七飯町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月4日
全体像が見えてこない公共交通の将来像について
- 聞いた人
- 平松俊一 議員
- 答えた人
- 政策推進課長 笠原泰之、町長 杉原太、副町長 工藤稔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 平松俊一
傍聴にお越しの皆様、動画配信を御覧の皆様、ありがとうございます。それでは、通告に従いまして、大綱2問、一般質問を行わせていただきます。1問目は、全体像が見えてこない公共交通の将来像についての質問であります。平成20年4月に地域公共交通総合連携計画策定調査実施計画を七飯町地域公共交通活性化協議会において地域公共交通の在り方の検討が開始され、当初はコミュニティバスの運行を検討するも断念し、令和2年に持続可能な地域公共交通計画、これは令和4年10月から令和9年10月までの5年間を実施計画としたものを作成しました。この交通計画に基づき、令和4年にタクシー運賃負担軽減実証実験を行い、現在は大沼地区からの移動支援実証実験を昨年から2年間にわたり実施し、有料運行の準備として料金設定などを検討しているところであります。そこで、今後のことについて伺います。1、公共交通全体の具体的見直しについて。2、町民の要望を再度確かめることについて。3、料金の徴収方法を先行して検討・実験することについて。4、現在令和7年になり新たな提案が何も出てこないことについて。5、町側が協議会に対して審議内容を投げかけることについて。6、地域の実情に合わせた検討についてであります。
町の答え 政策推進課長 笠原泰之
それでは、1点目についてでございますが、現在の七飯町地域公共交通計画は、令和4年10月から令和9年10月までの5か年計画となっており、現時点で地域公共交通に係る社会情勢等の変化がないことから、次期計画策定までは見直す予定はございません。2点目についてですが、現在の七飯町地域公共交通計画策定期間の令和3年8月にアンケート調査、令和4年4月には意見交換会を実施しており、現在も七飯町地域公共交通活性化協議会において、住民または利用者を代表する町内会連合会や老人クラブ連合会の代表から意見を伺っているところでございます。3点目についてでございますが、現在大沼地区以外の事業について内部で検討しているところですが、まず七飯町地域公共交通計画に基づいた実証実験事業から行うものと考えており、事業開始前には無償、有償どちらで行うのか、有償であればどのような料金設定、徴収手段とするのかについても検討していく予定でございます。4点目についてでございますが、令和6年度までは令和4年度から令和5年にかけて実証実験を行ったハイヤー・タクシー運賃負担軽減事業の本格実施について内部で検討していたところですが、令和5年度七飯町一般会計歳入歳出決算不認定理由等を踏まえ、今年度は七飯町地域公共交通計画に掲載されているデマンド型交通なども含めた代替となる今後の事業について検討しているところでございます。5点目についてでございますが、当然新たな実証実験事業を実施する前には事業内容について協議会に諮ることになりますし、議員の皆様にも情報提供を行ってまいりたいと考えております。- 6 -6点目についてでございますが、現在の七飯町地域公共交通計画に基づいて地域の実情を踏まえながら検討を進めたいと考えております。すみません。以上でございます。
議員の質問 10番 平松俊一
ありがとうございます。この公共交通をどうするかという話合いは、質問文にも挙げましたけれども、かなり昔から始めたわけです。途中で頓挫したという時期も含めて、ようやく令和4年から5年間の実施計画というのがまとまり、タクシーチケットの交付というものから始まったということです。ところが、この協議会の委員の中からも、これからほかに何かやることはないのかという意見がやはり出されています。それで今回改めて私はこの公共交通についても何度も一般質問をさせてもらっていますけれども、改めて伺いたいなということで質問文を出しております。全体計画、最後まで行っていないのに見直すという質問するのもどうかと思うのですけれども、委員からも一体何をやるのかということが見えてこないという意見が出ている以上、やはり町民を代表する立場として再度この場でまた質問させていただきます。例えばこの頃はライドシェアのようなものが出てきています。これは全く公共交通機関がないとか、逆に今度は都会でタクシーはあるけれども乗る人がいないとか、そういうものを想定した仕組みということになるのでしょうけれども、当町の場合なかなか具体的なものが決まらないというのが、JRもあり、バスもあり、タクシーもあり、この中でどうバランスを取っていくのかというのが非常に難しいということはもう十分察しております。かといって、やはりこの坂が多い、国道まで下りてくるのには相当遠い。高齢化もしていますし、高齢者の事故も多いということで、七飯町が多いというわけでもないのでしょうけれども、全国的に見ての話ですが、こういうことに早く何か対応していただきたいというのは、私だけではなくて多くの町民の望むところだと思うのです。いろいろなことをやってみて、修正しながら何か最終形に向かっているという実感があるのでしたらいいのですけれども、タクシーチケットを出して、その後、今大沼地区から今までボランティアでやっていた車がただ動いているということがもう2年にもわたって続いていて、次何かというのが見えていないというのが一番やはりじれったいところなのです。今のライドシェアなんかも含めて、どうも協議会の内容が活発なやり取りをしているというふうには取れない。そこで、逆に役場から協議会にこういう内容を追加したいとかそういうことはできないものかなということで、計画は全部で8項目あるのですけれども、この8項目は何かしら引っかかるのでやっているのかとは思うのですけれども、やはり町民から見て具体的に進んでいるなという実感がなければやっていないに等しいと思うのです。それでは順にお聞きをしますけれども、まず3点目でそのライドシェア。これは前にも聞いたのかもしれませんけれども、今協議会で想定されているのは基本タクシーなのです。ところがそのタクシーは台数が制限されていて、実証実験で分かったのですが、朝タクシーを予約している人たちが結構います。そのほかに新しくそのタクシーを利用するという計画を作っても、予約しても全然予約が取れなかったという声で終わったわけです。ではどうしたらいいかとなると、全国各地のいろいろな例を調べますと、相乗りのタクシーを使っているのです。1台に3人、4人乗って利用できるという仕組みがあります。ただ、今までこの場で質問した中では、やはり有償運行、いわゆる青ナンバーです。この車しか使えないし、タクシーはバスと違って相乗りができない、そういう許可で動いているので、相乗りは難しいという答弁を頂いていました。ただ、それを克服している自治体が調べると幾つも出てきています。なぜこういう話に当町が向かっ- 7 -ていかないのか、このことについて再度答弁をお願いしたいと思います。例えばですけれどもこのライドシェアとか、そういうことで検討していますとか、考えていますとか、そういうことがあるのでしたらお聞きしたい。それと、提案が出てこないという4番目の話ですけれども、全国各地いろいろな例があるのですが、例えて言うと、実際の名前を出すとあれかもしれないので伏せますけれども、あるところではタクシーを利用します、これは自宅から行くところが決まっているのです。例えば役場に行くとか病院に行くとか、その行き先を指定しています。それ以外、孫の家に行くとか友達の家に行くときなどは普通のタクシーをご利用くださいと。公共交通としてタクシーを利用するときには、自宅から指定した目的地やその場所、これは前の日に予約しておくと迎えに来てくれるという使い方ができます。こういうやり方をしているところがあります。また、そこではタクシーを使うものですから、タクシーのメーターは普通に動きます。このメーターの料金を払うのではないのです。この自治体はメーターで出てくる料金の枠を決めまして、例えば1,200円以下であれば600円払ってくださいと。1,200円を超える運送料がかかった場合には700円払ってくださいと。本人は600円か700円出します。これも相乗りできます。だから途中でピックアップもできるのです。私が例えば役場に来るときに誰か途中で拾って行きますということをちゃんと予約で言っておくと、役場に着いたときに例えば1,500円だったとすると、700円払うわけですから、二人で来ればそれを半分にしてそれぞれ払うと。3人、4人になればなおさらその負担は減ると。こういうやり方をしているところもあります。