七飯町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月9日
道の駅「なないろ・ななえ」の経済効果等について
- 聞いた人
- 若山雅行 議員
- 答えた人
- 商工観光課長 福川晃也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 15番 若山雅行
次にいきます。23ページについては差しかえがございましたので、一遍、ちょっと単位について間違ったところがございましたので、新しいところで進めさせていただきます。2番目、道の駅「なないろ・ななえ」の経済効果等についてでございます。開業1年10か月で来場者が200万人を超え、極めて堅調に推移していると思われる道の駅「なないろ・ななえ」の経済効果等について、以下の点を伺いたいと思います。1点目、今期(令和2年3月期)の一般社団法人 七 飯 町 振 興 公 社 の 売 上高 の 内訳 ( 商 品 別 内訳)、来場者1人当たりの購買額及び従業員数は把握しているか。また、決算上、町からの業務委託費及び町への寄附金はどのように取り扱われているのかを把握しているか。2点目、経済効果の試算方法について、昨年の6月の定例会においては、実際の数字の把握は困難としながら、次のように説明されていました。経済効果については、北海道開発局が平成25年6月に発表した調査数字を参考として、1人当たりの経済波及効果874円×年間入込客数約101万人として、約8億8,000万円と試算し、そのうち税収については、北海道観光経済効果調査を参考とし、経済波及効果約8億8,000万円×3.45%として3,000万円、うち町税は約1,600万円と試算していました。考えてみると、試算方法にはいろいろな考え方があり、七飯町道の駅基本計画(平成28年3月)ではちょっと違う結果となっておりました。今でも経済効果としてこの算式を用いるのか。本当に経済効果が上がっているか。把握方法はないのか。仮に前記の試算方法をとるなら、他の道の駅に比べて入込客数が多い道の駅「なないろ・ななえ」の売上高は見劣りするということはないか。あるいは、来場者数のとらえ方が多いということか。3点目、売り上げのうち、出店手数料とあるのは、本来、七飯町が収納すべき性格のものではないのか。4点目、令和元年度(平成31年4月1日から令和2年3月31日)までの期間ですけれども、公の施設の指定管理者における業務状況評価の内容について、前年と全く同じ文言が書かれている項目もありましたが、問題はないか。それと、最後に5番目、コロナ禍以後の道の駅「なないろ・ななえ」のあり方について、何か方針、お考えはありますかということです。以上です。
町の答え 商工観光課長 福川晃也
では、御質問に御答弁をさせていただきます。まず1点目、今期の一般社団法人七飯町振興公社の売上高の内訳、来場者1人当たりの購買額及び従業員数は把握しているか、また、決算上、町からの業務委託費及び町への寄附金はどのように取り扱われているのかを把握しているかというこ- 17 -とにつきまして、七飯町振興公社の令和元年度の決算報告書から、商品別内訳は公表されておりませんが、指定管理料を除く売上高は約3億2,500万円で、年間来場者数99万6,727人であったことから、1人当たりの購買額は約326円で、令和2年3月の従業員数は17名であります。また、町からの指定管理料は売上高に、町への寄附金は販売費及び一般管理費に計上されてございます。2点目、経済効果の把握方法と、他の道の駅に比べ売上高は見劣りしていないかということでございますが、御質問にありますとおり、従前は経済波及効果の試算につきまして、北海道開発局発表の調査数値を参考とし、1人当たり効果額を874円として、年間入込客数に基づき試算をしてまいりましたが、先ほど御答弁申し上げました1人当たりの購買額は約326円で、開業間もない平成30年度につきましても約356円であり、これらと比較して2.5倍以上の開きが認められました。道の駅「なないろ・ななえ」の入込客数には、夜間のトイレ利用者が含まれており、また、近隣飲食業との相乗効果を目指し、軽食を中心としたメニュー提供であるなど、1人当たりの購買額は低くなると考えられることから、年間入込客数を乗じた試算によりますと、実際から大きく乖離する可能性が考慮されます。このことから、経済効果のうち、直接消費額として、決算による売上高を当てはめ、従前と同様に北海道開発局発表の調査数値から、経済波及の大きさを示す数値である誘発倍率2.07を乗じた6億7,275万円を直接間接効果を加えた経済効果として試算をいたします。あわせて、税収につきましては、北海道観光経済効果調査から、観光産業の経済効果に対する税収効果の割合である3.45%を乗じ、税収効果は約2,321万円、うち、町税に限定しますと、約1,220万円と試算いたします。経済効果等の試算につきましては、国や道が実施した各種調査を活用して試算を行いましたが、それぞれの調査対象や調査手法の違いなどにより、結果に相違が出ること、実情を勘案し、試算方法の変更を行うなど、その把握方法を随時検証していく必要があると考えてございます。また、他の道の駅の売上高に関する資料が公表されておらず、その点につきましては比較ができませんが、多くのお客様に御来場いただき、観光や特産品、食や歴史など、七飯町の魅力を紹介し、地域のさらなる活性化に取り組んでまいりたいと考えてございます。3点目、売り上げのうち、出店手数料は、本来、七飯町が収納すべき性格のものではないのかにつきまして、農産品等の直売に係る販売業務は指定管理者が行っており、それに係る手数料でございますので、指定管理者の事業収入とすることとしてございます。4点目、令和元年度の公の施設の指定管理者における業務状況評価の内容について、前年と全く同じ文言が書かれている項目もあるが、問題ないかにつきましては、適切な管理運営の確保や、利用者のサービス等の維持、向上などにおきまして、新たな取り組みなどで特筆すべきものはありませんでしたが、業務全般にわたり継続して取り組んでいただいており、指定管理者の業務に関しましては、前年度に引き続き高く評価をいたしているところでございます。5点目、コロナ禍以後の道の駅、「なないろ・ななえ」のあり方について、何か方針はあるかにつきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、咳エチケットや手洗い、換気の奨励、三つの密を避けるなど、日常生活においても新たな取り組みが実施されており、道の駅に関しましても例外ではございません。全国よりお客様が訪れることから、職員のマスク着用と検温、消毒の徹底はもとより、来場者へのマスク着用のお願いや、消毒液や空間除菌剤の配置、対面カウンター等の飛沫感染防止スクリーンの設置、レジ前などでは間隔をあけるための床面表示、座席間の距離確保などに取り組み、各種イベントの実施に関しても、屋外での実施とするなど、イベント内容を含めて、いかに感染拡大防止対策を徹底できるのかを常に念頭に置いた上で、指定管理者としっかりと連携をし、新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでまいりたいと考えておりますの- 18 -で、御協力のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。
議員の質問 15番 若山雅行
ここでちょっと疑問というかいろいろ思ったのは、道の駅の営業実績というのは、業務委託している指定管理者である一般社団法人七飯町振興公社の決算書の内容とほぼイコールで、そこの売り上げだとかそこの利益だとかが道の駅の業績だよというふうに考えていいのかどうか。何かほかに加えたり引いたりしなければいけないものがないのかどうかということと、先ほど業務委託費と寄附金について、経理の処理というか、どの項目に入っているのかということで御説明がありましたけれども、実際、寄附金の額について、最初の期のときにはほぼ業務委託費と同額を戻して、一切援助をもらわないでやっていますよというような形がとれたのですけれども、今期の決算についてもそれと同じなのか、寄附金の額は幾らだったのか、業務委託費は幾らだったのかということを改めて確認させていただきたいと思います。それと、再度、業務状況評価という、ホームページに公表するような、その内容について、最初のほうの利用者の意見等の反映とか、数字、何%だとか、そのあれは変わっているのですけれども、ほかの項目、例えば利用者サービス等の維持向上だとか、総合評価だとか、これについては全く 一 言 一 句 同 じ 内 容 が 書か れ ると い う の は 、ちょっと信じられないというか、ある項目があって、それを丸して、大変よくできました、よくできましたというものであればいいのですけれども、どのようによかったのか、どのように改善点が必要なのか、個々具体的な熱い言葉が必要なのではないかなと思うのですけれども、そこのところについてもう一度お願いしたいなというふうに思います。それと、道の駅の入込数というのですか、その数について、今期、直近の決算ではコロナ禍の影響があって、2月、3月なので、その影響があってちょっと数字が落ちたというふうに考えていいのかどうかということと、最初の年が7万人、これはちょっと短い期間でしたけれども、その次が101万人ありました。今期が99万人ありましたということなので、これが営業していない夜の入場者のあれもカウントしていたというのは、ちょっといただけないといいますか、そういうものも入った数字として100万人達成だとか何とかということであればいいのですけれども、そうでなければ、ちょっと大目に、過大に掲示しているのではないかという印象を持ってしまうので、それだけたくさん夜も昼も来ているということでいいのかもしれないのですけれども、そこのところについては、ちょっと数字の発表について、問題がないのかどうか、ちょっと確認したいなというふうに思います。それと、もう1点、今後、道の駅の、既につくってしまったものなので、上手に活用してもらわないと困るなと思うのですけれども、私が懸念するのは、今、毎年道の駅の借金というか返済が幾らあるのかと。それに対して、先ほど、前回の質問に比べて金額が、税収試算額でも減っておりまして、これについて、返済財源が果たしてどこから出るのかと。