森町議会 令和2年第1回 6月会議 2020年6月9日
新型コロナウイルス感染症対策について
- 聞いた人
- 檀上美緒子 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 檀上美緒子
それでは、1問目、新型コロナウイルス感染症対策について質問いたします。昨年12月に中国での武漢での広がりが報じられた新型コロナウイルス感染症は、今やWHOがパンデミックを宣言し、地球規模での広がりとなり、一旦収まったかに見えた国や地域でも第2波、第3波が見られ、いまだワクチンや特効薬がない中、長期戦が強いられています。しかも、感染症ということで人との接触がままならないことで私たちの社会生活、産業活動に大打撃が出ており、リーマンショック以上とも戦後最悪の経済状況とも言われています。こうした中、国や道、町それぞれに暮らしや経営支援、医療対策にと動き出してはいますが、実態に応じたより一層の取組が求められていると思います。この間の町としての取組と今後の考えを伺います。1点目です。森町での町民1人6,000円の応援券では飲食4,000円、買物2,000円の仕分、緊急経営支援では飲食と桜まつり出店が30万円、その他商工業と法人の農漁業が10万円というやり方は、使いづらさや業者間の不公平感があり、今後の施策に当たってどのように考えているのかお伺いいたします。2つ目、感染予防に努めながらも、濃厚接触せざるを得ない保育、介護、医療、救急等の職場環境が現場の要望に沿ってなされているかどうか。3点目、2月に対策本部を立ち上げてはいるが、健康、医療面はもちろん、生活、教育、経営等、新型コロナウイルス対策に関わる情報の一本化と相談窓口のをワンストップ化する考えはあるかどうか。4点目、新型コロナウイルスに関わる情報、暮らしや経営等の様々なお役立ち情報をまとめて町民へ配布する考えはあるかどうか。5点目、森町医師会はもちろんのこと、函館、八雲の保健所と医療機関、医師会との連携でPCR検査の抜本的改善、拡充と感染者の受入れ態勢確率の見通しはあるのかどうか。以上5点に対する町長の所見を伺います。よろしくお願いします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
お答えします。1点目ですが、新型コロナウイルス感染症は現在緊急事態宣言が解除されたものの、今後どのように推移していくか予測がつかない状況に置かれております。そのため、町内の経済活動等の状況を把握し、今後も柔軟に対応してまいります。2点目については、保育、介護、医療、救急等の職場から直接要望はありませんが、それぞれの職場において国、道からの通知やマニュアル等に基づき、感染防止対策を行っております。3点目について、情報は町公式ホームページにおいて一本化しておりますが、新型コロナウイルス感染症への対応は多岐にわたっていることから、相談窓口をワンストップ化することは困難であると考えております。4点目ですが、経済対策事業など状況を見極めながら迅速に対応していくことが必要であるため、今後も事業が頻繁に拡充、変更されることが予想されます。配布時には既に日数が経過し、誤った情報となるおそれもあることから、お役立ち情報の配布は難しいと考えております。5点目ですが、まず森町医師会というのは存在しません。森医交会です。正しい名前で使われたほうがよろしいかと思います。それで、PCR検査と感染者の受入れについては、現在のところ北海道並びに各保健所において行っております。今後については、早期に検査体制が改善、充実するよう、北海道町村会を通じて国に要望しているところです。以上です。
議員の再質問 11番 檀上美緒子
まず、1点目なのですが、これからのことについては柔軟に対応していくという答弁なのですけれども、特に私がここで言っているのは、この間森町としてやった6,000円の応援券並びに緊急経営支援金の状況、やり方も含めてなのですけれども、それらを踏まえて、これから第2次補正が今国会でかかっているわけですけれども、これに関わってさらに交付金の追加もあるかと思いますので、先ほどの髙橋議員の質問にもありますけれども、さらなる対策というか、支援策というのもこれから市町村ごとに取り組んでいく必要があるかとは思うのです。そういうときの基本的な姿勢としてどうなのかということがまず伺いたかったことです。というのは、ここにも書きましたように、まず応援券の部分でいけば使いづらいというのが率直な多くの方々から聞いた意見です。そして、経営支援の部分でいけば、明らかに私はこれは業者間に差別というか、分断を持ち込むようなやり方だろうと思うのです。この間のコロナの問題というのは、本当に多種多様、いろんな業種、そして同じ業種であってもそこの中で個人ごとにというか、経営者ごとの差もあって、一律にここの業種は非常に大きくて、ここは大丈夫でとかという分け方というのはできない、そういう状況だと思うのです。