知内町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月22日
国民健康保険税について
- 聞いた人
- 花井泰子 議員
- 答えた人
- 町長 大野幸孝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 花井泰子
只今、議長から許可をいただきましたので、『国民健康保険税について』質問致します。当町の国保税は、近隣町と比べても高止まりとなっていると思う。年金は引き下げられ、一方で物価は上昇し、そんな中で町は、国保税を値上げしていますが、これ以上の値上げは被保険者にとっては、大きな負担となります。そこで、次の点について伺います。国保税の算定の仕組みとして、応能負担の割合を増やす考えはないか。また、国民健康保険制度が改正され、平成30年度から都道府県化されるが、北海道との協議において、どのような方向が示されているか、伺いたいというふうに思います。
町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)
国民健康保険税、応能負担の割合を増やす考えはないかということのご質問であります。答弁趣旨にも書いてあります。この応能・応益の割合、これは1つの国から示されておりますように、50対50という基本ルールがあるということをまず、ご理解いただければというふうに思います。ご理解していただいているんだというふうに思いますけれども、45から55%の許容範囲はあります。これは自治体の今の世帯構成によって決められるものであろうというふうに思いますが、このルールが崩れた場合については、本来低所得世帯に対する軽減割合、現在は7割・5割・2割軽減から5割・3割軽減に縮小されることもそれもあるということもご理解いただいているというふうに思います。つまり7割の軽減を受けていた世帯が5割軽減、5割軽減を受けていた世帯は3割軽減、2割軽減を受けていた世帯については軽減を受けられないということにもなりえるということであります。それで、低所得世帯の軽減対策とはならないことや、応能割合が引き上げられることによって、中間層の負担が重くのしかかるだけでなく、資産割の税率も引き上げられることから、低所得者であっても資産がある場合については、より一層負担が重くなることが予測されます。よって、前段で申し上げましたけれども、今の時点で応能負担の割合を増やすという考え方は持ち合わせておりません。それと、2点目の都道府県の要するに道の後期高齢者と同じように、道が今、一括という話が30年からそんな今、動きがあります。これも先般、花井議員の方から質問がありまして、前課長が説明をしております。そんなことから、最終的には、今、7月中旬に国民健康保険運営方針が示されて、8月末までに第3回の仮算定が各市町村へ通知されるという今、説明があります。前回もその方向性については説明をしているというふうに思っています。それで、今の協議の中では、若干、国からの財政支援があるということでありますので、その軽減額がどのくらいになるかというのは、8月仮算定の数値を見極めなければならないのかなというふうに思っていますので、ただ、財政支援があるんですから、我々としては、要するに保険税を幾らかでも軽減をしてもらえればなと、これが当たり前だろうというふうに思っていますので、これは道との方は引き続きやらせてもらいたいというふうに思います。それで、今、議員が質問の応能負担の割合を増やす考え方がないかということでありますけれども、実は平成25年度に国保税の国保運営について、若干、医療費が今、高くなっていることから、少し税率を上げなければならないということで、この辺は十分、国保の運営委員会等で何パターンものシミュレーションをお示しして、今回、応能56%、応益44%として税を負担していただいているということになります。それで、年金受給者、低所得者への配慮ということが言われておりますけれども、今回の改正によって、若干、詳細説明致しますけれども、年金受給者、高齢者の2人世帯、現行は4万6,650円の負担をしていただいていました。これが今、改正によって、52,050円、5,400円の要するにアップであります。これは要するに所得者、年金者の皆様方に配慮した結果でありまして、その状況から言うと、中間層です。現行50万7,720円が58万1,180円ということで、一番、7万3,460円も要するに増やさせていただいている。それで、上位所得者については、77万4千円から83万円ということで、5万6千円の増ということで、今、説明をさせていただきましたけれども、中間層の世帯の負担が大変大きくなっていて、これはですね、なかなか厳しい、ただ、これは相互扶助という国民健康保険税の要するに趣旨から言って、何とか今、ご理解をしていただいているところであります。それで、今、多く所得ある人から税を要するにいただくことによって、年金受給者なり、低所得者の皆様方の保険料を下げられるというきっとお考えだというふうに思いますけれども、これですね、今、7割軽減、708世帯のうちの217世帯が7割軽減を受けている世帯であります。それから、5割軽減が125世帯です。それから、2割軽減が79世帯。ですから、708世帯、全体の59.5%、421世帯が7割・5割・2割の軽減を受けているということも是非、ご理解をいただきたいというふうに思います。そんなことで、その軽減額全体で2,500万円某の軽減がされていると。それで、今回、要するに今、ご指摘のように年金受給者、高齢者の皆様方の要するに増加幅を5,400円に要するに抑えているというのは、これは要するにそういう低所得者の皆様方、年金受給者の皆様方に負担を強いないように、全体で調整をさせていただいて、応能56、応益44ということで決定をさせていただいているところであります。そのことから、これを決定する段階では、年金受給者、高齢者世帯に最大限配慮をさせていただいた税率であるというふうに私は思っていますし、議員が今、応能割合を要するに増やす考え方はないかということでありますので、もし、議員がですね、今、うちがやっている56・44の割合をどういう形でそれを増やすということをお考えであるんであればですね、ご指摘をいただければというふうに思います。
議員の質問 2番 花井泰子
今、町長から丁寧なご答弁をいただきました。私がそもそも、この国民健康保険税のことを質問しようと思ったのは、やはりこの近隣の四町と比べて、残念だけれども、知内町は高いんです。国民健康保険税。なぜ、高いのかなと実は思いました。いろいろと調べて見ました。昨年度から応能負担の所得税の割合も増やしたということは私も存じています。ですけれども、全体として高い。その中でやはり今、低所得者にきちんと配慮していると、7割・5割・2割、そんなことをやっているというふうに言いますけれども、全体としての保険税がもっと低ければ、また違った方向があるのではないかというふうに私は考えました。例えばですね、前回、昨年の臨時会で値上げされました保険税、応益負担の場合の均等割りのところ、均等割りは人数にかかってくる税金です。その均等割の税金も上がり、そして、それから平等割、世帯割ですね、それも上がるという形で、全体として上がったんですよ。私は町も平成30年度から都道府県化になるということは十分知っていての値上げだったというふうに私は思いました。実はちょっと話が違う方向に行くかもしれませんが、収納率の問題で言えば、町は97%ですよね、都道府県化になりますと、多分、3年の平均を使って保険料を掛けられるというふうに私は思っていますが、道の方でもそういうふうに言っているというふうに思うんですが、平成26年度で約98に近い収納率、そのあとの2年間の収納率はどうなっているかちょっとわからないのですが、そういった場合に、その収納率の高いところは道としても保険料を賦課するときに考えますよというふうな意見もあったかというふうに思うんです。ところが、私はそういう面で昨年値上げされたので、そういう見通しはあったにもかかわらず、値上げをされたのかなと、実は大変不信に思いました。というのは、各4町の中で、ずっと下の方で保険税があったならば、私はそういうふうな気持ちは持ちませんでしたけれども、それがずっと高い、そして、ほかの例えば町村と比べるのは大変申し訳ないのですが、ほかの町村と比べても、一人あたりの医療費、これも知内町はすごく4町の中で低いです。医療費。お金掛かっていないですよね。それから、受診率は4町の中で頑張って健康保険とかの意味でも受診率、病院にかかる受診率というのは低いんですよ。病院に行っていないんです。それからですね、所得はさっきも答弁ありましたように、知内町は所得は高いです。所得は高いのですが、一人ひとりにかかるさっき言いました均等割りもずっと知内は断トツに高いと、そういう総体的に言って、知内町の国民健康保険税、私はこの来年度から都道府県化される前に、なぜ、上げたのかなという思いでいっぱいでした。ですから、ひとつ応能負担割合を少し上げた方が、例えば応益負担で言う1人頭いくらずつかかるというお金を少し抑えることができる、それから、世帯割は世帯に1つですから、これは仕方がないというふうに思っていて、そういう総体的な思いから、実は質問をさせていただきました。それでですね、本当に今、町長が言われたように、7割・5割・2割の軽減をやっていると。これをやらなければ、7割が5割と、5割が3割になってしまうという、実質細かい数字までは私はつかんでいませんけれども、全体的な保険税がもっと収まれば、その数は私はまた変わってくるのではないかというふうに思っています。来年度に向けて、道は今、知内は4方式ですよね、応能割り2つと応益割りが2つ、4方式。ですけれども、北海道は3方式で、多分、所得割のほかに資産割はなしにして、3方式で来るのではないかなというふうに思うんですけれども、その点では、知内は4方式でそのままいくということでよろしいんでしょうか。
町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)
今回のご質問は今、言われるように、個別でなくて、今、渡島管内でも今、3番目に高い、ここを1つの視点として質問をされたということでありますので、その辺は従来からどうしても医療費が高くなることによって、税負担が増えてくると、これはそういう仕組みでありますから、致し方ないのかなと思っています。ですから、今、2番議員さんが言われるように、保険料を下げるためには、医療費を抑えなければない。これは町としての大きな課題であるということは重々理解をしております。それで、今、保健師を中心として、ただですね、うちが今、1つの課題というのは、住民総合検診の受診率がなかなか上がっていっていないというのが大きな課題であろうというふうにいっています。ですから、たまたま受診をされていない、そして、更に体に不調を感じて医師の診断を受けたら、もう末期に近いという患者の方々がすごく多いんです。ですから、医療費がどんと上がってしまう。1人がそういう状況になった場合に、もう本当に毎月の保険料というのは、どんと上がっていくという、そんな状況の中で今、保険料を定めさせていただいているということでありますので、我々はですね、何とかその医療費をどんな形で要するに抑えていけるのか、何を町としてやるべきなのか、そして、要するにその負担はやっぱり保険者の皆様方にその部分は跳ね返るんですよということをですね、やっぱり努力することによって、保険料を下げられるんですよということをですね、もう少し徹底して町民の皆様方に説明する考えというか、必要があるのかなということは今、ご指摘のとおりだというふうに思っています。ですから、それは国保の運営協議会で何パターンもシミュレーションをお示しさせていただいて、今回の要するに改正の率を決定をさせていただいたというのは、まず、各委員さんから言われるのは、町長、もう少し要するに総合検診の受診率を高めましょうよ、高める努力をしましょうよということは、毎回言われていますので、それはきちんと受け止めさせていただいていますので、できるだけその保険料を抑えることによって、税を下げられるという、そんな仕組みになっていますので、そのことについては、今後も積極的に対応していきたいというふうに思います。それと、今、全体でご指摘がありましたけれども、今、30年から北海道全体でということで、何でそれがそれまでに上げなきゃないというのは、基本的には、そこがあるから上げたということではなくて、要するに28年度の決算で、もう基金が全く底をついていると。それで、28年度の状況から、医療費の状況からいったら、赤字決算になってしまうということで、2千万円の要するに税を上げさせていただいたということで、それは誤解のないようにお願いをしたいと思います。それで、30年、何とか今、29年やって30年で、今の税率をというか、額を確保させていただければ、何とか移行できるだろうと。そして、移行することによって、今、国からの財政支援があるから、うちの保険料をいくら下げられるか、これは要するに今、ご指摘のように徴収率の問題があります。うちはほかの自治体から見ると、ずっと徴収率が高いですから、これはきちんと道の方に要するに説明をさせていただいて、少しでも保険者の皆様方の税を下げられるよう努力してまいりたいというふうに思います。
議員の質問 2番 花井泰子
わかりました。本当にそうなんです。検診率を上げて、ごく最近も身近な方が、がんでなくなられました。そういう意味では、本当に検診率を高めて、その検診をしたあとの手立て、手立てをしてくださっているんです。保健師の皆さんが本当に各家庭を回ってやってくださっているのですが、それに応える町民、そこのところにやっぱり問題があるのではないかなというふうに、一つ思っています。先般、チャレンジデーがありました。あのときのは、役場の職員の皆さんもTシャツを着て、大いに宣伝をしていました。ですから、あのような形ででも、実は検診率を高めるとか、そういうふうな方向に持っていけたらいいなというふうな思いで、実は職員の皆さんが着ていらっしゃるあのTシャツをみながらそういうふうなことも感じた次第です。最後の方にもしかしたら、少し若干下がるのではないかというふうな感触も意見として出されましたので、私はこれ以上は絶対に昨年と言いますか、昨年の11月ですか、北海道新聞にも国保の試算が載って、すごい率で知内は下がるのではないかと、これは単純計算ですから、前にも言いましたように、これはこのまま鵜呑みにするわけにはいかないのですが、是非是非、これ以上、高くはさせないということを町としても道にいろいろな機会を捉えて、やっぱり意見を発信していくと。所得の割合が高いといっても、全部がそうじゃないんです。やっぱり厳しい生活をしている人はたくさんいます。間違いなく。そういう面では、町民の生活を守るという意味でも、担当者の方には道に出向いてまず、実態をお話しして、努力をしているけれども、これはただ単に高止まりできたわけではない、そういう意味で、徴収率も上がっているのも簡単にそういうことをしたわけではないということを是非、申し上げて、そして、これ以上の国民健康保険税の値上げはさせないと、そういうことをお願いをして、私の質問を終わります。