が初挑戦する時ね、漁業振興でまちづくりをっていうキャッチフレーズを持っていた、おそらく町長就任して2期、3期目の現在、10年過ぎようとしてるこの時期にね、町長、このビジョンだけでいけないでしょう。ならどうするっていう話は後でしますけどもね、極めて厳しい状況であることには間違いないと。今のね、自分達で何とか財源を確保できる部分が町税であり、そん中の町民税であり、固定資産税であるという点に私は着目して質問を続けていきたいなと思ってます。順序はどうでもいいんですけどね、町民税であっても固定資産税であってもいいんですけども、一番わかりやすいところからいくと固定資産税ね。今回の風力発電の関係で、ざっと1億円の増収がありましたと。これからも風力の発電の事業は展開していくだろうし、更には今回の再生可能エネルギーのね、計画書のビジョンってんですか、計画書見せてもらいました。そうしたものもみんなこの固定資産税をあてにしてるか、してるっていう表現がね、適切かどうかわかりませんけども、そういう形でやられていると私は見てんですよ、間違いでないと思います。ただね、この固定資産税の対象になる今の風力であっても、洋上にしても、あくまでも償却資産です。いつまでもそれあてにできるもんじゃない、耐用年数に応じて、あるいは減価償却の仕方によっては、これは定率法って聞いてましたけどね、定率法でいくと大ざっぱに言えばね、1割ぐらいの減になっていくと。だから、そういうものも取り組みとしては決して否定はしませんけれども、永久的に松前の財源として考えられるものではないってふうに。それから、今の洋上の関係も、新聞見る限りしか私はわかりません。政策財政課長の談話が出てましたよね。いろんな手続して、仮にその地域の指定を、区域の指定を受けても、これ1、2年かかります。更にそれからいろんな手続手順、そしてもし上手くいって指定を受けて、その洋上風力に取り組んでも、完成するまでは10年ぐらいかかりますっていうような課長の談話が出ておりました。ということは、固定資産税を見込んでも10年後でなければ、上手くいっても10年後でなければそれが見えて来ない。更にこの洋上風力に関しては、おそらくあちらこちら手を挙げる自治体があるみたいですけれども、これはお互いの競争になるんでしょう、おそらく。しかも、この北電の出力制限っていう話も出てますよね、全国の電力会社で一番大きいんです、する制限の幅が。そうしたものがこの洋上風力の事業に取り組もうとする事業体が、非常にそういう出力制限がある事業とすれば不安定だから、ひょっとすれば二の足を踏むんじゃないかと。今の状況では、まあ松前では大体7社、7事業体ぐらいから、この洋上風力に関心を示してるというニュースは私いただいておりますけども、それは間違いないでしょう、大体7社ぐらいですよね。それが今言ったように順調に区域指定されて、そして事業が始まって10年後まで続いたとすれば、期待できるのは固定資産税がね、見えるまでの間のこの工事に関わる経済効果ってんですか、そういうものは常識的にはわかりますよね。ただ、それがどれぐらいになるのかなって積算っていうのは、なかなか状況を判断しないとできないでしょうから、金額的にはわからない。ただ、一番心配するのはね、ビジョンの中に私一通りしか読んでません、読んでませんけども、あれ見た限りではね、例えば人口の増加だとかね、それから町の活性化だとか、そういうものは漁業振興までも関係あるみたいな話してるの理解できないんだよね、そういう感覚が。今言ったような経済波及効果だとかね、それから、最終的に固定資産税の収入が見込めるとかっていう面では、私は理解できますけれども、この町の状態がね、人口にどう影響するかとか。あすこで働く場所が見えてきますか、まあ、確か町長の談話だったかな、組合長の談話だったかな、例えば洋上風力発電施設のね、保守点検だとか、漁船を使って、おそらく行われるだろうという話は出てますけど、それは、町全体の経済考えた時に、決して間違いではないとは言いながら、大きな期待を寄せるものではないんでないのかな。まして、組合がね、そういうものを期待して自分達の組織の健全化図るっていうのは、まあ、全く否定はしませんけれども、いささか、道がちょっとずれてるんでないかなという気がします。むしろ、やっぱり自分達のここの町の、表現悪いですけれども、流れ漁業をあてにしてる状態が極めて厳しいとすれば、つくり育てる漁業で、先ほど順番の話しましたけど、ナマコあたりはあれで7、8番目まで上がってきてますよね。だからそういう面は、額はともかく、まだ何千万の段階ですけれども、やはりコンブ、あるいはナマコ、そうしたものの振興ってのが、やっぱりこれからの松前の漁業支えてく根幹でないのかなと、そういうこと考えたら、組合なんかね、もっともっと可能性のある促成コンブなんかに力を入れていかなければいけないのに、全く増えてないでしょう。むしろ取り組んでる人方の高齢化現象って言いますかね、それから周りの状況、いろんなものが原因してると思いますけれども、増える要素がないって言うの。私は組合の、これは組合批判になりますけれどもね、そういう可能性のあるものになぜ力を入れていかないのかなと。せっかく健全経営、漁業振興を根幹にしながら、大事な、町民の大事な税金を補助まで、支援までいただいていながらね、私はやることに対しては疑問を感じてますよ、今でも。肝心な質問がちょっとずれてしましましたけれどもね、町長今のね、私いろいろ述べていましたけれども、答弁するのに、ちょっと質問のポイントをつかみにくい形で恐縮なんですけれどもね、今の固定資産税に対する取り組みは、私は否定はしておりませんけれどもね、なかなか大変だと思います。どうなんですか、これは、実際にこれ取り組む形としてね、単なる、表現悪いですけどね、政策財政課の担当課におめえだちやっておけやぐらいの形でこれ取り組んでんですか、これは大変な事業でしょう。やっぱり取り組む姿勢っていうのがね、私は政策執行する町長としては、一番大事でないのかなと。おめえだちやっておけよじゃいけないんでないのかなと思いますけど、町長、その辺の考え方いかがですかね。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

財政運営についてお尋ねがございました。本当にどこの自治体も財政運営、大変厳しい状況だというふうに思っておりまして、自治体個々個々により、知恵を出しながら、財源の捻出をしてるというふうに理解をしているところであります。今、議員から財源確保の関係でお話がございました。ご指摘のように松前町は、町の収入の全体を100と致しますと、議員おっしゃるように、自主財源比率が20%と低く、依存財源の比率が80%、ほとんど交付税に頼っているのが現実であります。交付税に頼らざるを得ない財源構造が、私どもの松前町の最大の弱点でありまして、総体収入の50%、更には一般財源ベースで見た場合、70%を交付税が占めている、交付税の減額が財政の死活問題になるというふうなところは、議員ご指摘のとおりだというふうに思っております。今年は、交付税算定の基礎となる国勢調査の年でもありました。千人規模で減少する見込みであるというふうに捉えているところであります。令和3年度以降の交付税の減少は避けられない見通しであるというふうに認識をしているところであります。このようなことから、自主財源の確保、大変重要な課題であると認識しておりますが、議員ご指摘のように、町税が増加すると交付税が減額するというふうな算定法上の仕組みもありますけども、痛し痒しでありますけども、財源の確保は、やっぱり自主財源の確保が、財政力を保つためには自主財源の確保が大変重要だというふうに思っているところであります。その中で町税のお話をしていただきました。この中、固定資産税のお話もいただきました。現在大型風力発電施設で今年、令和2年に1億1千万ほどの増収があったところであります。議員ご指摘のように、これは、償却資産でありまして、年々資産価値がなくなるというふうなことの繰り返しになるわけであります。一定期間には、効果な財源とはなりますけども、恒久的にっていうふうなことになると、償却資産の性質上、そういうふうにならざるを得ないというふうに思っているところであります。また、洋上風力のお話もいただきました。現在、陸上の2倍以上の発電能力があり、洋上風力については建設費も膨大で、誘致がもし決まれば固定資産税もかなりの増収が期待できるというふうに思っております。しかしながら、償却資産のために、今議員おっしゃるように恒久的には課題は残りますけども、国の再生可能エネルギーに取り組む姿勢が強まっておりまして、世界的にも脱・炭素社会を目指していることを踏まえると、電気は生活や事業にはなくてはならないエネルギーであるために、大規模発電を有する洋上風力につきましては、私どもは、次から次へと更新されていく可能性が高いんではないかというふうに思っておりまして、その観点から見ますと、長期的な財源になり得る見込みもあるというふうに認識しております。ですから、洋上風力につきましては、きちんと国のプロジェクトというふうな観点からいきましても、町の財源の確保ということからいきましても、ぜひ成功はさせていきたいなというふうに思っているところであります。また、現在陸上でも東急不動産の方では20基以内の予定もあるようでありますので、これも整備できれば固定資産の増収になるというふうなことであります。それから、東急不動産とのやる気の話をされておりましたけども、昨年の12月に協定を結ばせていただきました。東急不動産も松前の可能性を高く評価しておりまして、現在4名の社員を松前に常駐させまして、風力発電のプロジェクトと地域振興を進めようとしているところであります。先月、東京の東急不動産本社を表敬訪問させていただきました。岡田社長と会談をさせていただきました。お互いに良きパートナーして、これからも良い関係を築き、一緒にやっていきましょうというふうな認識を深めたところであります。現在の協定の目的に向けた取り組みもさることながら、風力発電、更には洋上の風力につきましても、大変高いポテンシャルを私は感じてきたところであります。今、申し上げましたとおり、協力しながら町の振興のために知恵をお借りしたい、そんな立場でこれからお付き合いをさせていただきたいというふうに思っているところであります。

議員の質問 9番 梶谷康介

固定資産税にこだわっていますと先進まないんで、現在取り組んでいる方向がね、上手くいって10年後にまた1億なり2億なりの増がある形ができればなという期待はしております。町民税、町税の中の町民税、これがやっぱり一番大きな要素ですよね。昔の代官みたいにね、ないとこから取れっていうことと違うんですよね。結局それだけの所得の向上があった、だからこれだけ納めてくださいっていう形をつくっていくのがね、やっぱり町長の仕事だと思うんですよ。実際に、同じことを繰り返しますけどね、やっぱり産業振興、それを政策で進めて行って、その結果として町民の所得が上がりましたと。ですから、あなたはこれだけの町民税をいただきたいなという形で町民税が増えていかなければいけない。これは、町民税の中の所得の部分なんですよね。それから、人数の場面は人口の減少を抑えなければいけない、鈍化させなければいけないっていう形は、これからもどんどんどんどんやっていかなければいけない様相かなと、私は思います。3定では病院の話、2定ですね、2定で移住定住の絡みでテレワークのね、基地の拠点づくりの話しました。その時はね、町長はね、こんな答弁をしております。拠点は確実に必要だという認識をしておりますと。それから、新型コロナウイルスが終息した際には、積極的に取り組んでいくんだと。それから、誘致のために制度も含めた条件を整備すべきだという私の質問に対して、町の考え方を固めていかなければならないと、こんな答弁されてます。ですから、あれから2ヶ月、6月だからもう3ヶ月過ぎて、6、7、8、9、10、まあ、大分時間が経っていますけども、この件に関してはどんな取り組みをされていますか。なぜなら、この質問の趣旨は、そのテレワークの拠点をつくることによって、そこで働く人達が松前に移っていただけるんじゃないかなという期待を込めて、いわゆる町民税の人数部分なんですよね。ですから大事な部分ですから、こんな答弁をされて、今日までどんな取り組みをされて、現在どういうふうになってるかってことを説明いただけますか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

正しく、テレワークのお尋ねでございました。人口を1人でも増やす、増えてほしいという願いがありました。このテレワークを推進していきたいというふうに答弁をさせていただきました。現在東急不動産と進める事業の一つと致しまして、企業版テレワークもあり、このコロナ禍でテレワークは一挙に注目を集めたところでもあります。東京都内では自宅テレワークが一挙に加速し、会社に出勤しなければ仕事ができないという概念が覆ったというふうにも聞いております。しかし、自宅で勤務しづらい人や支障のある人も多く、東急不動産所有のビルにもテレワーク用の個人向けの賃貸オフィスがあり、かなり盛況であるところを実際、先月東急不動産本社を訪ねまして、見学もしてきたところであります。相当な大きな規模でテレワークに取り組んでるというふうに思っております。東京都内にあるソフトバンクの事務所を東急不動産のビル、一つのでっかい14階だったと思うんですが、そのビルをソフトバンクが借り受けしまして、東京都内のソフトバンクの事務所を集約させるというふうな大きな構想の中で、その施設も見てきたところであります。本当に人間が住む住空間もきちんと整備されているような状況でありまして、本当にびっくりしたと言いますか、驚いた光景を見てきたところであります。先ほども申しましたけども、コロナ禍によりましてテレワークの概念が自宅、もしくは近郊のスペースと変わってきている現状もありますけど、町と致しましては、東急不動産と連携しながら企業版テレワークや企業合宿の誘致の可能性を現在模索していくこととしておりまして、いずれに致しましても、まずは受け皿の整備、いわゆる施設の整備がなければ、呼び込む材料としては難しいと考えているところであります。光回線、町内平等に回線が整備されておりません。間もなく町内全域に可能になることもあります。より良い方法を一緒に東急不動産のご意見いただきながら検討してまいりたい、そんなテレワークの取り組みをしている現状を話させていただきました。以上でございます。

議員の質問 9番 梶谷康介

ちょっと寄り道します。あのね、衣料品通販の大手のZOZOってご存じですか、ZOZO、わかりますよね。そこの社長の前澤さんがふるさと納税で8億円を納税したいと。その条件として、やはりその8億円の使い方、そうしたものの企画、提案をしてほしいと。そうしたものに対して全国から何万と集まったみたいですよ。松前町はこれに対しては、どういう関心示しましたか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

町と致しましては、申し込みもしておりませんし、手を挙げていない状況であります。

議員の質問 9番 梶谷康介

あのね、チャンスがあったら、やはり向かうべきですよ。例を挙げますとね、胆振管内の安平町が小中学校の建設資金の一部にしたいからと手を挙げました。檜山の江差町はかもめ島周辺、北の江ノ島構想を打ち立てました。上川の当麻町はテレワークの拠点整備ですよ、ここに出てきてます。それから、十勝管内大樹町では北海道スペースポート宇宙港、ロケット開発などを発展させる。その前年ではね、千葉県の館山市が20億円のふるさと納税つかんでるんですよ。ですから、やっぱり、町長、現実をそのまま伝えたと思うんですけれども、松前町も何かの財源を求めようとする時に、チャンスがあったらね、やっぱり向かうべきじゃないの。全くそうしたものに対する、松前町ならこうするっていうものも出てこないし、まして、例を挙げましたように上川管内の当麻町は村椿哲朗っていう町長ですよ、テレワークの拠点整備を構想打ち出して手を挙げました。私は、これ採択って言うのか、採用って言うのかね、そういうことを私は、結果的には良かった、駄目だったっていうことになるんですけども、そこへ挑戦するっていうことが町を考えてるってことに繋がりませんか。全くそういうものに対して手を挙げません、まあ知りませんでしたっていう答えはなかったですけども、それじゃあいけないと思うんですよね。だから、今回もありますよ。国の政策の中でね、一つ新しく出てきたのがありますよね、スーパーシティって構想、国のね、わかります。これは未来都市最先端技術の活用、いわゆる人工知能AIを利用した国の政策なんですよ。これの地域に投げかけて、やはり募集してますよね。これに対してはどうですか、松前町としてはそういうものがあるってことを知って、しかし、松前町としてはそんなの関係ねえやっていう考え方でしたか。お尋ね致します。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

今のスーパーシティのお尋ねがございました。中身がよく理解しておりませんので、お答えできないなというふうに思っております。それから、全く我々は今現在は企業版ふるさと納税、正しく企業版ふるさと納税の部分も職員と今取り組んでいるところでありまして、東急不動産等の知恵を借りながら展開を今考えているというふうな状況を、ぜひご理解いただきたいなというふうに思っております。どんどんアンテナを張りながら、情報収集には努めている状況ではありますけども、本当にZOZOの取り組みにつきましても、後で新聞で周知されたと、私自身がそういう状況であることも、ぜひご理解いただきたいなというふうに思っています。チャンスがあれば手を挙げるということは大事なことだというふうに思っているところでありますので、ご理解いただきたいなというふうに思います。

議員の質問 9番 梶谷康介

元に戻しましょう。いわゆる町民税、一番の身近な町民が自分達の所得をいかにして上げるかっていうことに移したいと思います。やはり、町民の所得を上げるためには、基本的には働く場所がそこになければいけないと。働かなければ所得は得られない。あるいは、働く場所って言うか自分で事業をおこす、いわゆる起業ってんですか、そうしたものも選択肢の中に入ってくるのかなと、このように思います。そういう基盤づくりなんですよね。結局松前で通告書にも書きましたけどね、恵まれた自然条件って言っているけれども、状況はこのとおりですと。実際に恵まれていた資源を利用して、今まで町の経済を支えてきたものも、状況が変わってあまり期待できなくなったと。反面あるものを利用して、それを町民の所得の向上に繋げようという努力だって必要じゃないんですか、私はそう思いますよ。ですから、その要素はね、一番、これは町民の皆さんの気持ちも聞いてみないとわかりませんけれども、松前町にね、遊休地がいっぱいあるんですよ。しかも、その遊休地っていうのは、いわゆる黒土が表面、あれ30センチぐらいかな、それぐらいの平均の館浜から原口にかけて、そういう土地があるんですよ。あの土地は、松前の気候からいって、潮風だとかいろんなものを考えても温暖な気候、そしてその土の肥沃度からいっても、地上の作物はともかく、地下の作物は非常に有効だという調べも出てるんですよ。ところが、今までのこの松前町の政策の中に、この遊休地を使ってどうしようって話が出てこないんですよ。全く話にもならないっていう状態になるんですか。それとも、いろいろ考えているけれども、今ING、いわゆる進行形ですよってことですか。その辺は町長どうですか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

遊休の用地の利用につきましては、いろいろ取り組みをしてきている、小規模でありますけども、例えばハウスの補助等々、農業に対する支援はしてきておりますが、現実、今おっしゃるように地質の関係とか、そういう部分での大きな検討はしていない状況であります。私、本当に町の地理的な条件って言いますか、平坦な土地が松前には少ないというふうに思っているところでありまして。更には土地の、農地の所有者が多数いると、所有者がたくさんいる。ですから、集約しづらい部分もあるんだろうなっていうふうに思っているところであります。松前の農業の歴史を見ますと、やっぱり、畑作農業にしても商業的な発達はしてこなかったというふうに思っておりました。これは、遊休農地の利用については、この辺が大変難しい状況を産んでるというふうに認識をしているところであります。ただ、今肉牛の改良センターを建設しておりまして、だんだん規模も拡大してくるような状況をこれから見込もうとすれば、やっぱり遊休の農地は放牧地にするとか、そういうような方法はあるというふうに考えております。しかしながら、大規模な農地の開発はなかなか厳しい状況もあるなというふうに思っているところであります。何とか肉牛の関係で農地を利用できればと、遊休農地を利用できればというふうな思いをしているところであります。

議員の質問 9番 梶谷康介

平坦地が少ないとか、あるいは所有者がいっぱいいて筆数が多いとかね、それは現実問題として私は理解してます。しかし、そうした中でね、松前町の町民の所得向上のためにやれることってのは、全くないですか。例えばね、過去の例言いますとね、私の知る限りですよ、ビートに取り組んだ時期ありましたよね、長いもに取り組んだ時期もあったと、清部でイチゴに取り組んだ時期もあったと。更には、土地と直接関係ないかもしらんけども、シイタケ栽培もあったと。シイタケなんてのはね、私の記憶では一番いい時6千万あったんですよ。これ上手くいけば1億産業になるんじゃないかっていう期待をした時期もあったと。だから、そういうものが今となればほとんど消えてしまってる。これ何なんだろう、原因は何なんだろうっていうふうに考えたことはないですか、あなた方。やっぱり、こういう取り組みだって、おそらく取り組むことによって町民のために、町民の所得の向上のためになっていくだろうという考え方のもとで取り組んだ事業ですよ。長いもなんかはね、記憶あるんですけどね、わざわざ畝を掘る時のトレンチャーって機械購入してね、町予算で購入して、生産者に貸与したっていう時期もある。こういうものもどこにいったかわかんないでしょう、いつの間にか消えていってしまう。これは、行政指導の段階でこういうものってのはどうなの。指導はしました、取り組みました、ある程度続きましたけども上手くいきませんでした、それで終わりっていうことなんでしょうかね。やっぱりそれ、状態が取り組んである程度軌道に乗った、しかし、それ以上進まない、原因はなんだ、ならこういう支援をしてこれは継続して、更に生産の向上に繋げて行こうっていうような取り組みっての、これないんですか。今までの例を見てくとね、みんな消えてってしまってるの。これ、行政サイドでこういう状態ってのはどう考えてるんだろう。やっぱり可能性のあるものであればね、その人達だけで対応できないんであれば、町のために、あるいは町民のために支援して、それを継続して、町民の所得向上に繋げていくってのは、私は基本でないのかなと思ってるんですよ。その辺の考え方、町長どう考えてますか。遊休地の状況見たら、本当に私涙出てくる。もったいないですよ、本当にもったいないです。その辺のお考えを聞かせてください。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

本当に遊休農地を利用できることが最高、所得の向上に繋がるっていうことは、認識をしているところでありますが、日々農業振興についてお話を職員ともしているわけであります。基本的に町の方からの提案型がいいのか、あるいは農家の方のやる気がある方に町が支援したらいいのか。その辺の葛藤は持っているところであります。しかしながら、我々から提案して、それも一つの方法でありますので、それも一つの方法として、これから検討していきたいなと思いますし、やっぱりやる気のある人が私どもの方に相談していただければ、いろんな角度から支援はできるんだろうなというふうに思っております。その一例が、先ほども申しましたけども、肉牛の改良センター、肉牛も相当な長い年数をかけました。1頭30万で売れれば生活できるっていうふうな時代から、今1頭70万80万で売れる状況になりました。農家の方の高齢化もさりながら、農家も減っている状況の中で頑張っている農家にはきちんと支援をしていくというのが、私どもの町民の所得向上、町の所得向上を上げるための手段だというふうに思っております。そういうふうな基本的な考えを持って、取り組んでまいりたいというふうに思っているところであります。

