森町議会 令和3年第1回 3月会議 2021年3月4日
公共施設・組織等の統廃合計画作成について
- 聞いた人
- 松田兼宗 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 14番 松田兼宗
それでは、どうにか時間内に終わりそうですので、最後の質問にさせていただきます。公共施設・組織等の統廃合計画作成についてということで質問させていただきます。自治法第2条第14項には、「地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない」と地方公共団体の事務処理についての原則が規定されています。森町は、平成17年4月に合併し、16年を経過しようとしている現在、少子高齢化と人口減少などにより、今後ますます財政状況は悪化していくことが予想されています。そこで、最少の経費で最大の効果の挙げることが自治体に要請されていることから、各種の長寿命化計画と併せて公共施設・組織等の統廃合計画の作成が早急に必要と考えますが、いかがでしょうか。特に保育所、幼稚園、小中学校、消防団など合併前に存在した重複している公共施設・組織などについての統廃合が能率的かつ効率的な行政運営上必要だと考えますが、いかがでしょうか。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。当町における公共施設等に係る建て替えや改修等の更新費用は今後も増加していくことに加え、人口減少による利用や需要の減少が見込まれております。このような状況を踏まえ、公共施設の全体状況を把握し、長期的な視点で更新、長寿命化などの方向性を示した公共施設等総合管理計画を平成28年に策定しており、その中で統廃合についての考え方も整理しております。合併によって、用途としては重複する施設もあると認識しておりますが、個々の施設の方向性については町民の利用の状況や距離といった利便性の観点、維持管理費といったコストとのバランスなどから個別に判断されるべきと考えております。統廃合に限らず、更新や複合化といった選択肢も含め、施設の方向性については各種調査や分析を基に作成される個別施設計画において検討してまいります。以上です。
議員の質問 14番 松田兼宗
個別的な対応をするという話なのですが、そういう状況にはないのではないですか、そもそも。1万人を切ると言われているのです。もっとそれ以下になるとも言われている。そんな中で、今の状態で合併してから2万人ほどいたのです。今1万5,000人切っているわけです。それが、もう10年、20年後には1万人になってしまうわけです。同じようなことをできるわけがないではないですか。それを考えたら、当然統廃合計画を進めなければならないのです。それは、町民のそれぞれの意見を聞くのも大事かもしれないけれども、町自体がどういうふうになるか一番分かっているのは町なわけです。国からも言われるし、当然みんなの意見を聞いて、そのとおりやっていければいいです。やっていけないではないですか、もう。そういう認識を持たなければならないのでないですか。だからこそ、身を切る思いで町長が新しい町長になったわけですから。町長は、四十一、二ですよね。20年、30年後いるわけです。我々はいないのです。そこからすると、やっぱり責任を持って森町が存続していける体制をつくっていく道筋をつけるのが今回の40代の若い町長になった理由なのだと私は思うわけです。だから、思い切った統廃合計画を考えるべきだと私は思っています。それで、例えば消防団の話になってしまうのですが、規則なんかを見ると、各分団ごと、町内で分かれているわけです。これを見ていると、どう考えても、あえてどことは言いません。ここにその分団が必要なのかと、分団を維持できるだけの人はもういないわけです。それが現実なのです。だから、それを目を向けて見ていかないと、統廃合計画が絶対進んでいかないのだと私は思っています。それで、再度その辺の話を私は必要だと。先ほど斉藤議員のほうから尾白内小学校の話が再三出ていました。昨年からその話は出ているのですけれども、それが最初だと思っています。子供たちの安全を考えたら、私は初めて尾白内小学校、駒ケ岳小学校へ入りました。入ってみて感じたのは、こんな劣悪な環境で授業をやられているのかと、衝撃的なのです。というのは、何でか。一つのクラスに入りました、尾白内で。ストーブの前と対角線上に扇風機置いているのです。それで循環させてやっているのです。2年生の教室だと言われました。そういうところで、さらに耐震化以前の問題で、そんな劣悪な状態の中で教わっている子供たちがかわいそうだと私は思いました。親のほうは、それは知っているはずなのです。授業がどこで行われているか、森小学校なら森小学校。そういうことなのです。とにかく町民の意識を聞くのは大事です。確かに大事なのですけれども、そういうようなことを見たら、即刻バスで運ばなければならない。森小学校へ運んで授業をやったほうがいいわけです。さらに、先生方の負担って相当たるものだと私思いました。そこからすると、働き方改革とかという問題を考えたら、先生方の負担はあの場所では増えていく一方です、と私は思いました。そういうことも含めて早急に、最初につくるのは統廃合計画、どう効率よく運営していくのか。最初に言いました。自治体に与えられた仕事、最少の経費で最大の効果を挙げなければならないのは自治体の使命なのです。それを考えたら、感情的な部分ではなくて、もっと理性的な部分の働きからして、これでは駄目なのだというふうなことで考えて進めていかなければ進んでいかないのだと私は思っています。その辺いかがでしょうか。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。松田議員おっしゃるとおり、町の財政、これから人口減少が進む中、どうなっていくのかというのは本当にもう目に見える形で容易に想像できるレベルまで来ていると私は考えております。先般、様々な新聞等々、いろいろなもので取材を受けた際に、私もしっかりと発言させていただいているのですが、この収支を均衡させなければならない、そういった原則に基づき、本当に事務事業の見直しや今までいろいろ建ててきた公共施設等、そういったものの統廃合等含めた見直し、そういったものはもう避けられないと、私はそういうふうに考えております。しかしながら、それが単なる行政サービスの縮小ということではなくて、ある程度縮小させていただいた過剰の資金、資源、そういったものを、人口が減るにしろ新たな町民に対しての行政サービス、教育環境の構築もそうです。そういったものに投資をしていきたい。私は、そのことも併せて、これはやっぱり町民の方にしっかりとお伝えしながら、先ほども答弁させていただきましたが、定量的な情報としてそろえさせていただいて、しっかりとお示しして町民の皆様、当然議会議員の皆様のご意見もそうです。ご指導、ご鞭撻をいただきながらもお話しし、情報をまたいただき、その辺をしっかり丁寧にやって進めていかなければならないと考えております。本当に人口減少は避けられない道であると思っております。消防団の話出ましたので、私も消防団の話しさせていただきますと、確かに担い手は少なくなっていっています。分団によっても、招集かけてもなかなか人数が、皆さんお仕事の都合で集まらない。私も所属していた団では、皆さん仕事をやっぱりされているのです。その招集のかかる時間にもよりますけれども、日中とかそういう時間に招集がかかれば、もうほぼほぼ皆さん集まれないのが確かに現状ではあります。しかしながら、非常事態、どこで火災ですとか、今回の大雪もそうですけれども、今ある消防団の組織全てを使って何とかいろんな課題、災害、そういうものに対応していく、そういったことは本当のぎりぎりまで何とか保っていかなければならないのかな。それを本当に縮小、統廃合するというときになれば、そのパワーバランスの空白の地域をどういうふうに消防団活動でほかの隊として補っていくのか、そういう情報も出さなければならないと思います。ですから、避けられない、やらなければならないことだとは思いますが、町民の皆様、現場で働く方々に対して定量的にお示しできる資料、あと将来への展望、先ほどビジョンという言葉でお話しさせていただきましたが、そういうものもしっかりとつくり上げた上で進めていかなければならない、そういうふうに考えております。しかしながら、議員おっしゃるとおり、確かにもう時間は余り残されていないと私は思っております。ふるさと納税に関しましても、これは国が決めることですから、町でどうこうという話ではありませんが、なかなか問題といいますか、いろいろどうなのだという議論もあるのは本当のところだと思います。ですから、そういったこと全ても含めてどうやっていかなければならないのか、そういったものを整理、精査させていただいて、しっかりと進めさせていただきたいという思いはあるということをまずはご理解いただきたいと思います。以上です。