これには誰でもということではなくて、条件がついています。その条件は各自治体でいろいろあるので、どなたでも利用できるというものではないということも付け加えておきます。もう一つ例を挙げさせてもらいますが、タクシーに乗ったとき、これは自宅からやはり利用できる向かう場所が限定されているところなのですが、乗った瞬間に例えば私の家から役場までの直線距離が10キロメートルあったとすると、その10キロメートルであれば700円、5キロメートル未満であれば300円だとか500円だとか。乗り合いで行くとあちこち回るものですから、そのメーターのお金を分けるとなると面倒くさいとかいろいろなことがあるのでしょうけれども、乗った瞬間に直線距離で料金が決まるという仕組みをやっています。それから、相乗りタクシーでは200円というところもありますし、行き先を決めているタクシーの利用の仕方と、それから、同じタクシーを使っても、ここの町は人口が多いところなのですけれども、学校の校区の中で利用できるタクシーと、もっと広い範囲を乗るのだったら別の仕組みのタクシーというのを2通りやっているところもあるのです。調べるともっとあるのかもしれませんけれども、例を挙げるのが長くなってしまってくどくて申し訳ないのですが、こういういろいろなやり方を挑んでいるところがあるわけですから、うちの協議会の中でそういう具体的なものを例に挙げて検討する、もしくはその中から一つ例を取って実証実験をしてみようかということがあるべきだと思うので質問します。5点目なのですが、町側から協議会に投げかけるということはやっていますと言ったのですけれども、例えば協議会のメンバーが一生懸命調べた中の内容よりも、皆さん方がいろいろ私のようにこうやって調べたものを協議会にこういうことをやってみませんか、ああいうことをやってみませんかという、この交通計画の中に当てはまるものはいっぱいあると思うのです。具体的に何も書いていませんから。だから、そういうことを協議会任せにするのではなくて町側から出せないかという質問なので、もう一度答弁をお願いしたいと思います。それから、地域の実情に合わせた検討というのは、やはりいろいろなあちこちのものがあるので、5番と6番は同じような質問になります- 8 -ので、もう一回答弁をお願いしたいと思います。
町の答え 政策推進課長 笠原泰之
それでは、再質問へ答弁させていただきます。1点目のライドシェアというお話がありましたけれども、なかなか現時点ではハードルが高いといいましょうか、他の自治体でも取り組んでいるというお話もありましたけれども、この辺に関しましては函館陸運支局等ともいろいろお話を伺いながら、当然先ほど言われた他の自治体の取組も確認しながら、そこら辺を研究していきたいと考えております。また、先ほど目的地が決まっているタクシーの運用だとか、校区内をタクシーで回っているという事例等もお聞きしましたけれども、七飯町地域公共交通計画の中に、先ほどもちょっとお話しさせていただきましたけれども、デマンド型交通も含めた形で検討していくという内容になっておりますので、実質的には実際に具体的な検討ということになりますと、デマンドタクシーだとかデマンドバス的なものが有効だと今のところ考えておりますので、その辺につきまして再度他の自治体の取組だとか、近隣の函館市だとか江差でも実際やっておりますので、その辺は今職員が聞き取りに実際出向いて行ったりしておりますので、今後はそういうデマンドタクシー等の仕組みを行っている業者等からもいろいろ聞き取りをしながら、どういうものがいいかということを検討していきたいと考えております。また、協議会に対しての提案ということでしたけれども、この辺もある程度どういう仕組みがいいのかというところを、うちでたたき台のようなものをある程度作ってから、協議会にそういう中身についても諮ってまいりたいと考えております。以上でございます。
議員の質問 10番 平松俊一
住民からするといかにも役所仕事という印象がやはり強くて、例えば大沼地区でスクールバスということで観光バスをチャーターして年間に5,000万円ちょっとのお金をかけているわけです。ある道内の町では、そういうふうにしている地区もあれば、役場の車を利用して、これは前の日まで予約しておくのですけれども、何百円かのお金を徴収するとか、いろいろな今あるものを使いながらやっているところもあるのです。私が調べた中で人口規模が似ているところで、指定した目的地に自宅から向かえるという仕組みは、年間に大体4,000万円くらいだと言っていました。これはバスもやっているのです。バスで大きく走って歩くという、血管では大動脈みたいな、あと細かい毛細血管というのはタクシーを使ってやっていると。これもやはり何年間かやったら修正とかをしています。人の住む状態も変わってくるでしょうし、新しい病院ができたとかそういうことでそのルートも変わると。いろいろなことに臨機応変に対応できるようなことをやっていかなければいけないと。協議会では失礼ながら車をお持ちでない方はメンバーに入っていらっしゃらない。協議会があれば自分の車を運転して来る方が全てだと思います。やはり車を乗っていたけれども手放した、免許を返した、こういう人たちが今一番苦労していると思うのです。本来であれば町は免許を返納してくださいというお願いをする前に、こういう仕組みを作りましたから自分の車をやめて公共交通をご利用くださいといわれるのが順番なのですけれども、何年間もそれがうまくできていないということで、またしつこく聞きますが、このライドシェアというのは最近できました。先ほども言いましたけれども、タクシー事業者の管理下でタクシーの運転手が足りない分を一般の自家用車を使ってやるという仕組みです。これは陸運関係の方にお聞きをしました。それは料金の取り方が問題になっているものですから、例えば直接車に乗られた方から料金を取る方法ではなくて、ポイントとかそういうことで、例えば1万ポイントを持っていてその中から公共交通に乗ったときに引き落としをしま- 9 -す。そのポイントを持った業者が月に1回か半年に1回か知らないですけれどもそれを現金化するとか。そういうふうにしたら、青ナンバーの車ではなくても運用できるのではないですかと聞きました。そしたら大分時間がたってから返事が来まして、やはりそれは幾らその場での現金でやり取りがなくても問題があるのではないですかということを言われた後に、最近はこういうライドシェアとかというのがあるので、そういう方向で検討するとやり方は出てくるのではないですかという答弁だったのです。これは役所の答弁ですけれども。それでこのライドシェアというのを今回上げているわけです。先ほども言いましたけれども、当町でタクシーチケットを出したときには、一回乗られてしまうとそのタクシーはお客さんが降りるまでは次のお客さんの予約が取れないものですから、2時間3時間待たされるということであまり利用者が増えなかったということがもうはっきりしているわけですから、どうやって今ある台数の中で皆さんの要望に応えるかということを検討しなければいけない。そのときに、介護施設ですとか病院施設で、私が個人的に調べた中では、そういう事業者は10人ぐらい乗れる送迎車を100台以上持っているのです。ただし、みんなそういうところというのは朝に患者さんをお迎えに行くし、ある程度のことが終わると送っていくということで、ただし2時間でも3時間でも空いている時間帯は絶対あるのです。だからそういうときだけ参加してもらうような仕組みというのも考えられないかということを前に聞いたこともあるのですけれども、それは具体的な検討には上がっていないものですから、例えばこのライドシェアでタクシーの事業の中にそういう自家用車を入れるということが認められているわけですから、その辺は具体的にもう少し検討できないものかなということです。それと、私の質問文の中で料金の徴収方法を先行して検討、実験できないかと聞いたのですけれども、検討しますということなのですけれども。これは何回も言っていますけれども、函館市はイカすもニモカカードというのを65歳以上の方にある程度の金額を入れてお渡ししているのです。それが公共交通で使えるものですから、昔は、お年寄りがバスに乗っても電車に乗っても、乗り物が止まってからお財布から小銭を出して払ったり、1,000円を砕いてくださいとかってやっていて大分支障があったのですけれども、今はもうみんなピッピッとやって降りていくと。だからこういうことをどういう仕組みでやるかというのが決まらないのであれば、料金をこういう形でやりましょうということだけでも決めて実験とかをしたらどうなのかなと思ったので今回上げているのです。この2点、再々答弁をお願いしたいと思います。
町の答え 政策推進課長 笠原泰之
まず1点目は、またライドシェアというようなお話だったのですけれども、議員がおっしゃるとおりポイントを現金化するとかということもなかなか難しいというようなお話もありましたが、その辺もほかの自治体で実際に実験なのか本格実施なのか分かりませんけれどもやられている自治体があるのであれば、私たちもその辺を研究させていただきながら、本当にそこら辺の制度が可能なのかということも相談しながらそこら辺は確かめていきたいと考えております。また、料金、予約システムの話もありましたけれども、その辺は小さい函館市なんかはタクシー会社が300円という金額を取りながら今は実証実験を行っているというところもありますので、そこら辺のことも参考にしながら進めてまいりたいと考えております。あとは、先ほど各事業者の送迎のマイクロバスだとかワゴン車とかも活用できないかというお話もありましたが、そこら辺がきちんとできるかどうかというところも含めて把握はしているところではございませんけれども、そういう取組の事例等が実際ほかの自治体等であれば、またその辺も一緒に研究させていただきたいと考えておりますけれども、先ほども答弁しましたけれども、今念頭にあるのは地域公共交通計- 10 -画にも掲載されているデマンド型のバス、タクシーというものを他の交通機関の支障にならないような形の中で進めていければと考えておりますので、その辺も先ほど言った料金の設定等と含めて今後検討させていただきたいと思います。以上でございます。
議員の質問 10番 平松俊一
今までのことはある程度会議録とかを御覧になって分かると思うのですが、決して前向きにどんどん活発なやり取りが出ているかといったら決してそうではないと思います。実際に私は幾つかの自治体に見に行きました。当初いい勢いで公共交通に切り替わるのですけれども、次第にその伸び率というのは下がっているところが多いです。というのは、どうしても自分の自家用車と比べると一回一回予約しなければいけないとか、土日使えないとか、早いところはもう3時4時で予約できなくなるとか、そういうのがあるものですから、そうするとなかなか増えていかないという現状もあるわけです。結局はタクシー会社がありバス会社がありJRがあり、そういうものに気を遣うというのですか、営業の邪魔もできませんから、お互いに共生して利益率を高めていくという流れをつくるまでにはやはり相当な試行錯誤が必要だと思うのです。ですから、なおさらいろいろなことやってみて、どうするのが一番便利なのかということをやはりやってみる必要があると思うのですけれども、協議会のメンバーの中からも次に何やるのかという質問が出ていましたけれども、町長はこの辺のことをどんなイメージを描いているのでしょう。未来大学に私と一緒に勉強に1年間ぐらい通ったことがありましたけれども、私は町長になったらこういうことは真っ先にやるのかなと思ったけれども意外とそうでもない。これも期待が外れてしまったなと思っている一つなのですけれども、町長が思い描くこれからの公共交通というのはどういったものを目指したいと思っていますか。
議員の質問 10番 平松俊一
申し訳ありません。お願いします。
町の答え 町長 杉原太
それでは、私から。この令和4年10月からの七飯町地域公共交通計画策定時に交通に関わる課題というものを抽出しております。この中では、やはり今後高齢化も含めて自動車に依存しなくてもよい交通網の形成が必要だということと、それから、季節や居住地区に関係なく、送迎に頼らずとも通学ができる町内移動の在り方の検討、それから、広域交通による近隣自治体へのアクセスの確保、維持、あと、バス停や駅といった交通結節点から自宅までの移動手段、JRの駅やバス路線との接続の強化というようなことなどなど課題が出されまして、七飯町も全域見ますと大中山、大川地区、この七飯町役場中心の七飯本町地区、それから藤代、峠下、大沼というふうな部分で、それぞれまた交通空白区域の、また、地域に入るともっと課題が出てきているというような中で、令和4年から5年にかけてタクシーの助成券の実証実験をさせていただきましたけれども、まだまだ車をお持ちの方もいらっしゃって、高齢でも運転されている方がいるというような中で、なかなかその利用度が低かったということは実際のものでございますが、ある面、本当に車がもうない高齢者の二人暮らし一人暮らしの方々にとっては非常にタクシーの助成券も有効だったというような御意見も意見交換会なども開催しながら伺っているというような中で、地域公共交通計画のほうに戻りますと、そういう意味も含めて、八つの施策でまとめさせていただいておりますが、やはり- 11 -この中にこれからの地域公共交通という部分では、議員がおっしゃっているとおりデマンド型交通の特に乗り合いタクシーだとか、これはAIを活用すると最短の効率のよい距離でお迎えにも行くし、目的地にも順番に回るというようなことで効率のよいシステムもあるというようなことで、この部分も施策の計画の中には乗り合いデマンド型ということで入れてございまして、今一番有効なのはこの乗り合い型のデマンド交通ではないのかなとも思っておりますし、それに利用する料金も含めまして、今後地域公共交通計画のこの委員会の中でも、当初の計画の中にもそういうものも入っておりますので、その中から実証実験などを進めていきたいと考えております。今朝の新聞の記事にも出ておりましたが、全道全域でやはり交通空白区の課題が運転手不足も含めてより一層高まっているというような状況でございまして、七飯町を振り返ってみますと、七飯の場合は本当に七飯町内の移動という課題と、中心市の隣接している函館市で用事を足すというようなケースも多くて、広域交通も含めた交通政策が今後必要かなと考えているところでありまして、そういう意味では既存の鉄道だとか路線バスだとかタクシーも、タクシーの会社も何社かまだまだこちらにはございますので、その辺のやはり連携した交通施策、プラス、今の料金が格安で皆さんが近郊に移動しやすいような乗り合い型のタクシーなんかが有効かなというふうにプラスアルファとして考えていかなければならないと考えているところでございます。今後まだこの公共交通計画は令和9年10月までの5年間の計画となっておりまして、この委員会も含めて継続していきますので、その中で役場の事務局から作成した交通計画の中から、今構築されてきているような交通システムを検討して、実証実験なども進めていきたいと考えておりますので、その上でまた御理解いただきたいと思います。以上でございます。
議員の質問 10番 平松俊一
先ほどは失礼しました。大体交通計画を作っているわけですから、これに沿ってやっているのは間違いない事実なのです。問題は最近テレビでお米のことで出ていましたけれども、やはりスピード感がないと、なかなか車をやめようと思ってもいつまでもタクシーを利用できない、これが踏ん切りつかないのであれば、もう一回免許も更新しようかとか、車検上げようかとかという人たちの声も届いています。ですから、やはり見える形で、来年の春になったらこういうものをやりますだとか、いろいろな地区でいろいろなことをやりたいというのが最初からの話ですから、それを同時に進められるかどうかは別にしましても、いろいろな種類のことをやってみて、それが一番七飯町の地域にとって便利なものなのか、長続きするものなのかということは、やってみないとやはり分からないのです。便利だなと思えば車を降りてそういうものに乗り換えるという人も出てきます。ただし、そうやったところで土日は自分の車がないと不便だなとか、そういう声もやったところでは出ていますから、その辺をうまくカバーできる仕組みというのを早くやってもらいたいなと思っています。副町長が座長をされていると思うのですけれども、このスピード感ということに対してはどうなのでしょう。年に数回やるということをうたっていましたけれども、そういう認識をお持ちの上で会議を開かれているかどうか、最後にそこだけお聞きしたいのですけれども。
町の答え 副町長 工藤稔
ただいま協議会の関係でスピード感を持ってということでお話を頂きましたけれども、これまで協議会の中でハイヤー・タクシーの部分ということで令和4年、令和5年ということで進めてまいりまして、それに対してこれまで実験の結果ですとか、また、住民の皆様を対象とした意見交換会の内容とかを協議会の中でも共有しながら、どんなものがよろしいかということでこれまで協議をし- 12 -てきたところでございます。当然協議会の回数というのも必要に応じて開催させていただいていますので、今スピード感を持ってということで議員からお話がございましたけれども、先ほども御答弁をさせてもらっていますけれども、まずはデマンド型交通なども含めました代替となる今後の事業についてただいま検討しているところでございまして、そちらを今後検討した上で協議会に御提案ということの流れで進めてまいりたいと考えております。以上でございます。