議員の質問 9番 梶谷康介

これ、聞き方なのかもしれませんけれども、やる気があって手挙げれば支援しますよっていう形は、私はそれも否定はしません。やる気のあるものにまでね、手を差し伸べないなんてことになったら、それこそ大変な話ですからやる気があるんであれば応援しましょうっていう考え方否定しませんけれども、今一歩進んで、例えばね、さっき組合、漁業協同組合の話して、促成コンブの話、あれは大体今技術的にも、それから気象的にも、いろんな条件考えてもね、大体1基やると100万、その時の相場によりますけどね、100万ぐらいは見込めるっていうような状況ができてるんですよ。だから、そういう形ができてるもの、これはまた組合の批判なりますけどね、健全財政を、健全経営を目指すならば、そういう形は何としても組合員全体で、みんなで考えて、誰かやる、あるいはグループでやるとかっていう形を進めていかなければね、個人では、いろんなネックがあって挑戦できない、だから今の促成コンブの発展はないんだっていう考え方でね、終わってしまってるんであれば発展ないんですよ。なら、どういう形で進めるかっていう考え方にならなければいけないんでないのかなと思います。あまり、法人組織を持ったものに立ち入ると、これは問題もあるからこの程度にしますけども、やっぱり町長、今の話はね、町の姿勢じゃなくってさ、ね、やる気があるんだったら応援しますよじゃなくって、こういう方向に皆さん、チャレンジしませんか、こんな形で応援しますよっていうものも、逆に行政でつくっていかなければいけないんでないですか。古い話ですけどね、大分県の大山町って聞いたことありますか、一村一品の発祥地の土地ですよ。梅栗つくってハワイへ行こうと。あすこの町長が、職員に対して、その事業を進めるためにバイク1台与えたと、グリーンバイクって。確か、そういう名称だったと思うんだけど、その担当者には指導するんだから、指導される側の人よりもいい形のものを実現させて引っ張ってってほしいと。それが、かつての大山町。8割方の町民がハワイへ行ったそうですよ、そのキャンペーンにのって、梅栗つくってハワイへ行こうと。いわゆる生産が上がったということですよね。そういう、ちょっと古い話になりましたね。だから、そういう形ってのはやっぱりね、実際の執行上ではね、いろいろな課題あると思いますけれども、考え方としてやっぱりそうあるべきじゃないですか。企画しました、チャレンジしてください、あとは皆さんの取り組み次第ですよっていう形でてあぐらかいて眺めているって形は、私は今の松前町からすれば、考え直さなければいけない状況かなと、こんなふうに思います。町長、この辺の考え方、あと8分しかないから、次ちょっと移りたいから、その辺。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

本当にできるんであれば、職員ともども進めてまいりたいというふうに思っているところであります。決して、私どももそれを考えていないっていう状況ではないってこともご理解いただきたいなというふうに思っているところであります。先輩の皆さんが大変取り組んできた事例も今議員からお話をされましたので、そのことも十分留意しながら、今後の遊休農地の利用の方向付けにつきましても、職員と共々検討してまいりたいというふうに思っております。本当にいい答弁できない状況でありますけども、少しでも遊休の用地が解消されるような展開を希望しながら検討してまいりたいというふうに思っております。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

9番梶谷君。

議員の質問 9番 梶谷康介

適当なところで区切りをつけながら次へ進まないと、用意した質問消化できないもんですから、中途半端な形だけれども、次へ移りたいと思います。町長、松前のね、この財源確保の絡みなもんですから、この松前の財源がどう移っていくかっていうこと、これ貴重な、政策財政課つくってくれたんですけどもね、この一般会計起債償還シミュレーション、これはね、R15年度までかな、つくってます。これ見てね、考えるにはね、毎年町のかまどをやりくりするためには、町税から始まる20款まで全部見ていっても、そん中で借金をしなければいけない、いわゆる起債ですよね、借金をしなければいけない、それから貯金の取り崩しもしなければ、いわゆる基金の支消ですよね。そうしたものをやりくりしながら、これやっていくっていう中身だと思うんですよ。これを見ますとね、毎年、5億前後の起債を起こしていかなければいけない形なんですね。そうでなければ松前町の財政、やりくりできないって。私の理解では、多分これ起債発行額っていう欄見てみるとね、今年は令和2年度、これかな、5億5千582万6千円を起点として、これからずっといくとね、これ、先の話だから、これあくまでもシミュレーションですからね、全部5億円になってんです。これ、5億円の起債をずっとやっていく、将来大変な起債の残、残っていきますよね。逆にね、今度起債の残高を広げていくとね、平成29年の75億8千万をピークにしながら、だんだん下がって行って、40何億台まで下がってくる計画なんですね。ただ、ただし書きがあるんです。このシミュレーションはあくまでも現状でシミュレーションしてます。松前町が抱えている病院の改築だとか、松前城の復元だとか、役場庁舎の改築だとかっていうものは含まれていませんよって、これものなんですよ。ですから、これから松前町が将来のために大きな事業に取り組む場合には、これシミュレーションがらっと変わってきます。今、財政調整基金13億台に下がりましたね。ちょっと前まで15億ぐらいあったけどね、やっぱり今年度の対応で13億ぐらいにさがりました。これでいくとね、おそらく財調だって底ついてしまうんじゃないですか。財政担当の方は、本当に頭痛いんでないのかなと思います。ですから、地方交付税で食っていますっていうのは、前段で紹介しましたね、職員の話は笑えないにしても、やはり少しずつでもね、今の町税の中のね、資料もきちっと整理してきたつもりでも、いざとなるとなかなか見えないもんでね。最後の町債まで行くとね、やっぱり少ないながらもね、自分達で獲得、何とか増やしていける要素がある町税、その中の町民税、そして固定資産税っていうものは、確実にっていうか、着実に積み上げていく町政の取り組みってのは、私は基本の基本でないのかなと思ってます。確かに風力も、あるいは洋上風力も固定資産税、そういう面から考えれば魅力もあります。それから、完成するまでの経済効果も当然魅力もあります。そういうものも含めてね、これはもちろん実現のために努力してほしいと願いますし、更には前段で申し上げました、例えばテレワークの拠点施設をつくる話も、確かこの件は2番議員も3定で質問していたと思います。だから、みんながそういう立場でね、知恵を出し合ってこういう形で何とか実現することによって、町の財政を少しでもフォローできるんでないかなっていうものは、やっぱり行政担当者とは真摯に受け止めてね、着実に進めていただきたいなと思います。あと1分ぐらいになりましたけれども、機会があれば、今日の町長との質問の中身を整理してね、もう一回きちっとした形でどういう、今回のこのやりとりを受け止めて、どういう形で進んでいくのかなというものは、私はもう一回やってみたいなと思ってます。町長、最後になりますけどもね、本当に大変だと思いますよ。だけども、少なくとも文献調査に手を挙げなくても済むような形でね、松前町は自分達の財政を維持していかなければいけないんでないかなと思いますんで、その辺の考え方、最後に一言まとめてください。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

議員から起債の償還のお話、更には財政調整基金のお話でご指摘されました。町の財政運営の基本は、自主財源の確保にあるんだろうなというふうに思っております。自主財源の多い自治体は、財政力が高いというふうなことになりますので、願えれば、そういうふうな財政運営ができればいいなというふうに思っているところであります。町政運営にあたりまして、町民のサービスの低下にも繋げないような、そんな財政運営、予算編成をしてまいりたいというふうに思っております。本当に危機感、財政の危機感っていうのは、議員認識のとおりだというふうに思っております。私もそう思っているところであります。自主財源確保しながら、将来の町、国、弾力性のある財政構造ができればいいなというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいなというふうに思います。

議員の質問 9番 梶谷康介

18秒。あのね、いろいろ申し上げましたけども、皆さんに対する厳しい批判もしました。私の考え方も述べさせてもらいましたけれども、やはり、みんなで頑張って松前町支えていかなければいけないという気持ちからです。ご容赦願いたいと思います。ありがとうございました。

出典:松前町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月14日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる

松前町存続の為の財源対策は? 松前町議会 2020年12月14日|みんなの議会