みんなの議会

八雲町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月11日

LGBTに配慮を

聞いた人
佐藤智子 議員
答えた人
町長 岩村克詔、教育長 田中了治、学校教育課長 石坂浩太郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長。

議員の質問 3番 佐藤智子

おはようございます。昨日議場全体で黙とうを捧げましたが、この度の胆振東部地震の犠牲者が 40 名を超えたということで、心よりご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれている皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。それでは、質問に入らせていただきます。1問目、LGBT に配慮を。心と身体の性が一致しない性同一性障がいなど性的少数者(LGBT)は、周りから理解されないことが多く、本音を隠して苦しみや悩みを抱えて生活しています。LGBT の児童、生徒について文部科学省は、2015 年にきめ細やかな対応を求める通知を全国の小中学校、高校に出しています。①文部科学省からの通知は、服装について、学校が支援する事例として「自認する性別の制服、衣服や、体操着の着用を認める」ことを示しています。これを受けて全国では女子のスラックス着用を認める動きが広がっています。さらに、千葉県のある中学校では、男女とも性別に関係なく、スラックスやスカートを自由に選べるようにしたいと言っております。道内では女子中心ではありますが、理由を明らかにしなくても自由にスカートやスラックスを選べるように配慮する学校が増えています。当町においては、LGBT の制服への配慮をどのように考えているのでしょうか。②LGBT の不理解によって、命を断つケースもあります。人権問題として児童、生徒と共に考える機会、授業などが増えていくことが望ましいのではないでしょうか。また、教職員、保護者、地域が LGBT を理解するための研修会や講演会などに参加する機会を作るべきではないでしょうか、お考えをお伺いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

佐藤議員の一つ目のご質問にお答えいたします。LGBT は、女性の同性愛者、男性の同性愛者、両性愛者などの性的指向と、身体と心の性が一致していないため、身体の性に違和感を持ったり、心の性と一致する性別で生きたいと望む人の性自認との総称として呼ばれており、性的少数者と言われることもあります。LGBT の方々をはじめ、無理解による偏見や差別といった人権侵害は、社会生活の様々な場面で発生し、このような人権課題は正しい知識の普及、また、偏見や差別の解消を目指した啓発による周りの理解が重要であると認識をしております。人権につきましては、人権擁護委員の方々が人権相談や小中学校における人権教室、各種イベントにおいての啓発活動など、人権について理解を深めてもらうための活動を積極的に行っており、町といたしましても広報への掲載など、人権擁護委員の活動を支援しているところであります。また、北海道で発行した LGBT に関する啓発冊子を本庁舎啓発コーナーに設置して、啓発しております。今後も、LGBT に関する人権も勿論でございますが、他の人権問題とともに、引き続き人権擁護委員や北海道と連携し啓発活動に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

佐藤議員のご質問にお答えいたします。LGBT に関する教育的配慮につきましては、議員述べられたとおり、文部科学省や道教委からも通知が発出されており、各学校に対して内容の周知とともに主旨の理解を図ってきております。現在、当町の各小中学校においては、LGBT に関する教育相談を受けている事例はございませんが、児童生徒や保護者から相談があった場合には、当事者の意向を踏まえ個別の事情に応じた取り組みが必要になると考えております。例えば、多目的トイレや職員用トイレの使用を認めることや、自認する性別の髪形や更衣室使用の配慮など、文部科学省からの通知に基づき、各学校においてきめ細かな対応を行う必要があると考えております。なお、制服への配慮につきまして、現行の制服においては児童生徒から申出があった場合は自認する性別の制服の着用を認めることになると考えております。いずれにしましても、このような教育相談が生じたときには、学校と密接な連携を図り、各学校長が生徒や保護者、教職員などから意見を聴いた上で適切に判断できるよう指導してまいりたいと考えております。2点目の研修会や講演会につきましては、現時点では教育委員会が主催して開催することは考えておりませんが、道教委などから開催案内があった場合には、各学校を通じて教職員や保護者等へ参加を呼び掛けるよう対応してまいりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長。

