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森町議会 令和3年第1回 3月会議 2021年3月4日

町政執行方針等について

聞いた人
伊藤昇 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 伊藤昇

それでは、一般質問させていただきます。町政執行方針等についてです。令和3年度町政執行方針では、町政に対する基本となる施策を述べておりますが、以下の主要な施策についてお尋ねいたします。1、自治体経営について、第2次森町総合開発振興計画を基調とし、財源の確保と有効活用に知恵を絞るとありますが、自主財源である町税の予算額では対前年と比較して約8,700万円の減額予算となっており、また地方交付税も一本算定に移行されるとのことであります。さらに、新型コロナウイルスの影響など、財政は厳しさを増すことが予測されますとの記述があり、このことを踏まえ町全体としての所得分析をどのように捉えておりますか。また、その分析結果において新年度予算の編成に当たられたと思いますが、産業、経済をはじめ、各分野に対しどのような支援策を予算に盛り込んだのか。町長の選挙における公約を予算に反映できたのか。町政執行方針に記載のとおり、町民満足度の高いまちづくりをどのように推進しようとしているのかお尋ねいたします。2、観光産業について、観光ビジョンの策定に着手し、観光協会をはじめ、関連団体と連携を図り、町内にある観光コンテンツの内容を充実させ、町民の皆様と行政が一体となったプロモーションや関連施策の展開などを検討とありますが、どのような施策なのか。次に、道の駅整備については、町内業者や関係団体と協議、連携し、生産者、販売者並びにお客様の目線に立ち、町民の皆様と来町のお客様に喜ばれる施策となるよう協力体制の強化に努めるとありますが、具体的にどのような支援を考えておりますか。また、関連として青葉ケ丘公園などの都市公園の整備についての記述もありますが、令和2年12月会議での私の一般質問に対して町長は、道の駅と併せてイベントのブラッシュアップを図り、お客様を呼べるようにしていきたい。施設整備、公園等の整備に関し、ステージなど発表する場であったりコンサートとかできるところがあれば、それに準じた方々にも来町していただけるのではないかとのお話もありましたが、都市公園の整備計画も含め、今後どのように推進していこうと考えられておりますか。以上、町長の所見を伺います。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。まず、自治体経営でございますが、自主財源の根幹となる町税については、当町の基幹産業の一つであります漁業について、令和2年の漁獲高が減少していることや新型コロナウイルス感染症の影響による全体的な企業収益の悪化、個人所得の減少等により減収が想定されております。また、地方交付税についても平成28年度から合併算定替えの経過措置による段階的縮減により交付税額が減額されており、令和3年度からは完全に一本算定へと移行することから、厳しい財政状況が予想されます。そのような中、これまでも多くの寄附金をいただいておりますふるさと応援寄附金につきましては、2月末現在で約19億円の寄附をいただいているところであり、今後も引き続きご寄附いただけるような体制づくりに努めてまいります。一方で、歳出予算については、私自身初めての予算編成でございます。予算計上に当たっては、町民満足度の高いまちづくりを推し進めるため、各担当者よりしっかりと聞き取りを行い、各分野での事業遂行のため最大配慮いたし、計上してまいりました。なお、選挙の公約であります入学準備金や奨学金制度につきましては、今後しっかりと制度設計を行い、早期の実施に向けて準備してまいります。次に、観光産業については、森町は交流人口の増加を目指しております。そのためにも、まずは観光ビジョンの策定を進めてまいります。あわせて、今ある観光コンテンツをさらに充実させるためにも、森町にある魅力的なロケーションの発掘や情報発信を充実させ、旅行関連業者にもプロモーションすることによりたくさんの来町者を呼び込めるように進めてまいります。2点目の道の駅整備については、関係団体と今以上に協議、連携を強化することが必要と考えております。具体的には、森町の食、そして特産品などの魅力を集め、その魅力を発信し、今以上に利用者が増え、喜んでもらえるような運営方法を検討していきたいと考えております。3点目の青葉ケ丘公園などの整備については、12月議会でもお話ししたとおり、道の駅と併せてイベントのブラッシュアップを図り、利用者を増やすことを目指しております。そのため、執行方針にもあるとおり、都市公園につきましては森町公園施設長寿命化計画に基づき、遊具及び施設の修繕や改修を行ってまいります。以上です。

議員の再質問 5番 伊藤昇

再質問させていただきます。まず、1点目なのですが、今回自治体経営という部分で選んだのが、ちょっと言いづらいのですけれども、自治体経営の執行方針を見ますと、昨年の執行方針の内容と文言が、新型コロナというのがちょっと入っていまして、後段の2行が違うだけで、全て同じなのです。この黄色いマーカーなのです、町長。これでは少し物足りないなという感じで、これ町長が初めてつくった執行方針でございますので、その辺りどうなのかなというように思っていました。それから、1点目なのですけれども、いろんな方、もういろんな質問していますので、ダブるかもしれませんけれども、よろしくお願いします。町税の分析というのは基本中の基本でありまして、町の財政ということで一次産業、水揚げ高ですとか生産高ですとか、そういうことを勘案して、町税の部分で予算を策定するに当たりまして分析をしていると思います。それというのは積み上げているわけですね。その業種というのも、税務課ですとか、そういうところで全て押さえているはずなのです。その所得状況に応じまして、税額で8,700万円ということは相当な所得が減少しているということなのです。ですから、この3年度の予算の中でどのように手だてをしてきたのか、してあるのか、その辺りまず教えていただきたいと思います。というのは、先ほども町長も言っています地方交付税1億1,000万円というのが一本算定の部分で減ってきているわけです。自主財源がその分、8,700万円の町税も含めて1億1,000万円、約2億円のお金が使えないわけです。そういうことも含めて、経常的な経費ですとか事務事業の見直しですとか、そういうこともやはり実施していかなければならないということで、その辺りも含んで予算編成をしたのかどうかということをお聞きしたいと思います。そこで出てきたのが、新しいデジタルトランスフォーメーションの考え方だと思うのです。これは、私の考えなのですけれども、ITを利用して事務事業を見直しながら、その分職員の皆様に住民サービスの対応をしていただくということだと思うのです。その内容をどのように考えられているのかというのを教えていただきたいと思います。いずれにいたしましても、町民サービスの低下を招かないような行政改革というのが早急に取り組まなければならないと、このように私は思っているものですから、その辺りも含めてお願いをしたいなと。先ほど入学準備金の10万円なのですけれども、公約の中で制度設計、これからしていくのだというお話もあったのですけれども、やはり町民の方々というのは今年度入学される方、小学校、中学校、高校と、10万円ずつというふうに思っていらっしゃったと思うのです。支給するということで、町長、たしかビラにも書いてあったと思うのですが、ということは今年もらえるものだと思っていたと思うのです。ですから、その制度設計はいいのですけれども、今年度補正対応でもそういう方々に支給をしていただけるのかというのが一番問題になってくるのだと思うのです。その該当する家庭の皆様は、きっと期待されていたと思うのです。ですから、お約束したわけですから、これから検討して来年、再来年という話にはなかなかなりづらいのかなと思うのです。そういうことからしまして、何とか今年度支給ということでお考えがあれば、その辺りもお聞きしたいなと思います。最後に、この行政の部分では町民満足度というお話があるのですが、満足していただける行政運営というのはどのようなビジョンをお持ちなのか、そこをお願いします。それから次に、道の駅のほうなのですが、森町に2つの道の駅がありまして、協議、連携をするというお話があるのですけれども、やっぱり町が積極的に関わって、そういう行政の支援をするということが、お話聞くとかばかりではなくて、やはり町行政が積極的に関わっていくということが必要になってくると思うのです。その辺りのお考えをもう一度お願いしたいなと。それから、道の駅のブラッシュアップという部分が、どういう施策なのかがよく分からなくて、もしそういう考えがございましたら教えていただきたいと思います。次に、観光の部分で都市公園の維持補修ですとか、そういうことは出ているのですけれども、やはり皆さんに聞きますと、ゆったりとその公園で家族が楽しめる、そういうリニューアルできる、よく言うタコ公園ですか、ああいうものをリニューアルして、家族でゆったりと過ごせるような、そういう施設整備ですとか、そういうものが必要になってくるのでないかと思うのです。あと、町長が若者を森町に引き込んでいきたいというと、よそにないものが必要になってくると思うのです。ですから、先ほど言ったステージだとかいろんなイベントができるような場所の整備ですね、そういうことをまず何かないと、ただ言葉だけで若者を呼び込むのだ、若者から発信をしてもらうのだという話はあるのですけれども、何かやっぱり魅力的なものがないと、そういう方々も来てくれないのでないかなと思いますので、そこのところをお願いしたいなと思います。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。令和3年当初予算を組むに当たり、担当課のほうから税収が落ち込む、そういう状況であるということは説明を受けました。それに伴う、今伊藤議員がおっしゃっていたとおり、それには町内の事業者様、住んでいる、お仕事されている方々の所得の減がひもづいていると。しっかりとその辺は私も認識させていただいております。その中で、今お話にもありましたけれども、ずっと本日いろんなご質問の機会でお話しさせていただく機会がありましたが、森町の財政ですね、今後どう考えても楽になっていくはずはなく、本当に厳しさを増す一方であると私は考えております。様々な事務事業の見直し、公共施設の統廃合等を含めた行財政改革、これは本当に避けられないというふうに考えております。しかしながら、これも先ほどちょっとお話しさせていただいたのですけれども、それはサービスの低下それだけではなく、ある程度縮小させていただいたサービスで生まれた過剰の力、価値、そういったものを本当に新たな未来への投資につなげていくためにも、この行財政改革は進めさせていただきたい。そういったことはしっかりと議会の皆様をはじめ、町民の皆様にご理解していただけるよう、しっかりとお伝えしていきたい、そういうふうに考えております。そして、デジタルトランスフォーメーションという言葉も執行方針の中盤、そして最後のほうにも書かせていただきました。私の見解といたしましては、やはりこのデジタルトランスフォーメーションを進めなければ、物理的な制約、時間の制約を飛び越えて、行政サービスの質を一定に保ちながら財政規模を縮小、効率化していく、それは不可能ではないかなと私は考えております。もう既に何年も前から第四次産業革命ですとか、教育の分野でもSociety5.0といったようないろんな言葉があります。技術革新を基に経費を効率化させて事業を見直していく、それと同時にそのデジタルトランスフォーメーション、様々な技術革新を利用して新たな価値を生んでいく、そういったこともこの行政において私は必ず必要になっていくのではないかなというふうに考えております。ですから、そういったものをフル活用して、行政サービスをできる限り低下させることなく行財政改革を進めていきたいと考えております。そして、こちらも公約の入学準備金に関して検討を進めているという話をさせていただきました。そして、伊藤議員からも本年度中に、令和3年度中ですね、補正対応等々で支給することにつなげていく意思はあるのか、ご質問いただきました。できる限り早急に担当課と制度の設計を進めまして、こちらはぜひ私も本年度入学していただく方々に支給できるような形で議会議員の皆様に上程させていただきたいと考えております。その辺は担当課と話をして、しっかりと詰めて、改めて上程させていただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。そして、続きまして道の駅、しっかりと行政が、介入という言葉を使ってしまうと話が変わってしまうのですが、しっかりと今運営していらっしゃる方々と協働して、こちらも執行方針に書かせていただきましたが、そこで物を販売する方の目線であったり、そこに例えば農家の方が何か物を持ってきたときに生産者様の目線、あと当然それを買われるお客様の目線、そういったものをしっかりと総合的に捉えて、新たな価値としてあそこに寄っていけば森町のこういう特産品が何か買える、そういったものをブランディング化して、外に発信できるように私はまずはつくり上げる必要があるのではないかなというふうに考えております。そのためには、確かに議員おっしゃるとおり、どの辺りまで行政が介入すべきかは、なかなか今の時点で具体的なことはお話しできないのですけれども、その辺は一方通行にならず、お互い情報の共有をし、新たな価値、創造に向けてしっかりと様々な方と協働しながら頑張ってつくり上げていきたいというふうに考えております。そして、都市公園の中でイベントごとに人を呼び込む、季節ごとに人を呼び込む、そういった中で何か一つ整備をしてつくり上げる必要があるのではないか。何かそういうものをつくり上げれれば、本当にいいなと私は思っています。そうはいいながらも、国道沿いの道の駅の建物をはじめ、あとトイレですとか公園の中にある噴水ですとか、あと桜の木もそうです。あと公園の連絡道ですね、ああいったところももうちょっとこうすればいいのではないかなというお話もいろんな方からいただきます。これというものに大きくお金を投ずるということがなかなか現状できない中で、まずは今ある桜ですとか、多少古くても、いろんな噴水もそうですけれども、道の駅の建物もそうです。そこを利用していただける方の価値、あれにどう価値を感じていただけるか、そういった部分をしっかりとブラッシュアップして、まずは広報して外部に打ち出していく、そういったことからひとまずは進めさせていただきたい、そのように考えております。私、観光協会の副会長時代に桜まつり実行委員長を70周年記念のときにさせていただきました。そのときにとあるイベントを企画させていただきまして、その当時かかった費用はたしか10万円くらいでした。SNS等を利用して、本当に日本中の方々に、そのイベントに価値を感じている方々に発信しましたら、遠くは九州からわざわざそのイベントのためだけに来ていただけました。その方がおっしゃっていたことは、この森町の桜にすごく興味を持った。何とかこの桜の下でそのイベントを味わいたい。そういう価値と価値を、今ある価値と価値を組み合わせるだけでも、私はひとまずは十分お客様に来ていただける要素をつくり上げれるのではないかなと感じております。ですから、そういったものをもう一度精査し、森町でそういうことをしてみたい、そういうことを思っている方々に集まっていただいて、しっかり協働して新たな価値をつくり、新たな観光コンテンツのブラッシュアップを図っていきたいと考えております。以上です。(何事か言う者あり)

町の答え 町長 岡嶋康輔

すみません。答弁が漏れておりまして。今お話にもさせていただいたのですけれども、いろんな方が来ていただく中でいろんな目的でいらっしゃると思います。今既にあるいろんなそういう公園内にあるものを大規模に改修するということは、なかなか財源的にも難しいのかなと考えております。しかし、安全性を担保しなければならない。傷んでいるですとか、そういったものは早急に整備のほうを、先ほどお話しさせていただきました計画に添ってしっかりと進めさせていただきたいと思います。こういうのもやっぱり町民のふだん使われている方々が、あそこちょっと傷んでいるよとか、そういったお話を持ってきていただけます。そういったものもしっかりと原課と協力して確認させていただきながら、計画にのっとり対応していければなと考えております。以上です。

議員の再質問 5番 伊藤昇

質問というか、今後の行政運営のことなのですけれども、いずれにしてもスピード感を持って対応していただきたいというのが望みです。去年の12月の一般質問の中でいろいろ質問した中でも、各課と検討するというのが結構あったのです。今もいろいろ聞いている中でも検討するというのもありますけれども、先ほどの10万円の関係、町長やっていきたいと、力強いお話がありました。ですから、計画でも政策でも確かにボトムアップでやっていくものもあります、いろんな意見を聞いて。だけれども、やっぱりそこは町長になられたのですから、トップダウンで私はこうやるのだというような施策も時には必要なのではないかと。その辺りの決意というか、その思いというか、もしございましたらお聞きしたいなと思います。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。ありがとうございます。大変心強いお言葉をいただきまして、今後様々なことを決断する中でやっぱり伊藤議員おっしゃるとおり、時には私はこうしていきたいのだという意思をしっかりと職員のほうに示し、皆さんに動いていただく、そういうことも大切だと思います。今後もっともっと本当にいろんな判断をしなければならない機会がたくさんあると思います。その中で、時にはボトムアップ、時にはリーダーシップを持って決断する、そういったことをしっかりとわきまえながら行政運営に携わっていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

出典:森町議会 令和3年第1回 3月会議 2021年3月4日 議事録 PDF(148ページ) 間違いを知らせる