みんなの議会

せたな町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月18日

移動支援、通院の足の確保について

聞いた人
藤谷容子 議員
答えた人
町長 河原泰平

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 藤谷容子

移動支援、通院の足の確保について町長に質問いたします。まちなかに住んでいて以前は歩いて通院できた方が歩けなくなってハイヤーを利用しているという話を聞きました。第1回定例会で橋本議員の一般質問に町長は、令和8年度に町内を循環運行するまちなかバスの実証運行を行うという答弁をされていましたが、バス停から乗るのではなく家の前で乗ることのできるデマンドバスが歩くことに困難を抱えている人には優しいと考えます。また若松方面からのデマンドバスについて、太櫓のように毎日運行してほしいという声があります。若松や丹羽方面からのデマンドバスがまちなかに入るわけですから、そこにまちなかに住む方にも乗っていただくことができればいいと考えます。また1人で通院することが困難な人が利用する制度や介護ハイヤーが複数ありますが、人手不足などの困難を抱えている事業所があると聞いています。乗降介助の必要な透析患者さんなどが通院の足の確保を持続できるようにするには対策が必要だと考えます。また函館方面への通院について路線バスの乗り継ぎは大変であるということ、通院ハイヤーが闘病の命綱であるということが北海道新聞の記事にもなっています。函館への直接の足について、せたな町の公共交通として位置付ける必要があるのではないでしょうか。町長にお尋ねします。1、高齢化が進み、高齢単独世帯も増えている当町で、病院への通院の足の確保について現状をどうとらえていますか。2、若松方面などのデマンドバスを曜日限定せず運行して、まちなかに住む人も利用できるようにしてはいかがでしょうか。3、社会福祉協議会も含め、関係機関、町内事業者を集めた福祉と医療の連携の枠組み作りが必要ではないでしょうか。4、函館への通院旅行パックセターナちゃん号に乗る人に対して町の補助があるべきだと考えますがいかがでしょうか。

町の答え 町長 河原泰平

藤谷議員の2問目のご質問にお答えいたします。1点目の足の確保の現状についてですが、高齢化の進展や高齢単身世帯の増加に伴い、通院や買い物など日常生活に必要な移動手段の確保は本町における重要な課題であると認識しております。町では現在、函館バス路線への支援、デマンドバスの運行、患者輸送バスの運行などを行い、住民の移動手段の維持に努めておりますが、運転免許返納者の増加や公共交通利用者の高齢化により従来の交通体系だけでは十分に対応できない状況も見られております。また町地域公共交通計画においても通院は町民の移動目的の中でも特に重要な位置付けとされており、交通弱者の移動手段確保は今後さらに重要になるものと考えております。今後も住民ニーズを把握しながら持続可能な交通体系の構築に取り組んでまいります。2点目のデマンドバスにつきましては、限られた運転手や車両を有効に活用しながら運行しており、利用実績や地域の要望を踏まえて運行内容を設定しております。 議員ご提案のとおり玄関先から利用できるデマンド交通は、高齢者や歩行に不安を抱える方にとって利便性が高い交通手段であると認識しております。一方で運行経費の増加などの課題もあることから直ちに毎日運行へ移行することは難しい面もございます。現在予定しているまちなかバス実証運行やスクールバスへの混乗による運行便数や運行日数の増加など地域公共交通活性化協議会で協議を行いながら利用対象や運行方法について検討してまいります。特に市街地居住者を含めた利用ニーズについては今後の実証運行やアンケート調査の結果を参考に検討してまいります。3点目の連携の枠組み作りですが、議員ご指摘のとおり通院支援は交通施策だけでは解決できず、医療、福祉、介護、交通事業者が連携した取り組みが重要であると考えております。現在町では道路運送法の規定に基づいた福祉有償運送等運営協議会や公共交通活性化再生法に基づいた地域公共交通活性化協議会があり、さらに高齢者等の生活支援、介護予防の基盤整備などを話し合う生活サポートセンター運営協議会があります。協議会には関係機関や町内事業者などが加わっておりますことから、これらの協議会を通じて課題共有や対応策の検討を進めてまいります。4点目の通院パックセターナちゃん号への補助についてでございますが、現在、函館方面への通院手段として地域間幹線の路線バスやセターナちゃん号の交通体系が存在しております。議員ご提案の利用者補助につきましては、他の通院手段、また他地区への通院、平行路線等もあります。そういったことも鑑みて現時点では考えておりませんのでご理解願います。

議員の質問 3番 藤谷容子

まずまちなかバスのことなんですけれども、どういう形で考えておられるのかということをまず一つ確認したいと思います。コロナの時の実証運行とは違う形で考えておられるのか。コロナの時とは違う形で私はやっていただきたいと思っていますので、その点どんなふうに考えておられるのか町長の考えを聞かせていただきたいと思います。私が提案してるこのデマンドバスでまちなかに入っていくっていうことは、まず家の前から乗れるという便利もあるし、乗る人がいなければ走らないし、乗る人が少なければ小さい車で走れるということで非常に無駄がない環境にもいいものだと思いますので、いろいろと考えていかなきゃいけないことがたくさんあってすぐには無理だと思いますけれども、考え方としてそういった方向でぜひ考えて整理をしていっていただきたいなというふうに思います。3番目はいろいろな集まりがあるということで、その中でいろいろな協議会の中で考えていくということですけれども、新たにそういう交通の面での協議会というのも福祉、医療の連携の下支えになる交通のネットワークということで、ぜひ考えていただきたいなというふうに思います。4つ目なんですけども、町内の2つの病院から函館方面への紹介や転送が年間200件ぐらいあると。これは八雲の病院に行くより多いんです。この町の病院では対応し切れないから函館の病院に転送ということになっているので、もうここはもう準救急車的な位置づけを町としてするべきではないかというふうに考えます。快速瀬棚号が廃止されて函館に直通する公共交通手段が失われて、八雲までのバスとJRの乗り継ぎになりました。これは公共交通として函館への直接の通院の足がなくなったということだと思うんです。せたな町としての函館の直接の通院の足がなくなったということについてどう考えているのかということをお聞きしたいと思います。北海道新聞の3月6日の記事では、利用者の声としてセターナちゃん号これ1人で乗ると往復2万円かかるんです。でもせたな町から函館までハイヤーでいけば往復10万ぐらいかかるんです。それを2万円になってるんですけれども、でもこの1人2万円のこの金額が利用する側にとっては業者にとってはかなり押さえてる金額だと思うんですけど、利用する側にとってはやっぱりきついものがあるという声も聞いています。それは別にして北海道新聞の記事では、利用者がバスからJRに乗り継ぐというのは乗換えがしんどそうで、途中でトイレに行きたくなったらどうするか、帰りの便まで待ち時間が長いなど不安があり使えなかったと。料金負担を減らすための助成があればありがたいっていうことが書かれていました。また新聞記者がその後コラムで6月1日に書いていたんですけれども、路線バスを乗り継げば行けるが4時間前後で固い座席で長時間乗車するのがつらい、途中でトイレに行きづらい、病気や薬の影響で体がだるく疲れやすい人にとってJR八雲駅前での乗換えが大変、これにさらに加えて冬は特に積雪で足元が悪いときもあり大変だというふうに言っておられます。この乗り継ぎが通院の足としてどうなのか。函館の病院を紹介されていく方というのは先進的な技術を必要とする病気であったり、専門性の高い病気であったり、本当に大変な病気を抱えて薬も飲んでるそういう方なんです。そういう方がこの乗り継ぎ通院の足としてどうなのか。その辺をどう考えておられるのかお聞きしたいと思います。

町の答え 町長 河原泰平

すみません、調整に時間いただきありがとうございます。まず再質問、お答えいたします。まちなかバスの関係でございます。これにつきましては様々な形態を今検討しております。確かに実証運行で町なかをぐるぐる回る、決まったコースをぐるぐる回るっていうのも一つありますが、このほかに郊外から乗り入れてそのままぐるぐる回るという、ただその場合だと終点での定時性が確保できないっていうのもありますので、同じ運転士同じ車両で一旦町なかで入って終点についたあと、そのあと回るそういう考え方も考えております。ルートにつきましても定期ルートではなく、ポイントをあらかじめ決めておいて、そのポイントごとの要請があったらそこに回っていく、そういって運用効率を高める、そういった形も検討します。いろいろな形がありますのでこれは実証運行も行いながら、また協議会でも協議し、最適な運行形態それを進めていきたいと考えております。続いて2点目の部分でございますが、福祉関係との交通ネットワーク、患者バスも含め有償の運送タクシーもあります。そういったものも含めてデマンド等公共交通体系はますます検討していかなければならないと思います。そういったことも含めて考えていきたいと考えてます。続きまして函館の直通手段の部分でございますが、200件、確かに救急搬送も含め200件函館の病院にお世話になっております。そうやって函館との医療圏、三次医療圏との関わり、それが町民の命を支えていると考えております。その中で函館等の通院も必要なところではございますが、現在交通体系としまして直通バスがなくなって、八雲で乗換えっていう形にはなってます。その八雲で乗り換えてまた行くっていうのは確かに大変な部分も私も大変な声も聞いております。ただ二次医療圏としての八雲の通院につきましては分割されたことによって増便になった。それで行きやすくなったという声も聞いております。このバス路線につきましては、路線バス路線として国、道の支援を受けてのバスということで走っておりまして、当然その支援を受けるためには乗車密度、これも問題になってくるところでございます。今セターナちゃん号通院パックとしてのセターナちゃん号の通院、直通の交通体系があるっていうこの選択肢が増えたということは誠に喜ばしいところではあるのですが、現在や八雲乗り継ぎの路線バス、これがあるということ。これを路線の維持も含めて総合的に交通協議をしていかなければない、先ほどの福祉の交通ネットワークも含めて考えていかなければならない案件ということであります。また八雲の話も出させていただきましたけど、札幌への通院等もあり、そういったことも含めて果たして函館だけの通院に支援していいのか、その辺のバランスも含めて今後協議していかなければならない課題と考えています。以上です。

議員の質問 3番 藤谷容子

セターナちゃん号への支援をということについてなんですけれども、せたな町の地域公共交通計画、令和5年から令和9年の計画です。この中に各路線の主な課題として二次三次医療圏への通院手法の確立というのがあります。高齢化が進行していくことを見据え、八雲函館の医療圏までの通院方法を考える必要があると。ここは八雲までっていうのも確かなんですけど、でも札幌と函館等を考えた場合に函館の医療圏というのがこの地域としては三次医療圏です。そこは札幌に支援しないのに函館だけに支援していいのかというのは全然問題とは違うと思います。安心して住み続けられる持続可能な公共交通網づくりということで、もうここに住んでたら病院もきちんと通えないということで町に住んで行けなくなる人がいないように、やっぱり函館への通院をしっかり町として直接の足を位置づけて考えていただきたいなというふうに思います。またいろいろ予算のこととかあると思いますけれども、今月の3日に改正地域公共交通活性化再生法が参議院本会議で可決成立していますが、ここではスクールバスや病院の送迎車両などが住民の輸送も担うよう自治体が協力斡旋する事業を創設するというふうになっています。導入費用などを国が財政支援するというふうにもなっていますので、スクールバスとデマンドバスの統合とかいろいろなことを考えながら、効率化すべきところを効率化して、ぜひ地域公共交通会議で何を大事にするのかというところをしっかり持って論議していただきたいなと思います。いかがでしょうか。

町の答え 町長 河原泰平

藤谷議員の再々質問にお答えいたします。議員おっしゃられるとおり、こういう通院等の福祉系統の利用、また通学の利用、買物利用、生活の利用様々な利用がございます。そういった中で通院の部分も確かにおっしゃられるとおり必要な部分でありまして、まず町内については通院の足の確保ということで、デマンドバス網の強化、町なかバスの創設、そういったことに向けて交通体系協議会が動いております。また通院の部分につきましては、その通院そのものの部分は確かに福祉の分野ではございますが、それを受けて地域公共交通計画のほうにも考えていく、それは重要なことだと考えております。現在様々な取り組みが始まったばかり、またこれから行っていくところでございます。先ほどおっしゃられましたとおりスクールバスの活用、そういったことも含めて利用しやすい体系は考えいかなければならないと思います。そういったことも含め総合的に次期第3次の公共交通計画のほうで検討してまいりたい、そのように考えております。以上でございます。

出典:せたな町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月18日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる