木古内町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月3日
木古内町民の「幸福度」について
- 聞いた人
- 鈴木慎也 議員
- 答えた人
- 町長 大森伊佐緒
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 鈴木慎也
8番 鈴木慎也です。通告どおり、1項目の一般質問をさせていただきます。1.木古内町民の幸福度について。内閣府経済社会総合研究所が行った第1回生活の質に関する調査によると、幸福度には主観的健康、世帯収入、婚姻状態、就業状態が影響していることが明らかになっており、人々が幸福度の向上や希望を持って生活できる社会の構築のためには健康状態の向上、雇用の増加策、老後の社会的支援策、子育て支援策の4点が特に政策的配慮への必要性が示唆されました。国民の幸福を追求する国のブータンが国是とするGNH、グロス・ナショナル・ハピネスは、国民総幸福量を表す指標として世界や日本でも注目されるようになり、いまでは地方自治体でも導入する動きが出ています。我が町では特に少子高齢化が進んでおり、町民が必要としている施策がまだまだ考えられます。そのためには、町民の声を幸福度で指標化し、町民の幸福を一番の最優先として捉え、さらに向上するための施策を展開しなければならないと考えております。下記2点について、町長の見解を伺います。①町民幸福度アンケートを実施。アンケートを実施することで、町民のニーズがより明確に把握することができ、従来の評価に幸福度の指標化を加えることで、施策や事業効果を判断する有意義な材料になると考えています。②先進的に取り組んでいる他の自治体への情報収集や有識者のアドバイス等を踏まえ、我が町の状況に適した具体的方法について、幅広い角度から検討する考えはありますか。以上です。
町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)
8番、鈴木慎也議員のお尋ねにお答えをいたします。町民の幸福度についてのお尋ねでございますが、まずはじめに、当町ではこれまで様々な施策を進める過程において、その時によって必要に応じたアンケート調査を行い、課題やニーズを評価・分析、内容等を充分に検討して、その施策に反映をさせております。いくつか具体的に申し上げますと、病院事業においては、病院改革プラン策定に係る住民ニーズの調査、これは古いのですけれども平成20年度に行っています。また、近年では27年度に国保病院の利用に関する調査。病院はこれまで、病院の健全化あるいは病院の改築、さらには公営企業法に移り変わる機能評価、様々な課題を乗り越えてまいりましたので、その中に住民の声というものを反映させるために、アンケート調査を実施しております。また、木古内町の地方創生に関する住民アンケートなども実施しておりまして、平成27年度に行いまして、人口ビジョンあるいは地方版の総合戦略策定と。こういったことを目的としたものもありますし、子育てに関する意識調査、こういったのも施策の反映に使わさせていただいております。また、一番新しいのでは、昨年度実施した木古内町日常生活圏域ニーズ調査。これは今後、高齢福祉施策の推進ということで、そのために実施したわけでございますが、主に第7期の介護保険事業計画策定の基礎資料となるものでございます。このように施策の立案等に係わる場合には、このようなアンケート調査を実施して、それを反映してきているということがあります。今後につきましても、このような手法につきましては、同様に進めていきたいと考えております。そこで、ご提案の幸福度アンケートということにつきましては、これは何かの施策をするというのではなくて、現在皆さんがどのように感じているかということで、それぞれ幸福度というのは人によって様々な観点がありますので、非常に難しいところではありますが、それをあえてアンケートで図ってみてはということでございますが、残念ながら私の中では現在、考えておりません。また、これまで継続して行っております、町政懇談会あるいは町内会長さんとのふれあいトーク、そしてまた地域の皆様と懇談する機会というのが多々ございますので、こうした機会をとおして住民の皆様の声にしっかりと耳を傾けて、施策の反映に努めていきたいと考えております。まず、当町といたしましては、優先順位の高い第6次木古内町振興計画、これをしっかりと着実に進めることを優先します。木古内町まち・ひと・しごと創生総合戦略に定める数値の目標があります。KPIの達成を目指して、今後ともしっかりと取り組んでいきたいと考えております。これは、二つ目の質問が先進地という表現が幸福度調査をやっているということが先進地なのか、あるいは幸福度を感じているという町が先進地なのか、この文章からは読み取れませんでした。したがいまして、先進地への自治体からの情報収集、あるいは有識者アドバイス、こういったものも踏まえて、様々な角度から検討をしませんかと、こういう考えはありませんかというお尋ねでございますが、これは否定することは何もないわけでございまして、今後、調査・研究を進めてまいるとこういう回答よりないのではないかと思っております。以上でございます。
議員の質問 8番 鈴木慎也
町長の答弁ですが、理解できました。確かに幸福度調査というのは、全国でも約20ちょっとの自治体しか取り入れていないという本当に新しい考え方の一つであります。町長のご答弁の中で、やはりいままでもいろいろと町民のかたの声を聞かれていたと。私も昨年の一般質問の中で、母子家庭のかたへのアンケートをお願いしますとそういう一般質問をさせていただきましたが、今回はこれはいままでの調査は調査です。これは、いわゆる総まとめの部分なわけであります。施策を作るところから事業効果がどうだったかといういわゆる事業仕分け的な前後の評価基準とできるという部分の提案でございました。例えば町長、先ほども福祉の町きこないということを何度もおっしゃっておられて、これは町長のリーダーシップの元、職員の皆さんと議会も町民のかたも皆さん福祉の町きこないという言葉は理解しておりますし、だいたい木古内町民のかたはいま福祉の町きこないだと町長はいつもおっしゃっていますよねと。ただ、いわゆる理由・根拠ですよね。本当に町民のかたが福祉の町きこないだと思っているのだろうかと。そこの部分を理由・根拠を問われたら、町長は何て答えますか。
町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)
全国の自治体、数多くございます。その中で、木古内町は北の大地の福祉都市という大きな冠を全面的に出して、振興計画でも優先順位を持って、住民の保険・医療・福祉を充実させ、ここに住んでいて良かったと言われる町を目指しているわけでございますが、それに対しての質問があれば、やはりほかの自治体と比較をしなければ答えにくいところがありまして、そういった面では当町には病院、福祉施設、こういったものがほかの町に比べると充実しているということをまず挙げなければならないと。その中で今度は、そこに従事する人達の質の問題になりますが、病院はいま自信の持てる外に大きく発信できる病院機能評価を受けて、個々人が高い能力で仕事をしていると。そしてまた、その中に一緒に病院事業として組み込まれた介護老健施設もその病院機能評価に則って仕事をしていますので、質の良さというものも言えるかと思います。こういったことで、住民の皆さんが安心してご利用いただけるとこういったことで、私は外に向けて発信をしているわけでございますが、ただ残念なのは地元に病院がありましても、大きな病気とかこういったものについては、なかなか地元でかかれないので、それは連携をするということで、対応をさせていただいておりますので、十分外に向けて大きな顔で福祉都市と言えるかと思います。
議員の質問 8番 鈴木慎也
町長のいままでのやられた実績でありましたりとか、思いというのは非常に伝わってまいりました。ただ、それが町民のかたがどう思っているのかという部分を私も聞いたわけでございます。確かに、いまは町長のおっしゃったことは事実でございますが、それがどの程度町民のかたがそう感じているかという部分を外に発信する時に、やはり私は説得力が足りないのではないかなと思っております。例えば、今回の先ほどの町長の答弁の中で、「こういう状態です。ただ、我が町より福祉が充実している町も、住環境が良い町も確かにあるかもしれません。」と。ただ、我が町の例えばアンケートを実施したあとに、65歳以上の高齢者の約70%のかたは、いまの木古内の福祉に大変満足していると。具体的な数字でいわゆる答弁だったり、発信力が私は強まると思うのですけれども、その辺りの具体的な数字を出すことによって、さらに町内外の発信力が私は高まると思っているのですけれども、町長はどのように思いますか。
町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)
私どもは、上部機関というのは、ここに質問の中にあります内閣府経済社会総務研究所という出先機関なのですけれども、あまりこういう機関に振り回されないほうがいい。自分の町は自分の町で、どのような政策をとっていくかということが大事であって、この研究機関というのは私も昔銀行時代に、官公庁を担当していたので、いくつもの研究機関を担当していました。しかし、ここでやっていることというのは、全国の平均値を取ったことのそして全国から集まったデータで、その地域地域の実情を全く考えない、こういうことを堂々と発表しているわけですよ。ですから、こういったものにあまり振り回されないほうが私はいいと思う。ですから、幸福度が何パーセントだということをあえて聞かなくても先ほどから申し上げますように、町内会長との懇談会ですとか、いま町政懇談会もありますし、様々な住民とのふれあいの場がありますので、そこでもお話を聞くことができますし、あえてこの難しい。これをやるとすると、「あなたは幸福ですか」と聞くわけではないのです。その中にはいろんな項目があって、書く人が嫌になるような項目があって、それをアンケートするわけですよ。高齢化が進んでいると、これに書くのも大変だというかたの中で、「本当にこれは効果があるの」と。だから、私はあまり振り回されないほうがいいと思っております。
議員の質問 8番 鈴木慎也
いまの町長の答弁に対して、前向きだ後ろ向きだということは、私のほうから発言はいたしませんが、そうしましたらいまある数々の施策の中で、今回何を一番伝えたいかと言うと、一生懸命町長が中心になって職員の皆さん、議会も一生懸命町民のために、木古内のためにやっている。ただ、それが本当に町民が求めているものなのかと。常に自問自答して、より良い施策を考えなければならないと。それは、町民の幸せのためにやらなければいけない。その思いの中で、今回こういう形で一般質問をさせていただいたわけであります。ですので、大切なのはいま私が説明をさせていただいた部分と施策をやって立案した、その結果をどのように評価をするのかという部分もいまの状態だとちょっと足りないなと感じる部分はあるわけであります。その事業評価については、どのように考えていらっしゃいますか。
町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)
事業評価というのは、第6次振興計画に対しての事業評価を指しているのですか。一つひとつの事業に対してですか。一つひとつの事業ということになると、それぞれの担当課で独自の判断をしているかと思いますが、第6次振興計画について申し上げますと、中間検証をしていますので、そこで皆さん方にもお示しをしていると思いますが、一つひとつの事業と言いますと、何百という事業をやっていますので、これは一つひとつについて申し上げることはいますぐはできないわけで、どういうふうに答えたらいいです。難しいな、いまやっている事業の一つひとつについて評価をどうしているかと。質問が難しすぎて、全ての事業がどうなっているかということを判断するということ、もう1回お願いしていいですか。
議員の質問 8番 鈴木慎也
町長、すみません。私もなかなか説明が下手なもので、上手く伝わらなかったと思います。施策を立案して、例えば昨年度の事業が終わりました。その事業評価というのは、いまどのような形でこれから考えていらっしゃいますかということです。それが幸福度があれば、それを事業を評価するポイントとして活用できるという私の提案だったわけですけれども、その幸福度をやらないとするならば、どういった方法で事業評価の判断をされるのかという質問でございます。
町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)
質問がよくわからないのですが、一つひとつの評価というのは、事業をやってすぐわかるものと事業を計画して実施したけれども、時間のかかるものがありますから、それぞれによって全く違うということは理解できるかと思います。その上で、結果というのは付いてくると。そこに幸福度が入ってくるとまたややこしくなってくるので、本当に幸福度が何かというものをもう1回議論をする必要があるのかもしれない。以上です。
議員の質問 8番 鈴木慎也
わかりました。私も含めて今後、機会があれば町長といろいろ勉強をしていければなと思っております。木古内より住環境が良い町もたくさんありますけれども、なんでここに木古内に住んでいるのかなという。木古内にしかない価値観をより町民のかたに良かったなと感じてもらえるように、今後とも新しい施策(ブザー音)若しくは活動をしてまいりますので、今後ともよろしくお願いします。以上です。(20分の時間制限に達したため終了)