森町議会 平成28年第1回 3月会議 2016年3月4日
②、生徒の不登校問題について
- 聞いた人
- 宮本秀逸 議員
- 答えた人
- 教育長 香田隆
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 15番 宮本秀逸
それでは、2問目に入らせていただきます。全国の小中学校の不登校の生徒数は、約2万人と報道されております。学校内でのいじめや家庭環境の変化、虐待等、原因はさまざまでしょう。それが長く続くと将来的な希望をなくし、人生を破滅にすることもあります。言うまでもなく、若者はもちろん、全ての人々が命の大切さを知り、自分の生き方に自信を持ち、幸せになっていかなければなりません。教育行政執行方針の中にも大きく取り上げられております。森町内の不登校の実態と考えられる原因と対策、その成果について伺います。また、一般の町民はどう捉えるべきか、できる支援策はあるのかも伺います。以上です。
町の答え 教育長 香田隆(教育長は2017年3月まで)
宮本議員さんのご質問にお答えをいたします。不登校問題につきましては、ご指摘のように、そのお子さんの人生に大きな影響を及ぼす可能性がある重大なことと認識をいたしております。現在町内小中学校における不登校児童生徒は、実態としてはおりますが、家庭訪問などにより保護者とのかかわりを絶やさず、本人との面談も実施されており、減少傾向にあります。不登校の原因は、さまざまあります。学習面での問題、生活面での問題、家庭の問題、友達関係などがあり、それらが複雑に絡み合ったものもございます。不登校防止の取り組みといたしましては、中学校では教育相談員が常駐し、家庭訪問の実施や授業中の教室に入るなどして、課題を抱えている生徒に支援を行っております。また、落ちついて学習ができるよう、雰囲気づくりや安定した生徒指導など、一人一人が安心して学校生活を送ることができる学級経営を目指しているところでございます。さまざまな方策を進め、不登校の未然防止や解決に努めており、昨年度不登校だった子供が現在は登校できるようになったり、教室ではなく別の場所ですが、学習できるようになったりと、少しずつ成果は上がっているものというふうに捉えております。また、今後に向けましても、各教員が児童生徒に対する共感的理解を深め、不登校に関する基礎知識及び問題の早期発見やひきこもりに関する知識等を身につけていくことが必要であると考えております。さらには、学校、教育委員会、関係機関で情報を共有し、保護者と連絡を密にとりながら体制を整えていきたいというふうに考えてございます。また、町民の方のご支援ということでございますが、保護者の了解がなければ直接子供とかかわることは難しいと考えておりますが、地域で見守っていただき、不登校の原因ともなり得る学校外での問題行動などが確認された場合、保護者、学校、教育委員会などにご連絡、ご相談をいただくと早期の解決や未然防止につながると考えております。ぜひご協力をお願いしたいというふうに思っております。以上です。
議員の質問 15番 宮本秀逸
私もこういったことに関しては非常に門外でございまして、実態がなかなかわからないわけですけれども、現実にいじめられているという女の子から相談を受けたことが実はありました。2年ほど前だったのですけれども、そしたら私の今60代の考えからしますとなかなか理解できない非常に繊細な部分で傷ついたりするのだなというのが実は私のそのときの驚きだったのです。ですから、いじめの問題に関しては、いじめられたという当人と、それからいじめたとする側の意識の違いなんかもあるのかなみたいに思って、非常にびっくりした経緯がありました。ただ、その子はその後非常に立ち直ってくれて、元気に登校してというお話を伺いましたので、安心した経緯がございました。非常にデリケートな部分の問題を常に含んでいると思いますので、私たちがなかなか立ち入っていけないというようなこともあろうかと思いますけれども、この町自体に、先ほど町長いろんな決意言ってくださいましたけれども、町自体でそういった部分は許さないぞというものをつくり上げていかなければならないと思うのです。そういった空気づくりが私は大事ではないかなと、こんなふうに思います。人間ですから、悪いことするなと学校で教わっても悪いことする人たちは出てきますし、人を殺すなというようなことが言われても、罰せられるぞというようなことがわかっていても人を殺したりするわけです。どこに問題があるか、なかなか私にはわかりませんが、常にそういった運動を絶やすことなくやっていかない限り、なかなかこの問題は解決していかないのではないかというふうに、私どもの立場でも、門外からもそういったことがうかがわれるのです。ですから、もっともっと積極的に、父母とか直接関係者以外にも、教育長、そこら辺はこれからいろんな機会を通じて訴えていただきたいし、協力を仰いでもらうような体制づくりが私は必要かなと、そんな感じがするのです。そういった意味で、その決意のほどといいますか、現実にここにいる我々がその気に本気でなりさえすればまたかなり違った結果にもなっていくと、そういった広がりが私は大事でないかと、そんなふうに思っているのです。私たちにできること、そういったことを教育長が訴えていただきたいというようなことをもう一度教育長のほうからご答弁いただければと、このように思います。
町の答え 教育長 香田隆(教育長は2017年3月まで)
それでは、再質問にお答えをさせていただきます。今宮本議員さんから言われました。いわゆる日常的な取り組みというのは私も本当に大切なことで、そういう日常生活の中にあるささいな出来事というのですか、それが子供たちの心に大きな影響を与えかねないということは私も十分感じていまして、まず私が今までやってきたことは、とにかく校長会の中では年に数回、私は3回ぐらい言っている。月に1回の校長会なのですけれども、3回ほど、折に触れていじめの問題と不登校の問題についてはきちっと学校のほうで対応してほしいと。確かにいろんな家庭の問題なんかがありまして、なかなか学校としてもそこまで立ち入れない問題も実はあるというふうには聞いております。ただ、一番大切なことは、子供にとって学校に来ることの大切さですとか、友達と一緒に過ごすことの大切さ、そういうことをぜひ保護者の方にも理解をしていただいて、学校に目を向けていただけるような、そんな働きかけをしてほしいということではお話をさせております。それと、これは学校だけでは取り組めないものですから、各学校のPTA、それから地域の方々、そういう方々と思いを同じにして、そして具体的にここの子供さんがということは学校ではちょっと言えませんけれども、地域で見守りをしていただきながら、先ほど言いましたように何かそういうちょっとした問題行動みたいのがあった場合には、いろんな意味で連絡、そして一緒に考えてほしいというようなことをこれからもいろんな場面で続けていきたいなというふうに思っていますし、本当にいじめ、不登校は絶対になくしていきたいという決意は私も十分持っているつもりですので、今後ともそういう方向で進めさせていただきます。以上です。