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せたな町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月13日

高齢者の通院問題と買物支援について

聞いた人
菅原義幸 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 11番 菅原義幸

高齢者の通院問題と買物支援について町長に伺います。質問に入ります前に申し上げておきますが、買物の支援については、午前中に横山議員が行った質問と重なっておりますので実はカットするつもりでおりました。ところがカットするわけにはいかない答弁をおっしゃってますので、これは質問通告書どおりとりあえず最初の質問をさせていただきたいと思います。その上で再々質問の中で、いろいろ展開させていただくことにいたしたいと思います。①瀬棚区のAコープせたなが2月一杯で閉店し宅配サービスがストップしたために、車を持たない高齢者を中心に深刻な状況が生まれています。他の区にも共通する問題であり自己責任で解決できるような問題ではありません。せたな町全体の課題としての町の対応策を伺います。②高齢化率が加速し、一つの区がまるごと限界集落になると言う深刻な事態に直面しています。自家用車を所有していない高齢者世帯などのために無料通院バスの全町的拡大と継続的運行は必要不可欠の課題となっています。町長の考え方を伺います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

菅原議員のご質問にお答えいたします。1点目の高齢者への買い物支援策につきましては、先ほど横山議員からのご質問の答弁と同じ内容になりますが、介護保険のヘルパー利用やボランティア団体による訪問型サービスBの利用、社会福祉協議会の買物支援、民間の配送サービスなどの充実に努めながら、新たにデマンドバス路線拡大について検討してまいりたいと考えております。2点目の無料通院バスの全町的拡大と継続的運行につきましては、先日せたな町地域公共交通協議会での協議が終了しましたせたな町地域公共交通計画をもとに、交通空白地域におけるデマンドバス運行の検討、既存路線の利便性向上など、地域住民が安心して利用できる交通環境の整備と持続可能な公共交通網の形成に向け協議していきたいと考えております。無料化につきましては、そうした状況を達成したあとに検討したいという考えでございます。ご理解をいただきたいと思います。

議員の再質問 11番 菅原義幸

再質問を行います。まず町長、午前中の横山議員の質問の感想についてから始めますが、町長の事実認識、現状認識、甘すぎませんか。町長の答弁の基調は、現状で対策はされているという分析なんです。これ訂正なさったらどうですか。全町的に見ても非常に厳しい状況なんです。まずこれが1点。それから最後の再々質問ですか。何か町長の体験談を持ち出してまして、不便な所に住んでる高齢者は便利なところに移住したらいいという趣旨の答弁してましたよね。違いましたか。そういう趣旨の答弁をしましたよね。首かしげてるんですか。不便な地域に住んでおったら、便利性の高い地域に引っ越したらいいだろういう趣旨の答弁なさったんです。私はこれは発言取消したほうがいいと思います。とんでもない話です。今せたな町内で不利益地域に住んでいる方に、町長そう言ってましたよって私たち説明できますか。不便でしょうと、町の真ん中に引っ越したらどうですかってしゃべりますか。公式の答弁であなたはそう発言してるんです。私は責めるつもりはありませんので、発言はきちんと取り消されたほうがいいと思います。まずそのことを申し上げておきたいと思います。Aコープせたなの閉店による買物支援対策の問題につきましては、私もたくさんの方から相談を受けまして、去る2月21日に町長に協議を申し上げました。これはご記憶なさっておりますでしょ。町長に出向いていろいろ報告しておりますから。これは町行政上の基本問題として町長の対応を要請したいということで提起をいたしました。その返事が3月2日に回答がありました。簡単に言いますと、新函館農協サイドと検討したけれども、農協サイドでは直営店ではないので、再開するという返事はもらえなかったというような趣旨であります。加えて余計なこと言ったなと思いますけども、菅原さん、あんたの息子さんにでもやらしたらどうですかという提案までいただきましたよ。そういう話じゃないんですよ町長。直営店でないのは100も承知です。200もわかっているんです。現在、閉店された店長が個人の責任で農協から建物を借りて経営しているということなんです。これ何で問題がこれほど大きくなっているかといいますと、海岸方面の遠い地域に住んでいる方からだけではなくて、町のど真ん中に住んでいる高齢者の方からも不便になったっていう声が出されているんです。それはわかりやすい例で申し上げますが、10キロの米を買うと、あるいは5キロの米を2袋買うと。これもう持ってこれませんって言うんです。その時にそのほかの買物も含めて宅配してくれるんですよと、届けてくれるんですよと店長が、これが出来なくなるっていうのは辛いっていうんですよね。そのほかにも、なぜコープせたなが便利だったのかということについても、縷々理由がございますが、これはここで申し上げることは避けさせていただきます。町長には既に申し上げておりますので。それでこういう問題は瀬棚区だけでなくて、大成区においてもしかり、また北檜山区においても遠方地、高齢者いらっしゃるわけですから北檜山区においてもしかり、全町的な基本政策の問題として対処される必要があるというのが私の問題提起なんです。何か町長は既存の政策を利用すれば、それで現状クリアできるみたいな話をしてましたけども、そういう問題では私はないと思います。横山議員も取上げておりましたが高齢化率すごいです。横山議員は町全体の高齢化率が47.2%というふうにおっしゃっておりました。そのとおりの数字でありますが、区別に申し上げますと北檜山区は42.3%でありますが、瀬棚区が50.2%、区全体が限界集落になってるんです。それでは大成区はどうか、60.3%です。こういう現状を踏まえたときに買物支援を町が政策的に打ち出していくということが非常に大事だということを申し上げたいと思います。今回、幸いにいたしまして、これは昨日、新聞折り込みチラシがございましたが、北檜山区のコンビニ経営者が、東ハイヤー側と協力をいたしまして、水曜日と日曜日ごとに配達を毎週行うという案内チラシが入りました。さすが民間の知恵、責任、発想でありがたい方策を打ち出してくれたなと感謝しているところであります。それで町長、こういうことも書いてあるんですその中に、配達料金は1箱につき300円となります。これは売る側としては当然の提案でしょう。それで私は町長の誠意を示していただくために、せめて町としては、この1泊につき300円の消費者負担、これを制度的に助成するという政策に踏み切っていただきたいと思うんです。多分町長が、いやあそこだけ特化してやるわけにはいかないと、不公平になるかなというようなことをおっしゃるだろうと思うんです。私は、そういう政策を他の地域にも見合った形で、噛み合った形で展開していったらいいだろうと思うんです。その走りとして、まず民間事業者の発送に1箱につき300円の経費を助成するという形で、町も政策的に同調していくということをおやりになってはいかがかということを提案申し上げておきたいと思う次第であります。次に無料通院バスの問題について申し上げておきたいと思うんです。私は無料通院バスというのは、ぜひ範囲を拡大して町の一貫した政策として継続していただきたいと思います。やはり高齢者にとっては通院問題っていうのは、日々生活をしていく上での最低限の命綱なんです。今回は項目として取上げておりませんが、ハイヤーチケット補助金の問題、これについても触れておきたいと思うんです。町長は道がやるまでは、せたなはやらないという趣旨の答弁を基本として2回繰り返しました。2回の一般質問で2度繰り返しました。私その返事を瀬棚区のその当の高齢者にお返しをしました。町長は理解しませんと、道がやるまでは町で独自にやるということは返事はもらえませんでした。大変申し訳ありませんというふうに申し上げましたところ、どういう答えになったか、町長よく聞いておいてくださいよ。その方は、早ければ3月、遅くても5月頃なんでしょうね、せたな町を引き払って娘さんのところに行くそうです。こういう状態がまず現実の問題として瀬棚区で1人出てきてるわけです。私は、我が町の高齢者に対する支援策としては大変不足しているものがあるなということを痛感いたしました。もう一つ例を出しておきます。これは北檜山区の高齢者の例であります。今高齢者の事故防止のために免許証の返上問題が非常に大きな問題になっております。それでその方も80代の方でありますけれども、いろいろ考えて昨年、免許証を自主返納したそうであります。ところが町長、これはある公営住宅の2階に住んでる方なんですが、運転免許証を返した途端、膝が悪くなったっていうんです。独居の方です。階段の昇り降りも不便だと。それで私は実は今議会でハイヤー代チケット出すように取上げてるんですよという説明しました。大変ありがたいと。ぜひそれはやってほしいという声でありました。これはデマンドバス運行していない地域の方です。町内のバス停留所に行くこと自体が大変な方です。これはその方1人だけの問題ではないと思います。多かれ少なかれ共通した問題になってるわけですから、そういうことも視野に入れて無料バスの全町的拡大、継続的な運行は最小限のライフラインの問題として少し手をつけるということをご返事いただきたいと思います。以上であります。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

まず1点目の再質問でございますが、これは私の経験をお話をさせていただきましたけれども、これは一つの例としてこういうこともございましたという紹介をしたまででございますので、せたなをそうするということではございませんので、その辺はご理解をいただきたいというふうに思います。菅原議員も、このたび北檜山区のスーパーが出した配達のチラシの話をしておりましたが、こうして地域のスーパーがカバーしていただけるということにつきましては大変心強く思ってますし、こうしたことをチャンスと捉えて積極的にこういった考え方で事業の拡大をされるという方もやはり出てくるというふうに思います。他の地域でございますが、やはりお店がなくなったことによって買物支援のために商品を積んだバスですね、こういったものを新たに運転するということも出てきておりますので、そういった様々な民間での取り組みに期待をしたいというふうに思っております。一方で、これも先ほど申し上げましたが足の確保という面でデマンドバスであるとか、そういった公共交通の充実、区域の拡大ということもしっかり考えていかなければならないなというふうに思います。そういった様々なツールを使いながら、今後も買物弱者の利便性の向上ということに努めていきたいというふうに思っております。それと無料通院バスのお話でございますが、これも今までもこの質問をいただいておりました、これまでの答弁と同じというふうになりますが、患者バスの運行の継続、それからデマンドバスの運行地域の拡大などをしっかり全町カバーしたあとに、そういった部分について財政状況等も考えながら検討をするということで、これまでの答弁のとおりでございます。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

これは答弁いたしましたように、そうした民間のお店の動向、また町のそうした足の確保という全体的なことをまず整理を先にさせていただいて、そのあと検討するということになろうかと思います。

議員の再々質問 11番 菅原義幸

再々質問を行います。順位前後いたしますが、まず町長、外国の例の話これ取り消したらどうですか。正式に答弁したんです議員の一般質問に対して。適格性を欠いてるわけだから明らかに間違った主張を展開されているわけですから、せたな町で導入するということではないんだと、ないのであればそもそも答弁する必要がないわけです。必要ない話をしたわけですから取り消したらどうですか。とてもこういうことを私ども議会人として黙って拝聴するわけには断じてまいらないということを申し上げておきたいと思うんです。これは議長取り消させてくださいよ。それでなぜそういう発想が出てくるかということなんです。結局、町長は現状の高齢者の深刻な実態ということについて極めて軽視してるんです。そこに私は問題があると思います。現場深刻なんです。一人一人の状況を聞いてみると、とても会話できないような深刻な具体例というのはたくさん私ども知っております。ところが町長は、いや町にいろいろな制度あるんだからそれを利用すればいいじゃないかと。現状うまくいってんだみたいな感覚でいらっしゃるわけです。そこをきちんと現実に基づいたリアルな認識をなさって、的確な政策を打ち出したらどうかというのが議会側の一般質問の目的なんです。内容なんです。そこに噛み合った答弁をぜひなさっていただきたいと思います。そのためにも便利な地域に引っ越せと、外国の例を持ち出した答弁については、これは率直に取り消していただくように重ねて申し上げておく次第であります。それから300円の問題、これは私言ったとおり町長とうとうやるって言いませんでした。そういうところに高橋町政の限界があるんです。いろいろな言い方していろいろな理屈をつけて、結局、現実的な対応策を未来永劫にやらない方向にどんどんどんどん引っ張っていくと。これ町長ダメです。私はそういう町政は改めてもらいたいと。それで地方自治法について取上げておきたいと思うんですが、地方自治法の第2条第14項では、これは先ほども申し上げたことなんですが、地方公共団体は、事務処理に処理するに当たっては、住民の福祉の増進に努めるとともにとこう書いてあるんです。要するに地方自治の目的は、究極的には住民福祉の向上なんです。だから戦後の地方自治体というのは、大切にされ守り育てられてきてるんです。ところが地方自治の本旨に基づいた行政展開は私はぜひやっていただきたいと思います。そういたしますと1箱につき300円、これは消費者が負担増になるわけですから、そこのところをまずカバーする政策を速やかに打ち出して、これ予算幾らもかからないと思いますよ年間予算にしましても、打ち出したらどうですか。その場合に瀬棚区民だけ支援するのは不合理だという声が必ず出てくるわけですから、その時には他の地区、他の地域にも、それぞれの状況に見合った形の何らかの支援策を打ち出して全体に広げていくと、こういう発想になるべきだと私は考えているんです。以上について再々質問をいたします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

まず私の発言の取消しの部分でありますが、これは一つの例として申し上げただけで、こういうふうに進めていきたいということではございませんので、ご理解をいただきたいというふうに思います。私は小さい時から町長になるまで、残念ながらお店のない地域に長いこと住んでおりました。町が福祉の向上に努めるというのはこれは当然のことでございまして、旧町におきましても、新町におきましても、そういうことで町政を運営してきたところでございます。今回の議員のお話というのは聞かせていただいてよくわかりました。議員の話としてそれは受け止めておかせていただきたいというふうに思います。いずれにしましても、これからも福祉の向上という部分については、しっかり努めてまいりたいと考えているところでございます。それでは10分間休憩いたします。休憩 午後 2時04分再開 午後 2時13分

出典:せたな町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月13日 議事録 PDF(128ページ) 間違いを知らせる

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