せたな町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月19日
風力発電の現状と計画されている事業について
- 聞いた人
- 藤谷容子 議員
- 答えた人
- 町長 高橋貞光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 藤谷容子
風力発電の現状と計画されている事業についてお尋ねいたします。第2期せたな町総合計画に自然環境を保全し美しい景観を守るとありますが、このまま計画が進み風車が建設されると町全体が風車に囲まれることになり、先ほどの総合計画の内容に逆行することとなると思われます。以下の3点について伺います。1、現在稼働している風力発電は、洋上、陸上合わせて何基で、建設中が何基、さらに今検討されている事業も含めると何基になりますか。2、その内、町内で使用される地産地消の電力はありますか。3、地域温暖化対策実行計画には住民に対する丁寧な説明を行い、合意形成を図る必要があると何箇所も書かれていますが、計画実行ありきの説明ではなく住民合意が得られない場合は、事業を進めないようにするべきだと考えますがいかがでしょうか。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
藤谷議員の5問目の質問にお答えをいたします。1つ目の現在稼働している風力発電につきましては、洋上風力が風海鳥2基、陸上風力ではせたな臨海風力発電所6基、せたな大里ウインドファーム16基、合わせて24基となっております。現在町内に建設中の風力発電はございません。また今検討されている事業につきましては、風車の設置場所を決定する段階にはないため基数についてはまだ未定となっております。参考までに現在環境アセスが終了している事業計画は、陸上1事業、配慮書段階の事業計画が陸上3事業、洋上2事業となっております。2つ目の町内で使用される地産地消の電力の有無につきましては、基本的に発電した電力は北海道電力の送電線へ接続し道内外で使用される電力となっており、その電力がどこで使用されているかについては明確なものはございませんが、風海鳥及びせたな臨海風力発電については町内の送電線に接続していますので一部町内の電力として使用されていると伺っております。今後策定するせたな町地球温暖化対策実行計画区域施策編において、様々な再生可能エネルギーの利活用を計画しておりますが、一つの例として再生可能エネルギーを地産地消することにより、災害時に電力会社からの送電がストップしても地域内で電力を賄うことができる仕組みを構築するなど、町が行うもの、事業者が行っていくものも含め推進していきたいと考えております。3つ目のご質問ですが地球温暖化対策実行計画区域施策編は、先ほどお話したとおり今後策定するものでありますので、議員が言われた住民に対する丁寧な説明を行い合意形成を図る必要があるとの記載はゾーニング事業の中の配慮事項かと思います。当町は令和4年3月にゼロカーボンシティーの宣言をし、国の地球温暖化対策計画や第3次北海道地球温暖化対策推進計画を踏まえ2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指し、再生可能エネルギーの利活用や導入を促進する取り組みを行うこととしております。風力発電につきましてもゾーニングにより促進エリア、調整エリア、保全エリア、不適エリアに分け、建設にあたっては騒音や風車の影、景観など様々な配慮事項が設定されており、自然、社会環境に関する配慮すべき事項を十分に考慮すること、適切な事業計画の検討、地域関係者や関係機関への十分な説明や調整、手続きを行うよう町として事業者へ求めております。事業者においても地域との合意形成を丁寧に行うことが配慮事項をクリアするためのひとつの条件となっていることから、事業の推進においては地域の合意が不可欠であると考えております。近年、世界はもとより、当町においても高温が続いており今は地球沸騰化とも言われております。いずれにいたしましても、町としては再生可能エネルギーの導入や利活用による地域課題の解決に向けた、せたな町地域エネルギービジョンのもと再生可能エネルギーを積極的に推進し、地球温暖化対策等を進めることが自然環境の保全へも繋がるものと大いに期待しているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。
議員の質問 3番 藤谷容子
今答弁の中で建設中が何基だとかいうのはなかなかはっきりと答えられないという話がありましたけれども、北檜山ウインドファーム事業は19基、瀬棚太櫓ウインドファーム最大20基、瀬棚松岡風力発電事業、最大32基程度というふうになっています。さらに今金せたな風力発電事業というのも説明会が行われています。そういうものが町としてこのゾーニングで促進エリアだったらいいというだけではなくて、本当にそれだけたくさんの風力発電があることがどうなのかっていうのは、検討してみるべきではないかというふうに考えます。話の中に地域の合意が不可欠ということがありましたので、そこはしっかりと確認しておきたいなというふうに思います。今金せたな風力発電事業の説明会2回行われているんですけども事業者のみの説明会で町からの参加はなかった。私2回目参加できなかったんですけれども、なかなか参加者が多くありません。そういうことも参加者が少ないからもうそれで合意ができたというふうには絶対考えていただきたくないなというふうに思います。意見が上がってこないからとかではなく、本当にみんながこれだけの風力発電が建つ計画があるんだということを、まだまだ知られていないと思いますので、その辺の周知もしっかりしていただいて住民合意を基本にするということを明確にしていただきたいなと思います。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
お答えいたします。議員ご承知のように地球温暖化は待ったなしの状況という現状でございます。したがいましてゼロカーボンへの取組は急がなければならないというご理解をまずいただいておきたいというふうに思います。そうした中で議員おっしゃいましたようにこれからの風力発電、現在建設中はございませんが、これから計画している風力発電はございますので、そういった部分につきましては地域の合意が不可欠ということで、先ほど答弁させていただいたところでございます。いずれにしましても、そういった地域の住民の皆さんと国が進めるそうしたゼロカーボンへの取組、これがうまくこの競合できるようにということが大事なことになるわけでございますので、そういったことを十分頭に入れてこれからのこうした取り組みを進めてまいりたいというふうに考えておりますのでご理解いただきたいというふうに思います。