みんなの議会

八雲町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月12日

「いじめ調査において、このふざけ合いやいじりへの認識は十分だったでしょうか。結果的に事件は起きていないので良し、で済ますには相当な不安があります。見解を伺います。」

聞いた人
三澤公雄 議員
答えた人
教育長 田中了治、学校教育課参事 本庄伯幸、町長 岩村克詔、学校教育課長 石坂浩太郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 三澤公雄

議長。

議員の質問 9番 三澤公雄

おはようございます。早速入ります。いじりも問題なんだ、という認識を持てただろうか。滋賀県大津市のいじめ自殺訴訟の判決で重要なのは、いわゆるふざけ合っているとして見過ごされていた事例の1つ1つを丁寧に事実認定し、こうした関係性は仲良しの行為として見過ごされ、徐々にいじる側、いじられる側が固定化され、継続したいじりが自殺に結びつく相当な因果関係と、その認識があれば十分に予見可能な事例だと判決されたことが重要だと思います。八雲町の現場に置き換えた時、いじめ調査において、このふざけ合いやいじりへの認識は十分だったでしょうか。結果的に事件は起きていないので良し、で済ますには相当な不安があります。見解を伺います。また、あらためて生徒の日常観察が重要だと痛感いたしましたが、現場の多忙さは深刻さを増しています。今まで以上に生徒やクラス運営に向き合える時間を増やしたいが、現状はどうなのでしょうか。お伺いいたします。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

三澤議員のご質問に、お答えいたします。滋賀県大津市の事例は、全国に衝撃と深い悲しみを与え、国によるいじめ防止対策推進法の制定、各自治体や学校等における、いじめ防止対策の大きな転換になったことから、私もその訴訟の判決の行方を注視していたところでございます。議員の言われるとおり、この判決の持つ意味は大変重要で、教育に携わる者すべてが、この内容を十分に噛み締め、襟を正して、生命の尊重と、いじめの撲滅に向かわなければならないと考えております。さて、いじりも問題であるとのご指摘についてですが、当町の各学校においては、全児童生徒に、年複数回のアンケート調査を実施し、その状況について報告を求めております。このアンケートの調査項目において、今年度からいじめと捉える内容を示した文言において、これまでの「あなたは、今日までにいじめられたことがありますか。」という質問を、「あなたは、今日まで、嫌な思いをしたことがありますか。」という文言に変えて調査をしております。しかし、大津市の事例にもありますように、一見、単なるふざけ合いや、からかいとして見過ごされることも考えられますことから、当町では、日常的に、いじめを見逃さない教員の資質を一層向上させるために、昨年からいじめの防止に特化した生徒指導研修を、年3回ずつ開催しております。こうしたことから、前述のアンケート結果におきましても、いやな思いをしたと答えた児童生徒には、慎重に教育相談を行い、子どもの状況を聴きとったうえで、いじめとして認知された場合は、全教職員で情報を共有し、適切な指導を行っております。また、仮に、いじめとしての認知に及ばなかったような事例においても、必要な指導を行っております。さらに、こうした事案については、短期間で解決とするのではなく、該当する行為が見られなくなった場合においても、約3か月間の期間を目途に、子どもの様子や学級内の様子を観察するよう指導をしております。いずれにいたしましても、いじめは、社会性を身に付ける途上にある児童生徒が集団で活動する場合、しばしば発生するものであり、どの学校においても、一定数のいじめが認知されるのが自然であるとの認識を教職員と共有し、日常的に、子どもと向き合う教員が、当事者意識を強く持って、いじめの未然防止に当たるよう、これからも指導してまいります。また、教員が、子どもと向き合う時間を十分に確保するために、昨年4月より実施しております、八雲町教職員の働き方改善にかかる取組プランの取組の強化と、こうした教員の働き方の改善について、保護者、地域の一層の理解を図ってまいりたいと考えております。

議員の質問 9番 三澤公雄

議長。

議員の質問 9番 三澤公雄

今、答弁の冒頭の方で教育に携わる者すべてがという部分がありましたけども、僕は出来れば今まで教育に関心がなかった人もこの事件の判決を是非受け止めてもらいたいとな思うんですよ。それなので、ちょっと大津事件の関心のない方は、なんのことだか分からなかったら、この後質問を進める上で残念に思いますので、あらましをお話します。約今から8年前です。中学校2年生の男の子が、学校に行く前にマンションの屋上から飛び降りて亡くなりました。その事件をもって学校も教育委員会もアンケートを取ったんですけども、結果的にその後、そのアンケートには子どもたちがいじめを目撃していた例がいくつも書かれていたんですが、学校側も教育委員会関係も、そのことを重く受け止めずですね、調査は1ヶ月程度で終えて、この自殺といじめは因果関係がなかったという発表をしたんです。そのことを父親、特にご両親が納得しないで、部外秘として扱うことと約束されていたそのアンケート結果を公表しまして、それで社会的に、広く、このいじめというものが大変だということが認識される一連の報道に繋がったわけですけれども。教育長が述べたように、この事件のきっかけにして国会でもいじめ防止対策基本法が制定され、そして八雲町においても、それをもとにして、いじめ対策の法律が出来ました。非常に社会的に大きな問題だったんですが。その裁判が民事とはいえ8年経ってもまだ終わっていないんですね。2月 19 日の報道がこの判決の報道だったんですけども、数日前に被告とされた2人の同級生のうちの1人の方は納得がいかないと。自分のやった行為がいじめだというふうに認識はしていないと。私のせいで死んだのではないということで上告をしています。これまでもいじめに関しての、両親や関係者が訴えた例はあまたあるんですが、そのほとんどがその生徒が自殺や、もしくは登校拒否とかに結びついたのはいじめだけのせいではないという判決が出て、なかなか今回の判決のように踏み込めなかった。それで特にいじめを何とかしたいという思いの、全国にいる関係者は残念に思ったんですけども。この判決はやっとそこに踏み込みました。いわゆるいじる、いじられるという関係性を非常に重く受け止めて、1つ1つ丁寧に事実認定しました。判決文の中に本当に1つ1つ、普通民事訴訟においては判決文を述べるだけで、裁判長の方からそこに至った経過というのは示されないんですが、この判決結果は約5分ほど原告のお父さんを前にして裁判長が非常に丁寧に述べました。それは口頭なので、新聞報道でもすべては載っていないんですけども。どんないじめがあったのかということも丁寧におっしゃいました。首を絞める、ズボンをずらす、下着や頸部が見えるまでズボンをずらす。そのいじめられている対象者に逆に謝罪を強要するだとか、顔面に落書きをする、制汗スプレーが空になるまで吹き付ける、ガムテープを体中に貼る、脛に貼って引きはがすなどといったいじめを1つ1つ丁寧に事実認定していった裁判です。そういうことを分かってもらいたくてここまで述べたんですけども、大津事件のことで深く掘り下げるつもりはなく、ここのことを、この判決でいじりという行為が日常的に行われていることにも、やはり注意深く日常観察しましょうと。そのことによっていじめは防がれるんだということを示されたと思うので、そのことを学校現場、今の八雲町ではどうなのかということを質問の冒頭に述べたんですが。いじりいじられるというのは日常的というか。ごくごくゴールデンタイムのテレビでも今人気のトップを走っている芸能人やお笑いタレントさんは日常的な手法として使っているので、本当にごく自然に教室の現場に降りてくるんです。このことも是非議場にいる皆さんには認識してもらいたい。そういったことが善悪のことを考えずに、教室現場に日常的に起こるんだと。もしくは先生と生徒の側においても起こるんだという認識のもとに、それが重篤な結果を招くようないじめに結びつかないように先生たちが注意深く観察しなきゃいけないという環境を我々は行政側、議会側としては保証してあげないといけないなというふうに私は思うんですけども。今、教育長の答弁の中に、先生方においてもそういった日常的なことは見逃さないように研修は行っているというお話がありました。努力・工夫をおっしゃってもらいましたけども、さて、そこに向き合っていきたいと思いますが。今学校で行われているアンケート調査の用紙は私も手元にいただきましたので見させてもらいましたけどもこの、中のいわゆる初期では、いじめという文言でアンケートをとっていたものが、嫌な思いと、つまりいじめを広く捉えようという姿勢でアンケート結果は変わってきたんですが。この中で、あなたは嫌な思いをした時に誰に相談をしますか、という設問が4番目に来ております。アからキのその他まで、家族や父母、友達と書いていますけども。この中で先生という答えを選んだ割合といいますか、そしてその先生に相談した結果、そのアンケートを答えた本人が解決に向かったと。気持ちが晴れたとか、そういった答えまで追跡調査をされていてほしいと思っているんですけども、その辺のところをお伺いしたいのですが、出来ますか。

町の答え 学校教育課参事 本庄伯幸(学校教育課参事は2019年3月まで)

議長、学校教育課参事。

町の答え 学校教育課参事 本庄伯幸(学校教育課参事は2019年3月まで)

今のご質問についてですけれども、ちょっとまだ今年度の結果について細かいところまでは検討していないんですが、例えば昨年度の例で申し上げますと、平成 29 年度では、嫌な思いをしたことがあると、小学校において答えた児童数が 144 件ありました。で、その中で誰に相談をしますかというところにつきましては、これ複数回答なのでたくさん出てくるとは思うんですけれども、先生に相談すると答えた人が 436 件ございます。小学校の段階ではそのほとんどが先生、一番多いのは父や母なんですが、2番目に先生ということで、その差はさほど大きくはありません。で、これらの子どもたちが先生に相談して良かった、解決して良かったかということについては、そこまで追跡したデータはないんですが。ただ、ここで申し上げますと、これらの嫌な思いをしたという子どもたち、昨年度の例につきましては、全数いじめが解消したというふうに、後の追跡で結果は出ておりますので、先生に相談した子どもたちもそういった面からすると全員いじめの解消には繋がっているんだろうというふうには判断しております。以上でございます。

議員の質問 9番 三澤公雄

議長。

議員の質問 9番 三澤公雄

年に2回アンケートをとっている、それを分析するっていうのは相当な事務量だと思います。非常に大変な中、教育委員会もいじめに向き合っているんだなということを十分に理解したうえで今質問しているということを分かってもらいたいなと思うんですけれども。先生に相談した結果、それが解決に結びついたというのが理想的な教育環境だと思うんですけどもね。大津事件っていうのは、やはり法律を作るまで行ったので、相当な分析が進んでいるんです。その後、要するに自殺事件が起きた後、いろんな識者が調査委員会を組織しまして、その中でやはり相談した結果どうなったかというのを、翌年、翌々年とか追跡しているんですが、やはり少なくなったというのは全体の中で 74%が先生に相談した結果、良くなったと。先生に相談した数のうちですよ。こういうものをやっぱり丁寧に調査し、そしてそれを教育現場、いわゆる職員室の中で共有できれば、より観察することが大事だということは、研修の中でも結びついているんでしょうが、是非、アンケートの有効活用という意味でも可能な時間を作って分析してもらいたいと思うんですが。そういくと、後段にも触れていますけども、学校の先生が日常的に子どもの観察、いわゆるもう一般的になっているいじりの状態から、それが固定化されていないか、より重度なものになっていないかということを追跡するというのは、相当な時間をかけて観察するんだと思うんですが。今、先生方は例えば昼休みに一緒に給食を食べるだとか、授業との間の休憩時間にも教室にいて子どもたちを観察するだとかということが、またその後に放課後、ホームルーム等の時間が終わっても子どもたちの相談にのる時間が出来るだとかっていうことが可能でしょうか。僕は今いろいろ現場のことを見聞きした時に、相当そういう時間を先生方は割けなくて大変な思いをしていると思うんですけども。率直なところそういったいじめを少なく、大きなものにすることがないようにするためには、向き合う時間をという関係性で質問をするんですけども、その時間は現状十分に確保されているという認識でしょうか。

町の答え 学校教育課参事 本庄伯幸(学校教育課参事は2019年3月まで)

議長、学校教育課参事。

町の答え 学校教育課参事 本庄伯幸(学校教育課参事は2019年3月まで)

今の質問についてですが。まず、教員の勤務時間についてなんですけれども。通常、教員の休憩時間というのは、授業を終了した就業間際に設定されているので、実は朝に出勤した時から放課後一定の時間になるまでは、ずっと休みがなく就業時間というふうになっております。ですから、今ご質問にあった例えば給食を共にするだとか、休み時間も子どもと過ごすというのは、ある意味、教員の就業時間の中の業務の1つでございまして、そういった部分については十分に時間は確保されているのかなというふうに考えております。ただ、ご指摘のように教員の業務も多忙化というか、多種多様化しておりますので。例えば放課後の時間の使い方として、子どもの観察だとか整理だとか、そういったものにのみ充てる十分な時間があるかと言えば、それはなかなか確保できない現状にあると言わざるを得ません。そういった中での先ほどの教育長の答弁の中でもありました働き方改革の中で、校内で、例えば業務を平準化するための分担をしたりだとか出来るだけ業務を削減したりだとか、そういったことを今年度の初めから取り組んでおりますので、これにつきましては少し時間をかけながら学校もだんだん適正な業務形態に変わっていくのかなというふうに期待しておりますので、ご理解いただければと思います。以上でございます。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議員がおっしゃってますように、このいじめといじりの違いということを前段申し述べておりましたけれども。一般的には、このいじりというのは一瞬であるとか単発のからかいということになりますけれども。いじめということについては、そうしたことが複数回継続、長く続くと。いずれにしても、そうした行為を受けた人物が嫌だと、嫌な行為だと感じたら、それはいじめだと判断されておりますので、このいじめといじりの区別、私は無いものと、そのように考えております。こうしたことは子どものみならず、大人社会にも現実に起こっている事例もたくさんありまして、改めて教職員に対して、このいじめ問題に対する認識を共通理解し、対処するように研修の充実等を図っているところでありますが。この大津市のいじめ事件について、私が一番強く感じたことといいますか、それは全教職員での情報の共有がまずなされていないと。また、日常的な教師の観察力が不十分ということ。教育委員会の調査結果にも数名の先生はいじめということを認識していたということも書かれております。そうしたことからも学校内の教育力の低下ということを非常に危惧いたしました。こうしたことがあってはならないということで、今研修で一番重要視しているのが、この日常の観察力、あるいは全教職員での情報の共有ということ。こういうことについては指導するのは管理職でありますので、校長、教頭等にも強く述べているところであります。

議員の質問 9番 三澤公雄

議長。

議員の質問 9番 三澤公雄

義務教育が小学校と中学校がありますけども、今、子どもに向き合う時間の確保という部分で質問した時の答弁をいただきました。小学校と中学校を混同しないように、出来れば分けて僕も質問をしたいんですけども。クラス担任で、そのクラス担任が全ての教科を教える小学校と、専門教科ごとに担任というか指導教官が決まっていて、その他に担任がいる中学校と、複数の目を持って子どもたちの日常を観察するといううえで、一長一短があるように思うんですね。小学校は全てに責任をおいてその担任、もしくは副担任、学年団で観察するんだという意味での安心感もあるでしょうが、一方で、教師の例えばいじめ問題に関する認識の温度差によって、クラス運営が変わってくる傾向がありますのでね。その一長一短。一方、中学校は各教科担任、そして学級担任の目があるから、複数で観察するという中で、逆に小学校時代からずっと同じ友達で上がっていく。いわゆる田舎の地元の学校ですから。八雲小学校、落部、野田生という環境で、中学校では若干の入れ替えというか、あるように思うんですけども、その中で中学校のいじめで問題視するのは、いわゆるラベリングされてしまっている。この子はいじめてもいい子なんだというふうに、直接的な加害者でなくても周りでそういうふうに見られてしまうという可能性も相当あると思うんですよね。それを引きずっていた後での中学校での生活というものも是非観察しなければならないというふうに。だから、中学校では複数の目が保障されていると言いながら、既にラベリング、レッテルが貼られている子どもが、そのままいくといじめが深刻な状況になりやすいという環境もあるというふうに思うんですけども。この2点を整理して今しゃべっていましたけども、いずれも生徒に向き合う時間、そして観察する時間を十分に教育委員会としては確保していますよという答弁は、今小学校、中学校を簡単に整理した中でも、あるんだなと、認識したいと思っております。今、参事と教育長の答弁をもってしてもですね。で、新たに問題提起をしたいのはですね、先ほど小学校の部分でちょっと申しましたけども、教師の認識の差、いわゆる今、議会で問題提起し、教育長や教育委員会の管理職の方が答弁していただいた部分で、共有されたなと、いろんな教育関係の問題が。でもそれが校長会、教頭会を通じて、各職員室での指導というか、共有する時間をもって温度差が生まれるんじゃないかなという危惧を持って質問しますけれども。というのは最近、申し訳ないです、今日はちゃんと本の名前を調べて持ってくるはずが忘れてしまって申し訳ないんですが。最近、東京のある区立の校長先生が本を出したんですよ。最近は4万部とかってコマーシャルが出ているんですが、僕は3万部時代に期待を込めて買ったんですけど。教育委員会に所属した後に校長先生になって、校長先生の改革だけでもこれだけ学校は変わるんだといって中間テストだとか期末テストを止めましただとか、いろんな学校では当たり前だということを止めることによって学校はこんなに変わる、校長によって変わるんだよということの見出しに僕は注目をしたんですけども。何故この話をするかというと、いわゆる教育長や教育委員会がこういった指導をもって八雲町は挑んで欲しいんだという指針を示したとしても、いわゆる校長や教頭の段階の裁量権というか経営権の中で、そこがご自身の考えでバイアスがかかって変わってしまうのかもしれないなという危惧をその本を読んで思ったわけです。だから、ここで僕がこのいじめの問題を問題提起したとして、でも答弁するのは教育長、そして教育委員会の管理職の方です。各学校の校長先生1人1人に対して私達は事実を突きつけたり、調査をして、そういった質問ができないと思っております。だから、各学校において八雲町はこうしたいんだという答弁をいただいて安心したいんですけども、そこに温度差やギャップが生まれる可能性はないのかなという部分でご質問をいたします。もし、そういうことがあって、例えば大津事件のような重大事件にならないなという安心感を持ったのに、数日後や数年後に何か重大事件が起きた時に、そこから問題提起するよりも、今の段階でお聞きしたいんですが。ちょっとくどくなってすみません。微妙な問題なので丁寧に言ったつもりなんですが。各学校において今教育長が述べたようなことの受け止め方に温度差が生まれるといったことはないでしょうか。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

各学校での温度差がないかというご質問ですけれども。私も教員の経験、そして1年間だけでしたけれども校長の経験もございまして、学校現場ということについては非常に思いを持っているものでありまして。校長会等で十分に論議した結果、教育委員会でこういう判断をしたということについては、各校長全て受けていただいて今日まで進んできていると。ただ、温度差ということではないんですが、速さといいますか、速度といいますか、その差は感じておりますけれども、学校の規模であったり教職員の数等によって、そうした差は生じますけれども。教育委員会の方針について反旗を翻すといったら大袈裟ですけれども、そういう例は一度もなく、また課題が生じているような場合にあっては常に私は現場に走って、校長と十分に話し合い、出来る限りの指導と支援をしてきております。ただ、私が今後に向けてどうしてもこれをしなければならないだろうという大きな課題をこのように捉えております。このいじめ問題に有効に対応するためには、まず明確に国と教育委員会、学校と教職員、家庭と保護者の役割と責任ということを今一度明確にすることが大事だろうと、そのように感じております。その大きな要因の1つに、働き方改革のことも述べておりましたけれども、小学校の教員を長くやっておりましたが、チャイムが鳴ると職員室には誰もいなくなります。こうした職場はちょっと異様でないかなという感じもしないでもないんですね。ですから、全てが学級に入ってしまって、あとは空いてしまう職員室というのもどうなのかと。そうした面からもやはりこれだけ教員が不足という現状をもっと強く訴えて、何とか八雲の場合は、加配教員ということで数名いただいておりますけれども、これで十分ということではなく、そうしたことは強く訴えていかなければならない問題だろうと、そのように感じておりますし。また、小学校、中学校の校種によって先生方の対応が異なっていないかという、そういう声もありましたけれども。これまでの指導の中で、どうもそうした事態、あるいは子ども同士の暴力行為等の対応について、教員がどうも委縮しているなと。毅然と対応できていないという事例もありました。こうしたことについても、やはり国が行うべきだと思うんですが、児童・生徒への規律の規程であるとか指導の基準、改めて明確に示す必要があると、そのように思います。そうすることによって、教職員間の指導に差が生じることなく、児童・生徒や保護者から学校の指導に対する不公平感も払拭できるのではないかと。そのように感じております。実際に生徒の生の声を聞くと、あの先生は非常に厳しいとか、あの先生は何でも言うことを聞いてくれるだとか、あの先生は構ってくれない、様々な評価をしております。これは教師側にも指導の不安があるのではないかなという感じがいたします。そうしたことからこうした規程をしっかりと設けて、我々もこの基準に則って指導していくというのが求められていると、そのように感じております。

議員の質問 9番 三澤公雄

議長。

議員の質問 9番 三澤公雄

丁寧に答えていただきましてありがとうございます。今役割と責任というお話がありましたけども、本当に家庭もいろいろで子どももいろいろ、極端な例でこれは八雲の例ではないんですけども、自分に手があげられないということを煽って、先生の指導に対して逆に歯向かってくるような生徒もいると。家庭もまた子どもの声だけを信じるだとか。今、役割と責任という言葉の中でも、今は本当に教育現場は大変なんだなということを是非この議場で認識してもらいたいんですけども。職員室が空になるというお話がありました。これは普通の授業の間のことですけども、これで1人生徒がクラスで問題行動、もしくは事件事故があった場合ですね、確か担任の先生はお宅の方に足を運ぶんですよね。現状の連絡と家庭で何かあったかだとか。ただでさえ、教科の指導とかで、もしくは問題行動が散見されれば1件、2件と重なっていくので。加配をもってしても大変なところが、このごろは多めに先生を道教委の方から配置させてもらうのが狭くなっているという部分もあるというところを、是非、教育委員会だけではなく町長の方にも理解してもらいたいんですけども。今、丁寧に生徒と向き合うことの大変さと、業務が非常に膨大になるということを間接的にお耳に届くようなつもりで 20 分を超えてお話ししてきたんですが。道教委、道の方で先生を増やすというのが、かなりタイトになっているんですね。というのは、教師を志望する分母がやっぱり細ってきたので、加配をしたくても先生の免許を持っている人が少ないという現状が起きています。で、こういった教育現場に、やはりマンパワー、人的な数で補う部分が必要だと思うんですが。で、僕は町の方に考えてもらいたいのはですね、一度、前任の教育長さんの時だったと思うんですけども。各学校に配置されている事務職をセンター化しまして、仕事を1か所に集めるという意味ではないですよ、仕事をセンター化して、いわゆる少数の学校では事務職にも若干仕事に余裕が生まれるから、その部分、マンモスというか大きな学校の方のいろいろな問題に向き合う形でできないかという提案をしたことがあるんですが。これをさらに広げて、事務職、事務を担える方を、是非、町の方で新たに応援という形で教育委員会に配置するということを考えてもらいたいんです。で、この方にいわゆるデスクワークでなくて、要するに家庭と学校を結ぶ役割が出来るような仕事、先生が職場である学校を離れて家庭に赴く、家庭は安心するんですよね、担任が来てくれるから。でも、そこを何とか理解する努力はこれから工夫が必要だと思うんですけども。先生の仕事量をこれ以上増やさないという意味で、是非、事務職の人数を増やして、それで教育現場の周辺で起きること、だけれどそれは行政の方もしっかり把握すべきな、そういった問題や事件が大きくなる前に、教育委員会以外も間接的に把握できるという意味ではメリットがあるのかなと思うんですけども。そういった取り組みで人員配置を増やすという考え方に、今までの 20 数分間お話しした中で聞いていて、危機感を感じて、是非、その辺のところに結び付けて考えてもらいたいなと思うんですけども。あまりにも乱暴でしょうか。今、教職員が、つまり教育長の最後の答弁でもあったようにギリギリの人数でやっていると。これ以上、加配を求めても従来通り来ないんだと。だから教員免許がなくても応援する形という意味では、僕は学校の中に入るうえでは事務方の増員って思うんですけども。いかがなものでしょうか。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

いくつかの課題が示されましたけれども。確かに教員不足ということで、今年はどうなるかというふうにして注視しておりましたら、期限付きだった先生がほとんど教員採用に合格するという。1.1 倍という、ほとんど入ってしまったと。それは喜ばしいことなんですけれども、八雲のように毎年期限付きの先生が6~7名必要だという町においては非常に厳しい、期限付きの先生を求めることが非常に厳しい状況にはなっていると、そういう実態にあります。また、先生方の働き方改革を具体的にどう進めるかということで、細かいところまで調べていっているんですけれども、どうも1つの壁にあたるなと。例えば給食指導であるとか、清掃指導、そして昼休みの巡回指導、こうした活動は省いてというふうな見方もするんですけれども、先生方の生の声を聞くと、こうした活動はやっぱり子供たちのためになると、そういう思いから削ることは出来ないだろうというふうな声を発します。部活についてもそうなんですけれども、ほとんどの先生はやっぱり時間外の勤務をするんですが、その多くは子供たちのためにという、そういう思いが根底にあるということ。ですから、一概に機械的に割り振りをして、この時間はなしというふうなことはなかなか難しいなと、そういう思いもしております。また、事務職のセンター化ということについても、以前議員さんからお伺いしたことがございます。八雲町の現状ですけれども、確かに八雲小中のような大きい学校では教職員の数、児童・生徒の数が多いということで、1人の業務に大変負担がかかるだろうということで、八雲町においては、八雲小中に町独自で1名ずつ配置しております。それ以外の学校については、非常に小規模化ということもありまして、実際、事務員が配置されていない学校が2校ございます。で、配置されている学校の事務、そこも小規模校でありまして、事務量からしたら、大きい学校から見たら少ないと。そういう状況下にあって、この事務のいない学校に対して指導、あるいはお手伝いできるというふうな体制を取って、これは道教の方からも了解をとって、兼務発令ということで1年間過ごしてきております。次年度に向けてもそうしたことで、道教委に要請していこうというふうな考えをしております。このような形で教職員のことについては今後さらに具体化していかなければなりませんけれども、事務の仕事については、こういう対応で今進めている状況にあるということをご理解いただきたいと思います。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

三澤議員ですね、本当に私もこのいじめについてのいろんな報道を聞きながら悲しい思いをしている1人であります。さらに、今、報道等々でもいじめも親のDVということもあり、本当にこの八雲もそういう近いようなことが起きているということもあり、大変、議員おっしゃっているとおり、学校の先生の仕事量の軽減ということも今、教育委員会で事務量なのか何かということも含めて今いろいろと協議しながら、町の支援をすることを考えているところであります。また、私といたしましても、やはり昔は学校と親、並びに地域という、この3つの気が付く、私で言うと逃げる場所があったのかなという思いであります。私はよく町内の保育園、幼稚園に行って、卒園式に挨拶をする時には、もしも小学校に行って困ったことがあったら役場に逃げて来てくださいね、なんてしょっちゅう言っている1人であります。やはり子どももどこかに行って相談する場所があったらいいのかなと常々思っております。その1つの方法として自分で考えているのは学童とかそういう部分がありますので、そういうところに、そんな相談を出来る場所があったらいいのかなと思い、ただ、学童も今はこの八雲町だけでありますので、落部や熊石の方にも何かそういう場所も提供できたらなと思いながら先生の軽減等々も含めて、本当にこの地域の未来ある子どもたちをいい方向に育てていきたい、そういう思いは三澤議員と同じでありますので、いろいろと皆様方の情報を得ながら取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

議員の質問 9番 三澤公雄

議長。

議員の質問 9番 三澤公雄

小中一貫教育の、コミュニティースクールの目標としては、今、人員増員の話したんですけども、理想は地域でも担ってもらいたい、家庭の諸問題も地域で上手く、そういう極端な家庭が生まれないように上手くやっていってもらいたいという部分はあると思うんですけども。その理想にいくには相当、今現実を認識した場合に違いがある部分があるんですよね。家庭も地域から孤立している、地域力も低下していて、一方で家庭の事情をそこまで把握されていないだとかっていうのがあるので。役割と責任を、机上でいろいろとお話をすると理想論になってしまうんですけども、そこはしっかりと現実に向き合わないといけないと思うんですよ。働き方改革というのは、いわゆる先生の仕事を減らそうという国の動きの中で、いわゆる時間を削るっていうことですよね。一方、僕いじめ問題を取り上げたのは生徒に向き合う時間を増やそうと、要するに時間をかける。時間を削るということと、時間をかけるということは相反することを今教育現場はやらなきゃいけない。で、それを担うのは教職員免許を持っていて、赴任地だという、辞令1つで来た先生がここの、今僕はこの場に立っている子どもたちのためにという思いに、地域や我々行政、まちづくりをやっている人間がガッと乗っかって、その先生方の思いにだけに期待を込め過ぎても、今は、僕はかろうじてというか、回っていると思います。でも、どこかの段階で見過ごされるようなことがあって、それが学び損ねたことによって学力低下くらいで済んでいればいいんだと思いますよ。失礼な言い方だけどもね。そうじゃなくて、こういった大津事件のように、もう大津事件だけ取り上げてもしょうがないんですが、判決が出た後でも、毎日とは言いませんけども、子どもの自殺の問題は出ているんですよね、ずっと。こういった事件・事故が八雲で起こっちゃってから、ねここでワーワー言いたくはないので。是非、各々の立場で役割と分担というんだったら、どこまで出来るのかということをもっと真剣に向き合ってもらいたいなと思うんですよね。だから僕はここで教育長、教育委員会とお話をしてきましたけども、ギリギリ出来ることはやっている、可能な限り教育委員会はやっている。いろいろデータを取り、分析し、そのことによって指導し各学校でこうやって欲しいということは伝えているという現状を認めましてですね、さらにもう一歩やるうえでは、やはりマンパワーを増やさなきゃならないんでないかなと、そう思うんですよね。是非、今の町長の答弁はいろんなことがごっちゃになっているんだなと思うので。今、直面している教育現場の問題に行政としてどうやって応援できるかといって事務職のってお話をしましたけども。タイムリーでそういうことに取り組んでいるところもありまして。愛知の教育大学が事務職に、いわゆる親からの苦情を中立の立場で調停する専門家が必要だということで、愛知の教育大が、そういう人材を育てようという試みが始まっているそうです。だから僕は、たまたま僕程度のアイディアの中で、事務職を拡充して何とかそこで学校現場を助けられないかという、やはりそういう各地でもそういう思いがあって、それが実際に教育大の方でそういった人材を育てようということが今もう始まっているそうなんですよね。是非、そういうことも町長の方では、愛知、名古屋、イコールにしちゃいけないんですけども、先んじて考えていただいて、各家庭に、例えば自分のアイディアが元になっていてもっともだというのは変なんですけども。当事者である担任が、例えばいじめだとか学校でけんかがあっただとか何とかっていうことで担任がいた時には、担任は当事者ですよね。親にしてみれば、よく来てくれたと歓迎する場面もあるでしょうが、逆に先生何をやっているんだという形で、せっかく行っても会わないだとか、最初から思い込みで入っていくというようなことが、僕は家庭訪問の中では相当あるのかなと。こういった時に第三者とは言いませんけども中立的な立場で、いわゆる調停活動が出来るポジションはどこかといったら、そういう直接的な教職員ではなく、いや、出来れば教職免許を持っていて、担任から離れて学年団の指導的立場にある方が行くっていうのが理想かもしれませんけども、そういった時間がその先生にも取れないのが現実ですよね。であるならば、これはたまたまいじめから発生した家庭との繋がりというお話しをしていますけども、こういった技術を持った担い手がいろんなことがこれから出来る、コミュニティースクールを運営するうえでも、本当に理想的に地域と結び付くのはどうなるのかといった時も、そういった地域との繋がりを仕事の主にするような事務方のマンパワーがあれば、これまで以上に円滑に進むのではないかと思うので。是非、今はもう臨時職員として事務職は配置してますけども、さらに一歩踏み込んで、教育現場の諸問題を解決できるようなマンパワーに充ててくださいという形でさらに拡充をお願いしたいと思いました。で、改めて町長の見識を伺いたいんですけども。さっきのは、ちょっと僕は的が外れていたと思うので。今いわゆる自分では丁寧に教育現場の先生方の限界ということを分かってもらいたいなと思って話したんですけども。そういった部分で、現場に対して応援という形での、さらなるマンパワーの配置を町長にお願いしたいと思いますが。先ほどの研究という言葉で広く分かったつもりにはなりたくないので、もっと具体的に。いや、全く今は考えていないというのであれば、考えていないというところに軸足を置いても良いんですが。この約今 30 分お話ししましたけども、それを受けて、今後そういった提案を今聞いた段階でどういうふうに受け止められたのか、お伺いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

三澤議員、このマンパワー、人の配置というのは今のところ考えてはおりません。ただ、先生方の業務の軽減ということで、いろんなことが考えられるんだろうということで、今、相談をしておりますので。その辺を含めてこれから町としてもやっていきたいという思いでありますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 9番 三澤公雄

議長。

議員の質問 9番 三澤公雄

昨日、財政指標を見させてもらったので、人を増やすというのは、人件費が一番高いので、財政難の中では本当に難しいことだと思うんですけども。今、教育現場では働き方改革で仕事減らし、でも教育長はおっしゃいました。子どもたちのことを考えたら減らせるものってないんだと。そういうふうに悩みながら働き方改革は急務で来ると思うんですよね。職員室にもタイムカードが来て、残業というものを明確にするような時代が来るかもしれませんし。一方で国は、今の政権は何もかもクソもミソも一緒にしてしまいますので、いじめ対策を強化するということで、この大津事件の民事判決が影響かどうかちょっと定かではないんですけども。逆に見過ごしてしまった先生や学校現場に対して罰を与えようという強化の改正が今準備されているというふうに聞きます。これは先ほど町長のあった虐待の部分でも安倍さん、聞こえがいいと思って言ったのか、全国の虐待案件はこの1か月間で全て調査するんだって言ったけども、あれを各児童相談所の受けている案件から相談員の人数で割りますと、1ヶ月で1人 400 件以上扱わなければならないことになるんですよね。もっと多かったかな。だから勝手なことを言っている。いや、思いがあって言っているんでしょうけども。現場は大変なんですよ、今でも大変なのに。今度そういった虐待の現場で起こった国会の答弁が今教育現場でも起きようとしています。このいじめ対策基本法の改正案というのは委員会で練られている。その中ではそういった見過ごしてしまった教員に対して罰を与えようという。そういうことではないと思うんですよね、僕は。行政がやるべきことは。今困っているのであればどうやってそれを応援するかという形だと思うので。是非、チームとしての学校づくりということで、数年前からコミュニティースクールという形で学校現場も改革改善で努力していますけども。根本的には選手層が薄い、先生方だけでは、地域まで束ねるには数が追い付かない。であるならば、しかるべきポジションを持ってその応援にまわるという意味で是非考えてもらいたいと思うんですけども。残り9分ですが。実はもう1つ考えてもらいたい部分がありまして。大津事件の民事判決が先ほど冒頭で僕が述べたように細かく事実認定されて判決が出ました。この元になったのは、やはり調査委員会が詳細にしっかりと第三者として調査した膨大な資料があったから、それを証拠採用しまして、先ほど言った、首を絞める、ズボンをずらすだとか、死んだ蜂を口の中に入れようとしただとか、もう本当に細かいことを1つ1つ事実認定していたんですけども。八雲町もこの大津事件の後に出来た法律をもとにしていじめ防止対策の条例が出ておりますけども。この中でもし不幸にも事件事故があった時に、今の条例で作られる、いわゆる学校や教育委員会ではなく、そういったことを調査するポジションというのはどういうふうに作られるんでしたっけ。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

前段のお話からお答えしたいと思いますけれども。今回の教育行政執行方針の中でも強く述べさせていただきましたけれども、私の教育理念は一貫して地域の子どもたちは地域全体で育てようという、この方針・理念のもとに教育行政を進めてきております。そこで 31 年度、来年度に向けては、この働き方改革とも関わりがありますが、このコミュニティースクールをより有効に活用できるような体制にもっていきたいという思いがございます。今年度から全ての中学校区で実施されましたけれども、確かにその中学校区ごとに活動はされておりますが、全て学校主導で動いておりました。話し合いで決められたことは地域の方々も入っての結論ではあったんですが、実際に行動となると学校だけが動くという。そういう形をまず解消したいという思いがあります。そのため、今後 31 年度には4中学校区の代表者でもって組織する連絡協議会を立ち上げまして、各中学校区ごとに行っている活動の情報共有、そこから啓発していきたいというのが1点。それとそれぞれに課題が生じますので、その課題を4つの中学校区共通に認識して解決していきたいと。加えて、この4中学校区、統一した研修あるいは視察等も行っていきたいと。そうすることによって、働き方改革にどう影響があるのかということなんですが、進んでいる町をいろいろと調べますと、例えば放課後の学習活動であるとか、あるいは部活動に関わる放課後の運動についても、こうした組織の方々が役割分担をして指導してくれているという。またコミュニティースクールとはちょっと離れるんですけれども、実際に成果を上げたということで、今年度、文部科学大臣賞を知内町で受けております。こうした実態を本町にも取り入れていくことによって、働き方改革にも大きく影響していくのではないかなと考えておりますし、先ほど述べた先生方の活動の中に給食指導、掃除等、昼休みの見守りというふうなお話しをしましたが、これ以上に例えば宿題のチェックであるとか、丸付け等々たくさんあります。そうしたことへの参加も可能ではないかということで、コミュニティースクールをさらに活性化させることによって、学校への関わりも強く打ち出されていく、そういう思いでおります。で、よろしかったでしょうか。

議員の質問 9番 三澤公雄

いや、後段の部分も答えてもらおうかなと。今の条例からいったら、そういった大津でいうところの調査委員会みたいなのはどういうふうに作られるんでしたっけ。

町の答え 学校教育課長 石坂浩太郎(学校教育課長は2021年9月まで)

議長、学校教育課長。

町の答え 学校教育課長 石坂浩太郎(学校教育課長は2021年9月まで)

議員ご質問の条例上の手続きのことでございますが。いじめが発生した場合におきましては、まずは条例に定められておりますいじめ対策委員会を活用して、教育委員会の方で調査をいたします。その後、その調査結果を町長へ報告しまして、町長部局においてその結果を見て、必要と認める場合におきましては、新たな第三者機関、付属機関を設けまして、調査を行うという流れになってございます。

議員の質問 9番 三澤公雄

議長。

議員の質問 9番 三澤公雄

前段の部分の答えを改めてもらったので。でもその部分は教育長がおっしゃったようにコミュニティースクールでもまだまだやれていない部分があるので、その部分がやれれば教育現場は助かるよというお話しだったと思います。そのことも是非進めていってもらいたいんですけども。それをもってしてもさらに人員配置は欲しいという形で自分はまとめたつもりだったので。いや、ありがとうございます。で、もし事件事故が起こった場合の調査委員会の、いじめ対策委員会でまず調査してということだったんですけども。この委員の指名、指定の仕方というのはどういうふうになっていましたっけ。

町の答え 学校教育課長 石坂浩太郎(学校教育課長は2021年9月まで)

議長、学校教育課長。

町の答え 学校教育課長 石坂浩太郎(学校教育課長は2021年9月まで)

対策委員会の委員につきましては、まず5名で組織するということで。識見を有する者のうちから、教育委員会が委嘱することになってございます。

議員の質問 9番 三澤公雄

議長。

議員の質問 9番 三澤公雄

まず初期調査はもちろん学校や教育委員会でやるんですけども、今お話ししたいじめ対策委員会の5名の委員が、これは教育委員会の方で指名をするって今答弁ありましたけれども、その方が調査をし、その調査が町長に行き、町長がその調査をもって不十分だという判断した場合に改めて第三者委員会のようなものを作るという答弁が最初にありましたけども。その場合、町長側ではどういった形で人選をするんでしょうか。

町の答え 学校教育課長 石坂浩太郎(学校教育課長は2021年9月まで)

議長、学校教育課長。

町の答え 学校教育課長 石坂浩太郎(学校教育課長は2021年9月まで)

条例上はそういった要件等は定められておりませんが、おそらく教育行政に携わるような、法律に携わる弁護士さん。その他、教育行政に識見のある方を委嘱することになると考えております。

議員の質問 9番 三澤公雄

議長。

議員の質問 9番 三澤公雄

教育関係に強い人ということで、リストなんかは教育委員会の方から挙がるんでしょうか。こういう方が相応しいですよだとか。当然、相談には乗るのかなと思いますが。今分かったように、ポンって挙がった場合に全然対応が出来ないのでね。多分、第三者委員会といってもその人選の下地なんかは教育委員会で示すんですか。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

ただ今、課長が答弁しましたように、このいじめ問題については偏った人材ということは避けなければならないし、連携しなければならないということで、例えば警察、それから弁護士というふうな、あくまでも客観的な立場で対応できる方々。そしてこのいじめ問題が犯罪行為という観点からも見ていかなければなりませんし、そうした方々に要請することになろうかと思います。勿論、学識経験者ということで、一般の町民の方にも入っていただくことになっていきます。ここまで形作ったことはないんですけれども、現在、各学校の生徒指導問題が、学校では対応しきれないという事例も出てきます。そうしたことを教育委員会、さらには外部の方々、有識者の方々に集まっていただいて、学校の生徒指導のサポートチームを今作っておりまして、30 年度も3回ほど会議を持ちましたし、実際に学校の方にも入って指導をしたという、そういう状況があります。以上です。

議員の質問 9番 三澤公雄

議長。

議員の質問 9番 三澤公雄

ここしばらく国会の方でこの第三者制というのが非常にクローズアップされまして、ここが軸足の置き方を間違っていると、せっかく時間をかけて調査しても信用されない。それでは何もならないし、行政全体が間違った目で見られるので。ここは改めて僕はクローズアップして、今のうちにちょっと考えてもらいたいなと思うんですけども。じゃあどうやって第三者制を担保するか。例えば重大事件が起こった時のことなので、その時のいわゆる被害に遭われた方は、学校や教育委員会に対して不信を持っているが、いじめ対策委員会の答えをもってしても、いじめ対策委員会の出自が教育委員会の指定なのかということで非常に不満が消えない。で、さらに上部の委員会を作ろうとしても、いわゆる学識経験者という形ですけども、教育委員会の方から名簿等が挙がるようであれば、第三者制はなんなんだという形で突かれたら残念だと思うので。大津市の調査委員会が、なぜ信頼性を持たれたのかと言ったら、今まで第三者委員会を作っていなかったからかもしれませんけども。全国各地のいろんな識者も入れたということもありますけども。1つ見逃せないのが、自殺された、問題提起した親御さんに、この方でいいですかという形で推薦をもらったということが1つあると思うんですよ。それも1つ検討をする必要があるのかなと思うんですが。一方で僕は第三者制ということに重きを置くんでしたら、是非、その人選の中間チェックの段階で、議会を活用してもらいたい。二元代表制で選ばれているこの地方議会制度において、議会こそ、この行政のあり方についてチェックする最高で最大の機関だと思ってますので、是非、そういった重大事件に向き合う時の調査委員会等を作る機会があったら、条例にしっかりとその人選は、最終的に議会のチェックが必要だというような形で考えてもらいたいなと。それをもってして僕は最大な第三者制が担保されるのではないかなと思いますので。今の国会のあり方を見た時にそれを痛感しましたので、あえてこのいじめ問題を取り上げた時に、最後に力技で押し込みましたけども。突然の申し入れですが、町長部局のお考えをお伺いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

三澤議員、もしもそういう場合、本当にこの第三者的な、客観的な意見を言っていただく、そういう人を選ぶというのは大変難しいんだろうなと思います。今、三澤議員からその中の議会もあるだろうという意見でありますので。その辺は我々、特に私はあまり私のところまで来るような想定はしていませんでしたが、これからそういうこともあり得るということを想定しながら考えてみたいと。協議しながらもう少し深く対応策を考えてみたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 9番 三澤公雄

議長。

議員の質問 9番 三澤公雄

最後になりますけども、この大津の事件でいじめ問題についての難しいことを皆さんで共有したいなと思って問題提起しました。早期発見、早期対応がいじめにとって大切なので、それが予防に結びつくんですが。一方でその対応の仕方だとかがしっかりと検証されて、1つ1つ、この時の対応が良かったのかという意味では教育委員会には引き続きこの検証作業をやってもらいたいと思うんです。さらに教育現場は新しい学習指導要領の徹底とかも含めて、人員が今いっぱいいっぱいだという現状を町長にも認識してもらいました。是非、さらに道教委や道に頼るだけではないマンパワーの充実も是非検討してもらいたいという意味で質問を構成いたしましたので、関係者には引き続き努力してもらいたいと思います。よろしくお願いします。終わります。

出典:八雲町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月12日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる