森町議会 令和3年第1回 3月会議 2021年3月4日
森町の幼児教育と保育について
- 聞いた人
- 斉藤優香 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 15番 斉藤優香
森町の幼児教育と保育について。このたび町政執行方針の中の子育て支援では、今後における幼児教育・保育施設等の方向性を検討するために関係課で編成する検討チームが立ち上げられましたとありました。やっと着手されることに安心している方も多いと思います。ところが、今回の予算に森幼稚園の耐震診断600万円がありました。今後の計画策定に向けた取組をしようとしている段階での森幼稚園の耐震診断の必要性が感じられません。森幼稚園がその計画に入っていないのであれば必要だと思いますが、森幼稚園の園舎は経過年数41年、さらに通園路は歩道もなく、子供と手をつないで歩けないほど狭く、とても危険です。その幼稚園に耐震診断をして、耐震がなければ補強工事へ、耐震があれば安心、安全な園生活が送れるのでしょうか。今町がするべきことは、一つ一つの施設を整備するときではなく、未来に向けての方向性を決め、コストの削減を考慮し、認定こども園にするか、幼稚園と保育所にするかなど、様々な要望を聞き取り、調査し、子供たちがきらきら輝き、保護者も満足できるような森町スタイルの幼児教育と保育の実現に向けて進んでいくときだと思いますが、町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
質問にお答えいたします。森町の幼児教育と保育につきましては、教育施設の幼稚園、児童福祉施設の保育所として異なった目的や機能を持つ施設として運営してまいりました。人口減少や少子化に伴い、幼児教育、保育ニーズの多様化により教育並びに保育を一体的に担う認定こども園施設の検討も全国的に進められてきております。令和3年度の執行方針で述べさせていただいておりますが、2月に立ち上げました幼稚園、保育所を含んだ担当部署全体で構成する検討チームを主体として、今後の森町の幼児教育と保育に関して保護者のニーズや地域の実情を踏まえ、施設整備に反映してまいりたいというふうに考えております。以上です。
議員の再質問 15番 斉藤優香
今の町長のお答えの中に森幼稚園のことに関してなかったのですけれども、先ほどの一般質問にも重なることになりますが、私は耐震診断が無駄だとか駄目だとか言っているわけではないのです。その先の計画がないまま、行き当たりばったりやっていいのかということなのです。いつ、どこで、どんな規模の災害が起きるか、誰も予測できない今、町の取るべき行動は最善の安全策を施し、町民の命を守る、安心を感じてもらうことではないかと思います。絶対に大丈夫でないということは、皆も分かっていると思います。でも、その中で最良、最善の策とは何かということを考えるべきではないか。森幼稚園なのですけれども、耐震の結果からの方針が全く示されていない。耐震があったら使い続けるのですか。耐震がなかったら、補強工事をし続けるのですか。文部科学省の通達の中で、これは尾白内小学校にも言えるのですけれども、耐震性がない建物については耐震性が確保されるまでの間は使用しないなど、児童生徒などの安全を確保していただくようお願いしますとありました。先ほども言いましたが、森町の教育委員会の考えは避難訓練をしているので通い続けられるというものでした。町長も同じ考えですか。それで本当に保護者は安心するのでしょうか。雨の日も雪の日もありますよ。耐震がなかった時点でさわら幼稚園に通園できるように整備し、さわら幼稚園で実績のあるスクールバスで送迎を森町方面からも検討していただきたい。そういうことをやっぱり決めて、保護者と話し合って耐震診断をするということが、耐震ありませんと分かった時点でも通い続けてもらうということが保護者にとってやはりその先が見えないのは不安につながると思います。町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。斉藤議員が本当にご心配に思われている点、私も森幼稚園に自分の子供を通わせておりました。ちょっと離れた砂利の駐車場から、本当にしっかりと子供を歩道側に手をつないで車が来ないかなと見ながら、幼稚園に行くまで1つの交差点もあります。そこを通る車の運転手の方も、本当にお子さんがいないのかなと心配されながらそこを通行している様子も私は見ておりました。確かに、先ほどの教育長の答弁にもございましたが、様々な施設で最低限そこに通っている子供たちの安心、安全を担保するため、避難訓練ですとか、様々なことを行っております。それをもって、全て100%完璧に今の現状、安心、安全を保っているということは、私どもも斉藤議員おっしゃるとおり不完全な部分も確かにあるのかなというふうに考えております。しかしながら、現状、ほかに対応できるそういった施設もなく、今まで古いそういう保育施設ですとか、そういったものを建て替えなどに関して検討が先送りにされてきた。そういった事実の中で、しっかりとまずは方向性を定めて今回検討チームを立ち上げさせていただきました。現存の幼稚園だけに限らず、ほかにもそのようなお子様を通わせている父兄の方の中には、不満、不安ですとか、ご不便に感じていらっしゃる事柄があることは私としても重々認識しております。しかし、現状ではそういった新施設の整備に関する検討をまずはスタートしたと、そういう段階でありまして、議員ご指摘の施設が耐震基準を満たしているか否かのそういった判断を現状では先送りできる状態ではなくて、耐震診断並びに耐震化工事、そういう必要性の有無を現状町として定量的な材料なしでは判断することがどうしても難しい、そういうふうに考えております。今子供たちを通わせているお父さん、お母さんの中には、本当にいろんな思いを持っている方もいらっしゃると思います。先ほどアンケートをやられた、それでいろいろな声を集約している、そういったことも聞かせていただきました。まずは、その立ち上げの検討委員会を進める中で定量的な判断材料、そういったものを検査を通じてそろえさせていただいて、そして保護者の方、地域の方の様々な方にお話をするときに材料として出させていただきたい。しっかり声を聞いて、新たな子供たちの教育環境、新たな施設をどうするのか、そういったことの運営等に生かしていきたいというふうに考えている部分、どうぞご理解いただきたいと考えております。以上です。
議員の再質問 15番 斉藤優香
だから、その先の方向性を話し合って決めてほしい、それのほうが保護者としては安心がすると私は思います。新しい保育所建設に関しましては、今までにないチームを編成したり最良のものを造ろうとしているということは聞いていますので、大変期待しています。3つの保育所というのも老朽化著しく、尾白内保育所は海抜3メートル、もう現場の先生たちがどうにかできる範囲を超えていると思います。3つの保育所を統合し、ゼロ歳児からの保育の実現、実施、子育て支援センター、発達支援センターなどの併設、一刻も早く安心、安全な保育所、または認定こども園を実現してもらいたいです。この中に森幼稚園が入っているのか入っていないのかすらも分からない。森幼稚園のお母さんたちは、この計画の中に私たちは入っているのか、そういうことも分からないまま耐震診断をして、さあ、耐震がありません、では補強工事をして、私たちはここに通い続けるのですねということになるのか。それとも、ここは耐震がなかったら、この先認定こども園なり保育所なり新しくできた立派な幼稚園があるのでそちらに通うとか、方向性が分からないままやるというのは、小学校にも言えると思うのですけれども、やはりそこをきちっと検討委員会でも何でもつくって先に検討して、こういう結果が出た場合はこう、待ったはくれないのです、現場は。毎日通い続けているのです、子供たちは。そこにほとんど過ごしている。そこをきちっとクリアしないで、耐震診断すればそれで終わり。その後、では工事をするか、それはゆっくり考えましょうでは駄目ではないですかということを言っているのです。そして、その保育所建設なのですが、今までのように決まってから皆さんに知らせるのではなく、早い段階から工程が町民に分かるように、そしてプロポーザル方式などを取り入れて、現場の先生はもちろん、保護者、地域の方、そしてこれから保護者となっていく森高生、森中学生の意見も聞き、皆さんに愛される施設を造りましょう。幼稚園は、兄弟がいる場合は別ですが、長くて3年しかいないのです。その人たちにこの先の幼稚園のことを決めてもらっていいのですか。その人たちがその幼稚園を決めていいのですか。行政がこの町をどうつくるかということが今問われているのではないかと思います。この学校にしても、幼稚園にしても、この先この町はどういう町にしたいのかということが私は問われているように思います。その形が見えてくると、おのずとこういう問題が解決していくのではないかと思いますが、町長の所見をお伺いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。ただいま斉藤議員おっしゃったこと、大変重要なことだと私は考えております。子供のそういう保育施設、学校施設に限らず、本当に長として、この森町の長として、この森町の未来をどういうふうに設計して町民の皆様を導いていけるのか、そういったビジョンをつくり上げ、しっかりと町民の皆様にお示しする、非常に大切なことだと私は認識しております。行政の経験がないからとか、入ってまだ時間がそんなにたっていないから、そんなことを私は言い訳にするつもりはないです。いただいたご指摘、また議員の皆様のご指導、ご鞭撻、しっかりと承って、そして町民の皆様に説明し、町民の皆様からもご意見、そういったものをしっかりといただきながら、早急にそのような様々なビジョンをしっかりとお伝えしていけるように努めていきたいというふうに考えております。そして、重ねての答弁で本当に大変申し訳ないのですが、耐震診断、今斉藤議員からもご指摘あったとおり、本当に目的ではなくて、定量的な材料としてこれから検討を進める上で出していく、そういった材料の一つとして私たちは診断をさせていただきたい、手段の一つとして耐震診断させていただきたい、そんなふうに考えている次第でございます。本当にこの森町をつくり上げていく、そしてまた将来この森町に戻ってきていただく子供たちのそういった教育環境の場、非常に大事な部分であると私も考えております。皆様のご意見、しっかりと受け止めながら進めさせていただきたいと考えております。以上です。