そこに対して、ほかの市町村もそうですけれども、道がかなり分けてやりましたよね、個人と法人とか、時間制限だとかということで10万、30万とかという差をつけたところに対して、そこの差を埋めるような形で持ち出しとして10万のところには20万出すとかというふうな形で、ほかの市町村はそういう分断をさせないというか、できるだけ公平な補助金の支給ということに努めているのですけれども、私はこの間の森町のやり方を見ているとそういう使いづらさがあったりとか、不公平感を持たせたりするような状況が見られるというようなことがあるので、今後支援策や援助策が取られていくかと思うのですけれども、そういうときにはそこの部分を基本的な立場として公平な取組をしていくと、そして迅速、それと手続的にも簡単な方法ということをぜひお願いしたいという、そういう立場で取り組むべきだろうという観点で質問したのですけれども、そのあたりのことについてぜひお考えをいただきたいと思います。特に具体的にお話しすれば、具体的にはこの申請書の問題も含めてなのですけれども、非常に分かりづらかったり、それから特に応援券は5月11日から実施します、使えますと言っておきながら、実際に住民の手元に届いたのは5月25日以降です。ですから、そういうようなやっていることと言っていることがちぐはぐな状況も含めて、本当に町民が使いやすい、そして安心して利用できると、そういうような公平感のあるものに今後とも取り組むときには留意してほしいという願いも込めて1点目の質問の部分再質問させていただきます。それから、2点目なのですが、予防策を十分取られているということなのですけれども、私は特に医療とか救急の部分で病院に来られた方々が発熱があったりとかというときに、本当に危険な状況というのに常時置かれている働いている人たちの状況だろうとは思うのです。そこの部分に関わって、特に病院において動線も含めてきちんと区別するような取組が必要だと思いますし、それから保育なんかでも介護でもそうですけれども、定員を増にするというようなことも含めて対応策としては取っていく必要があるのではないかと思うのですが、そのあたりについていかがかということです。3点目については、多岐にわたるので、ワンストップ化は無理だということなのですけれども、できるだけワンストップの中で、そこで振り分けてあげるというような形で、住民に対する丁寧な分かりやすさということではぜひ努力をしていただけないかなというふうにして思っているところです。4点目なのですけれども、1冊にまとめることは、これから変化もあるのでということなのですけれども、それができないのであれば、常時広報だとか、または行政無線を使うとかということで、住民が分かる、そして活用をできるだけスムーズに行える、そういうような努力はするべきだろうと思います。それと、5番目なのですが、特にここの部分に関わっては、函館でもPCR検査センターができました。あとは、今幸いなことに森町では発症していませんからあれなのですけれども、発症した場合どうなるのかといったら、病院は八雲が4床ですか、それから函館が6床、感染症の部分であるだけだということで、そして軽症者の場合今までは自宅で待機ということだったのですけれども、それがきちんとしたところに入所していただくというような取組に変わってきているわけで、そういうようなことで、単独では私は無理だと思うのです、森町としては。ですから、渡島管内、函館も含めてですけれども、檜山も入るのかも分かりませんが、そういう市町村間の中での連携を自治体の長だとか、または担当課だとかが中心となって第2波、第3波に向けて、今こそそういう対応策を取るべきではないかなって思うのですけれども、単に要請するだけではなくて、実際に近隣のところとそういう詰めた話をぜひとも進めていくべきではないかなと思うのですが、そのあたりについてお願いいたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再質問にお答えいたします。まず、いろんな町がこれまで行ってまいりましたコロナ対策に対する支援事業に対するご意見だったと、そのように思っております。議員おっしゃるように、例えば道から休業補償として支援金が大きく支給された。それを補填するようなということもおっしゃっていたように思うのですが、全ての業種を、それから個人、企業関係、公平に扱いたいのは私たちも同様でございます。そういった観点では、もりまち応援券は1人に対しての権利と申しますか、6,000円のそういう券を発行するという点では公平さをまず基本として第1弾として提案させていただきました。ただ、これは、お約束していた5月12日から使用できるということだったのですが、11日には既に郵便局にはお届けしていたのですが、ちょうど同じ時期に国の政策の緊急支援の10万円とマスクを配付しなければならないということで、それから後回しになって、現在ちょっと遅い状態になったのですけれども、しかし利用する時期としては逆にちょうどタイミングがよかったのかなと。緊急事態宣言が解除されて、皆さんが出かける、そういう時期に券が届いて、ちょうどこれを活用されて皆さんいろんな会食をしたり、出前を取られて食事をしたりということで、生活の一助には十分なっているなと、そのように思っております。ただ、そこを基本として商工業者に対する10万円の支給というのも私ども森町独自として救済措置として扱わせていただいたわけですけれども、これについては皆さん逆に、私たち困っていたのだけれども、対応だとは思っていなかったということで感謝の声もたくさん寄せられております。まだそういったことでいろんな、国も第2次補正予算の国会での審議に入りました。まだまだこれは最終的にはコロナに効く薬ができないと、そしてワクチンがちゃんと完成しないと収まったということにならないと思いますので、今後も先ほどの同僚議員の質問にもありましたように、他の業種、そういった業種も含めて何とか救済できるところについては町もその状況をつぶさに確認しながら手だてを、対策を考えていきたいと、そのように思っております。そしてまた、2点目の病院の動線なのですけれども、病院についてはいろんな消毒液、入り口には当然消毒液を備えて、職員がマスクを着用しながらこれは対応しております。そして、受付時には患者の症状を確認して、発熱等がある場合には他の患者さんと交わらないようにマニュアルに基づいて対応してございます。ほかの職場です。当然さくらの園や、一番感染者との接遇が近いと思われるのは消防の職員ですけれども、こういった職員に関しましてもいろんな感染予防に対する着衣やマスク、当然グローブだったり、そしてさくらの園であれば食事や排せつ物の業務を行う際にはきちんと手袋を装着したり、衛生基準をきちんと守ったりして対応しております。ただ、これで十分ではないということは、今も私どもコロナウイルス感染対策の対策本部はそのまま保った状態ですから、まだ解散はしてございませんので、いつこういった事態になってもすぐ対処できるように、それぞれの部署できちんと勉強して対応を整え、そしてまた準備をしていくようにという指示をしてございます。そして、ワンストップです。3点目ですが、これを一度窓口に行って、どこに行ったらいいかというのを聞くということは逆に手間暇がかかって、聞かれた方には失礼に当たるかなというふうな思いがします。もし必要であれば、電話でもいいです。相談していただいて、そしてそこから例えば体調が悪いのであれば当然病院、それから保健関係です。また、逆に経済対策であれば商工労働課ですとか、国の窓口に対するところにまず電話連絡をいただきながら、そして真っすぐそちらに来ていただくか、万が一来られない場合には役場のほうから出向きますので、そういったことをぜひ利用していただいて聞いていただければ間違いがないかな、そのように思っております。そしてまた、今この時期一応少し和らいだような状況なのですが、皆さんが固まって来るような環境があったときに逆に密になりますので、そういったことも踏まえれば、まずは電話連絡、そして急ぐ場合にはまた違う対処方法ということでぜひ活用していただきたいと、そのように思っております。そして、4点目なのですけれども、これも同じです。私どもも今回のコロナウイルスに対して、学校教育に関する施設の休館ですとか開館ですとか、そういうことも含めましてリアルタイムに町民に伝えなければいけない。明日開く、閉じる、そういったことをわざわざ紙だとか、そんなのでまいていたら、いつのことだというふうに逆にお叱りを受けるのかなと思います。これは、今回も活用させていただきました。防災行政無線の戸別受信機がついていなかったら、恐らく我々もこんな悠長なことではなく、大変な思いをしたのかなと思って、整備についてはタイミングよく整備されたのかなと思っています。まだ全戸ついていないところがありますので、ぜひこの機会につけていただけるように、もしありましたら皆さんからもお伝えいただければ大変ありがたいと、そのように思っております。最後に、医療関係の検査やその対応の連携なのですが、この地方の道南の病院関係ではまだまだ感染者に対する対応は不十分です。ですから、全道、この広い北海道で病院の医療関係が不十分なところがたくさんある。集中しているところは都会の中にきちんとそろっているのですが、地方にとっては特に重要な部分でございますので、そこを充実していただけるように、人員配置から機材、それから施設の整備も含めて北海道町村会、恐らくこれは全国の町村会からの要望として国に届いていると思いますので、何とかそれを要望させていただきながら、今回のことは国のほうでも恐らく重要な部分だというふうに認識していると思いますので、何らかの対策があると、そのように思っております。ですが、そこまでの間、感染者のウイルスをまき散らさないように、増やさないように、そしてこれからも増えない状況を維持して、経済の効果を底上げできるように我々は取り組んでいきたい、そのように思っております。これからも本当に日々何かあったときにすぐ対応できるような、そういう形でコロナ対策は取っていきたいと思います。以上です。
議員の再々質問 11番 檀上美緒子
再々質問で2点だけお願いします。私は大体は分かったのですけれども、非常に問題だなと思ったのが最初の応援券の答弁なのですけれども、はっきり言いまして私郵便局に確かめました。11日に持っていったということなのですけれども、11日から使えますというのに11日に持っていくということはどうなのかということなのです。そして、マスクと国の定額給付金の部分なのですけれども、それは20日から配送されているのです。マスクは、いまだに来ていません。だけれども、応援券は25日から発送です。そういう状況なのに、逆にタイミングがよかったというのはすごく町民をばかにした発言だなと思ってびっくり仰天してしまったのですけれども、しかも5月広報にはっきり5月11日から使えますよとうたっているわけです。だから、楽しみにしている方もいて、しばらく来ないから、森でやめてしまったのという発言をされた方もいたのです。応援券やめたのですかって。それって町民に対する責任ある答弁ではないし、責任持って広報でやっていきながら、それができないから、私は延びますよということを行政無線でお知らせしたらどうですかって言ったのですけれども、それもできるだけ早く配達してくれるように郵便局にお願いしているからできないみたいなことも含めてお話があって、行政無線を使われている部分もあるのですけれども、肝腎要のところで行政無線が使われていないという問題も含めて、先ほどのタイミングがいいという町長の答弁は許せないなと思うので、もう一度そこに対する、11日にやると言っておきながらできなかったことに対してもっと責任持ってほしいなと思うのですけれども、そこの1点。それから、もう一つ、最後の部分なのですけれども、今の時期だからこそ第3波に向けて、特にこれから第3波考えたときにインフルエンザの流行と重なる可能性がかなりあるわけです。そういったときに近隣の町村で病院の役割分担というのが必要だと思うのです。八雲に今4床、感染症のベッドがあるわけで、だから感染症の重症化した方にはそちらに行ってもらって、軽症の方はどこか別なところでというふうになるかとは思うのですけれども、そういうような病院の分担も含めてもっと自治体が自らの住民を守る、町民を守るという観点で連携を取った対策というか、対応ができないものかということ。2点お願いいたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再々質問にお答えいたします。まず、広報にも11日として応援券に対して表示しておりながら、ちょっと遅れたことに対しましては私からおわび申し上げなければならないなと、そのように考えております。ただ、先ほどタイミングがよかったという言葉がちょっと適切ではなかったのかもしれませんが、ちょうど広報に載った11日の時点ではお店が休業状態に入っていたと、そのように認識してございます。ですから、お店が開いた頃にちょうど券が届いたということで、そのタイミングとしてはよかったのではないかなという内容ですので、ご理解いただきたいと、そのように思っております。そして、本当に一日も早くということで、皆さんいろんなそういう対策は待ちわびていたのかもしれません。こういうのがほとんどのものが全部重なったという点では大変だったのかなと思いますし、でも今後まだこれからもこういった対策というのは必要だと思いますので、時期がきちんと明確に言った時期にその対策がなされるように、そのように努力をいたします。また、病院の連携なのですが、函館市内の病院以外に患者を収容して、確かに八雲総合病院には4床の隔離病棟がありますけれども、対処できるだけの医療関係スタッフ、それから機材については果たして万が一現れたときにはきちんとした対応できるかどうかというのは、今のところ私の知識ではちょっと疑問に思います。ただ、函館も含めまして道南の医療圏のいろんな会議は私も参加させていただいて、函館医師会の会長さんや渡島医師会の会長さんも含めて連絡を取り合う状況でございますので、緊急の場合にはもちろん保健所の指導にもなる、そういった今の状態ですから、指導に基づきながら搬送する。そして、そこに隔離していただく、そういったことが今のところは一番適切なのかなと、そのように思っております。PCR検査によって検査がどんどん進んでいきます。検査結果については、いろんなところから来るわけです。今度は保健所だけではなく、医師会の検査結果も翌日来たり、情報はたくさん私のところにも来ています。現在のところ全てが陰性の状態です。これからも陰性が恐らく続いてくれると、そのように思っておりますけれども、万が一出たときの対応については当然うちの病院、それから消防、それから保健福祉課を含めましてこれについて適切に対応していきたいと、そのように思っております。以上です。