みんなの議会

七飯町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月2日

図書館建設などと公共施設の再生統合構想について

聞いた人
平松俊一 議員
答えた人
副町長 宮田東、情報防災課長 庭田昌輝、教育総務課長 俉楼司、町長 杉原太

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 平松俊一

それでは、2問目に移りたいと思います。図書館建設などと公共施設の再生統合構想についての質問であります。私は令和2年第4回定例会において、地域センターや町民プール、図書館などの建設計画について、それらを合築する検討ができないかという質問をしておりますが、今回の施政方針では図書館とスポーツセンター、町民プールの基本 構 想 ・ 基 本 計 画 に 着 手 す る と 表 し て お り ます。町民の方からは図書館やスポーツ施設、地域センターなどの更新・建設を望む声が常に寄せられてきておりましたが、今回の基本構想に地域センターは含まれておりません。また、役場庁舎、文化センターなどの大規模施設も更新計画を立案しなければならない時期に近づいております。これらの施設を単体としてではなく、全体的に運営する構想をつくり上げるべきではないのか。さらに、町民の方々が休日などに集える施設がないことは、町の活性化を阻害しているとも考えられ、広域にわたる災害発生時への対応ができ得る施設としても民間事業者とともに「新しいまちづくり構想」を立ち上げるべき時ではないのかと考えて、以下の点についてお尋ねをいたします。1、民間事業者を交えた、これからの「新しいまちづくり構想」を検討することについて。2点目、民間事業者による総合施設を建設することや、現有施設の改修を行い、そこへ役場や保健センターなどの公共施設が入居を検討することについて。3点目は、補助金に縛られることなく民間事業者の新企画を取り入れる構想について。4点目は、広域災害発生時に後方支援拠点としての位置づけについて。5点目、スポーツジムや飲食店の併設で町民生活の活性化を生み出すことについてであります。お願いいたします。

町の答え 副町長 宮田東(副町長は2023年6月まで)

それでは、図書館建設など公共施設の再生統合構想について、私から全体的な考えとしてお答えしてまいります。御質問は老朽化した図書館などの公共施設の整備に当たっては、官民連携で推進すべきではないかというような御質問かと思います。直近の令和3年の第2回と第4回及び令和4年の第1回に係る同僚議員さんの一般質問がございまして、その答弁といたしまして、第5次七飯町総合計画後期計画の令和3年度から令和7年度までの期間内に、基本計画及び基本設計の 着 手 に 向 け て 取 り 組 む と お 答 え し て お り ます。建設の着工については、財政状況を見ながら勘案しながらとお答えしてございます。このように、まちづくりの基本である総合計画に沿って、令和5年度当初予算に図書館やスポーツセンター、町民プールなどの基本構想・基本設計策定費用として689万4,000円の予算を計上させていただいてございます。あわせて、庁舎内に関係課長職で構成する検討委員会を1月に設置したほか、4月には利用関係団体や学識経験者、公募委員で構成する庁舎外の検討委員会も設置し、建設に係る場所、規模及び施設の内容などのほか、維持管理に係る費用を含めたコストなど、また複合化の可能性も含めて広範囲に検討する予定でございます。よって、進める方向といたしましては、まちづくりの基本である総合計画に沿って展開してまいりますので、御理解のほどお願いいたします。なお、官民連携においては、建設コストの面を考慮すると財政負担の軽減に当たる整備手法の一つとして検討委員会においても議論されるものと認識してございます。私からは以上でございますが、お答えしていない詳細になる御質問についてはそれぞれ担当課長のほうから答弁させていただきます。以上です。

町の答え 情報防災課長 庭田昌輝(情報防災課長は2025年3月まで)

それでは、私か- 32 -らは4点目、広域災害発生時の後方支援拠点としての位置づけについて、お答えしてまいります。先ほど副町長より説明のありました関係課長職による検討委員会には、私も委員の1人として構成されております。したがいまして、これから整備統合される公共施設につきましては、議員のおっしゃいました広域災害発生時における役割も十分に想定しながら、情報防災課の立場として、どのような機能や設備などを整備していく必要があるのかについて検討してまいりたいと考えております。以上です。

町の答え 教育総務課長 俉楼司(教育総務課長は2024年3月まで)

5点目の町民生活の活性化については、私から御答弁申し上げます。今後の検討において、町民のニーズに合った商業店舗の併設の可能性などについても協議すべき事項との認識はございますが、まず公共施設として必要な機能、面積の確保が最優先であると考えております。また、立地する場所においても、町が所有する土地の中で交通、他の施設との連携等の利便性、周辺の土地利用、敷地面積の制限など、各種要件を考慮し進めてまいります。その諸条件の中、民間事業者からの協力が得られれば、可能であれば検討してまいります。以上でございます。

議員の質問 3番 平松俊一

全体的な話になりますけれども、前に私が質問したときと趣旨は同じになるのですが、結局町のほうで長期的な計画を立てられて、それに沿ってやっていくという答弁は前回も今回も同じなのですよね。なぜしつこくこの質問をするかというと、基本的ににぎわいをつくれるような施設、それから前に聞いた と き に は 副 町 長 に 否 定 を さ れ ま し た け れ ども、稼ぐ自治体、こういう施設をつくって、そこにいろいろな人が集まり、そこから収益が上がる、そういう施設を目指すべきではないのかという趣旨の質問が今回2回目になるわけなのです。幾つか全国的にそういうことで盛況になっている町があります。私はそこに行って見てきました。公共交通がベースになっていますけれどもね。いろいろな人がどんどん集まれる、足の確 保 が で き て い る 上 に 、 い ろ い ろ な も の が 集まっているのがその公共施設になっているのですね。例えば図書館もありますし、食べ物屋もいっぱいありますし、焼き肉屋、すし屋、居酒屋、鮮魚店、地元の野菜料理、そのほかにもスポーツ施設もあります。ここはプールはなかったですけれども。おまけにホテルまでついており ま す 。 ま た 、 子 供 を 預 か る 施 設 な ど も あ って、子供が熱出したときにすぐ使えるようにということで、お医者さん、小児科医、眼科医、歯科医、こういったものまで入っています。そういったものを検討するために、今回庁内外の人を集めて15人程度ですか、の検討会議をおつくりになるということが発表されてますけれども、そういった町の再生を経験したことの あ る よ う な 事 業 者 さ ん 、 そ れ か ら こ の 町 でもっともっと自分の会社の収益を上げたい、こういう人たち集めて考えるべきではないのかなと思うのですよ。例えば大中山小学校などにも都合40億円近い投資額が、大中山小学校のあの地区には投資されています。5年にわたってやったのですけれども。それは学校ができた、支所ができた、学童ができたというのは、それは立派なものはできています。ただし、収益は何も上がらないですよね。この辺の考え方ですよ。公共施設としてやっていくというのは、それは 今 ま で ど お り の 考 え 方 で 間 違 い で は な い です。ただし、いろいろなそういう商売につなげてやった、私が見てきたところは役場の周りの地価が20%ぐらい今上がっています。そういう効果も出てくるのですね。人が集まって、そこでお金を使う、そういうことにつながるような設置計画というのです。御 説 明 で は 本 当 に た だ 図 書 館 つ く り ま す 、プールつくります、地元の人たちの声をちゃんと聴いてやります。間違いではないと思うので- 33 -す 。 た だ 相 当 な 投 資 額 に な る の で は な い で すか、これからつくるのであれば。ではそのお金が10年、20年かけてどんどんどんどん町民に還元されるような、そういう仕組みをつくれな い か と い う 趣 旨 で の 質 問 で あ り ま す の で 、ちょっと1点目から5点目と一応分けて聞きましたけれども、総体的な考え、新しい町長さんのこれからのまちづくりの考え、これに対してこういう図書館の建設とかそういうものをどうお考えなのか、ここをちょっと聞かせていただきたいなと思います。

町の答え 町長 杉原太

私 が 考 え る 図 書 館 、 スポーツセンターにつきましては、さきに立地適正化計画策定されておりますけれども、これからは人口減少時代でございますので、コンパクトシティというような中で、現状の七飯町の交通体系も含めた中での都市計画、そして立地適正化計画、そこに沿ったような形の施設を考えておりますし、それから役場や保健センターだとか、文化センターにつきましても、老朽化というか、年次を追うと老朽化してきておりますけれども、長寿命化計画の下できちんと修繕・補修をしながら大事に使っていきたいというふうに考えておりますから、一緒くたに全てを合わせた施設を今から計画するというようなことは考えておりませんし、この図書館、そしてスポーツセンターにおきましては、子供から高齢者まで心身共に健康で文化・芸術・スポーツ、そ れ ぞ れ に 親 し め る 七 飯 町 の 特 性 と い い ま すか、ベッドタウンで、そして健やかにゆったりと豊かな生活ができる環境の下で立地していきたいというふうに考えておりますので、そのように何もかも複合というような形ではなくて、今、今年度、新年度で基本構想・基本計画をつく っ て い く 部 分 で は 、 そ れ ぞ れ の 図 書 館 、 スポーツセンターそれぞれが今この時代にどのような機能を持って、どのような規模で七飯町に合った施設なのかどうか、町民の皆さんが希望されている図書館、スポーツセンターというのがどういうものなのか、そういうものを委員会などで話し合った上で基本構想・基本計画を策定していきたいというふうに思っておりますので、そのような飛躍したような施設の考えはございませんので、御理解いただきたいというふうに思います。以上です。

議員の質問 3番 平松俊一

至極当然の答弁かと思いますけれども、町長の考え方というのは、官民連携という表現で表されます。これは行政主導でやってきた今までのやり方なのです。私が見てきたところというのは公民連携、公と民、これは公共サービスを提供するのですけれども、民間の考えをベースにしてやっている。官民連携から公民連携、今世の中はこういうふうに流れが変わりつつあります。さっきも言いましたように、地価も上がってきている。施政方針の中に「ともに歩むまち」の中で、国や北海道からの有利な補助金の確保、徴収をすべきと。結局補助金をもらうためにどうするかということを考えていらっしゃるのでしょうけれども、それであればやっぱり本当の意味での町の活性化というのは目指せないと思いますよ。せっかくつくるのであれば、函館もしくは渡島の半島の人たちが休みのたびに七飯町に遊びに来る、食べ物もある、図書館もある、プールもある、何かそういうものを、この辺にないじゃないですか。そういうものをつくって町の繁栄を築いていこうと、そういうお考えはないのかということをお尋ねをしているわけです。今 回 の 施 設 の 検 討 委 員 会 の 組 織 で す ね 、 スポ ー ツ 団 体 、 図 書 館 利 用 者 、 町 内 会 連 合 会 、やっとここで学識経験者及び公募、15名程度と。このメンバーであれば、町長が考えてらっし ゃ る も の に 合 致 す る も の は 多 分 つ く れ る で- 34 -しょうけれども、本当の意味で町をこれから元気にする、地域経済が元気になる町を目指すというのが町長の施政方針の中にあるのですよ。だから、それであれば、やはり民間に稼げる施設 を つ く っ て も ら っ て 、 そ れ を 行 政 が バ ッ クア ッ プ し な が ら や っ て い く と 。 そ れ で 十 分 、プールもあり図書館もありという、こういう計画を一回考えてみたらどうですかという質問なの で す け れ ど も 、 全 く な い と い う お 考 え で すか。

町の答え 町長 杉原太

あくまでも七飯町民を主体とした、あるいは七飯町に働きに通勤されている方、通学されている方、そういう方々が文化・教育・教養そしてスポーツに親しめるような、そういう施設を、施設そのものも本来の機能を果たしたものをまずは基本構想でつくっていきたいというふうに考えておりますので、そういう稼げるとか、付随して連携する部分は二の次になると、次の段階ではそういうような協力する民間があれば、それはそういうような形になるかもしれませんが、私はあくまでも町民が求めている、通勤・通学者が求めている、七飯町に、この町の内容に合ったコンパクトな図書館、スポーツセンター、本来の目的を達成する施設を優先して進めたいと思っておりますので 、 御 理 解 い た だ き た い と い う ふ う に 思 い ます。以上です。

議員の質問 3番 平松俊一

基本的お考えがそうであれば、これ以上何を言っても始まらないので、この2問目はやめたいと思いますけれども、本当にそれで町が活気づいてどんどん人が流れ込んでくる、そういう町を目指すべきではないのかということは、ぜひ気に留めておいていただきたいなと思います。

出典:七飯町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月2日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる