せたな町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月19日
オーガニックビレッジ宣言を
- 聞いた人
- 藤谷容子 議員
- 答えた人
- 町長 高橋貞光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 藤谷容子
3問目です。オーガニックビレッジ宣言を。合併前の旧瀬棚町では、より安心安全な農作物の生産供給を目指して、循環型農業の推進を図るため有機農業を推進し、平成11年度から学校給食、平成12年度から老人ホームの給食に有機米を使用していました。今も小中学生の子どもを持つ親御さんから学校給食での有機米を希望する声が上がっています。第2期せたな町農業振興ビジョンで町内学校や病院、施設等の有機農産物の提供、食育指導ということが掲げられ、今年の12月8日有機の日に学校給食で有機米が使われる予定になっています。今後、学校給食に地元有機食材を使う日を増やす計画を立て、オーガニックビレッジ宣言を行ってはいかがでしょうか。オーガニックビレッジというのは、有機農業の生産から消費まで一貫し地域ぐるみの取組を進める市町村のことで、令和5年度現在、全国で91市町村あります。ぜひ、そらのレストランの舞台となったせたな町でもこの宣言を行い、町の魅力のひとつとしてアピールしてはいかがでしょうか。町長の見解をお伺いします。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
それでは3問目の質問にお答えをさせていただきます。合併前の瀬棚町では有機米の生産に取り組む生産者が多くおりましたが、現在は3戸でございます。せたな町全体でも有機米の生産者は6戸だけとなっております。現在せたな町の学校給食では、瀬棚区の水稲生産者を含むせたな町全域の水稲生産者で組織している水稲部会やJA、さらには児童生徒の保護者などからせたな産米の利用を要望する多くの声がございまして、農協の価格面の協力もあって全量をせたな産米で児童生徒や保護者に喜んでいただいているところでございます。有機食材につきましては、供給量や価格など課題も多いことから使う日を増やすということは難しいと考えております。またこうした有機農産物の生産状況を考えますと、オーガニックビレッジ宣言につきましても今後の生産者やJAの取り組みをしっかり見た上で検討すべきものと考えておりますことで、ご理解をいただきたいと思います。
議員の再質問 3番 藤谷容子
再質問を行います。JAの中にもJAに事務局を置く環境保全型農業協議会に10名、せたな有機栽培開発部会に8名と農家が所属しており、また農業振興ビジョンの中で、地域環境資源の活用と耕畜連携という項目で特別栽培有機農業など、みどりの食料システム戦略に沿った地域資源を活用する農法にもつながり、高付加価値なブランド創出につながるということが書かれています。町と農協と一緒になって有機農業を進めていくということを打ち出していくことが大事じゃないかなというふうに考えます。もちろんせたな産ということで給食が全てできるというのは大変ありがたいことなんですけれども、そのうちに有機農業米を使うという日をちょっとずつでも増やす計画を立てても、それで全部行くわけではなくて計画を立てて、このせたな町はこの有機農業にも力を入れてるんですということをアピールすることが大事ではないかというふうに考えます。この宣言は、現在北海道では安平町だけです。でも今までの実績などを考えると、せたな町も町長のやる気一つで実現可能だと思います。ぜひご検討お願いいたします。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
お答えいたします。有機農業いわゆるこの安全な農畜産物を生産をするという企業は、これは徐々に高まってきているなというふうには全国的には、そういう感じをしております。ただせたな町におきましては、まだまだ生産者の方々をはじめ町民の理解が不足をしているという状況にあるかと思います。そうした機運の高まりが今後どう動いてくるのかということをしっかり見極めなければ早々にといいますか、軽々に宣言を申し上げるということにはならないかというふうに思っておりますので、そういった見極めをしっかりさせていただきたいというふうに考えていることで、ご理解をいただきたいと思います。
議員の再質問 3番 藤谷容子
現在酪農では若い人たちが小規模家族経営の酪農をしたいということで、この町に次々と入ってきてくれています。そこには町おこし協力隊で受入れて、ここに繋げていくということが行われていて、これは大変いいことだなというふうに考えます。有機農業をやりたいと考えている方も、ぜひ地域おこし協力隊として受入れて新規就農に繋がっていくようなそういうことも行いながらこの町の農業を考えていただけたらなと思います。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
確かに放牧酪農をやっておられる方々は、そういったことに対して大変興味を持って取り組んでおられるというふうに思っております。いずれにしましても、しかしながらまだ有機牛乳として流通しているという状況にはございません。そういった仲間づくり、生産の拡大、そういったものを積極的に取り組んでいただいて、ぜひそういうものが有機米もそうですが、この皆さんで協力をして取り組むということがこれから求められるなというふうに思っているところでございまして、そうした今やはり一つの時代の流れということでもございますので、そういった理解をしていただいて生産者、あるいは部会、農協と一体となった取り組みが実現できるように、私たちとしても期待をしているところでございます。