私がちょっと考えたのは、先ほど言ったとおり、出店手数料というか、本来決まった手数料を指定管理者が町のかわりに受けているので、手続をしているので、それについて町が収入しても、1,000万円程度ですけれども、それについていいのではないかなと思ってあれなのですけれども、もちろん条例で七飯町道の駅設置及び管理に関する条例で、前項の規定により指定管理者に納められた利用料金は指定管理者の収入とすると文言があるので、これについては全くおかしいことをしているわけでないのですけれども、本来、町が、公社が十分収益を上げているわけですから、それについて、その手数料について収納する、建物の家賃収入みたいなものですよね。それについて収納するということについて、おかしくないのかなと思っている。それでもまだ財源は少ないわけです、返済する中で。だから、そういうことでどうなのかなというふうに考えたわけです。それについてちょっと御答弁をいただきたいのと、業務状況評価の中で、特に多かったアンケートというところの中で、農産物の直売における野- 19 -菜等の価格、鮮度及び品ぞろえについてアンケートが多かったということで、価格について、アンケートの結果、どのような内容だったのかということです。高いのか、安いのか、安くてよかったのかということです。それと、今後のあれとしては、今後は充実した農産物の確保へ向け、提携先との綿密な調整を図るということで、顧客への利便性だとか売り上げだとか、道の駅の魅力アップをしていくというようなことが評価の中に書かれているわけですけれども、その具体的な内容について、どうなのかなと。売り上げを上げる、あるいはコロナ禍で、今後、来場客というか入込客は、90万人とか、ちょっと見込めないのだろうなというふうに思います。早くコロナが収束してたくさん人が動くようになればいいなとは思いますけれども、その中で少しでも魅力ある道の駅にするための具体策というのですか、そこのところをもう少しお聞きしたいなと思います。以上です。
町の答え 商工観光課長 福川晃也
では、御質問に御答弁をさせていただきます。まず、道の駅の指定管理者でございます七飯町振興公社につきましては、事業の主体専らを道の駅の運営のほうに充ててございますので、公社の決算がほぼほぼイコールということになってございます。それから、寄附の金額につきましては、今回の元年度の決算上では100万円の寄附をいただいているところでございます。それから、業務評価の関係でございますが、冒頭に御答弁申し上げましたとおり、業務の内容につきましては、前年度に引き続き積極的に取り組んでいただいているところでございます。文言が一致してしまっているところがございますが、これにつきましては、非常に高い評価であることにかわりはございません。今後、新たな取り組み等、特筆すべきもの等が出てくれば、これについても触れてまいりたいというように考えてございます。それから、入り込みの人数のカウントの方法でございます。道の駅「なないろ・ななえ」の入り込みのカウントにつきましては、まず出入口のところにカウンターを設置してございます。あわせて、このカウンターは24時間トイレのほうの入口のほうにも設置をしているところでございます。そして、入って、出て、1名というカウントになりますので、2回で1名のカウントをさせていただいているところでございます。「なないろ・ななえ」につきましては、このようなカウンターによる計測によってございますが、例えばほかの地域の道の駅であれば、例えばレジカウントの場合もございます。さらには、例えば七飯町の道の駅の基本計画に出てございます富浦道の駅等、あちらの地域に関しましては、購買額調査というもので出てくる単価を売上高で除して、それをもって人数としているとか、例えば車両1台につき3名が乗車すると規定して台数×3名というような計上の仕方とか、実はそれぞれの道の駅によって多種多様なカウントの仕方があるということで御理解をいただきたいなと思います。それから、道の駅建設にかかった費用等につきまして、道の駅の売上高等が町に入って、それが返済等に係る特定財源になったりというようなことのお話でございましたが、当町の場合は、そういった返済等に係る特定財源としての収入は考えてございません。道の駅につきましては、今お話にも触れられてございましたが、道の駅の直接の売り上げもございますし、道の駅の機能といたしまして、まず、情報発信の機能だとか、それから、休憩の機能を提供するだとか、そのほかにも、近隣の店舗等との相乗効果を発揮するとか、そのほかにも、道の駅「なないろ・ななえ」につきましては、七飯町であれば大沼国定公園に代表されるような観光地間のハブの機能として、送客、誘客をするというようなことも想定して運営をされているところでございますので、目に見えない形での七飯町のPRとか、そういった波及している効果もございます。こういったところも勘案していただきまして、御理解のほどをよろしくお願いしたいと思います。それから、野菜価格等に対するアンケート等の結果はどうなのかというようなお話だったところ- 20 -でございますが、例えば、特にその日の朝に野菜は補充をされてまいります。それから、不足等が発生したときには、それぞれバーコードというのでしょうか、そういったもので売り上げがどの程度数量が出ているのかというのも納入されている農家さんに情報としてメール等で情報が届きます。それに応じて補充をしたりだとか、そういった対応をしているところでございます。この野菜の販売に関しましては、農家さんの販路の拡大、それから、みずからが値づけをするというような形もありますので、これについては、それぞれの納入の農家さんがそれぞれ独自の値づけをして、消費者の皆さんの期待に応えているところでございます。価格等に関しましては、決して高いというものではございません。季節等の要因、それから、成育状況等にもよりますけれども、その日、その日でそれぞれが適切に価格に反映していると考えてございます。特に野菜に関しましては、アンケート等につきましても、非常に野菜がおいしいとか、そういったお話も受けてございます。ただ、アンケート等でマイナスの意見もございます。もっと野菜をふやしてほしいとか、種類をふやしてほしいとか、ちょっと午後に行ったらもう品切れだったので残念だったとか、そういったアンケート結果はございますので、こういったものにつきましては、農家さんとこの情報を共有して、もっとよりよく楽しんでいただけるように対応をしてまいりたいと考えているところでございます。それから、コロナ禍における集客と営業対策についてですが、今、どこの観光地でもそうなのですが、やはりコロナの影響で非常に入り込みが落ちているというところがございます。最初の冒頭の答弁でも申し上げましたが、コロナに関する感染防止策を徹底すること、これがまず第一でございます。そして、これを実現するために、今までの既存のイベントのあり方、それから集客、接客、そういった対応についても、また新たな取り組みをして、構築をしていかなければならないと考えてございます。具体策といたしましては、先ほど御答弁申し上げたとおりでございますが、これからもイベント等につきまして実施をしてまいるところでございますので、そこで、例えば距離を保つとか、ドライブスルー方式であるとか、そういったものをいろいろ検証を実施していって、よりよい形になるように取り組んでまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。道の駅の入込客数につきましては、基本計画上で年間90万人を想定していると。これがいわゆる目標というような形で取り組んでいるところでございます。今般は、先ほど御質問の中にもございましたとおり、新型コロナウイルスによる影響によりまして、年度後半につきましては、来客が激減したということもございまして、このような数字になったと考えております。今後につきましても、こういった逆風ということは当然想定されますが、でき得る限りの対応をして、皆さんに喜んでいただける道の駅であり続けるという考えで取り組んでまいりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。
議員の質問 15番 若山雅行
先ほど経済効果の試算方法について、大きく減額になりますけれども、見直しをしたということもございまして、来店客数とか入込客数の実数に近いというか、本当に来てくれた人の数をとらえる工夫といいますか、ドアがあいて、出入りして2で割るという数字の仕方については、僕も銀行にいたときに、冬になると数字が、ぐっと来店客がふえたということで、どうしてかなと思ったら、寒いので、バスを待っている人が中に入ってきて待っているというような、そういうこともございまして、要はこういう件数については、前年とどう変わったか、前回とどう変わったかということで、比較で見るということで非常に重要なものはあると思うのですけれども、200万人とか100万人とか、すごい数字だけがどんと宣伝されて、外に向かっては非常にいいのかもしれないですけれども、我々、実際、財政的なというか経営的なものから見たときに、実質何人なのだろうという、そういうようなところで、とらえ方について、難しいのかもしれ- 21 -ないですけれども、見直しできないかどうか。実際の、銀行などでは、受付票を引いた、その数が来店客数というふうにとらえるというような形になったりしておりまして、ドアの開け閉めだけでは見ていないのかなと思うのですけれども、そういうようなことをできないのかどうか、ちょっと最後にお聞きして、質問です。
町の答え 商工観光課長 福川晃也
入込客数につきましては、先ほど御説明しましたとおり、その道の駅によりましてさまざまなカウントの仕方があるということはまず御理解をいただきたいと思います。そして、道の駅に関しましては、販売といって、売上高に関係するもののほか、いわゆる休憩機能、そういったものも提供をしていく。それから、トイレも当然そうなのですけれども、そういったところのサービスも提供するという前提で建てられたものでございますので、現在のところ、そういった目的にも合致するということで、出入口にカウンターを設置しているということで御理解をいただきたいと思います。さらに、売り上げ等に基づく方法につきましても、議員、御質問にありましたとおり、実際の売上高を来場者数で割ることによって、客単価というものが見えてまいります。これをしっかりと注視して、実際の売上高、1人当たりの購買額というものがどのような形になるのかということにつきましては、さまざまな各種調査等の数値等を活用して、でき得る限り実態を把握できるように試算等をしてまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。
議員の質問 15番 若山雅行
終わります。