みんなの議会

せたな町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月16日

今後の行財政運営について

聞いた人
横山一康 議員
答えた人
町長 河原泰平

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 横山一康

続いて2問目の質問に移らせていただきます。今後の行財政運営について町長にお伺いいたします。町では財政課が予算編成方針を毎年作成し新年度の予算ポイントを各課に通知しています。毎年、私もこの時期読ませていただいていますが、今年の全文は例年と少し違ったトーンで財政状況について述べられていました。財政方針を引用させていただきます。実質単年度収支の部分です。実質単年度収支は2億1,176万円の赤字となり財政調整基金を取り崩して財政運営をしている状況で、この状況は8年連続となった。もう少し下のほういきます。令和7年度一般会計予算編成において財政調整基金5億1,035万円を含めて基金で11億8,187万円、備荒資金1億円、計12億8,273万円を補填し予算編成をしたところである。この状況が続くと基金の残高が枯渇し予算編成に支障が生じることが想定される。このように財政課から出された予算編成方針には書いてあります。このように述べ財政の緊迫度がこれまでになく具体的に述べられていると思います。これまでも財政状況は厳しいこのようなことは常に書いてあったんですが、今回はこのように数字を述べて各課に財政が逼迫してるよということをお伝えしていたのではないかと思います。私は以前から財政にはかなり危機感を抱いていますので、今年の3月の定例会において今日と同じような一般質問をさせていただきました。その際、私は町の財政は財政危機の一歩手前にいる段階であるとこのような認識を前町長にお伝えさせていただきました。また令和3年に策定された財政計画これを私は総務厚生常任委員会で説明を受けました。その際に当時の財政課長の言葉です。せたな町の財政は家計で言えば支出が収入を上回り貯金を取り崩しながら生活している状況にある。このようにも当時の財政課長は述べています。これ令和3年のことです。このようなことも私は引き合いに出し財政状況を前町長に説明し、財政健全化計画これは仮称ですけど、財政健全化計画を立てる必要性があることを訴えましたが、前町長とは厳しい財政状況は共有できましたが、財政健全化計画についての明確なご答弁はいただけませんでした。このようなことを踏まえて河原町長にお伺いいたします。まず1点目、河原町長の財政状況の認識をお伺いいたします。次に計画的な財政運営について伺います。令和3年に策定した財政計画が進行中ですが、計画と大きく変更した点を伺います。また前町長は令和7年度に計画の再検証と見直しをすると3月の定例会にて答弁されていますが、その後の進捗状況をお伺いいたします。3点目です。前町長は行政改革大綱の推進について自らがリーダーシップをとっていく、このようにご答弁されておりますが、河原町長は行政改革推進にどうお考えになっているか、この点も合わせてお伺いしたいと思います。

町の答え 町長 河原泰平

それでは横山議員の第2問目の質問にお答えいたします。まず当町の財政状況でありますが、近年、財政調整基金は取崩し額が積立額を上回っており、取崩しによって資金をやり繰りしている状況であり実質単年度収支の赤字が続いております。令和7年度当初予算では財源不足のため約5億円を取り崩し、年度末残高は約9億円を見込んでいることから今後、洋上風力発電施設の除却など大型事業を控えた中において予算編成時の柔軟性と持続性を確保できなくなると危惧しております。続きまして2点目のご質問についてお答えします。せたな町財政計画は持続可能な行財政運営を進めるための指針として令和3年3月に策定し、計画期間を令和3年から令和12年度までの10年間としております。計画から大きく変更された点でありますが、第1回定例会の横山議員の一般質問で答弁したとおり、計画策定時には見込んでいなかった事業の追加や昨今の物価高騰などの影響もありまして事業費を計画どおりに縮減できていないところでございます。特に他会計への繰出金の増加や公共施設の老朽化等による投資的経費の増加などが大きな要因と考えております。これらを踏まえ計画期間の前期最終年度にあたる令和7年度中に計画内容の再検証を行い現状に即した内容に見直しを進めているところであります。今後令和8年度当初予算案が固まりましたらそれらを反映しました将来推計を立てる予定でございます。3点目のご質問にお答えします。現在の第3次行政改革大綱については令和5年度から令和9年度までの計画期間となっております。その推進体制については担当部署ごとに随時取り組まれているものと思っております。しかしその成果の検証や横断的に評価検討する具体的な組織がないことからそうした組織等を立ち上げることが必要と考えているところです。当然、第4次計画の策定に向けては、そうした課題解決と計画推進に向け取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。

議員の再質問 5番 横山一康

それでは再質問させていただきます。私、質問通告の中で財政健全化計画、仮称ですけど、これについては伝えてなかったからお答えなかったのかなと思うんですけど、もしそのような財政健全化計画っていうか、財政計画だけじゃなくてもう少し健全化していく計画っていうものを立てるつもりがあるのかどうなのか、そこ次お答えいただければと思います。財政健全化計画のようなものです。そこ忘れないでお願いしたいと思います。今、財政計画ですとか見直していると言っておりますし、行政改革大綱についても各担当部署で見直しているというふうなことをおっしゃいました。であればここでお聞きしておきたいんですけど、立派な財政計画もありますし、行政改革大綱これ第3次です。もう新町始まってからすぐ作って途中1回途切れたときがあったんですけど、5年おきに大体作ってます。このようなものをかなりきちんとできてるんです。私今日持ってきてます。町長は持ってらっしゃいますか今持ってらっしゃらないですか。持ってらしたらページ開いてほしいんですけど、行政改革大綱の3ページ、4ページです。これせたな町の課題ということでしっかりと打ち出してるんです。これ発行されたのは令和5年4月です。これ人口減少、少子高齢化社会構造の変化というのがまず第1番に挙げてあります。次に公共施設等の速やかな統廃合このようなことも打ち出されています。3番目、職員の定員適正化と資質の向上、4番目はデジタル社会への対応、5番目は財政の健全化このような課題、意識、現状分析、当時の総務課が作ってるんですか。総務課中心に作ったと思うんですけど、しっかりと認識してるんです。ただこれ認識していながらなかなか今言った課題、人口減少とかなかなか難しいと思うんですけど、公共施設の速やかな統廃合、財政の健全化、このような問題なかなか解決しない現状があると思うんです。これ何でこういう立派な計画を作っているのになかなかこの町はよくなっていかないのか、率直に私わかんないんです。ほかにもたくさん計画あると思うんですけど。いろんな計画でいい理念、理想を描いていますが、現状分析もしっかりやっているんですがなかなかこの町の課題が解決に至らない。このような現現状について河原町長はどういうふうな認識を持っているのか、ここをしっかりお聞きしておきたいと思います。これ前こういう質問をしたときに前の町長は、事務事業調整会議、政策調整会議それでしっかり検証し見直ししていると、PDCAサイクルもしっかり回ってるとこのようにご答弁されてるんです。これPDCAサイクル回せば課題が明確になって改善されて、次にはさらによくなっていってこの課題は少しでも解決に向かっていくはずなんですけど、常に厳しい状況がよくならない。こういうような状況、非常に私はもどかしく思います。私たち議員12人いろいろ町に提案させていただいております。今日何かちょっと流れが変わったかなと思うのは、わりと議員のいろいろな提案に新町長は前向きにお答えいただいてものすごい前向きな答弁が出てるなというふうに思ってますんで、そこについては少し改善してきてるのかなと思うんですけど。ただやっぱり私が先ほどから言っていますようにこの町の状況がなかなかよくならない。こういう立派な計画があるのになかなかよくならない。このような原因はどういうところにあるのか、町長はご認識しておられるのかお聞きしておきたいと思います。

町の答え 町長 河原泰平

それでは横山議員の再質問にお答えいたします。まず財政健全化計画についてのお話でございますが、これにつきましては近年の実質単年度収支、各種基金残高の状況から財政計画の見直しによる将来推計では確かに非常に厳しい財政運営になると予想しております。そのため持続的な財政運営を行うために今まで以上にスピード感を上げて行政改革を実行しなければならないそのように考えております。今後は見直し後の財政計画の将来推計を検証しまして状況に即して財政健全化策を検討してまいりたい、まずはそういう形で取組たいと思います。続きまして行政改革大綱につきましてですが、このせたな町の課題につきましては、この行政改革大綱を作ったときからのずっとの課題でございます。その都度、各担当課でそれを受けてそれに向けて進めてまいりましたところではございますが、各担当課ではもう収まらない横断的な課題も増えてきていると考えます。そこで横山議員おっしゃるとおり横断的な取り組みも必要とそのとおり考えております。今後はそういったプロジェクトチーム、共通の課題を持ったプロジェクトチーム、柔軟にプロジェクトチームを作っていくとか、先ほども福嶋議員の答弁でも申し上げましたとおり職階会議に下していろんな課題を考えていく、そういったいろんな議論を駆使しながら考えてまいりたいと考えてます。確かにこの行革大綱の一つ一つは大きい目標であり、また重い目標でございます。これについても真剣に向き合って進めていかねばならないと考えておりますのでご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。

議員の再質問 5番 横山一康

ある程度前向きな答弁いただけたと思います。これ今ここで聞いてる職員の方もそうですし、多分ほかの職員の方も中継を見ながら執務を取ってると思うんですけど、横山またいらんこと言って仕事増やしてるんじゃないかなというふうに思われるとちょっと恐縮なんですけど。これ私このようなせたな町のような小さな町っていうのは、やっぱり役場機構というのがものすごい大事な司令塔だと思うんです。ここの方々がやっぱり一生懸命、今もやってらっしゃると思うんですけど、この方々が一生懸命なってくれるような役場組織風土も作っていかなきゃいけないですし、議会もそれをしっかり後押しではないですけど、議会は議決機関ですからしっかりチェックするところはチェックさせていただきますけど、そこに関しても一丸となってこの町の福祉向上、町民の幸せのために頑張っていきたいと思いますんで、多少ちょっとパワハラにならなきゃいいなって思いながら私も今しゃべらせていただいてるんですけど、そういうような思いで決して無理をさせるという意味ではないんで、町民のためにできる限りの力を皆で振り絞っていこう、先ほどからチームせたなというふうなキーワードも出てますので、そこはしっかり町民と職員と議会と連携しながらやっていきたいというふうに思っています。健全化計画については、財政計画を見直した中で将来推計を作って、それを見て判断するということでありますので、その手続きしっかり取っていただいて財政健全化計画もし必要であればしっかり立てていっていただきたいと思います。そして私難しいことをやれって言ってることは微塵も思ってないんです。行政改革大綱これ大綱のあとに行政改革、推進計画っていう毎年度の計画も後ろにきちんと付いてるんです。40数項目かなりの項目数出されているんで、これをやっぱりいま1度丁寧にやっていただくことによってまた見えてくると思いますんで、何も新しいものをやらなければいけないということではなくて、今あるものをもう一度しっかりと見つめ直すっていうそのようなことをやっていっていただければと思います。そして町長が横断的にやらなきゃいけないというふうなこともおっしゃってますので、そこは高橋前町長は私がトップになってこれを推進するというふうに答弁されてますので河原町長もそこについてそのような形でやっていただけるのかどうなのか、そこを最後確認して私の質問を終わらせていただきたいと思います。

町の答え 町長 河原泰平

横山議員の再々質問にお答えいたします。確かにまずせたな町の課題として人口減少、少子高齢化の社会構造の変化、公共施設等の速やかな統廃合、職員の定員適正化と資質の向上、デジタル社会への対応、財政の健全化大項目がありまして、その中にそれを進めていく中での推進計画があると考えております。一つ一つ大きな課題だと思います。例えば職員の働き方改革も含めて可能なデジタル化を進めていかなければならない。また公共施設についても行政改革大綱の中で議論を進めていかなければならない。職員の定員については今実際は目標よりも達成してる状態にはなっておりますが、こういった大項目についてこの推進計画にもありますとおりプロジェクトチームを作って検討していくということも書いております。そこで検討したり検証したりそういうこともやっていくと書いております。そういったことは進めていかなければなりません。もちろん今横山議員がおっしゃられたとおり、これにつきましては確かに私がリーダーシップとってやっていかなければならない課題だと思っております。これによってせたな町の行財政改革を進めることによってまた新たな事業を遂行していく、そういう流れにしていかなければならないと考えております。そういう形で行財政改革を進めていきたいと考えておりますのでご理解願いたいと思います。以上でございます。

出典:せたな町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月16日 議事録 PDF(48ページ) 間違いを知らせる

今後の行財政運営について せたな町議会 2025年12月16日|みんなの議会