森町議会 平成24年第1回 12月会議 2012年12月11日
防災体制について
- 聞いた人
- 三浦浩三 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 13番 三浦浩三
2つ目としまして、防災体制についてお伺いいたします。当町は、以前から自然災害対策として噴火や洪水に主軸を置いてきましたが、昨年の東日本大震災では当町のホタテ養殖施設等も甚大な被害をこうむりました。改めて災害対策、対応の構築が急務であると痛感しておりますが、以下に町長の所見をお伺いいたします。1つ、地震、津波、噴火等の複合災害をこうむる地域であると思いますが、人命を第一に考えたときに危険情報を速報する手段として屋内個別受信機を森地区の各家庭と町内会、全事業所に砂原地区に設置されておりますタイプ同様の設置をすべきと考えていますが、いかがか。2つ目、低地帯居住区からの避難路が全域にわたって不足しておりますが、鉄道横断路は踏切式での新設は認可されないと仄聞しておりますが、それらの対策に対して。また、大沼に面した緑の村には出入り口が1カ所よりなく、赤井川方面への避難路を確保すべきと感じますが、いかがか。3つ目として、複合災害時の被害想定はまだ手つかずと思われますが、全国的にも希有な立地地域にあり、前段の対策のほかにも公共施設の高台への移転や避難場所、避難所、緊急避難器具等々、これらを推進するために上部機関への折衝や国の復興予算を確保すべきと考えますが、いかがか。4つ目としまして、地域防災計画の見直しがされておりますが、これまで当森町議会は対策本部に関与していませんでしたが、情報の共有や住民対応等を考え合わせますと、議会も各種対策の一翼を担うべきと考えますが、いかがか。以上、4点についてお伺いいたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
三浦議員のご質問にお答えいたします。1点目についてですが、森地区の個別受信機は議会議員、町内会長、消防団幹部、役場管理職などについて既に設置されておりますが、森地区の各家庭及び全町内事業所への設置については現在のところ有利な支援条件がなく、町としては負担が大きいため取り組むことは困難であると捉えております。しかしながら、危険区域に対しましては設置の必要性を感じているところでありますので、今後の財政状況等を勘案しながら検討していきたいと考えております。2点目についてですが、議員ご指摘のとおり今日では列車の高速化に伴い、踏切式の道路新設は認可されない旨、JR北海道に確認をしております。今後は関係課、関係機関、JR北海道と避難路の確保に向けて検討を重ねたいと考えております。また、緑の村につきましては現在七飯町の協力を得て毎年地域一体的な避難訓練を実施していることから、今後も七飯町との連携を図ってまいります。3点目と4点目につきましては関連しておりますので、まとめてお答えいたします。地域防災計画の見直しにつきましては、平成25年度実施に向けて現在資料の収集等、基本計画策定に向けた取り組みを進めております。基本計画が策定されますと、各施設等の移転計画についても皆様にお示しできるものと考えております。避難場所や避難所、緊急避難器具等へ対応できる財源につきましては国や道、関係機関への予算確保に向けて取り組んでまいりたいと考えております。最後に、現行の災害対策基本法上では議会がかかわれるような制度になっておりませんので、森町独自の計画を策定する中で協力していただけるような組織づくりを進めていきたいと考えております。以上でございます。
議員の再質問 13番 三浦浩三
先月の11月のたしか27日の新聞報道だと思います。こういう記事があります。防災対応で南三陸町長告訴と。これは皆さんよくご存じのとおり、役場庁舎そのものが甚大な被害をこうむって、そこにいた職員の方々の遺族だと思います。この自治体町長の一番大きな重い責任というのは人命だと思います。生命、財産の保全、そして福祉の向上と、こういうものをないがしろにした場合には現実こういう住民訴訟、告訴というものも現実問題として浮き上がってきております。そういう中で財源がある部分で、最近のニュースでもやっております。人命をどのように扱うか、どういう思いを持ってやっていくか、各市町村、自治体それぞれが財政難でございます。でも、その中で危険を知らせると、危機認識を常に持ってもらうと、そのための財政出動というのはやはり第一に考えるべきではないかと思います。例えば今森町の一般家庭の世帯数7,800戸くらいですか。その中の砂原地区は約1,700戸くらい、これはもう既に設置済みです。また、最近の電波、アナログからデジタルになっています。でも、アナログ式であればそんなに高額なものでは、危機器具としては必要ではないと思います。そうしたときに約6,000戸の一般家庭に設置するのに3億かそのくらいだと思います。5億くらいになるのかな。そういう中で、今はまだ合併特例債の適用も受けられます。過疎債もできます。過疎債をもし使うことになれば、約10分の1ぐらいの原資があれば何とかなるはずです。金がないからできないよと、あなた方勝手にしてくださいと。これは、逃げるときはてんでんこかもわからないけれども、逃げる前の準備をしてもらうための告知で、これをやはり第一にするべきでないかと、そう思われます。ぜひその辺のことを再度ご答弁願いたいと思います。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再質問にお答えいたします。三浦議員おっしゃるとおりに、やはり町民の生命、財産を守るということは非常に重要な町の施策です。取り組んでいかなければなりません。もう一方では、その町民を災害から守るということで、ふだんの生活に対してもこれは守っていかなければならないのも一方で重要な部分です。そういった部分では財源出動、本当に先ほどのご質問にもありましたように重要に、大切に扱っていかなければならない、そういう認識です。それで、今現在全戸につける取り組みをということなのですけれども、これは基本的に考えています。しかし、一気に全戸にしてそれがいいものかどうか。もちろん後々大変な状況があると思いますので、これは慎重に扱わなければならない。それについては、なぜかと申しますと、今現在屋外拡声器がとりあえず基本的にあります。この部分と昨年の3.11以降、特に町民の方々、表の声が聞こえないということでは窓をあけながら慎重に、真剣に聞いているように伺っております。そういったことから、まずは当町で一番危険率の高い駒ケ岳噴火に対する近いところ、それから海岸線に近いところ、そういったところに対して危険率の高いところからまず許される範囲の財源で設置をしていこうと、そういう基本的な考えでおります。後々この災害、防災行政無線に対してはいろいろな国の手だても恐らくなされるでございましょう。そういったあらゆる機会を何とかアンテナを高くしてキャッチしながら、早期になるべく早く全戸につけたい、そういった思いを持ちながらまずは危険なところから取り組んでいく、そういったところでご理解をお願いしたいと思います。以上です。
議員の再質問 13番 三浦浩三
終わります。