七飯町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月4日
アップル温泉の赤字解消対策について
- 聞いた人
- 上野武彦 議員
- 答えた人
- 環境生活課長 村山德收、町長 杉原太
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 上野武彦
それでは、通告に従いまして2問の質問をさせていただきます。最初の質問は、アップル温泉の赤字解消対策についてであります。七飯町健康センターアップル温泉は平成11年に開業され、今年で開業27年目を迎えるが、開業以来黒字だったのは前半の7年間だけで、その後は赤字経営が続いている。開業以来、年間の利用客数は黒字期間が年間14万人以上で、最大で19万人であったが、その後は利用客数は年々減少し、近年では年間8万から10万人にまで減少してきている。また、この間町の70歳以上の高齢者への利用料の軽減が平成19年4月1日から実施されている。こうしたことを踏まえ、以下の点についてお伺いいたします。1点目、赤字経営に転落後、当初3年ほどの赤字は400万から500万円であったが、その後は1,000万から2,000万円になり、平成30年には3,000万円台、令和4年には4,000万円台の赤字になっている。この赤字の原因は何か。2、アップル温泉の経営状況は赤字になっているが、経営改善の取組はどのようになっているのか。抜本的な経営改善が必要ではないかと考えるが、七飯町としての考えをお伺いいたします。以上です。
町の答え 環境生活課長 村山德收
それでは、1点目から順次お答えさせていただきます。1点目でございますが、健康センターの収支につきましては、開業年度の平成11年度から平成18年度までの間、主な歳入である健康センター使用料と歳出の健康センター管理費を差し引いた収支はおおむね黒字傾向でしたが、平成19年度以降から赤字傾向となっております。原因といたしましては、歳出は施設運営に必要な労務費、消耗品費及び光熱水費等の価格高騰、施設管理では老朽化に伴う委託料、修繕料及び工事費などの支出が増加してございます。赤字の主な原因といたしましては、利用者減少による使用料の減収によるものと考えてございます。続きまして、2点目でございますが、利用者の増加及び新規利用者獲得に資する取組として、アップル温泉を知っていただくことを目的としたアップル温泉利用感謝イベント開催、雑誌などの媒体への情報掲載、JA新はこだて七飯町女性部の野菜等の物販、アップル温泉介護予防運動などを実施してございます。施設運営経費抑制を目的としたものといたしましては、嘱託職員から会計年度任用職員への配置転換による人件費削減、21時以降の利用実績から閉館時間を30分短縮させたことによる経費の削減、温泉熱を利用する熱交換器導入及び照明器具LED化による光熱水費の削減など、経費削減に資する対策を実施してまいりましたが、1点目でもお答えさせていただいた労務費、消耗品費、光熱水費や、老朽化に伴う修繕等に要する原材料費の高騰により、収支の抜本的な改善は困難を極めるものでございます。一方で、アップル温泉は健康センターとして町民の心身の保養と健康を推進し、地域社会の振興を図る公の施設であり、かつ地域の公衆浴場である側面を持ち合わせていることから、公の施設が提供するサービスの公共性に基づき一定の公費負担はやむを得ないものと捉えておりますが、利用者拡大の取組による収益向上、経費削減に向けた手法として指定管理などの民間活力の導入も検討してまいりたいと考えてございます。以上でございます。
議員の質問 11番 上野武彦
今答弁いただいておりますけれども、まず赤字の最大の原因はやはり利用者の減ということになるということなのですけれども、それとともに老朽化による補修・維持費の増加があるということが合わさってこ- 20 -のような赤字の状況が発生しているというのが答弁の中身だったと思います。利用者の減に対しての対策として具体的に今後どのようにしていくのかという点については具体的な答弁は見られませんでした。一番の問題は、今の赤字の原因がどこにあるのかということについて、利用者がどんどん減っていっている理由、これはもう少し把握しなければ駄目ではないかと思うのです。当初の半分近くにまで減るということは、やはり今のアップル温泉の状況がほかの温泉に比べてちょっと利用しづらいなという、いろいろな問題があるのではないかと私は見ております。そういった点でいえば、やはりもう少し答弁の中でこういう原因も考えられるという具体的な検討課題が見えてきてしかるべきだと私は思っていたのです。しかし今私が見ている範囲では、一つは高齢化によって今まで自家用車で来られたような利用者が来られなくなったとか、これはかなりの割合があるかなとは思います。ですけれども、この間の高齢者の入浴者数を見ますと、この高齢者入浴利用料の軽減措置が行われる前と後では、若干高齢者の利用は増えておりますけれども、抜本的に増えたわけでもありませんし、また、高齢者の利用がそう大きくこの間に減ったという数字も出ていないのです。そういうことを考えますと、高齢者は利用しているけれども、ほかの大人、小中学生の利用が全体的に落ち込んでいるという問題があると思うのですけれども、これについてきちんと分析しないと対策にならないと私は思っております。その中で一つ考えられるのが、まず施設の状況です。これを見てみますと、ほかの温泉施設と違う点が一つあります。それはラウンジ機能が充実していないという問題です。これはほかの温泉施設の場合は、玄関から入ってすぐのところにはラウンジがあって、湯上がりの客がそこでジュースを飲んだり歓談をしたりするくつろぎの場があるのですけれども、アップル温泉の場合は、玄関の右の奥のほうに畳の間があります。それが本来そういうくつろぎの場というふうに考えておられるのだとは思いますけれども、基本はそういう畳の間ということで、ある程度の自販機の設備だとかテーブル、椅子等は置いてあります。ですけれども、本格的なラウンジという、入浴客が入浴後のひとときをくつろいで過ごすという場には十分なっていないという問題があるのではないかと思います。これはほかの温泉施設と比べると大きな違いだと思います。それと、例えばテレビがついていないだとか、ついているのかいないのか私は今確認しておりませんけれども、そういうような問題と、それから椅子、テーブルの設置が憩いの場、ラウンジとしての機能が十分果たせていないのではないかというのが一つあります。もう一つは、健康センターと銘打っているわけです。それでいながら健康センターとして湯上り後の利用客が例えば健康機能を維持するような施設が充実しているかというと、そういう形にも十分なっていないなというような問題もあります。ですから、今のアップル温泉の現状をもう少し客観的に分析して対策を打っていかなければ駄目ではないかと思います。そういった点で、例えば利用者にいろいろなアンケートを取って意見を伺うとか、そういうことも含めて今後の対策をきちんと打って、こういうことをすれば利用客も増えていくのではないかというようなものを打ち出していく必要があるのではないかと思います。先ほどの答弁ではどうも何を考えようとしているのか具体的な動きが見えませんでしたので、そういった方向で今後どのように考えるか、具体的に答弁をお願いします。
町の答え 環境生活課長 村山德收
それでは、再質問にお答えさせていただきます。まず、議員の御指摘のとおり高齢者の入浴者の利用者数というのは大きく変動はないというところでございます。料金の区分でいう利用者の割合でございますが、令和5年度は大人料金で入られた方が51%。この大人料金は中学生- 21 -以上でございます。小学生の方については1.6%で、就学前の方々は1.2%で、高齢者の入浴助成を利用されている方については七飯町の70歳以上の方で46%という形になってございます。令和5年度もおおむね同じで、大人の方が50%、小学生が1.6%、就学前の方が1.1%、高齢者の入浴助成の方が47.3%となってございます。そういったところで先ほど若い方の利用の促進という議員の御指摘でございますが、まさにそちらについても今後七飯町の方、近隣の方も含めて今頻繁にご利用していただいているリピーターの方も大事にしながら、新規利用者の獲得に向けてのものについては実施してまいらなければならないと思ってございます。そういった中で次にラウンジの部分についての御指摘もございました。また、アプローチについては玄関を入って右奥に畳の部屋がございまして、その手前には10人ほどかけられる応接セットみたいなテーブルと椅子のセットがございます。そこに8台の自販機をそろえていて、入浴後にくつろぐ形で自販機とかを利用されながら、かつマッサージチェアとかを利用していただき、そこでくつろいでいただいているというところでございます。確かに民間の日帰り温泉施設等に比べればくつろぐスペース、ラウンジについては小規模であるのは確かでございます。そういった中で健康センターの側面としてのアプローチのニーズについて御質問のあったとおり、ご利用の皆さんの御意見も徴しながらどういったものがあるのか、平成11年度に運営してもう26年たつ施設でございますので、そういったところで皆さんのニーズ、ご利用者のニーズとか、今どういう方がどういう温泉・サウナとかが好まれていて、入浴後のくつろぎのスペースとしてはこういうものが欲しいとか、こういうイベントがあるとか、そういうものも耳を傾けるようにしながら、そういった形で集客強化に向けた取組を検討してまいりたいと考えてございます。以上でございます。
議員の質問 11番 上野武彦
基本的に質問の方向に沿ったような方向で努力をしてまいりますというような答弁がありましたけれども、具体的に例えば利用者の声に耳を傾けながらというような話がありましたけれども、アンケートを取るという具体的な考えはまだ示されておりません。もう一つ、ラウンジ機能を抜本的にほかの温泉施設に負けないような充実したものに、例えば10人ほどかけられる椅子がある程度のこれがラウンジ機能かという問題があります。そういった今の状況をどこが問題なのかという具体的な問題点を整理して、対策を具体的に打つという形で利用者の満足が得られるような、それが一つ対策としては必要ではないかと思います。それから、アップル温泉は健康センターという銘を打っています。それでいけばそういう施設があるところだということで町民が空いた時間を利用してそういう健康機器を利用する場所になってもいいのではないかと思うのですが、これについては大人が利用する施設が二つほど置いてあるとかその程度だという話ですので、この辺についても本当に今利用を増進させる、そういう一つの改善策として二つ今指摘しましたけれども、これを抜本的に充実させていくかどうか、この辺の意思をお伺いいたします。
町の答え 環境生活課長 村山德收
それでは、再質問についてお答えいたします。- 22 -まず、アップル温泉の利用者についてでございますが、開業当初は近隣の同規模同種の施設も少なかったということで一定の利用者がおりました。その後、近隣にも民間の日帰り温泉などの健康センターに類した施設が整備されたこと、また、昔と違いまして家庭にはお風呂とかシャワーが整備され、このような健康センターとか日帰り温泉には日常なかなか足が遠のいているということ、最近はどちらかというと若い方については温泉とかではなくサウナのはやりがあって、そちらに行くなどでなかなか集客が困難な状況にあるものと考えてございます。また、健康センターとしての施設では、現在先ほど言った休憩するところの畳の部分については35畳の畳の部屋、その隣に健康体操ルームという、令和5年に道の補助金を活用してアップル温泉介護予防運動ということで事業を行う際に整備をさせていただいたところが同じく35畳、そして今ソファーとか自動販売機を8台設置しているフローリングのところでございますが、こちらについては36畳というところで、合計160畳休憩するスペースがあるというところでございます。また、先ほど答弁しましたが、自動販売機8台を設置しているところと、そこと同じところのトレーニングルームというところにはマッサージチェア2台とエアロバイク2台ということで、健康センターとして健康増進の機器を設置しています。また、和室にもテレビを1台設置してございますので、利用者の増加に向けた取組をそういった形で進めてございますが、現在アップル温泉については公衆浴場料金の中でさらなる集客に向けてどのような取組ができるか、利用者ニーズを把握しながら検討してまいりたいと考えてございます。以上でございます。
議員の質問 11番 上野武彦
今、アップル温泉の現状ということで答弁いただいております。基本は入り口を入ってから右のほうに畳の部屋があって、それが合わせると35畳、35畳、36畳ということで100畳を超えるスペースがあるということなのですが、私が先ほども質問しましたように、その畳の部屋が本来のそういう入浴客に対する入浴後のサービスをするラウンジ的な機能が十分果たせていないという状況があると指摘しているわけですけれども、それについて抜本的に改善するというような方法は具体的には言及されておりませんでした。これはまず近隣の施設より見劣りする、そういう施設の状況をまず改善しなければ客の満足度を得られないという、むしろ離れていくというような状況が生まれるのではないかということが私の質問の一つなのです。その点について改善の方法を考えますみたいな程度のことは言っていましたけれども、抜本的にこのラウンジ機能を充実させるという言及はありませんでした。それについて再度確認をしたいです。本気でやる気があるのかという点が1点。それから先ほど質問しました健康センターとしての機能、これは例えば体重計、体脂肪計、血圧計だとか、こういったものがきちんと整備されていないのではないかという問題もあります。それはどこでもやっていることですので、それすらないということであれば非常に大きな問題だし、健康センターとしての機能を本当に考えた施設になっているのかということすら疑われる状況だと考えております。そういうことでいえば、その健康センターという言葉が本当に充実した形で実現できるような、そういう取組をしていただきたいというのが私の二つ目の点なのです。これについてもきちんとした方向が打ち出されておりません。健康維持機器ということではいろいろな小さい子どもさんから中学生、高校生、それから大人、高齢者も含めて、本当にあそこに行けば健康管理のいろいろな取組ができるというイメージのできる施設にしていってほしいなと思っているわけです。そういうことが本当に住民に伝わって、その効果、効率が十分考えられるのであれば、多くの利用者が温泉ばかりの利用でなくてそういうことを目指してアップル温泉にやってくる、そういう住民が増えるのではないかとも思いますので、まずいろいろ考えられる- 23 -対策はあると思うのです。例えばバスを運行して入浴者数を呼び寄せるだとか、そういうことも考えられますけれども、具体的に当面まずやっていけるようなことから改善をして、どんどん充実させていってもらいたいなということがあります。それから、赤字の一つの原因として高齢者の入浴料を200円割引したということなのですけれども、この部分は町としてこの健康センターの運営費にその減った分を入金しているのかどうか。要するに、そういうことはやっていいのですけれども、健康センターの運営そのもののことを考えると、ほかの施設に対しても町がやっているように、基本その減額分を健康センターの運営費に入れるべきではないかと思います。当然町が運営しているわけですから、入れなくても入れても最終的には町が負担する金額には変わりないということにはなりますけれども、とにかく健康センターのこうした大きな赤字の問題を考えた場合に、きちんとしたそういう管理運営については基本的なことはやるべきではないかと思うので、その3点をお伺いします。
町の答え 環境生活課長 村山德收
それでは、まずラウンジの話でございますが、議員のおっしゃるラウンジのイメージというのがどういうものなのか、イメージが私と一致しているのか、そこは話に違いがあれば申し訳ございませんが、現状アップル温泉の入浴前、入浴後のお客様の動線を見ますと、やはり家族連れの方、御夫婦の方とかでいらっしゃる場合は、どちらか早くお風呂を上がったりした場合についてはソファー席だったり和室とかでくつろいでいただきながら相方を待つというような傾向でございます。そういった中で、ラウンジについての一人のお客様に対する滞留時間といったものを鑑みますと、なかなかそこのラウンジ部分について充実したところで抜本的な入込客数が爆発的に改善するかどうかというのもなかなか、その辺についてもいろいろと考察しなければならないのかなと考えてございますので、そういった部分の整備についてはかなりの支出を伴うものでございますので、そちらについても慎重に検討してまいりたいと考えてございます。2番目の健康センターとしての健康管理についての部分の御質問でございますが、アップル温泉は体重計については各男女の脱衣所に設置してございます。血圧計についても玄関ロビーを入ったところに設置してございますので、そちらの部分については既に整備されております。また、健康センターとしての側面でございますが、先ほど御質問に答えさせていただいた令和5年に道の補助金を使って和室の畳の一部をクッションフロアにして行う介護予防の事業について、現在令和6年度の実績でございますが、1,635名の方がこのアップル温泉介護予防体操事業に参加してございます。この参加者については高齢者のほかに親子とかいろいろな多世代の方も一緒に参加してございますので、施設を改修してこういう事業を令和5年度から始めたことによって、新規のお客様であったりが健康体操事業以外のときにも御利用していただいているという形でございます。また、この健康体操の事業は1回参加するごとに1ポイントつきます。10回行って10ポイントつくと入浴券と交換という形でございますので、体操に10回来ていただければ入浴券をただで交換という形になりますので、そういった形でご利用されている方もいらっしゃって、入浴券でこの事業に合わせて入浴して、このアップル温泉の泉質が気に入っていただいた方については繰り返し体操事業以外でも利用していただいているものと思います。3点目の高齢者の入浴助成の部分についてでございますが、議員のおっしゃるとおり本町にある温浴施設については入浴助成相当分は助成はしているというところで、七飯町のアップル温泉については町立ということで、議員のおっしゃるとおり一般会計に入るものは一緒なので、特に一般会計から支出して使用料に補填するような流れではないと。会計が一緒なのでどうしても町全体の歳入は変わらないという観点- 24 -からそのようになっていますが、実際入浴助成分を含めますと少しは収支の部分についてはということで、そういう考えもございますが、入浴助成については七飯町民で70歳の誕生日以降の方はいつでも割引ということで、そういった形で何回もアップル温泉まで来ていただいたり、七飯町内の温浴施設に来ていただいたことによって、家にこもらない高齢者、そして温泉施設のところで社会とコミュニケーションを取って知り合いとか話をして、そういった側面、町民同士の触れ合いとか、高齢者の皆様がそういった形でコミュニケーションを深める場として考えれば、そういったところで健康増進にもなるしという側面も考えれば、一定の効果はあるものと考えてございますので、その辺については御理解のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。
議員の質問 11番 上野武彦
今の答弁は質問した中身に対しての答弁だとは思いますけれども、基本的に今のアップル温泉のほかの温泉施設との違い、これで劣っているところは抜本的に改善するのがまず一つ必要なことではないかというのが質問の第1点なのです。それについて抜本的にそういう健康センターとしての機能と併せてこうするああするというような答弁にはなっておりませんでした。まずラウンジの件なのですけれども、これは畳の部屋が何種類かあって、スペースもかなりのスペースがあってということなのですけれども、本来は入浴後の客がくつろいでジュースを飲んだりしてある程度の時間を過ごすということでいえば、ほかの入浴施設に比べると全く七飯町の場合はそういうサービスということでは私に言わせれば劣っている、まともな対応になっていないということが一つありますので、これについてはやはりきちんとほかの施設に負けないようなサービスをやる必要があるのではないかと思います。当初は期待をして多数の住民が訪れていましたけれども、それからはどんどん減っていくということは、そういったサービスの面もかなり影響しているのではないかと思っているのです。ですから、その点の改善をまず本格的に考えていただきたいなということが一つです。それから、赤字対策ということでいえば、利用者がどんどん減っているということで、年間8万から10万人くらいの範囲で半分近くまで利用者が減っていて、これは何とかしないと駄目ではないかということでいえば、何か特色のある取組、住民を引き付ける取組が新たにプラスという形でないと、新しい客が増えていかないのではないかというのが2点目なのです。その点の問題でいえば、あそこは健康センターで、住民が来たらいろいろ自分の健康チェックができるとか、体を動かして軽い体操みたいなものができる施設があるとか、それは大人も子どもも含めてもしそういう対応ができるのであれば、喜んで住民が来て自分の健康増進のために、例えば体育館とかまで行かなくても、日常のそういう温泉施設に行くついでにそういうことができるということになれば、それを目的にした住民も増えていくのではないかとも思うのです。その辺についてどうも十分質問の内容を把握して対応する方向が見えないので、これについてはもう一度答弁していただくか、または町長にそういった方向についてどう考えるのか、その点についてこのままでは進展がないので答弁をお願いしたいなと思います。
町の答え 町長 杉原太
アップル温泉の運営につきましては、これまでそういう意味で課長からも答弁のあったように運営してまいりました。元々は健康センターアップル温泉ということで開業してから、そのときにはこの周辺の渡島管内には各町に1温泉というような形で整備されておりまして、七飯町についてもアップル温泉ということで温泉が今の中野のほうに設置されてきたという経過がありまして、そのときには今の休憩場が介護予防機能の改修をする前ですから当初は35畳の倍の70畳ほどの休憩室があったというようなことですけれども、そこに運営して業務をしている中でそんなに混んでい- 25 -るということがないというふうなことと、健康センターというような形の中でもっとそういう介護予防だとか健康促進という目的も置いたような施設運営もしながら若い層も呼び込むことになるのではないかというようなことも含めて休憩室も改修させていただいて、令和5年からは道の事業も使いながら介護予防体操事業を実施するというような中で、令和6年のときにはそこに参加された方が1,635名というようなことで、それなりにそういう努力もしてきたというようなことと、あと、固定客のほかにもっと呼び込むというような部分では、敬老の日だとか子どもの日だとかということで過去にはイベントをしてきたというような経過もあって、そういうときにはお試しでというような形での事業もしてきた経過もございます。しかしながら、やはりコロナを契機としてなかなか今はお客さんが減ってきたという中で、現在の状況でいきますと開業当初に比べるとやはり入浴客が減ってきているということと、温泉の料金については開業当時は400円でずっと来ていたものを、少し前から七飯町民を中心に近郊の方々にも御利用していただいていますけれども、そういう意味では公衆浴場の性質が強いのかなというような部分も含めまして、公衆浴場法の統制料金の金額に合わせていただく形で、現在大人500円というような形で運営をさせていただいているというような状況でございまして、私もアップル温泉の状況は開業のときから見ていますと、特に最近休憩室でじっくり休まれて1時間も2時間もいらっしゃるというような方はなかなか少なくなってきているというような状況にあると認識しておりまして、そういう意味からすれば、あのスペースをうまくそういう健康増進だとか介護予防だとか、そういう事業をやりながら住民の方を送迎しながら、そういう事業をする中でアップル温泉にまた御自身が個別にも来ていただけるような形で現在事業を進めているというようなことで、現状の施設を活用しながら、これまでもそういうふうにして改修してきた部分もございますので活用しながら、まずは温泉施設ということなので、浴場のきちんとした温度管理だとか、露天風呂も含めて、サウナ含めて施設の維持管理をきちんと努めて、また、休憩スペースについては現在で足りていると認識しておりますが、その部分も状況を見ながら、意見箱もアップル温泉には常に置いておりまして、その中の意見も常に見ておりますので、その中で今後対処していきたいと考えておりますし、このままでいくとやはりお客様が減っていくと運営するのも大変だという部分はどうしてもありますので、今後もお客様を増やせるようなイベントだとか、そういうものを考えながら運営してまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。
議員の質問 11番 上野武彦
町長に答弁いただいているのですけれども、改善の方向ということで具体的にこうします、ああしますいうような形での答弁にはなっておりませんでした。そういった点でいえば、どうもこちらの求める内容と町の考えている内容がなかなかすり合わないなという状況がありますけれども、やはり今のアップル温泉の現状は、大きな赤字を発生するようになった。それは老朽化による工事費なり維持費が大きく関わっているということなのですけれども、この経過を見ますと、ほかの温泉でももちろん今日はそういう改修のための休みにしますとかそういう対応はしているところはあります。ですけれども、七飯町のアップル温泉の場合は年々今年度はこういう事業をやりました、ああいう事業をやりましたという、1,000万、2,000万円程度の工事なり維持費がかかっているということで、ある年にきちんと対応してその後は何年かはそういう工事をやらなくても済むのであるというような経営がされているように見えない部分があるのです。そういった点でいえば、そういう維持費、管理工事費というものがきちんとこの年にやればあと何年間はそういう事業の工事費がかからないというような、そういうものが見えないような感じがしますので、その辺についてもう一度答弁を- 26 -お願いしたいのですけれども、要するに、この間を見ますと維持費、管理費が年間6,000万円とかそういうような数字になってきているわけですけれども、そういう事業はきちんと対応すれば何年間はあとはそういう費用がかからないということができないのか。その辺の状況について答弁をお願いしたいと思います。
町の答え 環境生活課長 村山德收
それでは、アップル温泉の今後の維持管理についてでございますが、この施設については先ほどもお答えしたように築後26年経過している施設でございます。毎年度、修繕や取替え工事など設備に含めていろいろと手をかけさせていただいております。そういった中でほぼ毎日温泉施設、健康センターとして利用するに当たりまして、アップル温泉健康センターの個別維持計画、施設の個別計画について立てさせていただいておりますので、そういった中で老朽化した設備、ボイラー含めいろいろなアップル温泉の必要な大きな給水管なり給湯管であったり、中島のほうにある源泉ポンプ、井戸とかも含めて、井戸ポンプについても掘削から43年目を迎える井戸でございますのでかなり老朽化してございますので、そういった個別計画の長寿命化の中で計画的に点検等を務めて、必要な取り替えなければならない部分、修繕しなければならない部分というのは計画的にやりながら、ある年に一気に壊れてそのときだけ非常に修繕料とか工事費がかからないように、そういった支出の各年度における平準化というものを目指しながら、歳入と歳出のバランスを取りながら長く町民の皆様に利用されるような施設として運営してまいりたいと考えてございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。
議員の質問 11番 上野武彦
次の質問に行きます。