木古内町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月3日
シャトルバス(仮称)運行について
- 聞いた人
- 新井田昭男 議員
- 答えた人
- 町長 大森伊佐緒
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 新井田昭男
2番 新井田昭男です。平成29年第1回議会定例会において、一般質問をさせていただきます。1項目でございます。シャトルバス(仮称)運行で、地域活性化を。少子高齢化や人口減少問題は、地方創生による人口減少対策を実施しても未だ大きな成果・進展が見られず、国や各自治体の根幹を揺るがす大きな問題となっております。木古内町の人口ビジョンでは、人口減少のペースを抑制しても人口推移は、平成72年では1,992人、63%減と見込まれております。このような状況の中で、昨年の新幹線開業もあり道の駅の集客数は既に55万人を超え、我が町に大きな経済効果をもたらしました。しかし、今後の我が町の地域振興を考えた時、町民の内需拡大を柱とした総合的な地域振興策を図る重要性、そして必要性を強く感じます。そこで、特に高齢者の皆様のお力添えが必要不可欠と考えます。町内でのさらなる消費、購買力の向上と町内活性化を図るためには、交通アクセスの充実が必要と思われるため、次の2点について町長の見解をお伺いします。①現行の医療機関送迎バスとの提携を図り、効率的なシャトルバス(仮称)の運行。これに関しては、メリットとして一つ、交通費用の負担軽減が図られる。一つ、地域住民のさらなる消費、購買力の向上が図られる。一つ、高齢者の皆さんの気晴らしや交流が図られる。これは括弧としてあげてありますけれども、地域包括ケアの促進にもつながる、そんな意味合いももっております。一つ、継続運行により総合的地域振興や、活性化による相乗効果が期待できる。②町内各種イベント時に、関係交通機関との連携によるシャトルバス(仮称)の運行。メリットとして一つ、本町地区や他地区でのイベント開催で相互のさらなる集客増が見込める。一つ、集客増によるさらなる消費、購買の向上が図られる。一つ、各種イベント時の運行により、地域振興や活性化を含む相乗効果が期待ができる。以上でございます。
町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)
2番、新井田昭男議員のお尋ねにお答えをいたします。シャトルバス運行についてのお尋ねでございますが、1点目の医療機関送迎バスとの連携につきましては、現在、日々の利用者数は一定はしておりませんが、多い時は乗車定員に近い利用がございます。こうした中で、一般のかたが利用することを考えますと、医療機関を利用する本来の利用者に影響が出ることが心配されますこと、またそのことが原因でトラブルが発生することも心配されます。また、運行ダイヤは、医療機関の診療時間にあわせた設定としておりますので、運行本数が限られておりますことから、行きだけに限らず帰りのバスにおいてもトラブルも懸念され、町内を走るシャトルバスとしての役割は果たすことができないと考えております。一方、町内で利用できる交通機関は、鉄路では道南いさりび鉄道が木古内-函館間を毎日9往復、路線バスでは函館バスが木古内-函館間を毎日6往復、木古内-江差間を6往復運行しており、町内には民間のハイヤー会社がありますので、交通アクセスは比較的充足していると認識をしております。また昨年、当町が実施した木古内町日常生活圏域ニーズ調査においては、日用品の買い物ができないと回答されたかたに、買い物の方法を尋ねており、家族やヘルパー等何らかの手段で買い物ができているということがわかりました。こうしたことから、シャトルバスの運行につきましては、いまではないと考えております。次に、各種イベントの開催時における送迎バスにつきまして、はつらつ演芸会、高齢者スポーツの集い、安全安心住民大会、町民文化祭ステージ発表など、各種事業に運行し、住民の皆様にご利用いただいております。時々の事業によっては、利用者数が少ないケースもあると報告を受けておりますので、効率の良い運行を目指し、次年度以降にも運行形態も含めて検討することにしております。
議員の質問 2番 新井田昭男
いまの町長の答弁に対して、町のいま現在やっている部分に関しては、いろいろゼロではないということは理解しております。ただ、私もこの①の医療機関送迎バスとの関係に関しては、資料もいただきまして、年間の利用者、6医院の運行状況になっていると思いますけれども、だいたい概ね1日平均14名から15名と。そういう中で本来言いたかったのは、関係の医療バスじゃなくて、関係機関のバスを新たに仕立ててと思ったのですけれども、いまある現行のそういう機関を利用しながら、コストの削減も図りながらそんな思いも実はあったものですから、あえて現行の医療機関という形の中でちょっとお話をさせていただいています。いま答弁を聞きましたけれども、いま言ったように民間の交通機関、あるいは道南いさりび鉄道ということは、十二分に承知はしております。ただ一つは、このメリットの中で交通費用の負担軽減が図られるというのは、これはまさに地元住民の声なのですよね。いま買い物もある程度そこそこいろんな機関をとおして購入できているというお話もありましたけれども、それはそれとして別に良いことでありますし、そういう機関があるということは便利な図りなわけですから、それはそれでいいのですけれども、やはり前段に申し上げたこの我が町の状況。人口減も含めて、やはりこういう状況の中で、どうしたら活性化になるのだろうと。そこだと思うのです。やることによってコストがかかるからやらないのだというふうにどうも聞こえるのですよ、私は。そうでないのかもしれないけれども。じゃあいまの状況の例えばいさりび鉄道だとか、地元の交通機関だとかというだけで、活性化が図られるのということですよね。私はそうでないと思います。こういうことをやることによって、例えばいま町長がおっしゃったように、これは満杯な時もあるとおっしゃいましたけれども、そうだったらそれなりに手立てをすればいいわけで、私は一つの案としてこういうご提案をさせてもらっているのですよ。だから、それはやるやらないというのは、私はあえて具体的にこういう消費だとか購買力が図られるのだとか、地域包括ケアにも関わる部分があるのだとか、こういう部分は提案をさせてもらっているのですよ。そういう中で、「こんなのはあまり参考にならないよね、新井田議員。これはちょっとのめないよ。」とどうしても言うのであれば、これはやむを得ないのだけれども。しかしながら、やはりいまの状況を考えると、二極化なのですね。集客状況何てのは、確かに55万人も来ているわけですよ。これはもう認めます。ただ、これが永遠と続くわけでもない。はたしてことし以降、どうなるかというのも一生懸命やられている部分はわからないわけでもないけれども、ただ、そういうリピーターが今後来ていただいて、本当の意味の活性化になるのかということですよね、一つ懸念されるのは。そういう中では、やはり地元のお力添えをいただいて、そして根本から購買含めた消費含めた掘り起こしを行政が指導力を持ってやっていかなければだめじゃないかと思うのです。こういう提案だからだめだということではなくて、こういう提案の中で行政とすればどうしたら底上げができるのだろうかと。お示ししてくださいよ、どうするのか。私はこういうふうに提案をしたけれども、こうじゃなくてこういう方法があるのだというのがあったらお示ししていただければ、大した助かりますよ。納得しますよ。そうじゃなくてこういう部分がまず、例えば近隣町村を見てみれば、知内さんなんか例えばデマンドバスを出していますよね。であれば、期限限定で75万の費用をかけてやっていますよ。去年やったのだけれども、去年は非常に利用者が少なかったと。でも、ことしもう1回やると。そのためにも一戸一戸行って、「どうかこういうふうにやりますから利用してください」と戸別に訪問をしていくのですよ、知内町さんは。だから、活性化のためには町職員の皆さんもやはりそのくらいの気迫を持ってやってもらうということが必要ではないかと思うのです。そのためには、こういうやはり何だかんだ言っても高齢者の皆さんというのは力があるのですよ。購買力も持っているのです。だから、そういう底上げをどうやって皆さんのお力添えをいただいて活性化になるのだということを、私は一環としてですから。町長がだめだと言うことであれば結構です。結構だけれども、じゃあ対案をお示しいただきたい。もう一つは、町内のこれはイベントに関しては、やはり個人的に思うのだけれども、祭りを含めていろいろやっています。ただ、やはりそういう機関にあわせたバスがないために行きたいな、だけれどもちょっと足踏みをしている。行けば消費が生まれるし、購買力も生まれるのですよ。そういう部分の掘り起こしをしないで、だめだだめだということだったら、何もどうなのだろうと。やはり地元の力というのは、まだまだ私はキャパがあると思うのですよ。若い人がもう流出するのは、これはやむを得ないことですよ。だから、できないをねだっても仕方がないわけです。できることからまずやりませんか。こういうのなんてのは、できるじゃないですか。いくらかかるのですか。だから、限定でもいいからまずやってみるとか、そういうお話だったら私も何とか前向きに考えていただいているのだなと思うけれども、確かに行政とすればやはり民間の交通機関やいさりび鉄道があるというような話はわからないわけでもないです。だけれども、それはそれとして利用価値があるわけですよ。何もそれが私は悪いとは言っていないですし、大いに活用していただければ。ただ、それだけでいいのと。もっともっと別な方法もあって、プラスアルファというのはあるんじゃないの。もう一つは私が言いたいのは、やはりやることによってリターンがあるわけじゃないですか。消費をすれば購買すれば、町にリターンが入ってくるだけじゃないでしょう。何もしないと何もないのですよね。だから、そういう部分は強く私は感じるのです。町長がどうしてもだめだということなのか、いま私の言った本当にうわべだけに聞こえているのかどうかわかりませんけれども、私は私なりにやはり町民のことを思ったり、町のことを思ったり、そんな思いでここに立っているのですよ。だからまず、せめて試験運行という形を取って、「新井田議員、やはりだめだ」と、「どうしてもみんな動いてくれない」と。そういうことであれば私は、「町長、そうでしたか」と納得する部分はありますけれども、頭越しに町のためあるいは町民のための掘り起こしの提案の中で、私は別に悪い提案じゃないなというふうには思っているのですけれども、その辺どうでしょうもう1回。いま私の情緒は非常に言い方が悪いのですけれども、もう1回その辺ちょっといま聞いた私の話の中で、町長がどういうふうにどうしても曲げられないということであれば仕方がないのだけれども、その辺もう1回お聞かせていただければと思います。
町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)
一つの課題ではなくて、この質問の中では地域の活性化、さらには住民の軽減負担、利便性、こういったことが含まれておりますので、優しくはないのです。一つはまず、地域の活性化ということで考えますと、おそらく消費ということになりますと、商業が中心になるのではないかと思うのですが、商業の皆さんにおいてはそれぞれの事業として努力をされていると思います。私の近くのお店でも金額に応じて物を家まで届けるとか、様々なサービスをしてお客様にどうして来ていただくかということを真剣に考えて実践されているところもあります。このバスと地域の活性化が結びつくかというところに、若干私としては違和感を感じているのですが、また住民のコスト負担という点で考えますと、住民の皆さんがこういう無料のバスを利用するのは望ましいと。確かに負担だけ考えますとそうなるかと思いますが、かつて議会議論があったのは、当町で病院医療バスを福島町まで走らせましょうと。この時に議会議論では、「バスを走らせて採算が取れるのか」とこういう議論がありまして、「採算が取れるデータを持ってきてください」と。私は、「これはやってみなければわからない」という答弁をしたのですが、「それでは受けられない」という議論がありましたので、いまのはケースは違う、時代背景は違うものの、やってみなければわからないことに提案できるかどうかという心配もしております。
議員の質問 2番 新井田昭男
町長の見解はわかりました。いずれにしてももう少し何ごとにも(ブザー音)前向きに、今後も対処していただければなとそんなふうに思います。ありがとうございました。これで終わります。(20分の時間制限に達したため終了)