森町議会 平成26年第1回 6月会議 2014年6月10日
食物アレルギー対応について
- 聞いた人
- 小杉久美子 議員
- 答えた人
- 教育長 香田隆
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 小杉久美子
食物アレルギー対応についてお尋ね申し上げます。文部科学省では、食物アレルギーによる給食での事故を防ぐため、学校側に児童の疾患の種類や程度を正確に把握するよう求める方針を決め、この春食物アレルギーがある児童生徒について医師の事前診断を義務づけることを全国の学校向けに通知しました。これまで学校側へのアレルギー症状の申告は保護者の判断に委ねられていましたが、平成24年12月に東京都調布市で学校給食終了後に食物アレルギーの疑いにより児童が死亡した事故を機に、再発防止策を検討してきたものです。森町では、食物アレルギーを持つ児童生徒の申告数が昨年度45名と渡島管内で一番多いという報告を受けており、これは保護者の判断による申告がほとんどのようです。以下お尋ねいたします。現在医師の診断を受けての申告は何名いるのか。2点目、諸事情によりアレルギー検査をまだ受けていない児童生徒への対応をどうしているのか。3点目、献立によっては一部弁当対応の児童生徒もいると思うが、その部分の給食費は減額になるのかどうか。4点目、除去食対応や代替食対応は何名まで対応可能なのか。以上4点についてお尋ねいたします。
町の答え 教育長 香田隆(教育長は2017年3月まで)
小杉議員のご質問にお答えをいたします。初めに、森町の学校給食センターの食物アレルギーに対する取り組みについてご説明をさせていただきます。森町では、議員ご指摘のとおり、全国各地での食物アレルギーによる事故が相次いでいることにより、平成25年度中に給食センターの施設、設備面などからアレルギー対応の見直しを図ってまいりました。その結果、除去食、代替食を調理する際に、調理場の設備の関係上原因食物の混入を100%防ぐことが大変難しいという見解に至り、除去食、代替食の提供は行わないことといたしました。これらの対応の見直しについては、保護者の皆様と面談や電話でお話をさせていただき、理解を得ながら進めさせていただきました。また、対策として、アレルギーを持つ児童生徒の喫食状況の把握を目的とした対応連絡票やアレルギーを引き起こす原因食物を記載した献立表を作成し、保護者と児童生徒が喫食について相談しやすいように配付し、学校及び給食センターとの連携をスムーズにできるよう情報の共有化を図っている状況でございます。以下、ご質問にお答えをいたします。1問目は、医師の診断書を提出した児童は1名でございます。2問目は、昨年度保護者と面談した中で除去食、代替食を提供できない理由を理解していただき、代替の物を持参するようにお願いをしてあります。また、学校では学級担任や養護教諭が対応連絡票に基づいて児童生徒に声がけをしていただき、誤飲、誤食を防止しております。さらに、病院にて医師の適切な指導、相談のもとに食事を進めていくことで食物アレルギーの治癒や症状の軽減が可能であるというふうに言われておりますので、ぜひ一度医師と相談をしていただくように強くお勧めをいたしております。3問目については、食物アレルギー対応の児童生徒が持参する弁当の内容及び持参する頻度について把握しようと努めているところでございます。今後それらを整理、精査し、必要であれば保護者と相談をしながら、減免措置も視野に入れながら検討してまいりたいというふうに考えております。4問目についてですが、現在の施設では原因食物の除去が完全にはできませんので、対応はできないというふうに考えております。以上でございます。
議員の再質問 11番 小杉久美子
まず、1点目なのですけれども、医師の診断を受けての申告は1名というふうに今教育長のほうからお話がございました。たしか昨年は25年度2名と聞いておりましたけれども、今年の申告者数は1名ということです。この申告というのは、食物アレルギーというのは卵、牛乳、小麦などがほとんどだと思うのですけれども、アレルギー検査方法、3つの検査があるようで、1点目の血液検査、これは一般的なものです。あと、皮膚試験というパッチテスト等の試験、こういうものの検査では卵、牛乳、小麦のアレルギーの値を知ることができると言われておりますけれども、これも全てが全てというわけではないようです。3つ目の検査、本当の検査というのは食物負荷試験、これを受けるには道南では函館ではアレルギー科というのはないのです。この検査を受けるためには札幌まで出向かなくてはいけないということで、出向くには金銭的なもの、時間的なもの、それぞれご都合とかあって、なかなか検査を受けられない方も中にはいるのではないかなと、そう考えるところですけれども、やはり入院もしなければいけない、旅費等も絡んでくるということで、なかなか受ける方が少ないのかなということです。その辺についての相談やら指導やらをどのようにしているか、まず1点お聞きしたいと思います。それと、3番目の一部弁当対応の給食費の減額、アレルギーを持っているお母さんから聞いたお話なのですけれども、お弁当を持たせた分給食を食べないわけですから、当然給食費は払わなくてもいいのではないかという質問を私受けまして、それがちょっとわからなくて、質問の中に入れさせていただいたのですけれども、今教育長は必要であれば検討したいという答弁されていましたけれども、納得のいく説明、これは保護者のほうに伝えるべきかなと思っております。それから、除去食対応、代替食対応は森町では対応しないということなのですけれども、代替食については家庭から持参すればいいわけですけれども、除去食、今まで卵、小麦粉、牛乳、ほとんどの料理の献立の中には必ずつなぎとして入ってくるものもありますし、そうなると今まで45名、昨年までいた子供たち、その子たちの対応というのは全てお弁当になっているのかどうか、今現在お弁当を持って学校に来ている子は何名いるのか、その辺についても教えていただければと思います。
町の答え 教育長 香田隆(教育長は2017年3月まで)
それでは、再質問にお答えをいたします。まず、医師とのかかわりの関係なのですけれども、確かにアレルギー専門の病院は函館地区にはないということで私たちも理解をしております。ただ、先ほど小杉議員が前段2つほど挙げたアレルギー検査につきましてはできますので、できればそういう医師との相談なり診察を受けていただいて、そして子供さんのアレルギーを正しくまず保護者の方がつかんでいただいて、そしてその結果をもって給食センターのほうといろいろご相談をさせていただきたいというような趣旨でございますので、これからも医師の診断については、受けていただくことによって子供さんの食べるものも変わってくると思いますので、ぜひその辺はお願いしたいというふうに考えております。それから、お弁当対応の減額の関係ですけれども、これもこの間の保護者との協議の中で、お弁当を持ってきているお子さんもいらっしゃいますので、その方につきましては先ほども申し上げましたようにお弁当を持ってくる、例えば主食を持ってくるとか、それから例えば牛乳が飲めないとか、いろんな方がいらっしゃいますけれども、その辺は私たち3カ月ぐらい様子を見て、そして持ってくるものの内容、その辺も精査しながら減額についてお話し合いを進めていくということで保護者の方ともお話はさせていただいております。それから、お弁当を持ってくる人数ですけれども、これはその都度変わってくるものですから、はっきり今ここで何名とは言えませんけれども、その日の献立によってお弁当を持ってくる方は若干いらっしゃいます。以上でございます。
議員の再々質問 11番 小杉久美子
医師の診断の件でもう一度お話伺いたいのですけれども、昨年まで自己申告により代替食あるいは除去食対応で給食を食べていたと、その方が今年度から医師の事前診断、すなわち診断書提示ということでお弁当になるという方だったのですけれども、中学生になれば札幌まで行くということになれば平日だと学校を休んで行かなければならない。検査の費用も結構な金額なのです。今現在受けるとすれば、1品目大体1万5,000円から2万円くらい。種類によっては、卵、小麦アレルギーのほかの食物になると思うのですけれども、結局食物負荷試験を受けるためには1泊2日で行って、費用はそのくらいかかる。森町で8月から乳幼児受給者証が中学生まで配付になるわけですから、あるお母さんは8月になったら札幌まで検査に行ってこなくてはいけないのだという、そういうお話も聞いております。それで、アレルギーを持つ保護者の皆さんに本当に納得していただくような説明がされているのかどうか。先ほどのお弁当持参の部分で給食費の減額の部分も含めまして、それから医師診断書をつけなければ対応できないのだと、そういう納得できる説明あるいは指導、医師だけからではなくて、森町として栄養士あるいはまた教育委員会から納得できる説明、それから指導、そういう部分の対応についてお尋ねしたいと思います。
町の答え 教育長 香田隆(教育長は2017年3月まで)
それでは、お答えをいたします。ことしの2月から、新年度に向けてのアレルギーを持つお子さんの対応については、それぞれ保護者の方と面談あるいは電話等で協議をさせていただきました。その中で、給食センターの今までの対応をお話をしながら、来年度からはアレルギーの除去食、代替食がセンターの設備の中ではできないので、その辺の対応を保護者の方と一緒に考えながら進めていきたいということでお話をさせていただきました。そのお話を進めていく中で、特に保護者の方からはいろんな不満ですとか、それから問題もそんなにセンターのほうとしてはつかんでおりませんし、何かあったらいつでもご相談くださいということではお話もさせていただきましたので、今の段階では特にいろんなご不満が保護者のほうにあるというふうには考えておりません。ただ、今申し上げましたように、その辺の細かいやりとりについてはこれからもセンターとして誠実に対応していきたいというふうに考えておりますので、以上よろしくお願いいたします。