せたな町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月19日
町営住宅入居時の連帯保証人制度について
2023年9月19日、せたな町議会の一般質問で、菅原義幸議員が「町営住宅入居時の連帯保証人制度について」質問し、町長 高橋貞光が答えました。
- 聞いた人
- 菅原義幸 議員
- 答えた人
- 町長 高橋貞光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 菅原義幸
町営住宅入居時の連帯保証人制度について町長に伺います。これは前回も伺っておりますが、国は2018年と20年の2回、保証人の確保を前提とすべきではないという通達を地方自治体に出しています。当町では2名から1名に減じましたが、連帯保証人制度自体は依然として継続しています。改めて廃止することを求めます。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
それでは3問目のご質問にお答えをさせていただきます。当町におきましては、町営住宅入居時の連帯保証人は家賃の滞納の抑制や緊急時の連絡先として役割が大きいことから保証人制度を維持しております。なお国からの通達を踏まえまして、入居希望者の努力にもかかわらず保証人が見つからない場合、町営住宅管理条例施行規則に基づき保証人の免除、緊急連絡先の登録をもって入居を認めるなどの対応をしているところでございますが、現在このような入居者がおられませんということでご理解をいただきたいと思います。
議員の再質問 11番 菅原義幸
再質問を行います。町長、私が聞いてるのは、連帯保証人制度を廃止するのかしないのかということなんです。しっかりお答えください。それで前回の質問で町営住宅使用料、滞納者数、滞納額の資料提出を求めました。これ手元に今日持ってきております。これを見ますと、いろいろ数字平成18年度から掲げられておりますけれども、一つだけ明確なことは、連帯保証人代弁済の件数、金額は0件、0円なんです。要するに家賃滞納をさせないための歯止め策としては実際意味がないということなんです。それじゃ緊急時の連絡先はどうなのかということなんですが、別に連帯保証人でなくたっていいんじゃないですか。それは連帯保証人としての家賃を滞納したときの弁済責任ということとは全く別な事柄だと思うんです。そういたしますと、この滞納額、滞納の数字はいろいろ入り組んでるから申し上げませんが、連帯保証人制度を導入しておく意味が根本からもう消失してるということなんです。国は保証人の確保を前提とすべきではないと、こういう方針なんです。前にも申し上げましたから重ねて申し上げませんが、連帯保証人制度っていうのは苛酷なもんなんです。これを確保するのは大変なことなんです。1、2例を申し上げておきますが、私も東日本大震災の被災者の方から公営住宅に入るときに連帯保証人の要請を受けて保障いたしました。そのときには、その方が採用してもらった会社の社長と、もう1人どうしても必要だっていうので菅原さんお願いしますと。それは必死ですよ。私名前出しましたよ。そのときに感ずることは、やっぱりそういう被災者あるいは高齢者もおりますし、いろいろ地域から孤立している方もいるわけですが、そういう方が連帯保証人をたとえ1人であっても確保するということは容易なことではないんです。確保できないから住宅の申込みを止めるという方も私、実際に過去経験してます。そういう点では公営住宅法の精神にも悖ることではないのかと思いますので、2名から1名に減らしてそれでよしということではなくて、先進地で既に踏み切っておりますように連帯保証人が全廃いうことを我が町せたな町でも、ぜひ決断をしていただきたいと思います。以上であります。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
まず先ほども申し上げましたように、どうしてもいない場合につきましては、現行の町営住宅管理条例施行規則に基づいて対応されているということで、ご理解をいただきたいというふうに思います。現在、議員も滞納状況は手元にお持ちということでございますが、令和5年9月現在の滞納額を申し上げますと、合計1,250万と毎年増加傾向にございます。区で申し上げますと北檜山区は270万円、大成区は510万円、瀬棚区が460万円という状況になっております。こうした状況を考えますと負担の公平性ということをしっかりする場合に、議員は保証人に代弁されたことはないということでございましたが、町としても、なるべく保証人については代弁というようなことでご迷惑はかけたくないと。ただしかしここまで滞納額が増えてきますと、やはり保証人の皆さんにもこの滞納整理についてご協力をいただかなければならない状況が出てきているなというふうに感じているところでございます。そういったことでやはりこの2名から1名にして、こういったこの滞納をされないように、滞納が出ないような状況を、ぜひ確保していかなければならないというふうに考えているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。
議員の再々質問 11番 菅原義幸
再々質問するつもりはなかったんですけども正直言いまして、しかし再答弁がひどいもんだからせざるを得ません。町長これおかしいじゃないですか。滞納整理をしなきゃならないから連帯保証人にも協力してもらうんだっていうんです。こういう答弁なさったんです。行政自身の責任において滞納整理をすべきじゃありませんか。連帯保証人を何で協力させるんですか。連帯保証人にそういう責任を転嫁するっていうのは私はおかしいと思います。じゃ町税なんかはどうしますか。一々町民の税金を納めるその連帯保証人を全部の人に付けるんですか。そういうことをしなくても滞納が整理され、全体として縮小される方向にあると私は見ています。公営住宅の家賃だけ何でこうなんですか。私は行政自身の問題だと思います。さらに言えば滞納整理に協力してもらうなら1名より2名のほうがよかったじゃないですか。だから町長言ってること矛盾してるんです。連帯保証人を滞納整理の歯止めにするべきではないと私は思います。それを国が言ってるんです。連帯保証人の確保を前提とすべきじゃないよと。私は町長の考え方は根本的に間違ってると思います。ですからこれはおそらく再答弁でも、多分同じ答弁をすると思うんですが、これをまた次回以降に解決するところまで徹底的にやりたいと考えまして再々質問を終わりたいと思います。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
お答えいたします。議員言われました町税とは一緒にはならないというふうに思っております。善良な入居者がしっかりこの住宅入居料といいますか使用料を納めております。こうした方々との負担の公平性ということは十分町として考えていかなければならないというふうに思っているところでございますので、それは議員の考え方もそれは否定するものではございませんが、町としてそういった形で町営住宅に入居をしてその義務を果たしていただきたいというふうに思っているところでございます。