議員の質問 3番 佐藤智子

今、教育長から申し出があれば個別に対応するというお答えでした。これ、なかなか親にも言えないっていう事例の方が現在は多いと思います。少ないと思われがちだし、この町にはっていう考えもまだまだあると思いますが、LGBT の当事者の割合というのは、国民の 7.6%と言われています。関係者、北海道セクシャルマイノリティー協会札幌ミーティング代表の女性はですね、国内では LGBT は 13 人に1人の割合で存在すると言われております。勿論、正確な調査に基づいた数字ではありませんが、国外では5%前後、20 人に1人とされており、学校現場では必ず教師が向き合わなければならない問題になってくると思います。先ほど申し出があればということでしたが、許可や申告不要という形で取り組んでいるところもあります。函館市教委ですが、今年6月、市立の全中学校 21 校の女子の制服について、スカートの他スラックスも自由に選べるようにする検討を始めているということであります。これまでは各校の校長先生の判断に任せてきたけれども、LGBT に配慮する施策の一環として、制度の導入について検討することになったということでございます。性別により制服が決められることを苦痛に感じる生徒への配慮が求められています。申し出があればということではなくてですね、許可や申告をしなくてもどっちでもいいよというふうに選べるようにしていくべきと思いますが、いかがでしょうか。

町の答え 学校教育課長 石坂浩太郎(学校教育課長は2021年9月まで)

議長、学校教育課長。

町の答え 学校教育課長 石坂浩太郎(学校教育課長は2021年9月まで)

佐藤さんのご質問、申し出がなくても対応すべきではないかということでございますが。先ほど教育長の答弁にもありましたとおり、まず、申し出があれば本人が自認する制服を認めるということを各学校では対応するということを確認をしてございます。また、新たな制服の見直しが必要になるかと思いますが、各学校から現時点では制服の見直しの予定というのは聞いてはございませんが、その見直しに当たっては、各学校長が保護者や生徒及び教職員などから意見を聞いた上で、適切に判断するものというふうに考えてございます。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長。

議員の質問 3番 佐藤智子

現時点ではそういう段階なのかなと思いますけれども。やはり、申し出というのはかなり勇気のいることであって、その申し出をしたことによって教職員等には共有されるわけですよね。だから、個別というわけにはいかないのではないでしょうか。その点はどのようにお考えですか。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

ただ今お話がありましたように、申し出があるなしに関わらずというふうなお話がございました。暗に、過度に学校側の方でそうした対応について進めるということについては、十分に保護者等、又は生徒に対しても理解をしなければならないということもありますし。また、各担任は日常的に学級経営の中で子供たち個別にその状態を把握しておりますから、おそらくそういう感じを受けた時には、当然学校の中で論議するでしょうし、教育委員会にもそうした報告がくると考えております。そうした時の対応については、我々も十分準備していかなければならないというふうに考えております。例えば、先生一人が抱え込むことなく、学校全体で対応するという、例えば組織的に取り組むための支援委員会などを設置してですね、適宜そうした会議を開いて、先生方で同一の歩みをしていくことが重要であろうと、そのように考えておりますし、当事者である児童生徒、また、保護者に対しても、情報を共有することの意図を十分に説明相談し、そして理解を得て対応を進める事も必要になってくると。さらには、医療機関との連携も必要だろうと、そうした準備等については教育委員会では押さえております。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長。

議員の質問 3番 佐藤智子

保健の先生に把握してもらって対応してもらうという、そういうお考えはございますか。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

先ほど、数値を示されて 7.6%の児童生徒がそういう対象であろうというお話もありましたけれども。先ほど申しましたように、担任が日々子どもと接している中で、その子の日常的な動向について十分に理解できるはずで。当然、養護の先生とも連携した対応は必要になりますけれども、養護の先生に全ての児童生徒に対して、そうした把握をしてほしいということにはちょっとならないかなと。担任の先生がちょっと不安に思う、不審に思う事があったら、当然、学校の中でそうした話題で論議し、養護の先生にそうした対応をお願いするということはあろうかと思います。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長。

議員の質問 3番 佐藤智子

先ほど紹介した北海道セクシャルマイノリティー協会札幌ミーティング代表の女性の中の話ですけれども。最近では、自分の性自認をカミングアウト、告白する人も増えているけれども、それは家族や仲の良い友人に対してのことで、親にも言えないっていう場合がよくよくあります。言ったら村八分になるということでね。そういうのを言えないっていうのが通常で、親も分からない、先生も分からないという場合が往々にしてあると思います。また、学校の先生やこの役場職員やら、私らの中にもいるかもしれません。スラックスを履くために学校の先生にカミングアウトすると、やっぱりそれは全ての先生に共有されることになるということで、それは当事者の本意ではないでしょうということをこの代表の方は述べておりまして、私もそうだと思うんですよね。だから、まだまだ八雲町の中でのそういうものに対する知識というか意識というか。そういうものがまだまだこれからなのかなというふうに思うんですけれども。函館の事例なども参考にですね、やはり許可や申告が必要ないという形で、ちょっと方便になるんですけれども、寒さ対応でどっちでもいいよという場合があるということですので、そういうので教職員間でも話し合っていただけないでしょうか。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

例えば、そうした事例があった場合ですね、全教職員に知られるということはよろしくないというふうな、そういう今お話がありましたけれども、私はそうは考えておりません。やはり生徒指導の問題等を含めてですね、こうした事例があった場合は全ての教員で掌握して、学校体制でどう取り組むかということを全教職員が一致した行動をしていくということが望ましいのであって。仮に一部の先生だけがそういうことを知っていて、例えば、先生のトイレを使ってもいいよと、そうした時に先生方でやっぱり不審も出てくるでしょうし。やはり、まずこういう問題は全教職員で情報を共有して、学校体制で進める事が大事であろうと思います。また、それとは別に冬期間、女生徒がスカートだと寒いだとか、そういうことで不備を感じるというふうな問題があったならば、それとは別にスラックス、ズボンの着用ということについては考えていきたいと思っております。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長。

議員の質問 3番 佐藤智子

なかなかナイーブな問題ですので。しかし、国レベルでこういうLGBT の人たちの人権、差別や要望なんかも取り入れていこうという動きになっておりますので、その動きにも注目していただけたらと思います。②なんですけれども。やはり、まだまだ LGBT というのがよく分かりきっていない、私自身もそうですけれども、本当にこれが自殺に繋がるということはよくよくあることでございます。それで、地域全体、学校だけでなくて、保護者や地域全体でそういう LGBT を理解するための勉強会というか、そういう講演会なんかを企画するというのも大事な事ではないかなと思いますので、再度お伺いいたします。講演会をやるというお考えはないでしょうか。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

ただ今再度、研修会、講演会等の開催について質問がございましたけれども。この問題は子どものみならずですね、一般成人、全ての年代層にかかわる問題だろうと思います。これを特に小学校、中学校の児童・生徒、保護者を対象に開くということよりは、やはりもっと大きな場で全町民を対応にするとか、そうしたことも重要でしょうし、一部小中学校だけこうした研修会をやって、逆に保護者から不安の声とか起こってくる可能性も十分にあり得ますし。この辺については、文科省も道教委も通知を出しておりますので、こうした事態を重く受け止めて進めるならば、こうした研修会等も開催することになろうかと思います。そうした場合には、学校に対しても保護者に対しても参加するように紹介、促していきたいと考えております。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長。

議員の質問 3番 佐藤智子

学校だけじゃなくて、全町民レベルで必要なことだと思いますので、是非とも検討していただきたいと思います。では、2番目の磁気ループ導入の方に移らせていただきます。聴覚障がい者や高齢者の聞こえを支援する手段の一つとして、磁気ループの導入があります。今は移動式の機材があり、専用の受信機とセットで 100 万円以下の予算で揃えることができます。貸し出しも可能です。補聴器はあらゆる音を拾うので、人の集まる講演会場や会議室などの騒音が多い場合には、正確に音声を聞き取りづらいものです。しかし、磁気ループが設置された会場ではクリアな音を聞くことができます。音が聞き取りづらいために家に閉じこもりがちな方の、社会参加を促進するのにも有効な手だてだと思っております。誰もがいきいきと社会参加するために、磁気ループの整備を考えてはいかがでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは、佐藤議員の二つ目のご質問にお答えいたします。八雲町では、平成 29 年度末時点で身体障害者手帳を所持している聴覚障がい者が 55 人いるほか、定量的な調査資料は無いものの、身体障害者手帳を交付していなくても、聞こえにくさを抱えている方は相当いると考えており、とりわけ、高齢者に多い傾向にあると推測されます。聞こえにくさは、単に音が聞こえにくいという不便さだけにとどまらず、会話の内容が分からない、何度も聞き返してしまうといった、人との会話のしづらさから社会参加に対して消極的となり、自宅に引きこもってしまうことに繋がります。社会参加の促進や、外出支援という観点からも、「磁気ループ」の導入は、聴覚障がい者や高齢者の QOL 向上に繋がる可能性のある設備の一つと認識しておりますが、現在のところ町内では必要のないものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長。

議員の質問 3番 佐藤智子

何故必要がないと判断したんですか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

聴覚障がい者がどのように不便さを感じているのか、今役場の窓口でも今のところ困った事例もありませんし、また、そういう声もまだ統計的に確認もしておりませんので。その辺を注意深くこれから観察しながら、現時点では、すぐに導入という事は考えていないということでありますので、ご理解をお願いいたします。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長。

議員の質問 3番 佐藤智子

全国で難聴と言われる人は、600 万人いるということであります。これから高齢化社会でますます増えていくと考えられます。八雲は、高齢者がよく利用するシルバープラザやはぴあなど、音響が必ずしもいいとは言えません。特に後ろの方なんかは聞こえづらいです。なんだったらもっといいスピーカーを前にも、四方に整備していただければと思いますが。これは、実際に試してみないと効果的かどうかというのはよく分からないものだとは思います。自分もちょっと試しに貸し出し用があるということで、それを扱っている会社から貸し出しで取り寄せてみました。送料だけは、送り返すのと受け取る時のとでかかるんですけれども。30 メートルくらいある線を部屋に張り巡らせて、音を補聴器にマイクやら受信機やらで聞き取りやすく送るというものなんですが。私まだ耳が、あまり良くないんですけれども聞こえなくはないので、ちょっと補聴器というので聞くことは出来なかったんですけれども。仕組み的には、磁場と言いまして、線を張り巡らせることによって磁気を発生させて、そして補聴器の方に雑音なくクリアな音を届けるという設備でございます。函館の方なんかでやっているのかどうかという問い合わせをしたところ、芸術ホールにはもう設置の時に取り込んで作ってあるので、そういう磁器ループ設備は使っていませんということではありましたけれども。八雲町にそういう方がいるかどうかは分かりませんけれども、元々生まれつき耳が聞こえなくて、人工内耳と言って頭の中にそういう仕組みを組み込んでいる方もいると思います。これは聞こえを良くし、そして社会参加を促すということで有効な手立てだと思うんですけれども、研究するというお考えはないでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

佐藤議員ですね、確かに耳の聞こえない方や聞こえづらい方は相当数いるものと考えております。ただ、これからの時代を見ると、私の知っているおじいちゃんおばあちゃんでも、耳が聞こえなくても LINE だとか、いろんなものでコミュニケーションを取っているような事例もありますし、これからコミュニケーションを取るにはいろんなことが考えられるだろうなというふうに思っております。ただ、この磁器ループもですね、高額だということもありますし、また使い勝手等も町としてもまだまだ研究を深めておりませんので、これからも注意深く我々も情報を得ながら注意深く観察してみたい、そういう思いでありますのでご理解をお願いいたします。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長。

議員の質問 3番 佐藤智子

赤旗新聞って日本共産党が出している新聞ですけれども。その8月 14 日付にですね、埼玉県の入間市というところで磁器ループが良いねということで多く使われていて、導入されて大変喜ばれているという記事が載っていました。入間市が導入したのは、移動式磁器ループ1台と専用の受信機6台で予算額は約 60 万円です。5月にそういうものが借りられますよということで広報のお知らせをしたところ、3月からこの8月までに貸し出し件数が 35 件、予約が 20 件あるということで。まあ、入間市というのは八雲町の何倍もの人口ではありますけれども、ここでは障がい者団体が要請をしていたもので、埼玉県にわざわざ借りに行かなければならないんだけれども、やっぱり入間市にもほしいということで導入に漕ぎつけたということでございます。また市議も市議会で取り上げて、取り上げて一遍に導入されたわけではありません。やっぱり何年かごしの要求ですけれども、その経過を経て、磁器ループが導入されたということでございます。だから、議場でも勿論使えますし公民館やシルバープラザ、はぴあや町民センターなど、そういう自在に貸し出し、可動式ですからそういうふうに利用できるわけです。そんなに高価でもないと思うのですが、高価でしょうか、よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

確かに佐藤議員おっしゃるとおり、磁器ループあったら便利だろうなと思いますけれども。先ほどから話しているとおりですね、この講演会等々ですね、さっき入間市と言いましたけれども、多分、八雲の数倍ではなくて数十倍の大きい町だと感じております。ただ、八雲町で我々もいろんな講演会並びに集会等々を開催してもなかなか人が集まってこないというような現状でありまして。聴覚障がい者がたくさん集まってくるということを、今のところまだ想定が出来ていないので。先ほどから言いますけれども、注意深くこの辺も観察をしながらこれからは調査をしてみたいと思っておりますので、ご理解をお願いいたします。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長。

議員の質問 3番 佐藤智子

こういうものが導入されたら喜んで講演にくるのではないでしょうか。それと参考にですね、今役場の窓口では困っていないということですけれども、カウンター式の磁器ループもあるということで。それは面倒な線を張り巡らせるとか、そういう手間もいりませんし、窓口のやり取りが非常に耳の悪い人でもクリアな音声で聞けるということで、有効なのではないかと思いますので、是非、それも研究していただきたいと思います。それでは、3番目の今金町に学ぼう!「どうなる?コミュニティーバス」という質問に移らせていただきます。今年8月に発行になりました『八雲・長万部・今金・せたな 総合交通ブック』、各家庭に配られて喜ばれていることと思いますが。今金町の予約バス『ルンるん号』のことが詳しく出ています。スクールバス利用の場合は無料で、予約バスは片道一律 200 円となっています。八雲町は函バスや JR との兼ね合いや地域の広さなど、今金とは違う様々な難しさはあると思いますが、今金町の取り組みは大いに参考になるのではないでしょうか。町長はデマンド交通など、地域交通のあり方を検討するとおっしゃっていました。他自治体の研究はどこまで進んでいるのでしょうか。また、現在の進捗状況とこの提案に対するお考えをお伺いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは、佐藤議員の三つ目のご質問にお答えいたします。今金町の「ルンるん号」につきましては、平成 24 年度に地域交通サービス導入調査を行って、地域内フィーダー系統確保維持計画を策定し、交通空白地域と幹線バス路線である函館バス瀬棚線のバスターミナルを結ぶ補助路線として、平成 25 年度から町内タクシー会社に委託して運行を始めたものであり、予約型コミュニティーバスとして、現在は4路線で運行されております。平成 29 年度の実績は、延べ 3,220 名、ひと月あたり約 270 名の利用があったと聞いております。八雲町におきましては、これまで他自治体で実施しているデマンド交通や、ライドシェアなど様々な形態の事例調査や、ハイヤー利用に対しての助成などの検討をしてきましたが、今後を見据えた場合、地域に合った公共交通のあり方について、ニーズ調査や関係機関との調整を行い、町全体としての交通体系を構築していくべきと考えております。このことから、町では来年度におきまして、地域公共交通に関わる機関や地域住民で構成する協議会を立ち上げ、ニーズ調査や現況調査、町民との意見交換会を行い、どの地域に、どのような形態の交通網が必要とされているのかを把握し、JR や函館バス、町内各ハイヤー会社からの意見もいただきながら、地域公共交通網形成計画を策定してまいりたいと考えてございます。計画策定後は、ニーズ調査や意見交換会等の意見を踏まえ、必要に応じて実証運行を行いながら、交通手段の確保に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長。

議員の質問 3番 佐藤智子

以前からおっしゃっていたとおり、来年度に協議会を立ち上げるということで楽しみにしております。今金町に私も聞きましたところですね、まちづくり推進課の課長補佐さんからお答えをいただいたんですが、フィーダー補助金というものがあると。フィーダーってなんですかと聞いたら、枝のことですと。これが国土交通省の補助金でありまして、現在も活用されていると。それで、直接事業者にいくんですけれども、補助の金額は2分の1で、その他にその利用者からいくらかをいただいた分を差し引いたものが町で補助する金額になるということであります。今金では大体 100 万円で町からの持ち出しが 50 万弱ということでございました。先ほども言われましたけれども、協議会の中には函バスの関係者も入る、JR の方も入る、またはハイヤー会社の方も入るし、民間の団体代表やら希望者が入ることになると思いますし、また、国土交通省の函館運輸支局の方なんかも入って協議会が作られております。それで、その代表は今金町の場合は町長ですね、今金町地域公共交通確保維持改善協議会会長外崎秀人、今金町の町長が率先して 24 年に協議会を立ち上げ、25 年から本格的な協議会に発展していったということでございます。やはり、最初は実証実験というのは1路線だったらしいんですけれども、その様子を見て利用されるなということでどんどん増えていったようであります。是非ともですね、上手い仕組みを、函バスもハイヤー会社も WinWin でいけるような良い仕組みをその協議会や町ぐるみで考えていけたらいいと思うんですけれども、その意気込みをもう一度お話し願いますか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

佐藤議員おっしゃるとおりですね、確かに今金町の取り組みについは、私も外崎町長とは仲良くしておりますので、いろいろと話を聞いているところであります。しかしながらですね、先ほどからお話ししているとおりですね、八雲町は今金町とは地形も住んでいる地域も全く違うということであります。特に JR は八雲町は通っております。さらに国道5号線、そして高速道路、さらに日本海の熊石地域、また、森に近い落部地域が点在しているということですので。それとさらに、12 年後にむかえる新幹線の駅を踏まえた交通体系をしっかりと考えていかなければならないと考えておりますが、ただ、今困っている方もたくさんいるとお聞きしております。また、議員の皆さんからもこの交通体系については質問もたくさんいただいております。出来ることから始めていくのがいいかなと思っておりますので。ある議員からタクシーを利用した方がいいんじゃないかと、こんな意見もいただいておりますので、その辺を踏まえながら、しっかりと未来を見据えた公共交通のあり方、私はこの持続できる方法が一番いいだろうと思っております。今はやれるけれども、お金がなくなったら出来なくなるような状態ではなく、少し将来を見据えて持続していけるような方法でなければ、国とかいろいろ話がありますけれども、国の政策に乗って、またいつか私は不安がよぎるのは国の政策、交付金も減るということも想定していかなければならないだろうと、そんな思いもありますので。これはしっかりと住民の皆様、さらには先程から話している JR、函館バス、さらに何と言っても地元のハイヤー、タクシー会社の皆様としっかりと協議をしながらですね、皆さんの足となるように取り組んでまいりたいと、そういう思いでありますのでご理解をお願いいたします。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長。

議員の質問 3番 佐藤智子

なかなか抵抗感も感じられますが、今金よりも人口の多い岩内町、1万 3,000 人の人口の町でですね、平成 30 年度地域内フィーダー系統確保維持計画案というものが見つかりましたので引き出してまいりましたが。ここは 150 円の利用料金でやっておりまして、あと障がい者及び介助者1名は無料という、手帳の提示は必要なんですけれども、そういうことになっております。ここもバス会社は1社でニセコバス株式会社なんですが、八雲町と共通点も結構あると思います。ここはニセコやら他の町も運行しているという事なんですよね。そういう岩内町の例なんかも参考にしていただければと思います。いろんな要望が町長のところにも勿論届いていると思いますが、議会報告会を議会でやりまして、落部での議会報告会の時にですね、若いお父さん、お母さん達が参加しておりまして、スポーツ少年団に子どもを通わせているんだけれども、ちょうど行く時間に親が送っていくのも難しいし、乗っていく乗り物もちょっと時間が合わない、なんとかお金を出しても良いから、行く時だけでもそのバスを出してもらいたいっていう、そういう要望がございました。是非ともですね、未来を担う子供たちが生き生きとそういう活動が出来るように、また親御さんが安心して子供たちを送り出せるように、いち早く公共交通に取り組んでいただきたいと思っております。期待しております。では、4番目の質問に移らせていただきます。空き家の除雪が悩ましいと題しまして、質問いたします。熊石での議会報告会での懇談の中で、これもまた議会報告会なんですけれども、一番意見が多かったのが空き家周辺の除雪を誰がやってくれるのかという悩みです。国道は勿論、国の機関が除雪するわけですけれども、ダーッと掻いていって歩道に置いていくわけですよね。で、自分の家の前は勿論除雪したり、あるいはどこか除雪請負業者に頼むんでしょうけれども。空き家の前というのがどうしても雪が残ってしまって交通の妨げにもなっているというお話が出ておりました。これは熊石だけの問題でなくて、八雲全域の問題だと思います。雪が降る前に考えておくのがよろしいかと思います。誰が掻いてくれるのか、町内会か、消防団か、地域おこし協力隊か、あるいは有志の除雪ボランティアなどが実行するのか、いろいろなアイディアを出し合ってこの冬に備えてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

佐藤議員の四つ目のご質問にお答えいたします。町内の国道、道道及び町道は、通勤、通学、物流に支障がないよう、除雪作業を行なっており、降雪状況や大雪、路面状況などにより作業が遅れる場合などがありますが、円滑な除雪を行い町民生活の安定を図っております。また、歩道部分の除雪につきましては、それぞれ管理区分により国と北海道、町が除雪作業を行っている現状でございます。特に、町道区間の歩道につきましては、生活路線で除雪対象として決められた歩道箇所は、居住している空き家の区分なく、すべて除雪を行っているところでございます。熊石地域での議会報告会の中での意見は、国道沿いに家屋がある世帯の方々で、その区間により違いがあり、空き家が並んでいたり家屋のない区間は日常的に除雪が行われておりますが、左右が居住している家屋との間にある空き家部分については、除雪が行われていないお話しだと推察されます。地域によっては、除雪されていない部分を近所の方々が除雪を行っているところもありますが、行われていない場所も見受けられます。あくまでも、国道の歩道部分は国の管理でありますので、重要性、またはその歩道を使う部分ですね、しっかりと我々も調査をして、必要であれば要望活動などを行ってまいりたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長。

議員の質問 3番 佐藤智子

よく現地を調べていただきたいと思いますが。熊石だけの問題ではないというところがミソであります。もう何年も前になりますけども、黒岩の方も高齢の女性の一人世帯が非常に多いんですよね。ちょっとした雪だったら頑張って掻くんだけれども、大雪の時やら、やはり雪をずっしりとした雪のかたまりを置いていかれた時の除雪に非常に難儀していると。それは八雲市街地も同様だとは思いますが、そういう方たちを企業組合等を玄関先から道路まで、1メートルの範囲ですか。(何か言う声あり)

議員の質問 3番 佐藤智子

やっていない。企業組合じゃなかったら、今、美健さんで請け負っているはずですけれども。やっていないの。高齢者の除雪については、八雲も予算をつけてやっていることと思いますけれども。そこだけでは足りないというのが現状ではないでしょうか。何かいいアイディアを、どこでその話をするのかということも微妙ですけれども、いろんな町民の意見を聞いてアイディアを出し合うというお考えはありませんか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

佐藤議員ですね、この除雪、または除雪の歩道等々をやっていただく人というのは大変難しいんだろうなと感じております。私もその立場でやった時期がありました。ところが、なかなかこの除雪、雪の降るというのは明日降るとか明後日降らないとか、大変難しい状況であります。そして、さらに先ほどから言ってました企業組合、高齢者団体等もやっておりましたが、なかなかやる人がいなくて、ある団体が受けましたけれども、その方からも去年くらいからもう出来ないよというお話も聞いております。本当に除雪の、今お金を払ってもなかなかやる人も少なくなっているというお話も業者の方々からもたくさん聞いておりますので。これから本当にこの、実際そのどれくらい歩道に関して、我々の知り得るところは町道の歩道に関してはある程度先ほどから答弁しているとおり掻いているということであります。ただ、この大雪が降ったとか、本当に我々が予想しないような積雪量等もありますので、その辺については町民の皆様にも気象状況でありますので少しは我慢をしていただきながら、最善を尽くしてまいりたいと思いますので。どうか佐藤議員も、もしもそういう費用を払っても、そういう団体が何かあれば私も大変いいと思いますので、これからも町もいろいろといろんな団体に声をかけながら進めたいと思いますけれども。先ほどから言っているとおりですね、なかなか受けてくれる団体がないということも知っていただき、もし出来ることであればそういう団体も組織できるようであれば、私たちにもお知らせ願いたいところでありますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長。

議員の質問 3番 佐藤智子

難しい現状、今まで以上に受け手がいないというのは深刻なことなんだなと受け止めました。なかなか他でこうやっているよというのをすぐに取り入れることはとできないと思うんですけれども。新潟県では除雪ボランティアスコップというのがあって、もう 20 年間やっているということですね、たいへん新潟県って広いので、ここで考えたら北海道がそれを募集するというようなイメージになるかなと思いますけれども。これは除雪ボランティアですので、何か有償ボランティアでもないようです。これは本当に1週間か2週間前にボランティアで来てくれる人って言ってネット上で募集して、集団で雪を掻くという、そういうこんな可愛らしいチラシで募集をしているようですけれども。そういう手立てもありますね。これは大学のサークルや職場など団体の登録も大歓迎です、個人でも登録オッケーですということで。団体で受けてくれないということですけれども、個人、町民に働きかけをして、それでゼロなら本当に残念ですけれども、登録するっていう方がいたら儲けものじゃないですか。あと、倶知安町で克雪の取り組みっていって、克雪って何だと思いますけれども、雪を克服するための手立てというのを倶知安町で考えていまして。これは、私道等の除排雪に補助を出しているんです。これが補助要件は3戸以上の申請だということで。そういうふうに雪を克服するっていうアイディアも持ってやっているようです。勿論、除雪ヘルパー制度というものもあって、八雲でもやっている保健福祉課の事業ですね、除雪事業。まさかこれ今年から出来ないということもないですよね。そういうもの抱き合わせで、除雪事業者も町だけでなく、町内を3工区に分割して、入札によるシーズン契約をしているし、直接クレーム処理をしているという、業者がですね。そういうようにやっているようでございます。排雪は役場直営でやっているということなんですけれども、こうした町の取り組みも参考になると思いますが、いかがでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

確かにいろんな地域ではいろんな方策でやられていると思いますけれども。先ほどから言っているとおり、雪というのは明日降るのかどうか分からないというのが大変だということであります。多分ですね、八雲の町民の中でも、例えばここの家庭を土日だけ除雪ボランティアといったら集まるという感じは致しますが、降った時に行くというのは大変難しい事なんだろうなと感じております。ただ、冬の雪掻き状況、昨年なんかもいろんな方、特に八雲町外から来た方々が、八雲の除雪はいいよねということは、これは少し胸を張れるところなのかなと思いながらですね、函館なんか酷かったんですよだとか、札幌も酷いんですよとか、いろいろ話は聞きますけれども。今のところ、八雲町の除雪は他に比べたらまだいいのかななんて思いますけれども。まだまだ佐藤議員さんおっしゃっている通りですね、不安を持っている方やまた大変な思いをされている方もいらっしゃるようでありますので、我々もその辺はしっかりといろんな情報、状況を判断しながら、また先ほど言いました通り、ボランティア等の組織も出来ることであればお願いをしながら募集してもいいですし、その辺もこれからも研究してみたいと、そういう思いでありますのでご理解をよろしくお願いいたします。

議員の質問 3番 佐藤智子

議長。

出典:八雲町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月11日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる