せたな町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月17日
特定健康診査の受診状況について
- 聞いた人
- 小平久 議員
- 答えた人
- 町長 高橋貞光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 小平久
私から先に通告したとおり特定健康診査の受診状況について質問をさせていただきます。特定健診の第 1 期は平成 20 年から 24 年までで最終年の平成 24 年度の目標受診率 65%に対し、法定報告受診率は 36.9%と目標受診率を大きく下回っております。せたな町 3区の状況も 27.2%、38.7%、43.2%とばらつきがある状況であり、5 年間の推移をみても同じような傾向にあります。一方、特定健康指導の実施率は 68.8%と目標の 45%を大きく上回っているのにもかかわらず受診率が低いのが気になるところでございます。特定健診は 40 歳から 74 歳までの国保加入者を対象に、生活習慣病の予防で医療費を抑制しようと平成 20 年から全国で始まったものであります。医療費の 3 割は生活習慣病といわれ肥満や高血圧、糖尿病などが引き起こされ、放置すると重症化していくといわれております。受診率の低迷に町長は、今年の町政執行方針でも受診率向上に努め、町民の健康と医療費の抑制を図るとしていますが、具体的にはどう取り組んでいるのか伺いいたします。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
小平議員の質問にお答えをいたします。特定健康診査は、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、平成 20 年度から平成 24 年度の5 年間を第 1 期、平成 25 年度から平成 29 年度の 5 年間を第 2 期として特定健康診査等実施計画を策定し、医療費抑制を目的に実践しております。当町の受診率は、平成 20 年度 13.4%、これは檜山管内で最下位 7 番目でございました。平成 21 年度 22.9%、平成 22 年度 29.5%、平成 23年度 31.2%、平成 24 年度 36.9%と年々向上しております。最終年 24 年度の実績では、道内順位が 57 位、渡島檜山管内順位ではいいほうから 2 位、檜山管内では 1 位と 7 位から最高になっております。道内、渡島檜山管内と比べましても、高い受診率となっており、取り組みの成果が現れているものと考えております。受診率の向上対策といたしましては、健診日程等のチラシの全戸配布、回覧板、町広報誌、防災無線による周知、さらには保健師の訪問や電話での勧奨はもとより、各地域にいる健康づくり推進員にも受診勧奨の依頼をしているほか、各地域での健康相談や健康教育での講話や日程周知などを行い、日々受診率向上に向けた努力をしているところでございます。当町では、特定健診後の保健指導の実施率が内臓脂肪症候群の減少につながり、生活習慣病の発症や重症化予防に結びつく重要なものと考えております。保健指導実施率は国で示している目標を上回っている状況でありますが、今後も丁寧な保健指導を実施し、生活習慣病の予防へつなげて行きたいと考えております。また、さらなる受診率向上に向け、先般、健診受診率を着実に伸ばし道内でも受診率が上位にある空知管内の秩父別町を担当者に行政視察させました。その内容の中に、未受診者の受診しない理由を聞き取りし、住民検診に関わる周知の工夫や検診体制の見直しに対する意見を反映させておりました。当町としても未受診者対策として、未受診者の多くが医療機関に通院されていることから、町立国保病院、各診療所からの検査データの受領にも力を入れ、また、年代別、地域別の受診率を算出し、未受診者の意見を計画的に聞きながら、今後の健診へ反映させていきたいと考えております。今後も対象者全員へ受診票や受診券の発送などのきめ細やかな受診勧奨や土、日を入れた健診日程を増やし、受診しやすい環境づくりを実施しながら、町民の健康づくりを支援して参りますことでご理解願いたいと思います。
議員の質問 7番 小平久
全道で 57 位、檜山管内では、第 1 位だということではありますけれども、目標の達成率としては、まだまだの状況であると思っております。受診率の向上には、特定健康指導員の達成状況を見てもわかるように、保健師等の努力は認められますけれども、町民と意識をまだ共有するところまでには至っていないのではないかというのが現状ではないかと思っております。3 区の受診率を見ても相当ばらつきがあるわけで、まちとして取り組む姿勢がもう少し踏み込んでいいのではないのかなと思っているところでございます。健康維持増進と医療費の引き下げには、両方の医療の取り組みが欠かせないものだと思いますし、最たるものがこの特定健診の受診率向上だと思っております。合併 10 周年を契機に保健、医療、福祉の連携した取り組みをしなければならないものと思っておりますけれども、そこら辺の考え方はいかがかと思います。特にことしは大成診療所の改築、完成が見込まれております。まちとしてこうした投資事業を機会に受診率を向上させる意識改革、こういったものをしていく必要があるんではないかと思いますけれども、そこら辺の取り組む姿勢、町民への訴えはどのようになっておりますか。先ほど町長の答弁では、今までやってきたことの踏襲ぐらいにしか受けとめられませんし、先ほど、秩父別に先進地視察ということで行ってきたというお話がございました。そういったことで、進んでいる地域のこういった状況を見ても、更なる受診率の向上が求められるわけです。檜山で1 位であるからといって、それでやっているとこういうことで理解してしまうと、そこで止まってしまうんです。ですから、さらなる受診率向上のためにこれから何をしていくかということが大事だと思いますけれども、そこのところを改めてお聞きしたいと思います。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
お答えをいたします。まず受診率は向上していることはご理解いただいたようでございますが、まだ目標の 65 には達成していないというご指摘がございました。65%の受診率の目標でありますが非常に高い水準、目標でございまして、これは全道全国各市町村、大変取り組みに苦労している状況にございます。しかしながら、やはり検診することで病気の早期発見、あるいは医療費の削減といったことにつながるということからしますと、引き続きさらに受診率の向上を目指していかなければならないと考えております。議員の質問の中にございました今までとさほど取り組みが変わっていないのではないかというお話がございましたが、しかし、それは積極的に推進をしてきたということが、最下位から管内で 1 位になったということで、ご理解をいただきたいと。ただこれで満足するということではなくて、さらに道内の上位を目指していきたいと考えております。そういうことで、これからも頑張ってまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 7番 小平久
町長の答弁では 65%の目標に 36.9%で相当頑張っているんだという、ほぼ満足に近いような言い回しであったのかなと思うんですけども、私はそうは思いません。合併 10 周年を迎える状況の中で、特定健診の受診率向上は 3 区町民が意識を共有できるものだと思っております。そういった意味で、さらなる向上を目指すべきだと思いますし、こういった今年は大成区の診療所が完成します。これは大成区ばかりの問題でなく、こういったことをやっているということを 3 区町民にしっかり説明しながら、受診率の向上そして医療費の引き下げ人につながっていく、そういったことの訴え方が必要でないかと思っての質問です。ますますこういった保健師等の活躍が期待される中で、この 4 月には保健師が税務課に異動になりました。せめて町長、町民児童課だとか、あるいは病院事業につくとか、そういったことであれば連携した中での体制づくり、政策が生きてくると思うんですけれども、税務課に異動させて町長が言うように、せっかく受診率が向上してきた状況の中で、こういったことに対する町民の不安の声が結構あるんです。そういった今後の取り組み、この姿勢が大事だと思いますし、この受診率向上には、やっぱり医療、福祉、保健の中で町長のトップセールスとして町民に訴えていくことが大事だと思うんですけれども、そこのところの答弁をもう一度お伺いしたいと思います。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
お答えをいたします。先ほども申し上げましたが、決して現状で満足することなく、これからもさらに受診率向上を目指して取り組みを強化してまいりたいと改めてお話をさせていただきます。受診率につきましては、3 区大変大きな格差がございます。この原因はいろいろありますけれども、しかしそれを一つ一つ解決しながら、そして受診率の向上のために国保あるいは診療所からのそうしたデータの受領ということで、かなり受診率が上がるということも実はあるわけでございまして、そうしたことを積極的に取り組みを強化して、さらに受診率の向上を目指したいと考えております。それから幹部職員、管理職の人事の関係でございますが、これは保健師につきましては、これは専門職でございますので、その仕事をしていただいておりますが、しかし有望な職員につきましては、いろんな部署を経験していただいてしっかり管理職として通用するように職員を教育することも大事なことでございますから、そうした意味で、今人事をしているということで理解をしていただきたいと思います。決して保健医療、福祉の体制を弱くするというようなことではございませんので、皆さんかなり一生懸命それぞれの職員が頑張って、この受診率の向上のほか、さまざまな医療福祉、保健福祉の分野で成果を上げていただいておりますので、これからもしっかりそういう方向で取り組んでまいりたいと考えておりますことでご理解しております。
議員の質問 7番 小平久
議長答弁もれがあると思うんですけど、診療所の関係の中で特別に何か対策としたことがあるかということにはお答えになっていないと思うんですけれども。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
今年度大成診療所の改築整備を実施しておりまして、旧診療所が相当老朽化をしてきているということからして、診療所の改築をさせていただいております。当然、地域の大成区の皆さんの長年の願いでもございまして、これから安心して、いい環境中で受診をしていただくことになりますが、私たちもそうした医療サービスの向上ということで期待をしているところでございます。それと受診率の向上は直接関係をしていると思いませんが、それは先ほど言ったように、医療のデータの受領等を進めていただいて受診率の向上を目指す。また、大成区特有といいますか、漁業という仕事の関係上、随分受診を勧奨して受診をしていただく、そういう準備はしているんですが、残念ながら、受診日と海に凪とぶつかるとどうも実施していただけないというようなことがございます。したがいましてその日程の調整も含めて、これから柔軟に対応していくことで、受診率の向上に少しでもつながるのかと。そういうさまざまな要因で受診率が向上しない要因を調査しながら、それの解決に当たって向かっていくということでございます。そういうことで、広い意味でいいますと診療所の改築についても、受診率の向上に何らかの効果が出てくれることを期待をするということでご理解をいただきたいと思います。