森町議会 平成28年第1回 3月会議 2016年3月4日
①、まちづくりに高校生等の活躍を
- 聞いた人
- 宮本秀逸 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 15番 宮本秀逸
おはようございます。2人一般質問残りましたので、わざわざこういう会合をつくっていただきました。大変ありがとうございます。それでは、通告に従いまして、質問をさせていただきます。まず最初に、まちづくりに高校生等の活躍を。地方創生が叫ばれる中、全国的にもさまざまな工夫をして取り組んでおります。最近特に注目されているのが地元高校生の取り組みです。その地域の地理的条件や歴史を学んでの観光や地元産物、農産、海産、加工品等を使った新しい食品づくり等々、地元の人とのつながりを通して移住、定住を促進している事例が多くあります。未来を担うのは若い世代です。中学生、高校生等にまちづくりの主役になってもらう絶好の機会が今だと考えます。18歳以上が選挙権を持つ時代です。10代、20代、そして子育て世代がさらに活躍できる環境づくりが大切です。戦略会議のメンバーにも登用することも大事なことだと思います。町長の考えを伺います。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
宮本議員の質問にお答えします。まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定においては、町も含め、産官学金労言、女性、高齢者、若者などあらゆる人の協力、参画を促すこととされており、これからの森町を担う若者の意見を町の施策に反映していくことが今後意欲と能力のある若者を地域に定着させ、活躍できる環境を実現するために重要であると受けとめております。森町まち・ひと・しごと創生総合戦略策定の際には、森高校全生徒と19歳から45歳の町内在住者を対象にアンケート調査を行い、若者一人一人から率直な意見を広く集めた結果、高校生に対し就職先のPRを行う事業や若い世代の交流活性化を目的としたイベント開催の施策を盛り込むことができました。総合戦略は、PDCAサイクルを回すことで改善を重ねていくものとしていることから、今後若い世代の意見をより直接的、効果的に反映させるための仕組みの一つとして、森町まち・ひと・しごと創生総合戦略策定推進委員会のメンバーとして参画することの有効性についても検討したいと考えております。また、今後も各学校が主体的に実施する魅力的な学校づくりに係る取り組みに対し、可能な限り支援してまいります。以上です。
議員の再質問 15番 宮本秀逸
今後積極的に取り入れていきたいというお話をいただきました。大変ありがとうございます。ちょっと事例を紹介したいと思いますが、私は非常にアナログな人間でございまして、今回の一般質問でも手書きのやつというは私一人だけなのです。びっくりしましたけれども、ということで情報を得るのが新聞、それからテレビ、それから雑誌等々が私の情報源となってくるわけでございますけれども、つい先日紹介されておった中にこういうことがございました。余市にある北星余市高校、あそこが今存続の危機に立っているというようなことで、学校としては何とかして残したいというようなことらしいのです。近く、何年後か、3年後だかにあそこを廃止したいというような方向が打ち出されたそうなのですけれども、それを何とか食いとめたいというようなことで、校長先生が在校生に依頼して、在校生が生徒集めをやるというお話をテレビでやっておりました。ああ、すごいことだなと思ったのです。森高校も、きのうからの話で間口減が言われておったのですけれども、そういった中で町が支援する、あるいは地域で支援するというのは当たり前の話なのでしょうけれども、高校生自身がその存続にかかわっていくという、いわば主体者となっていくお話だったのです。すごく感銘を受けましたし、真剣にその先頭に立っている人が、あそこは不登校の人たちが来る学校でございますから、その先頭に立っているのが大阪出身の3年生だったのです。そして、地元大阪に帰って、北星はこういう学校なのだというようなことを高校生独自の発信力、要はバンドとかやりますよね、ああいったことを通して一生懸命訴えている姿が印象的で、今後期待されるみたいな、そういう番組でございました。それが1つございました。それから、まちおこしの場面で、島根県に隠岐の島がございます。あそこに海士町というところがございますけれども、非常に最近有名になってまいりました。都会からの移住者が増えているというようなことがございまして、大変取り上げられる回数が多くなったように思うのですけれども、そこの高校生の活躍も紹介しておったのです。そこで、やはり高校生が主役となった、実際の動きの主役となった活動をやっておったのです。それはどういうことかといいますと、自分の地域をよそにアピールするのは特別いいことを発信するのではなくて、生活のあり方そのもの、それから地域の歴史、それから伝統、そういったものを生の声をとにかく届けようという、そういった活動でございました。それが功を奏して、高校生が隠岐の島にも行きたいみたいな空気までつくり上げてきたという番組だったのです。恐らくごらんになった方もいらっしゃると思いますけれども、それが1つございました。それから、同時に中学生もやはり活躍をされているのです。地元のいろんな課題に対して自分たちで取り組んでいこうみたいな空気が出てくる。そこには町の支援があり、当然住民の方々の応援というか、理解というか、それが同時進行で行われている状況も伝えておりました。きのう子ども議会の話を町長なされましたけれども、ああいったことが具体的にされているというお話であったのです。そして、何よりもそこのキャッチフレーズ、それがいろんなありのままの姿を伝えていくということが宝探しだというようなことで、海士の宝探しというキャッチフレーズで実はやっておったのです。なるほど地元に密着した活動やっているなというのが本当に読み取れるような、そんな内容であったのです。もう一つその中で注目されたのは、よく働く場所がないからなかなか地方に人が住んでくれないと、帰ってきてくれないということを私たち言うわけでございますけれども、仕事がないから帰れないから一転しまして、仕事をつくりに帰りたいという高校生だったのです。ピンチはチャンスというようなことがよく言われますけれども、私たちもそこにこれから注目していかなければならぬと思うのです。私自身もそう思います。農業やっていまして、今農業離れが進んでいる場面も、後継者等の問題でそれもあるわけでございますけれども、見方を変えますと、そこに新規参入するチャンスなのです。やっぱりピンチはチャンスというような、本当にそうだなというふうに最近考えるようになったのです。特に、ゆうべ一晩考えていましたら、そういうことを余計考えました。確かに私たちはいろんな言葉をこうやって発してやるわけですけれども、自分が果たしてその気になっているのかなということを私はいろいろ自問自答しまして、そこら辺が本当にこれから注目すべき点だなと、こんなふうに実は考えたのです。最初の質問にも書きましたけれども、18歳以上の方が今度選挙やるわけでございます。7月の参議院選挙からその予定になっておりますけれども、高校生を今までは育ててやらなければならぬという考えが私自身は強かったわけでございますけれども、それから考えを変えて、主役になってもらうということも必要ではないかと今度思うのです。恐らく口で言うほどたやすくもないでしょうけれども、あえて周りでそういう気持ちになっていかないと、当人たちはなかなかなっていけないというふうに思うのです。ですから、今後取り組みを進めていくと先ほど町長おっしゃいましたけれども、ぜひそこら辺は力を入れてやっていただきたいなと、こんなふうに思います。それから、そのほかにも、テレビの話ばかりやって申しわけないのですけれども、気仙沼の取り組みだとか、それからきのうはたまたまBSでやっておりましたけれども、仙台女子プロレスの話、ごらんになった方いらっしゃいますか、地元で女子プロレスが頑張って地域おこしやっているという、そんな話だったのですけれども、地元にいる人たちが地元のために頑張るという気になりますと、とんでもない力を発揮するというのが幾つかの事例を通しましても出てくると思うのです。いつも町長が言われておる新エネルギーにつきましても、いわば最大のチャンスだと、私もそれはそう思うのです。ですから、生かそうと思えば生かせる道というか、生かせる材料というのが山ほどあるわけでございますから、ぜひそれをもっともっと積極的に主役という立場でやっていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再質問にお答えいたします。大変いろんなところの詳しい情報をありがたいなと、そのように思っておりますし、また宮本議員の若い世代に期待されるという、そういう再質問であって、何とか主役にということなのですけれども、まず今現在中学生はまだそんなに私活躍存じておりませんけれども、高校生に対しましては、もりまち桜まつりの時分には観光ボランティアガイドの会のお手伝いをしたり、それからもりっこまつり、それから文化祭においては食堂などにおいていろいろとお手伝いをしながら体験、経験を重ねている、そういったところは私も掌握、連絡を受けたりもしております。そしてまた、昨日森高校の卒業式があったのですけれども、森高校毎年放送部がNHK杯の全国高校放送コンテストに出場しておって、大変いつも優秀な成績、過去には全国大会にも出場しております。そういったところで、これは地元のオニウシ公園の中でビデオ撮影をされたプロモーションが一度全国大会のほうに出場した経緯もございます。そういったことで、どんどん若い世代育ってきています。そういった関係からも、もう一点は、昨日にも一般質問の中で話題になりました魅力ある高校づくりにもこれつながってくると思います。そういったことから、自発的な高校生のそういう活躍、これからもやりたいと思うこと、そういったことは町としても高校振興会を通じながら支援していくということで思ってございます。そして、いろいろと主役になるような、そういう部分につきましても私も学校長と意見交換などしながら伝えているところもございまして、今後そういった新しい分野に対しても森高校生、それからちょっと下げたときには中学生も教育委員会のほうと相談しながら、体験をさせないとまずいきなり主役というのは難しいのかもしれません。そういったことでは思ってございます。それと、先ほどの宮本議員のお話の中にもありました仕事づくりという点では、今まさに私どもの町にすぐそばに新幹線が開業すると、そういう年です。私就任させていただいてから、観光産業は森町のこれからの新しい産業になると思って、いろんな町としての取り組みを進めてまいりました。そういったところに、先般の子ども会議のときにも町立の夢のあるレストランをつくってくれないか、そういう小学生のご意見もありました。こういったことが将来本当に実を結んで、町の新しい観光産業づくりにつながってくれればいいなと、そのように希望を持っているところでございます。先ほどと重複してまいりますけれども、戦略会議の中における森高校生という位置づけにつきましては、今後それがいいことだとは思うのですけれども、当然高校生側の立場の部分だとか、いろんなことを考えていかなければならない部分もあると思います。そういったところでは、有効性についても検討していきながら、中学生、高校生がどういう場面にふさわしいのか、それから出すべきなのかということも委員会や学校とも検討していきたいなと、そのように思ってございます。以上でございます。
議員の再質問 15番 宮本秀逸
ありがとうございます。そういった決意でやっていただきたいと思うのですが、18歳の選挙権といいますのは、自分たちがどういう時代をつくろうかという意思をあらわす場面でございますから、5年後、10年後にはその人たちが当然ながら主役になっていくわけでございますから、そこら辺はぜひ私は会議のメンバーにも入れるなり、もっともっと厚く意見を聞いていただきたいと、こんなふうに思うのです。また、ちょっと違った見方をしますと、10年前に旧砂原町と森町が合併しまして、梶谷町長はそのときの町長でございました。そして、新しいまちづくりを構想されて、合併に踏み込まれたわけでございます。その後教育長をやられ、現在は町長として森町の最責任者でいらっしゃるわけです。10年前にはこれほど人口減が顕著になるとは思ってもいなかったと思うのですけれども、こういう時代になって、新しいまちづくりを志された梶谷町長でございますから、自分の在任中に本気で起死回生するぞというぐらいの意気込みで私はやっていただきたいと、こんなふうに思うのです。私ら凡人と違いまして、町長すごく見識も豊かだし、能力のすばらしい方だと思いますので、こういった問題、今の高校生の問題ひっくるめて、地方創生は本気で私が取り組んでいるのだという、それをもっともっとアピールなさっていただきたいと、こんなふうに思いますし、それが梶谷町長の責任でもあるというふうに私は思っております。合併を遂行されたということもありますし、今その立場にいらっしゃるというようなことで、これは梶谷町長の責任であるというふうに思っていますので、最後にその決意をひとつ聞かせてください。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
宮本議員の大変ご期待をいただいているご質問、大変感謝申し上げます。このたび国のほうとしてまち・ひと・しごと、それから地方総合戦略の取り組みが始まりました。ただ、私はそういった国のほうでやらなくても、やらなくてもと申しますのはちょっと言葉悪いですね、合併時点ではここまで人口減になるとは、予測以上の減り方です。当時のシミュレーションでもほぼ今のところは大体想定の範囲なのかなと思いますけれども、ここ一、二年に対しての減少の仕方というのは10年前には想像が計算上では出ていなかったというふうな感じでございます。ここからは改めて分析をしてみますと、いろいろと数字的なものも、それから今後の推移というのも結構推計が予測される、そういう状態でございますから、これからの今ご質問いただいた若い方の力を活用するということも含めまして、きちんとした将来の森町の姿、これをきちっと見据えた形で与えられた任期をきちっと務め、果たしていきたいなと、そのように思ってございます。今新年度に向けた予算委員会もこれから始まりますけれども、その中には非常に思いのぎっちり詰まった、そういう予算内容だと、そのように私思っておりますので、その辺の議員の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げながら、答えとさせていただきます。以上でございます。