みんなの議会

せたな町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月6日

せたな町のスポーツ振興について

聞いた人
石原広務 議員
答えた人
町長 高橋貞光、教育長 成田円裕

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 石原広務

議長の許可をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。まずは1問目です。せたな町のスポーツ振興についてであります。せたな町の少子化は深刻な問題であり、町を支える基幹産業の担い手不足にも大きな影響を与えています。そのような状況下でも子供達は、サッカー、野球、陸上などの少年団活動、部活動に勉強と合わせて日々努力し厳しい学習に取り組み、全道、全国大会出場を目指して頑張っています。一方で、輝かしい結果を出せば出すほど、家庭の負担は増していきます。父兄の負担は当然としながら、町に対する要望の声も出てるのが現状です。感謝の気持ちを持ちながら、将来に夢を持ち続け頑張っている子供たちに対し、町として今後も何ができるかという観点から各種スポーツ少年団への補助金の増額や全道、全国大会等へつながる大会参加による各家庭の負担軽減になるようなバス利用の回数を増やしてほしいという要望があるが、どのように応えるか。町長、教育長の所見を伺います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

石原議員のご質問にお答えをいたします。本町の子供たちは学校の部活動、スポーツ少年団の活動を中心に各種大会において優秀な成績を収め、全道、全国大会への出場を果たすなどの活躍を続けており、町のスポーツ振興の取り組みの成果が表れているところであります。そこで町としては全道、全国大会参加奨励補助金による支援を行うとともにハード面では大成農村広場グラウンドの改修工事や町民プールの建設計画などハード、ソフト両面での更なるスポーツ振興を図っているところでございます。特にスポーツ振興に熱心な石原議員には町民プールの建設につきましても、ご理解をいただきたいというふうに思っております。全道、全国大会へつながる大会参加による各家庭への負担軽減になるよう福祉バス等の利用回数を増やしてほしいという要望でありますが、運行状況を見ますと大変多くの団体に利用していただいており、現在の運行車両台数においては飽和状態にあるというのが現状であります。ご要望のとおり、仮に利用回数を増やしても現状では必ずしも希望どおり利用できないという状況になるものと思われます。したがいましてバス利用に関しましては、現状の回数の中でご利用いただきながらスポーツ少年団活動への補助金の見直しを含め、支援をしてまいりたいというふうに考えております。さらにまた子育てや教育にはスポーツの他にも多額の保護者の負担があることから、修学旅行などの学校行事やピアノ、塾などの習い事など子供のために自由に使えるように新たに保育料や学校給食費の無料化にも取り組むということで考えておりますのでご理解をいただきたいと思います。

町の答え 教育長 成田円裕(教育長は2020年9月まで)

私の方からは、スポーツ少年団に対する補助金についてのご質問にお答えします。本町のスポーツ少年団の加入状況でありますが、11月1日現在の数値になります。小学生が6種目8団体、中学生2種目2団体、人数は小学生が143人、小学校全体の加入率は46.4%、中学生が40人、中学校全体の加入率は23%となっております。このように本町は少年期のスポーツ活動が盛んなことから体力面においては全道でも非常に高い位置にあることは、議員もご承知のことと思います。少年期スポーツの推進に携わる指導者の皆さんの熱心な指導はもとより、スポーツ活動に対する保護者の皆さんの深い理解によるサポートのおかげと感謝をしているところでございます。今年度のスポーツ少年団の大会参加状況を見ますと全道、全国大会につながる主な道南支部予選・檜山管内予選では、野球が4大会、サッカーが5大会、剣道が1大会、バスケットボールが2大会に出場しているほかにも、さまざまな交流大会等に参加をしております。今年度は野球においては、2大会、サッカーにおいては1大会、陸上競技においては1大会3名、剣道においては1大会1名が予選大会を突破し全道大会の出場を果たしているところであります。スポーツ少年団が活躍する中、一方では、少子化の影響によりスポーツ少年団の加入者が減少傾向にあり大会参加に係る交通費、特にバス代金の1人当たりの保護者負担が重くなってきております。加えてここ数年でバス代金が2倍程度に値上がりしており、さらに保護者負担の増加を招いているところであります。現在、スポーツ少年団の編成には町の福祉バス、ふれあいバスを回数限定で運行しているほか、利用可能なときは教育委員会ワゴン車をスポーツ少年団にも貸し出しし、保護者の負担軽減を図っているところであります。さて、習い事やスポーツ活動など学校外における活動費の保護者負担についてお話をさせていただきます。文部科学省が隔年で実施している平成26年度子ども学習費調査によりますと、学校外の活動費については公立に通学した場合になりますが、幼稚園が年間8万3,707円、小学生が年間21万9,304円、中学生が年間31万4,455円の教育費を負担しているとの結果が出ております。その他にも学校給食費や教材費などの負担もありますので小中学校の義務教育だけでも多額の教育費が必要となります。このような状況下において、スポーツが盛んな当町においても保護者負担は大きいものと認識をしております。福祉バス等の運行のご協力を得ながらも希望どおり利用できない場合が多分にあることから、教育委員会といたしましてはバス代金の値上げによる保護者負担の軽減を図るとともに少年期のスポーツ活動の一層の振興を図る視点から、遠征に係るバス代金の助成について前向きに、検討してまいりたいと思っております。なお、助成対象や助成金額などについてはスポーツ少年団と十分に協議をさせていただきたいと思っておりますし、必要な財源については高橋町長にご相談をさせていただく考えでおります。よろしくお願いいたします。

議員の再質問 5番 石原広務

再質問させていただきます。先程町長の答弁にも教育長の答弁にも前向きに検討していただくというような、ご答弁があります。そこには期待をするものであります。町長、答弁の中に大成農村広場あるいはプールのことを答弁の中に入れてましたけれども、農村広場は4年程前に教育委員会の方から三杉球場も真駒内球場も改修したんで、ぜひ大成の農村広場も改修したいということがあって、地域の一般野球仲間や中学校の部活動を所管する先生方にも相談し、もちろん町長おっしゃってた私が指導者として携わっている少年団の父兄にも相談させていただきました。それが叶うのかなと思ったらそれまで4年掛かったんですよ。1年前春先、教育委員会のほうからこの計画で行けますよ。一般の野球団体にも教えて下さいと去年、決裁しなかったの町長なんですよ。1年後確かにこの年になって改修が実現しました。教育長の答弁の中にもありました、少子化は進んでるんです。中学校の部活動、野球場として使うんですが今現在、中学3年生が部員として引退した後は野球部員3人ですよ。私は正直言うと今回の大成農村広場の改修は反対するつもりでした。地域の声を聞き、一般の野球に携わる皆さんの意見を聞いて、常任委員会でも議員として賛成の立場を取りました。あと、町長プールについては常任委員会で継続調査なんです。今ここであえて言いません。賛成、反対の声両論あります。それは適切な時期に適切な判断を私としてはさせていただきます。バスの利用状況が飽和状態だということでしたが、町長はなぜか自分が野球の指導者だからどうのこうのって再三にわたって良くここで議論させていただくんですが、旧町時代に私は指導者として大成教育委員会の係からバスの利用について行く時は私も利用させていただきました。帰りについては自由行動とした私の指導力の無さで帰り乗っていく子供たちの数が少なかったんです。その当時から運行の予算を別な意味で使ってみてはどうだと指導されて、私が指導者になってからはバスの利用は原則していません。その中でも飽和状態だということであれば、バスの利用回数が制限された中で父兄に負担を求めてそういう活動している団体もあると思うんですよ。回数制限の中で協議していくということですから、教育長の方は団や父兄などと協議して検討していくということですから、そういうことでは使わない団体のバスがどうしても他で利用したいという団体に向けられる可能性もあるわけです。そういうことも含めてもっともっと前向きに検討していただきたい。あと、関連して質問させていたきますが、以前から教育委員会の係にも要望として出させていただいてます。中学校の部活、中体連、野球に関しては檜山南部、檜山北部と毎年交代で中体連の野球大会が来ています。その中で特に真駒内球場に関しては改修を熱望されている状況です。そこも教育長、町長と協議しながら前向きに検討していただきたい。あと町長、私が今回スポーツ振興ということで町長に見解を求めたのは、スポーツ振興でまちづくりに取り組んでいる自治体があるんですよ。過去には野球部を招聘して甲子園にも出場した町もあります。新年度に向けて進路を検討している子供達の中には、残念ながら他町に出向く子供達もいます。知内町などでは町立の高校をもちながら寮を完備して町外はもちろん、道南は基本的に以前からですが道内、全国に子供達の勧誘を進めようという動きがあるように聞いております。たかがスポーツ振興かもしれませんけど、されどスポーツ振興ですよ。まちづくりの拠点、そして質問の中に触れさせていただきましたが、子供達にとってはせたな町を背負う、親にも自治体にも感謝をしながらスポーツに取り組む、将来の担い手不足の解消の1つのきっかけになるのかなという思いで町長に見解を求めました。今の述べたことで再答弁町長、教育長よろしくお願い致します。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

随分実現に長いこと掛かってるというお叱りもございましたが、実は合併後厳しい財政状況の中で全てが要望どおり実現できるという状況ではありませんでした。したがいまして優先順位を考えながらやってきたつもりでございます。ここにきて皆さんの要望が実現できて良かったなというふうに思っております。また、子供の教育につきましてはスポーツばかりでなく子供達はいろんな可能性がございます。そうした可能性を出来るだけ伸ばして社会に出してあげたいというのが町の考えでありますので、そうした関係からバランス良く子育て支援、教育の支援をしてまいりたいというふうに考えている状況でありますのでご理解をいただきたいというふうに思います。

町の答え 教育長 成田円裕(教育長は2020年9月まで)

まず1点目の真駒内球場の改修についてでございますが、野球関係者の方から、私も直にこの問題については聞いております。ただ多額のお金が掛かるということがございまして、そういう問題も含めまして、今後検討をさせていただきたいと思っているところでございます。それとスポーツの振興についてでございますけれども、更なるスポーツ振興を図れるかというようなことで石原議員からご質問ありましたけれども、スポーツ少年団の活動につきましては全道、全国大会出場するチームが非常に多いということから、非常に活発に行われております。練習も一生懸命に行われておりますし、遠征の数も多いという状況にございます。逆にですね、これ以上試合や練習時間が増えると私共が心配するのは学習面に非常に大きな影響があるんではないかなというようなことがございます。スポーツやテレビ、ゲームをする子供達が多い、時間も長いというのが子供達の特性ございまして、逆に家庭での学習時間がその分短くなってるということでございましてそういう実態にございますので子供達には、これからはスポーツだけでなく学習面でも出来れば全国平均以上の学力を身に付けていただくよう目標を持って頑張ってほしいと思っているところでございます。社会教育では朝活事業や学童保育所における放課後学習などの事業を展開しておりまして、児童生徒に対する学習の支援をしております。学力面においても、これからはスポーツ指導者、保護者の皆さんのご協力をお願いしながら、更なるか学力向上につなげてまいりたいということでスポーツと学力、両方で頑張っていきたいと考えておりますのでご理解をお願いいたします。

議員の再々質問 5番 石原広務

教育長に再々質問をさせていただきます。先程教育長の立場から学力にも影響でるんじゃないかということでした。教育長は教育長になられてから本当に父兄や地域の子供達にきちんと目を向いていろんな諸問題にご尽力いただき、子供達の声を聞いていただいた実績があります。学力と運動、スポーツを進めることによって学力が向上したという実績を出した自治体もあるんですよ。確かに全てがそういうふうになるとは思いません。目の前でゲームをしすぎている子供達も実際にいます。教育長の知識から教育委員会のご尽力からそういうことも可能性として秘めていますので、是非これからも検討していただきたい。また部活動も合わせてですが、スポーツ少年団も個人競技、1種目出ると1,000円、2種目から何百円かなりそういう負担も実際にあるようなんですよ。そこも併せて、実情を踏まえながら前向きに検討していただくという答弁でしたが、本当にその子供達や父兄の声を聞く機会を設けていただいて、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。町長にもまちづくりの観点から、スポーツ振興というのは、まちづくりにも重要な要素を持っていますので、教育委員会と連携しながら今後も取り組んでいただきたいと思います。以上で質問を終わります。

町の答え 教育長 成田円裕(教育長は2020年9月まで)

それでは再々質問にお答えをさせていただきます。今後検討することとしておりますバス代金の補助金につきましては、スポーツ少年団の加入者の減少を踏まえたより一層のスポーツの振興、そしてここ数年でのバス代金が高騰したことに対する保護者負担の増加を緩和するための措置ということで考えております。金額については今のところ幾らと約束できませんのでここでは申し上げませんが、これからスポーツ少年団などと協議、調整をさせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

いずれにしましても子供の教育につきましては、心それから身体、もちろん学力も含めてですが、こうしたバランスの取れた健全な育成が必要だというふうに思っておりますので、そうした面からも教育委員会と十分連携を図りながら進めてまいりたいというふうに思います。

出典:せたな町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月6日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる