森町議会 令和3年第1回 3月会議 2021年3月4日
保育人材確保と保育所の今後について
- 聞いた人
- 河野文彦 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 河野文彦
それでは、2問目、質問させていただきます。保育人材確保と保育園の今後についてです。全国的な傾向として少子高齢化、労働人口の減少が問題となっております。共働き世帯は増加傾向であり、保育制度は福祉的側面に限らず、少子化対策や就労支援へと果たす役割は大きくなっていると言えます。また、子育て世代の生活環境の変化、世帯の経済状況、女性の社会進出など、今後も保育制度の拡充は最重要課題と言っても過言ではないでしょう。森町において公設保育所は尾白内、新川、森保育所の3か所ありますが、新川、森保育所の2か所においては現施設の狭さ、老朽化が顕著であると思われる中で新たな施設への更新への期待が大きくなっていますが、さわら幼稚園が認定こども園として整備予定だった計画を急遽変更されるほど人員確保が難しい状態となっており、人員が確保できない以上、現保育施設の建物の更新すら不可能と言われる中で人員確保を施設整備よりも先行して取り組まなければなりません。全国的に保育士が不足している状況の中、森町の現保育体制においても人員不足となっているのが現状であり、人材確保、増員を実現するためには過去に前例のないような思い切った施策が早急に必要ですので、質問いたします。幼保連携型教育に対する岡嶋町長の見解をお願いします。現保育体制での人員不足をどのように解消していくのか。老朽化している保育施設に対しての今後の展開は。お願いいたします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。1点目の幼保連携型教育に対する見解についてですが、幼稚園は学校教育法に基づく幼児のための学校、保育所は保育を必要とする保護者に代わり乳幼児を保育する児童福祉施設、それぞれ違った役割や機能を持った施設と認識しております。一方、認定こども園については、幼保連携型など多様なタイプがございますが、いずれも教育、保育を一体的に担うものとして認識するとともに、お子様を持つご両親の多様な働き方への対応や高いレベルの幼児教育環境の構築など、この森町を子育てしてみたい、魅力ある町へとさらに進化させていくための大切な分野であると私は認識しております。2点目の現保育体制での人員不足の解消についてですが、厚生労働省においても保育士就業の呼びかけやPRの強化、給与や勤務環境の改善、職場復帰へのサポートなどに取り組んでおりますが、人材の確保については厳しい状況が続いております。当町におきましても、人員確保に向けて森町ホームページや町広報紙、各種新聞、ハローワークを通じて町内外広く周知を図ることのほか、担当職員による保育関係学校への訪問や資料郵送に合わせて民間保育所とは違い町職員の身分も併せ持つことへの魅力なども伝えながら、継続して保育士確保に努めてまいりたいと考えております。3点目の保育施設の老朽化につきましては、先ほどの斉藤議員への答弁と重複しますが、今年2月に幼児教育・保育施設等検討チームを設置したところであります。この検討チーム内において今まで積み上げてきた情報や様々な課題、問題点を洗い出し、運営形態も含めて協議を行い、老朽化している施設に関して速度感を持って整備に向けた取組を進めてまいります。以上です。
議員の質問 9番 河野文彦
認定こども園に対しては、大分前向きな意見しかないのかなと思うのです。これが時代の流れといいますか、保育所施設、幼稚園施設と別々に持つのであれば一体化したほうが、いろいろなコスト面であったりですとか、いろんな環境に対応できるという中で認定こども園が今後は望ましいのかなというのが設置されていっている数に表れているのだと思うのです。そういった中で、大切なツールで今後進めていかなければならないというところは町長と同じ認識でいれたのかなというふうに思いました。あと、人材不足、ホームページ、ハローワーク、学校訪問、保育所は全国的にどこの自治体でも、民間であっても不足というふうな報道も聞きますけれども、町長先ほど説明いただいた中では、これはどこの町でもやっているのかなと思う中で、これよりまた一歩二歩、森町に注目してもらえる学生の方々ですね、そういった取組でもしていかなければ、この森町での保育士というものを選んでもらえないのかなと思うので、その辺町長の斬新なアイデアをもって森町を選んでいただくような募集をしていってもらいたいなというふうに思っております。3番目の老朽化している保育施設の今後の展開ということで、これ具体的に言ってしまいますと、新川と森保育所の今後ですね。それで、私検討チームを今立ち上げて、速度感を持ってこれからどうしていくかというようなお話だったかと思うのですけれども、非常に遅いなと。人員不足というのは何年も前から言われているのであって、建物の更新、建物を直すためにも新たにゼロ歳児をやらないと新たな認可出ないというような形で当時担当課から説明を受けていますので、単純に建物を新しくするためにも、まず増員しなければ何も進まないところですよね。そう考えると、最重要課題は今すぐにでも増員というふうに僕は捉えていました。そういった中で、来年度の予算で、ほかの分野で人材確保のための予算なんかも上がってきているかと思うのですけれども、この保育人材の確保の部分に対しては出遅れたのではないかなというふうに見ていました。その辺をもう一度、私は今人材確保について出遅れているというふうに思っているのですけれども、町長はその辺どうお考えか、もう一度お願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。河野議員、今おっしゃった人材確保の件に関しましては、確かに現状として今まで余り募集をかけても応じていただけるような機会が余りなかったというのは本当に現実であると私思っております。そういったものも踏まえながら、私が町長に就任する前ではあるのですけれども、担当課のほうでもいろんな学校に出向いて、その年、その年で本当に森町のほうにぜひ働きに来ていただけないかというようなことをしっかりと毎年毎年お話ししに行かせていただいていたということの報告を受けておりました。なかなか民間のその事業者様と別で、やはり身分が公務員ということで福利厚生の面に関して、民間だからといってとてつもないものをやるという感じにはなかなかならないとは思うのですけれども、特色的な本当に独自な福利厚生ですとか、働く環境というものをなかなか提示するということが難しい状況があるというのも報告を受けておりました。しかしながら、ひとまず今年度は退職される方、それからいろんな再任用の方とかも含めまして、ある一定人数、この森町のほうに保育所、幼稚園で働きたいと言っていただける方が何名かいらっしゃいました。それを検証という形ではちょっと、何で森町を選んだのですかというような形では、直接的に調べてはいないのかなとは思いながらも、私個人的には今まで長年の中、公務員の身分ですよということをしっかりとお伝えしながら、公務員の身分ということの魅力をうまく伝えるように努力して、担当課のほうでいただいた結果の一つなのではないかなと私は個人的にはそう思っていました。でも、本当にこれから、今河野議員からご指摘いただいたとおり、新たな幼児保育の環境、建物の更新等も含めてやる場合には、もっともっと増員しなければならない。そのためには、現状既に人材の奪い合いになっているこの保育士、幼稚園の先生等の確保に向けては、独自色を持った何かをしっかり構築して取り組んでいかなければ、さらに立ち遅れてしまうのかなと心配をしているところも事実でございます。この点につきましては、直接私が本当に行ってお願いしますと頭下げていろんな学校を回ってもいいかなと思っているくらいではあるのですが、その点に関しましては現時点でいろんな詳細をお伝えするには至っていないのが現実ではあるのですが、遅れている感情を取り戻すためにも、しっかりと担当課とタッグを組んでやっていきたい、そういうふうに考えております。以上です。
議員の質問 9番 河野文彦
現状何をするためにも、まずは人員確保という課題はお互い共有できているのかなというふうに思いました。そういった中で、公務員だから民間の企業みたく何かずば抜けたような施策はなかなかできないというようなご答弁だったかと思うのですけれども、逆にそれがないから来てくれないのかなという原因も考えられるのかなと思うのです。その辺は、ちょっと表現悪いかもしれないですけれども、新卒の奪い合いが現状になっているかと思いますので、その辺はより一層力を入れて、本当にこの森町の保育環境に目を留めてもらって選んでいただけるような施策をどんどん打ち出していってほしいなというふうに思いました。それと、最後に検討チームですか、最近立ち上げて、今後の計画策定に向けた様々な情報収集なんかをするというふうに書いているのですけれども、関係課で編成するということは、今までこれに携わっていた人が集まって検討するというようなことですよね。担当課で編成する検討チームですから。今まで幼稚園であったり保育所を担当している課の人間が集まって検討するというふうに僕は捉えたのですけれども、正直この人たちの検討というのは今までだって十分してきたと思うのです。そこで解決の答えまで導けなかったのが原因の一つかなと思うのですけれども、その人たちが改めて集まって検討チームといっても、新しい答えって出てくるのかなというふうに思うところがあるのです。ですから、その辺は担当課だけではなく、町内のこういう見識のお持ちの方をどんどん招き入れて、役場職員の方の考え方以外のアイデアも取り込みながら検討していったほうが、よりいい答えが出てくるのではないかなと思います。その辺で、この編成するチームをもっと多くの方からアイデアをいただけるように間口を広げるというのか、そういう声がけをして、新たなチーム編成も必要なのかなと思いますけれども、いかがでしょうか、お願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。先ほどご質問にありました検討チームに関してなのですけれども、河野議員おっしゃるとおり、本当に担当の課だけではなかなか議論の進まない、大きな枠で捉えて今回の事業は進めていかなければならないと考えているところでございました。そこで、今回検討チームとして役場内で集まった課に関しましては、全部を具体的に言ってしまうのはあれなのですけれども、10以上の課が集まって検討チームに参加して、それぞれの課で持っている一つのこの事象に関して課題点ですとか起こり得る問題点、そういったものを今後共有して、一つ一つつぶしていくといいますか、そういった作業が必要になると思い、この課の数で編成させていただきました。今後は、本当にこれでやっても、まだまだご意見としていろんなことをいろんな立場の方々から聞かなければならないというふうには認識しておりますので、今後民間の方、町にお住まいの、町内にいらっしゃるそういう団体の方とか、いろんな方を交えて議論のほうを深めていければなというふうに考えております。以上です。