みんなの議会

森町議会 令和3年第1回 3月会議 2021年3月4日

新型コロナ禍の対応について

聞いた人
宮本秀逸 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 宮本秀逸

通告に従いまして、質問させていただきます。新型コロナ禍の対応について。まず、1点目、SDGsとは2015年に国連の持続可能な開発サミットで採択された。30年までの行動計画に掲載されている17の目標を示します。採択から5年となり、認知度は日本でも徐々に高まっています。SDGsのカラーホイールバッジを身につけた人を見かける機会も増えてまいりました。ただ、その中身まで理解して実践しているという人はそう多くはないというのが現状のようです。2020年になって、新型コロナウイルス禍への対応で健康と経済のはざまで社会は揺れ動いています。コロナ禍や相次ぐ自然災害は特に弱者に大きな打撃を与えています。コロナ禍での健康と経済のように様々な課題は相互に密接に関わり合っています。SDGsは、全体を俯瞰する視点を提言してくれます。行政も住民も正面から向き合わなければならない時代です。町として、具体的にどのような周知を考えておられますか。2点目、新型コロナウイルスに対するワクチン接種が国内でも医療従事者から始まりました。1つ目、森町における接種開始の時期、年代別、また場所等についてお伺いします。2点目、希望者を前提としておりますから、接種率の向上が重要です。その対策について、町長の所見を伺います。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。まず、1点目でございますが、2015年の国連サミットにおいて全会一致で採択されました持続可能な開発目標SDGsは、誰一人取り残さない持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、17の国際目標を定めたものと承知しております。我が国においても、全ての国務大臣を構成員とするSDGs推進本部を設置し、自治体や企業、その他の組織の取組を後押ししております。当町においても、既に多様な企業、団体においてSDGsの理念に基づく活動を実施しておられることは承知しておりますが、町民全体の認知度、理解度はまだまだ高くはなっていないと感じております。さらに申し上げれば、町職員への周知についても十分に行われておらず、理解はまだまだ進んでいないのが実情です。まずは、役場の中で福祉、環境保全、産業振興、教育など、各施設においてSDGsの理念と通ずる事業の検討、実施を通じて職員の理解を深めることからスタートしてまいりたいと考えております。2点目のワクチン接種の接種開始の時期につきましては、国がワクチンを配付する時期に合わせることとなります。接種の順位は、医療従事者等からスタートし、65歳以上の高齢者、基礎疾患を有する方、高齢者施設等の従事者、60歳から64歳までの方、それ以外の方の順となっており、現段階では16歳以上の全住民が対象とされております。接種の場所は、個別接種として町内の医療機関において実施するほか、集団接種として保健センター等において実施する予定であります。次に、2つ目の接種に係る対策についてですが、接種を希望する全住民に対して接種できるよう対応してまいります。そのため、医療機関での個別接種は月曜日から土曜日に行っていただき、町が実施する集団接種は日曜日に行う予定であります。また、集団接種においては、自力での来場が困難な方の送迎を検討しております。あわせて、接種した方に対してはも~りーくんカードの行政ポイントを付与することなども検討してまいります。以上です。

議員の再質問 10番 宮本秀逸

ワクチンのことに関しましては、毎日のように国からの発表も変わってきたような経緯がありましたので、まだ不確実なところがありますので、今町長おっしゃったように、それに合わせてやるしかないのかなという気持ちを私もしておりますので、それはそれで仕方ないと、そんなふうに思っております。ただ、ここにも書きましたけれども、接種率をどうやって向上させていくかということは非常に大事な視点だと私は思っているのです。私ごとで大変恐縮なのですけれども、私以前はコロナに関しても人ごと的な部分がありました。私の弟が1か月前にコロナで亡くなりました。それも1週間病院に入っただけだったのです。そして、あっという間に変化して、毎日の変動がありまして、亡くなったのです。こういうときですから、当然葬式にも行けないわけですけれども、そうなりますと何でもう少し早くワクチン来なかったのだろうみたいな、そういった気持ちになってくるのです。恐らく誰しもがそうだと、そういった立場になると。だから、これからどれぐらい時間がかかるか分かりませんけれども、とにかく全員というのは無理かもしれませんけれども、接種率を上げて上げて上げていくということに全力を尽くしていただきたいと、こんなふうに思うのです。ありとあらゆる、ポイントの付与というようなことを今話しされましたけれども、ありとあらゆる手段をもって接種率を上げていただきたい、こんなふうに思います。それで、そういったコロナ禍で悲しむ人たちをどうやって減らしていくかというのが、これがやっぱり町長の現時点においての最大の目標だというような感じがしますので、ぜひそこら辺は接種率の向上に力を入れていただきたいと、こんなふうに思いますので、その点よろしくお願いします。それと、1点目のSDGsに関しても、これは先ほど来松田議員も、それから河野議員も言われたことと本当に重なってしまって申し訳ないのですけれども、誰一人取り残ししないということを今町長もおっしゃいました。かなり難しいと私は思っているのです。恐らくみんながそう思っていると思います。不可能に近いくらいです。そして、今までの積み重ねでは絶対にできない、改善していくだけでは絶対にできない。先ほど森町は林業がすごく盛んだと。いい利点をおっしゃいましたけれども、その積み重ねだけでは絶対にできないですね。そこをどうやっていくかということが大変だと思うのです。町長、今就任されて間もなくでございますけれども、恐らくこれをやろうとすると、大変な苦労がつきまとうと私は思っているのです。追い風ばかりではなくて、今世の中がSDGsに向かっているから、これを掲げていけばいろんな応援があるだろうみたいな、そんな簡単なものではないですね。かえって逆風もあるかもしれませんし、大きな壁にぶつかるかもしれません。それをどうやって乗り越えていくか。そこは、やっぱり町長の若さだと、私はそう思うのです。スウェーデンの環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんがあの若さで世界中の人たちの気持ちを変えるような行動を起こされました。今立ち止まって考えているときではありませんよと、自分のうちが燃えていることを思ってくださいみたいなことをおっしゃって、このような活動をされてきたのです。それがやっぱり世界を変えてきた。そういった勢いで、やっぱり町長にもこれから向かっていただきたい、このように私は思っております。若いからこそできるのです、やっぱり。そして、さらに申し上げたいことは、周知の方法なのですけれども、私が一番理解しているのですけれども、先ほど理解していない人たちも多いみたいな失礼なことを言いましたけれども、SDGsウオッシュという言葉があります。やっているふりをするのです。私は、それを自分に言い聞かせているのです。それがあったら、これは達成できませんよね。絶対に達成できない。それぐらいの覚悟がなければ駄目だと思うのです。そのために周知をどうするかということを考えていかなければならない。町民憲章の話が先ほど出ました。町民憲章、休むところに貼ってありますけれども、本来町民憲章はここにいらっしゃる方は全ての人が覚えておかなければならないだろうみたいなことだと思うのですけれども、私をはじめ、ああ、あんなことだろうみたいなイメージでしか捉えておりませんで、中身についてはそんなに覚えていないのです、私は。ほかの方々は分かりませんけれども。それくらい身近なものでもなかなか自分の命に染まっていかない。そこで周知をどうするかということです。先ほどいろんな原水爆禁止宣言だとか、交通安全の話もありましたけれども、私は極端に言ったら森町庁舎の側面の全面を使って訴えるくらいの勢いがなかったら、絶対に町民には浸透しないと思っています。どういう方法がいいかということを、ぜひこれはまた考え、いろんな人の意見を聞いてやっていただきたいと思います。

議員の再質問 10番 宮本秀逸

昨日、たまたま鹿部の庁舎に行きましたら、伊藤選手の垂れ幕がかかっているのですね。すごく目立ちますね。どうやって目立たせるかということが大事だと思いますので、そこら辺の考えをいま一度お伺いしたいなと思います。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。まず、ワクチンの接種率の向上に関して、今宮本議員からお話がございました。まさに本当にどれだけ接種率の向上に努めていけるか。体制を整えなければならないというのは、これはもう当たり前のことで、その点に関しましては担当課のほうとしっかりと町内の病院、先生と看護師の方、いろんな方の協力要請をいただきながら調整を進めてまいりました。先日新聞報道で森町はまだ準備ができていないというような報道がなされていたのですが、あの時点では確かにもうあと一歩というところまで来ておりまして、現状としては、回答としてはめどは立っていないという返答なのですが、もうほぼほぼ町内の様々な病院様やいろんなところですね、協力関係のいろんなところを回らせていただきまして、全面的に協力していただけると、そういう話をいただいております。まだまだ詳細に関しましては、もうちょっと担当のほうと病院と詰める必要がありますので、もうちょっとまだ時間はかかるものの、先生たちも本当にこれは何とか接種率を上げて、このコロナ禍を終息の方向に向けていかなければならない、そういう思いで私たちとも一致しているところでございます。大変心強い、あらゆる手段を講じて接種率を上げて、そういうことに取り組んでいっていただきたいというお言葉をいただきました。本当にできる限り私たち全職員総力を挙げて接種率の向上に努めてまいりたいと思っております。そして、SDGsの周知の方法に関しまして、こちらもお話しいただきました。以前私が所属しておりました青年会議所、そちらでも当時SDGsの取組に関してかなり色濃くやらせていただきました。やはり一丁目一番地は、今宮本議員おっしゃっていただいたように、どのようにこれを周知していくか。それを各それぞれの国ですとか地域にどういう形で落とし込んでいくか、それが非常に重要であると。その事業のために1年、青年会議所で費やしました。今ご提案ありました役場庁舎の壁を使って周知するということも、当然すごく効果的なことかなと思います。まずは、そのようなことも本当に見た目として周知を徹底するということも大事ではあるのですが、いろいろな17のゴールの中で本当に大きな項目と小さな項目ある中でばらばらに行っている事業が持続可能なまちづくりのために17のゴールのどれに当てはまるのか、そういったことも何らかの形でお示しする項目、そういったことも付け加えながら議員の皆様にお示しする、また町民の皆様にお示しする、そういったことも必要になってくるのではないかな。そういったことで、常に目に触れる、常に携わる、そういう環境を少しずつ積み重ねていく上で町民の皆様、私たち職員皆そうなのですけれども、町民の皆様にもしっかりと伝わって、このSDGs、持続可能な世界をつくるための17のゴールがなぜ設定されたかということも含めて、私は町民の方々に意識の情勢を図っていけるのではないかなというふうに考えております。本当にいろいろなご意見をいただきながら、周知方法等はいろいろなことを教えていただきながら進めていきたいと考えておりますので、また引き続きいろいろなお知恵をお貸しいただいて、進めさせていただきたいと考えております。以上です。

議員の再質問 10番 宮本秀逸

もう一点だけ申し上げて終わりたいと思いますけれども、この質問書にも書いておきましたけれども、全体を俯瞰する目線を養っていかなければ駄目だということだと思うのです。どうしても私は別々に考えがちなのですけれども、今のコロナはコロナみたいに考えがちなのですけれども、やはり将来の全体像から見たら、この健康とか保健に関する問題は、こういう関係なのだみたいな上から見た目線で捉えていくということが非常に大事だと思いますので、これからいろんな具体的な手を打っていかれるときに、そういった目線をぜひ失わないでいただきたいなと、こんなふうに思います。そして、ちょっとくどいようですけれども、2015年に採択されて、そして今2021年になりました。5年が経過しました。5年経過してこれだけの浸透率だと思っているのです。これから10年後に、30年までに目標をどれだけ達成できるかというのは本当に大変なことだと思いますので、そこら辺はぜひ思い切った手腕を発揮していただきたいと、こんなふうに思うのですけれども、最後に一言。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。本当にしっかりとリーダーシップを発揮して、持続可能なまちづくりを達成するため、このSDGsの町民、もしくは行政をはじめ、全ての方に何が必要で現状世界がどうなっているのか、この森町はその世界に対して何ができるのか、そういったことも含めまして様々な事業に落とし込んでいったり周知、広報を徹底していったり、そういったことをしっかりと進めさせていただきたいと考えております。引き続きいろんなことを宮本議員からも情報をいただきながら、一緒に頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上です。

出典:森町議会 令和3年第1回 3月会議 2021年3月4日 議事録 PDF(143ページ) 間違いを知らせる