みんなの議会

松前町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月4日

基幹産業に対する振興策について

聞いた人
福原英夫 議員
答えた人
町長 若佐智弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 福原英夫

久しぶりの一般質問でございまして、若干緊張しております。答弁の方、よろしく、町長お願い致します。今回随分悩んでました。何を悩んだかと言うと、松前町に風が、いろんな意味で多くのことを運んできているなあと。それで、今までは余計な風だったものが、松前町の活性化のために大きなエネルギーを運んで来てくれてると。陸上風力パネル、これが安定して稼働してる、また陸上風力の方はこれから20基以上でしょうか、建設、大型の風力が建設される予定です、洋上風力も。そんな意味で、これをどう松前町の将来に活用していったらいいのかっていうのが、大きい視点でございました。それで、今陸上では100基以上あるんでしょうか、100未満でしょうか。これから挙がる収益っていうのは、今では固定資産の償却資産が中心でないかなと思いますけれども、もっと収益が上げれる。それは、考え方は町民税が年々人口が減少することによって、高齢者が多くなってきたということで、税収も目減りが大きいわけでござます。それで交付税が、ほとんど私達の町の財源の柱をなしております。そんな意味で、やりくりしながら、やはり頑張ってる財政と、予算を活用して動かしてる松前の現状でございますんで、これをどうにか活用したいと、活用しなければならないというのが大きい視点でございましたんで、少し質問さしてください。先日、参加者は少なかったんですけども、31日に風力発電事業推進報告会議出席しました、すごく勉強になりました。出席していただけなかった方々には、大きい財産を失ったかなと思うぐらいでした。そして、担当課のスタッフが土曜日の夜も奮闘、孤軍奮闘している様を見て、はっきり言って感動しました、よく頑張ってたなあと。そんな意味で、この報告会っていうのは、今日の柱の一つにもなりました。そんなことで、ちょっと質問に入っていきます。それで、一つ目は衰退している、衰退の方向にある漁業の活性化に、これからどう取り組むのかと、どう取り組むのかと、こういうふうなことで、まず1点目、答弁していただきたい。

町の答え 町長 若佐智弘

漁業の活性化への取り組みということでございます。これに関しましては、漁業協同組合員の中での計画、また様々な取り組み、そういうものにこれまでどおり私どもも、町としても支援するべきところは支援しながら、そしてやはり漁業者が減少してるという、これは否めない事実でありまして。ただ、私日頃お話してるのは、漁業者が減っても海域は減らない、こういう海域がたくさんあって、やはり磯場もまだあると。磯焼け等も言われてますけれど、そういった中での水産物、水揚げしたものを、いかにして付加価値、付加価値と言うよりも、それを高値で引き取ってもらえるような、そういう対策をとっていけるかと。そしてまた、漁業者がどういう事業って言うか、どういうものを相手にしてやっていきたいのかとか、そういうものをしっかりとお話を聞いて取り組んでまいりたいと思っております。今現状、温暖化の中で、やはりとれる魚種も大きく変化しようとしております。そういった中に対する対応をどのように漁業者、組合が考えてるのか、しっかりと意見を交換して、そしてお互いに同じ方向を向いて取り組んでいけるように努めてまいりたいというふうに考えております。以上です。

議員の質問 6番 福原英夫

漁業者との話し合いの場、それで漁業者個々人から意見を聞く。私もこれは一番大事かなと思ってます。そういう場面は、既に何回かもたれてると思います、組合の総会であり、組合の理事会であり、もたれておりますけども、そういう場面で松前町の漁業を皆さん方どう思っているのか、考えているのか。そして、後継者が何人かおりますけれども、その人達のこども達のためにも、俺達はこうしなければならないんだという話題は出ますか。どうでしょう。

町の答え 町長 若佐智弘

直接漁業者一人一人とお話するというよりも、それぞれ各地区に実行組合、そしてまた理事会等もございます、役員の方々もいらっしゃますので、そういった中で出てきた意見を話し、若い人と言うか、これからの人と言うか、新たに就業する人達にも私どもは手立てをして、新規就業者にも手立てをしております、支援をしておりますし。また、今海業という新たなものも出てきておりますので、そういったものに対する取り組み、こういうものを私どもは積極的にやっていきたいと思いますが、ただ、これは押し付けであってはいけないので、やはりそういう部分、やはり直接漁業者の考え等をくみ取りながら、そして、話し合いをしながら進めていかなければならないものだというふうに考えているとことでございます。

議員の質問 6番 福原英夫

今、町長いいこと言ってくれたなあと。漁業者自ら、やはり自分達の生活の生業の糧としてる漁業を、どうしようかという考え方が出発点でございます。それ、押し付けであってはならない。これは、もちろん当然でございます。私もそのとおり賛同致します。しかし、松前町の漁業の実態はどうでしょうか。200海里ラインが昭和63年に引かれ、燃油の高騰、200海里ライン引かれたことによって延縄、マスの延縄漁が激減したことによって、松前町の漁業、特に大島地区の漁業は崩壊の一途をたどってしまいました。それは、5単協合併の一つのスタートラインに立ったのかなあと。それで、今までこう見てみますと、この津軽海峡にマグロがすごくとれるよと。しかし松前の漁業者がマグロをとる技術がなかったということで、やはり一番貢献のあった3人の方々がおりました、名前は忘れます。この方々の努力でダンブ引き延縄、これは松前町の漁業を変えた大きな要因でござました。今日の新聞でしょうか、昨日の新聞でしょうか、函市でイカが揚がらなくて、市場が立ち上げることができなかったと。そして、振り返ってみますと、松前町の沖に集魚灯がこの何年も見られないわけでござます。そうすっと漁業者自ら町長が期待しているように、漁業者自ら松前の漁業をどうしようかという考え方が、そこにあったのか、ないのかっていうことが、疑問符として私は持つんです。それで、そこのところが良しとして、町長にもう1点聞きたいのは、具体的にそうしますと、町長自らどうしようかという考え方はいかがでございましょうか。

町の答え 町長 若佐智弘

私としましては、今、先ほど来、一番始めにお話しておりました洋上風力、これは皆さんの前でも説明しておりますけれど、ここでこれが上手く何とか年内に促進区域指定受けて、そして公募が始まればいいなあと思っております。そして、事業者が決定しますと出援金、これが事業者の方からこちらの方に帰ってくることになります。大体今の想定では、こちらの想定したような発電量であれば、現状大体20億超の出援金が入ってくるわけでございます。そういった中で、ほぼ大部分がやはり一番今回の洋上ということで、様々な負担をおかけする。漁業者の方の漁業振興に回るのかなあというふうには考えているところです。様々なもので増養殖取り組んできておりますが、例えば陸上養殖ですと、やはりそこに水の循環とか施設の構築、そういうものを考えると様々な費用がかかります。現状、やはりこの出援金を元にして組合の経営体質を変え、そしてまた負の遺産をきちんと処分しながら、そういう中で新たな増養殖にも取り組んでいけるのではないかと。そしてまた、漁船の数が減ってきた時には、これは、一方的に押し付けるつもりはございませんが、やはり漁港の活用方法、こういったものが隣り合わせにあるような、近いところにあるようなところもありますし、大きい漁港にまだまだ漁船が入れるところもありますので、そういったところで漁港の活用、そうして活用しての増養殖。そういったものも私の中ではこれはもう大分前から、これらはもう水産課時代から話をしておりますし、これは福原議員が水産課にいらっしゃった時にも、そういうお話はたくさん出てあったと思います。ですから、そういうものを、これからはだんだんだんだん具現化していかなきゃならないんじゃないのかなというふうに考えております。ただ、そういうものを進めるにあたっても、地元の漁業者の反対があれば、それは、やはり時間が必要となっておりますし、そういう観点から言うと、今までできなかったものが、この出援金いただくことによってできていけるのかなあというふうに、考えておりますんで、これはまだいただいてるわけでもございませんので、具体的なそういうものが出てくれば、やはり漁業者の方々からもこういう増養殖やってみたいとか、こういうものをやってみたいというようなお話も出てこようかと思っておりますので、皆さん、今ひたすら考えていると思いますので、そういうものをストップさせずに、前向きに取り組んで行きたいというふうに考えているところでございます。

議員の質問 6番 福原英夫

昨年度の松前町の漁業の生産量、生産額っていうのは、まずおいくらぐらいでしょうか。

町の答え 町長 若佐智弘

年々減少しているものの、昨年度は10億円を超える生産額となっておりまして、暫時休憩。

町の答え 町長 若佐智弘

度々すみません、令和6年度の水揚げに関しましては、11億6千496万5千円というふうに資料をいただいております。以上です。

議員の質問 6番 福原英夫

なぜ、今聞いたかと、ごめんね。私の手元に令和3年のものがあったもんですから、その時は7億だったんです、生産額が、途中計算で。それで、この資料を見るとそんなに多くの生産額でないなあと思ってて、それで、先ほど町長が言った支援金の関係でございます。出援金、ごめんね、言葉ちょっと間違い、出援金の関係で町長が答弁していただいたんで、私もこの出援金の活用というのがどうしたらいいのかなあと思ってて、一考考えてみました。それで、松前町の漁業をもう一回活性化させるには、やはり生産量を上げるだけでなく、暮らしを高めなければならないと。それで、これは復興庁が出している資料でございますけども、2023年に。岩手県で釜石で取り組んでる漁業協同組合が株式会社化したんです。それで、私はこの出援金というのは、活用するにはこっちの方だなあと思って。それでどういうことかと言うと、組合員の給料制です。25歳以下は1日1万いくら、25歳以上は25万円プラス歩合。こういう大胆な考え方でいかないと、やはり松前町の漁業の現状からいって、流れ物を相手にしている漁業形態で行くと、やはりどっかでつまづくなと。それで、抜本的に松前町の漁業をもう一度考える一つの材料としたらどうかなと。200人はもう切りました、65歳以上がほとんどの組合構成でございますんでね。そういうことでその基板になる収益は出援金と、もう一つは、それで日常普段の生産をどうするかと言うと、ここは定置網です。うちらは、養殖コンブだと思いました。100基以上もある施設、これを共同経営して、年齢が来たら一本立ちしていく。この循環型よりないかなと。そういうふうなことで、出援金を考えていただいたらどうかなと。それともう一つ、次に、町長執行方針の時に、このようなことを言ってたんです、何を言ってたかと言うと、松前町にも漁業支援総合補助金制度があるよと、あるよと。26年度に、25年度、平成25年度に策定しましたよということが載っかってる。ああ、これは担当係に聞いて確認したんですけども。それじゃあ、どれぐらいの人達がこの要綱を使って利用して、そして利用しやすかったのか、額はどうだったのか。そういうことまで、きちっと整理していたのかなあと。ちょっとこれを資料を、要綱を見て疑問に思ったもんですから、町長の答弁とすり合わせみたかったんです。町長、この部分はどうでしょうか。

町の答え 町長 若佐智弘

それでは、答弁さしていただきます。復興庁のお話ですから、震災受けた東北各県のところではですね、それなりに事情の違う中で新たな、漁場自体が使えなくなったようなところでの取り組みですから、やはりそこにはそこに合った、同じ作業をするという、協働で一つのものをやるというようなことができるところと、また、そうでないところもありますので、一つの参考として、私どもも勉強してまいりたいと思いますし、そういう事業も頭の中に入れながら、取り組んでまいりたいというふうには考えております。そして、漁業支援の総合補助金のことでございますが、これに関しましては、組合の方の計画、これに対しての補助金でございます。一人一人に対する補助金というよりも、組合全体で出してきた事業に対する補助、町の補助として出してるものであります。これはウニの深浅移殖とか、各実行組合でやってる、町内全域でやってます、そしてまた港を使ってのナマコの増養殖試験事業とか、ホッケの海中の飼育試験とか、この試験というのは餌料の方の、餌の方の試験ですけど、こういう組合としての計画としてやっていくことに対する総合補助事業でございますので、これに関しましては使いづらいとか、そういうところはないのかなと。もし、新たなものをやりたいというのであれば、それは組合の方から計画を出していただいて、協議のうえでまた内容を精査していくという形になろうかと思いますので、そういう取り組みでございますので、ご理解いただきたいと思います。

議員の質問 6番 福原英夫

まず、組合員の給与制については、この出援金を20億以上の額が出るとしたら、組合員が永劫的に活用できるように基金をつくって、そしてその基金を大事にして、コンブ養殖が共同漁業体で経営する、そしてそこから生産性が上がったものが積み立てていくっていう方式です。ですから、理解できないかい、理解できなければ理解してください、ちょっと待ってて、外野は、外野は、いいから、質問してるからさ。そんなことで、もう一つ、もう1点は、漁業協同組合の方々だけ聞きましたか。漁業協同組合の組合員、準組合員であれば、このものは活用できるということも聞いてます。しかし、新しくやる方々は、組合員にも、正組合員にも準組合員にもなっていないわけでございます。なるにはステップがあります。そうすっと、着業したくてもできないっていうことが現実的におきてきますんでね。そんなことからいって、もう少し利用しやすい、活用しやすい、そういう要綱にしていったらどうでしょうかと。申請手順が、補助申請のための要綱が町条例による補助申請でございますんでね、そういうこともやはりもう一回見直して、利用しやすいようになさったらいかがでしょうかっていうのが、質問の、漁業の関係で最後でございます。

町の答え 町長 若佐智弘

町の方でやっております漁業支援っていうか、漁業者に対する支援も含めてですけど、先ほど申し上げたのは、さくら漁業協同組合の中の計画で、それで取り組むものを、先ほどお話させていただきました。そして、その前にもお話したように、新規漁業の就業支援事業の補助金の交付もあります、補助金もあります。そういうものは別にあります。それで、実際それを活用して新規就業者の方が取り組んでいるということもございます。そして、まず、先ほど出援金のお話をしましたが、今回法定協議会の中でお話した中では、漁業振興策についてということで、これは、組合が中心となってこういうことっていうことで出てるんですけど、やはりその中には若い世代が将来にわたって漁業経営を継続できる、持続可能な漁業の実現に資する取り組み。この中には当然育成に向けた取り組み、漁業者の確保、そして漁業生産の安定化とか、そういうものに対する支援も入ってます。漁業所得の向上、安定化に繋がる取り組み、これが二つ目ですね、付加価値、そして消費拡大とか。そして、三つ目として、漁業の効率化と経営安定化の取り組み、様々な漁業の関連施設、そういうものの集約、加工施設等の整備とかですね。そしてまた、水産資源の維持、増大や水産資源の育成環境の保全、創造に向けた取り組みっていうことで藻場の造成、産卵場の形成促進とか、密漁対策の取り組みへの協力。そしてまた、発電設備等を利用して得た海況情報の活用による漁業の効率化や、海洋環境のモニタリングデータとしての活用、そしてまた、漁業活動に忌諱する洋上風力発電施設等の棄損等が、漁業関係者の故意に寄らず生じた際の漁業者の負担を極力軽減する対応の検討。主にこの七つが出ております。そして、今度こういうものを選定して、こういうものに対するものでいろいろアイディアを出してくださいとか、そういうものもありますし、そういった中で議論しながら、その出援金をどのように活用していくか。これは、漁業者のみならず、地域振興部分もございますので、そういうものも出しながら、私どもは取り組んで行きたいと思いますし、ただ、まだ公募も始まっておらず、事業者が確定しているわけでもございませんので。ただ、そういう目標に向けて、今福原議員がおっしゃったようなことに対して向かっていくよという決意は、もうこの法定協議会の場で表せております。ただ、どういう形で具現化するか、これに関しましてはまだまだ議論の余地があります。そして、現実まだ、先ほどもお話しましたとおり、事業所が決定しているわけでもございません。そして、またどれだけの発電量になるかわかりませんので、この発電量によってもこの出援金は上下してきますので、そういうものを踏まえながら、今後事業所が決まれば、その事業者とも協議を進めていきたいというふうに考えているところでございます。以上です。

議員の質問 6番 福原英夫

松前の漁業は、繰り返し繰り返し、そして戻って、また前に進んできてます。それで、漁業を新しい形に、新しい将来、21世紀、22世紀に向かっていくとなったら、その準備と積み重ねというのは何年もかかるわけでございます。そんな意味では、即効性のある取り組みを決断しなければならないっていうこと、漁業は言いたかったんでございます。ですから、どんなプランにするだとか、しないとかでないんです。早く取り組まなければなりません。そのために早く、具体的に方向性をまとめなければならないということなんです。その次に、二つ目です。私、水産加工について、これは同僚議員も何回も質問しておりますけれども、やはりスルメイカ漁がもうゼロに近い数字で、海に船が出ないよと、1ヶ月間休業しますよというような、マスコミが流してきたりしますんでね。やはり、松前の水産加工業はスルメが中心でございますんでね、スルメでこれからいけるのかどうかっていうことなんです。多くの従業員が働いてます、松前の町民が、生産性が高いです、今委託業者もありますけども。それで、前の議員が質問したように、もう既に何回か加工の業者の方々と個々人にはお話し合いの場面は持ってるんでしょうか。それども加工協だけなんでしょうか。そんなことで、あの後の推移はどういうふうになってるのかなあと思って、再度質問しました。

町の答え 町長 若佐智弘

まず、最初の漁業の方ですけど、方向性は早くまとめるべきだ。いや、確かにそれは大事なことではございますが、まず洋上風力から入ってくる出援金、こういうものがある程度見えてこないと、また次の段階にも、今の経営状況、町の財政状況踏まえれば、なかなか決定的なものにはなりませんし、そういうものがあった場合のまた漁業者の考え方も変わってこようかと思いますので、そこは十分、その段階になりましたら協議をしながら進めていきたいと思いますし、私どもに助言を求められれば、それはそれで私どもも助言をしていきますし、また支援もしてまいりたいというふうに考えております。それで、水産加工の方でございます。何度か加工振興協議会ですね、加工協ではなくて加工振興協議会の総会の場とか、そういったところでも私もお話をしておりますし、また先般もちょっと会長さんと、違う場面で会いましたんでお話をさせていただいております。現状の中で、やはりスルメイカがとれるかとれないか、また、遠洋物がどうなのか。この辺のところがまだ不確定なところがございますので、原料はやはり難しいけど、自分とこで持ってるものをやるというところもあれば、持ってないところは、やはり委託でそのままというところもあろうかと思います。現状の中で、今はこれは漁期、これから始まるので、まだ5月の段階でしたので、この漁期で、漁模様を見ていけばということのお話はしております。それで、以前からスルメの原料に関しましては、私どもも加工振興協議会等々と一緒になって、輸入物の確保についての要望を出したり、そういう活動もしております。現状の中ではそういうものを繰り返しやっていかざるを得ないなということ、考えております。そしてまた、当町の水産加工のメインであるスルメイカ、スルメづくりでございますので乾燥機がメインな設備となっております。そういった中で、また違う加工の方にもというようなお話があるようであれば、私どももお話を聞いて、商工会等を含めて、国の制度の中でも商工会の中でも新たな事業展開にかかる費用については、支援のものがございますので、しっかりとこれはお話を聞きながら、様々な手立てというよりも、今現状であるもの、そして更に必要であれば、私どもも検討しながら新たな加工事業に進んでいくとか、そういうものの支援はしていきたいというふうに考えているところでございます。

議員の質問 6番 福原英夫

そうしますと町長、具体的にそういうふうな場面ではなく、加工協の場面で町長はお話をして、お話を聞いてるっていう、振興協議会、何か加工協はなくなったのかい、そうだね。それで、そこの場面でいろいろやりとりしてるようですけれども、やはり原料がないっていうことが、松前の加工屋さんの90%はスルメイカでございますんでね、ウニは1箇所、それと松前漁協でもウニをやっておりますのでね。そうしますとスルメイカは生産性が上がらないと、輸入物もやはり厳しい状況で、今アカイカに転換していこうだとか、いろいろ出ておりますんでね。そうしますと、加工場がなくなることによって、所得が、頼っている方々の所得が激減というまではいかないでしょうけど、減少することになりますのでね。何とかしてあげなければならないな、それは加工屋さんだけでなく、組合と両輪でやっているように加工屋さんとも、加工業を営んでいる方々とも両輪で取り組むっていう姿勢が必要かなと。それで町長に、やはり担当課に指示して、担当課が自ら裁量で動いて、そしてプランをまとめていくような方法はとれないかなと。そして今までもやっておりますけども、やはりなくなることによって致命的な打撃が大きすぎるものですから、そこのところの判断はいかがでございましょうか。

町の答え 町長 若佐智弘

まず、スルメイカ、これは漁期が始まったばかりでございます。これは、専門家もまだ読めないと。ただ、少ないだろうというようなことは言っておりますし、海外のものを使ってのこれは、スルメイカ加工は、従前、私がこちら、松前町に帰ってきた頃ですから、昭和60年頃、この辺も大変不漁が続いて、7月8月になっても地元でスルメイカとれない。それで、その頃にニュージー、アルゼンチンといった海外の輸入物でスルメをつくっていた経過がございます。そして、その頃に町内でやはりスルメ加工に代わるものということで、水産加工進行係っていうものをつくりまして、その数年後に私もそちらの方に行っております。だから、やはりここのところは今もないと決めつけるのもあれですし、やはりその確保にスルメ加工業者の方もいろいろな手立てをやっておりますんで、そういうところとしっかりお話をしながらやっていきたいと思います。加工振興協議会の方には、全てのスルメ加工業者が入っておりますんで、入ってないところは何箇所かあったよね。基本、加工振興協議会はゴロ処理のやつで集まったもんですから、そこから抜けてるところも今はございます。そういったところでもいろいろなお話を聞きながら、特定の人だけではなくて、やはり何件か、複数の人とお話をしながらやっております。今現状の中で、私どもの方で前浜のスルメの漁は今始まったばっかりで漁は少ないだろうと言ってますが、じゃあこれが日本海の、また東北沖の漁はどういうものなのかとか、その辺も。去年もあったんですけれど、原料がないって高いの仕入れたら、その直後に太平洋岸で大漁したということで、イカの価格が急落したことがございまして、そして、その高い原料でつくったスルメをどのようにしてさばくかということで、随分悩んだ加工業者の方もいらっしゃいますので、そういうこともありますので、しっかりとこれは情報を加工屋さんの方からも手に入れながら、何が必要なのかをこちらの方は見極めてまいりたいというふうに考えております。

議員の質問 6番 福原英夫

加工やって、営んでいただいてる業者の方々は、やはり従業員の確保であり、燃料の高騰であり、それと新しい加工に転換したいけれども、その設備投資が大きいというふうなことでございますんでね。国の制度があるんであれば、活用できるんであればね、そういう制度を加工を営んでいる業者さんと膝を交えてお話しすることもどうでしょう、必要でないかなと思うんですけども。今までやってるやってないでなく、これからのことを考えて検討をいただけないかなということでございます。

町の答え 町長 若佐智弘

私どもは拒絶してるわけではございません。以前にもお話しましたが、そういう考えがあって、相談したい方がいらっしゃったら、ぜひ私どもに情報をしてください、教えていただければ、私どもの方からそういうことを考えてる業者の方に連絡をさし上げて、いつでも説明、これは役場のみならず、商工会も含めて対応を取らせていただきますので、私どもは決してそういう方々を今、もう一度言いますけど拒絶してるわけではございませんので、そういうものがありましたら、ぜひこちらの方にも教えてご連絡いただければ、私どもは率先して動かしていただけますので、みんな関係機関が力を合わせて、そういう方々の悩んでるものに対して対応していきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

議員の質問 6番 福原英夫

今、町長答弁した中で考えていれば、十分に対応したいと。それで、いいフレーズだなあと、言葉だなあと思ったんです。それで、先ほどにも松前町の漁業も支援要綱の関係でも、利用しやすいように常にPRしてるか、声かけをしてるか、こんな制度があるからどうですかという呼びかけ、これをできれば町長してもらいたいんです。相手はなかなか口べたでございますんでね、なかなか役場に来てまでとんとんと叩けるような方々が多いとは限りませんのでね、できればそういう発信をしていただけないかなあということでございますんで、そのことを一言お願い致します。

町の答え 町長 若佐智弘

まずもって町の方でやってる事業で、そういう事業者さんが使えるものに関しては、こういうものに関しては、広報でも周知しておりますし、取り組んではおります。また、活用される方は実際それを活用しておりますし、また商工会等である、そういう事業支援につきましては、ちょっと私どももしっかり把握してない部分もございますので、やはり事業主でございますので、そこは口べたとか何とかではなくて、やはりきちっと従業員のためにも、会社のためにも自分が何を考えてるのか、ちょっとその辺のところをきちっとお話を聞かせていただかないと、こちらの対応の仕方もだんだん少なくなってきますんで、そういう説明会と言うか、意見を聞く場というのはつくることは可能ですので、ちょっと担当課の方とも、これは水産ばかりではなくて、加工ばかりではなくて、いろんな事業主の方がいますので、そういう方々との意見を聞く場は、これを設定することは可能だったと考えますので、これはうちの担当課、また商工会ともきっちりと相談さしていただいて、そういう場をつくっていければというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

議員の質問 6番 福原英夫

今の答弁いただいたことで了解致します。まずは、訪問をして、そうして必要性があれば、集合型の説明会を開いてもいいんでないかなと思ってますんで、そんな意味で奮闘していただきたいと。その次に、松前町の畜産業。私は今、希望に燃えた若者が頑張ってて、この間の新聞では女性が、松前町で研修を積んだ女性の方が独立したというふうなホットニュースが飛び込んできましたんでね、ああ、成果が挙がってるんだなと。それで、松前町の畜産業っていうのは産業の、新しくリニューアルした産業の柱。今まで畜産経営をしてた人達が10何軒ほどいますけど、この札前の牧場を、町立の牧場を中心にした新しい産業が生まれ育ってきたなと。それで、これやはり思い切った行政の投資と支援があったことが、やはり大きい未来があるんでないかなと思ってました。それで、この畜産業を永続的に伸ばしていくために、今後どのような方向で、素牛専用なのか、飼育していくのか、また研修生を受け入れて、そうしてその人達が松前町内で牧場経営していく、そういうふうな道順なのか。そのためにどういうふうな支援策をつくったらいいのか。それと牛舎が足りなくなったらどうなのかと、いろいろこう私は大した賢くはないのですけど、そういうふうな思いが想定しますんでね、町長としてはいかがでしょう、これからの道筋、何かあれば。

町の答え 町長 若佐智弘

確かに現在5名の方が肉牛改良センターでの賃貸型の牛舎で、それで新規就農されました。おっしゃってた町内出身の女の子もその中に入っております。そしてまた、今1名、松前町出身の女の子がまた研修を受けております。残り1棟、賃貸牛舎ありますんで、そこに彼女が入ったらいっぱいになるのかなあというふうに考えております。ただ、これはずっと未来永劫牛舎を貸し付けるという考えではなくて、できれば、やはり自分で牛舎を持って、自分の土地を持ってやっていただきたいなというふうに考えている、そういう施設でございますので、これは空きが出たらまた研修生を受け入れるというような形で、事の始まりが、やはり松前町にあるこの畜産業を途絶えさせてはいけないということで始まったものでございます。そしてまた、この新規就農した方の中でも、素牛でやっていきたいという人もいれば、もっと拡充していって、肥育もやりたいという人もいます。それぞれ考え方がありますので、それぞれの方の考えにあったような、これからの将来の姿、肥育をやりたい方は肥育ができる、そういうものがあっていいかと思いますので、私どもは、そういう新規就農した方々のそういうお話、将来のものを聞きながら、やはりそれに相応しい場所等も何とか手に入れることができないかとか、そういう支援はしていけると考えております。現在でも新規就農者への支援は充実、私は松前町の支援は充実してると思っております。これは、新規就農者の皆様が松前町を選んでいただいた、その経過も、やはりこういう支援があるからだというお話も伺っております。ですから、また賃貸型牛舎を出て、自ら土地を取得し、牧草地をつくりということになってくると相当な期間もかかりますので、その辺はその時の、やはり将来的な不安、そういう課題をしっかりとお話を聞きながらどうあるべきか、私どもも支援をしてまいりたいというふうに考えております。

議員の質問 6番 福原英夫

それで、これからの支援の方法、場所の確保ですとかね、こう言っておられましたけども、研修生の受入枠はこのままでございますか。それと、この、まあ夢、希望を持ってきたこの若者達に、どのような支援策、国の制度を活用するためにどうしたらいいのかと。ある松前町で休んでる、休止した牛舎を借りるだとか、それを斡旋するだとか、いろいろあると思うんですけども、やはり将来的にこの若者達は松前町の気候温暖で、これだけ広々とした背面地を有した町っていうのは、そんなに多いとは思ってないんです、私は。そんな意味では、ここで事業化したいというふうに思ってる方々が多いと思う、想定ですよ、これ。そんな意味では、松前町として、十分に時間はございますけれども、検討していただけないかな、検討してるんであれば答弁願います。

町の答え 町長 若佐智弘

現状のところでは、6棟の研修施設、これを今増やす、すぐ増やすという考えは、今のところは持っておりません。というのも、先ほど来お話しておりますように、違う場所で新規就業者が移りますとそこが空きます。そういう形で、それで空きができたらまた新しい人。かといって、松前町内に50戸も100戸も畜産農家ができるかというと、やはり草地の問題、場所の問題もありますので、そこは難しいかなというふうには考えております。そしてまた、高齢で辞められた方の牛舎、これも利活用できればいいんですけれど、やはり新規就業者は新規就業者の夢、そしてやりたい形態等もございますので、あすこで今までやってたよと言われても、その方が素牛だけでやってたのであれば、肥育を考えている人は、やはりそこは適さないということもありますし、そういうものも全て伺いながら、話をしながら取り組んでまいりたいと思っておりますし、新規就農者への支援としましては、町独自のものとして、これまでも予算等いろいろなところでお話しておりますが、一応確認させていただきます。賃貸型牛舎、牛舎の貸し代ですね、3年間は使用料の3分の1を町が補助しておりますし、乾牧草の無償提供、町で生産している牧草代金を、新規就農したら3年間免除しております。そして、牧野使用料に関しましても3年間は免除でございます。そして、繁殖素牛の確保ということで、肉牛改良センターで生産された子牛を3頭までは優先して購入できると。そして、農業機械の提供ということで、センターの農業機械を利用することも可能ですよと。そして、その他に新規就農してもなかなかお金がすぐ入ってこない、それは素牛って言って親牛を手に入れて、それで受胎させて出産、そして、それからでないと売れない、素牛が。そういうふうになると1年以上収入がなくなりますんで、1年数ヶ月、1年半くらいはなくなるのかな、一応そういうことで、センターの職員として雇用して、給与はしっかりもらえるように、研修中もお金はもらえますし、就農してからもお金は定期的な、素牛を売っての収入があるまでは、こちらの方では雇用して、給与で生活できるようにということで、こういう支援がありまして、こういうものを聞いて、やはりこちらに来てるという実態があります。余所で働いてた方が、それであれば私は黒牛を育てたいからっていうことで来た方もいらっしゃいますし、一応この辺のところはやっておりますし、また独立して賃貸牛舎から違うところに移るというような時にも、きちんと相談に乗って、さまざまな手立てはしていきたいというふうに考えてございます。以上です。

議員の質問 6番 福原英夫

恵まれた支援策で、やはりそんな意味では松前町で研修して、肉牛等々に関わるっていう若者が産まれたのは、育ったのはわかる気が致します。それで、もう一つ、町として、町営牧場として今あるわけでござますけども、そこで働く従業員を給与制で、そして雇用していく、余所の町村であるんですけども、そういうふうなことも将来的には考える余地はございませんか。あるかなしかでいいんです。

町の答え 町長 若佐智弘

どうも、お時間いただいて申し訳ございません。現状、肉牛改良センターでは、そういう形で、とりあえず今は新規就農したい方を、された方、したい方、これを優先して使っております。当然牛の数も、今あすこに行くとたくさん牛があります。それは、5人の新規就農者の牛もあるからです。町が直接育てている、優良牛の血筋を残すために育ててる牛とか、そういう牛はそんな多くないです。ですから、現状の中では私どもは、そんな大量に、ある程度の人数をまとめてって言うよりは、今、働いて新規就農してる方のこの人数で十分間に合っておりますし、当然この方々が本当に独立して、あすこから離れて行った時には、また次の方々の研修生で、できればそこを埋めたいなと思っております。その時研修生が来なければ、やはり場合によっては町の職員として、お金払ってでも今いる母牛というか親牛、こういうものをきちんと育てて、この血統をしっかり、いいものを育てながらやっていくという、基本的な肉牛改良センターの目的は果たしていく考えがあります。ただ、今の現段階でそれを募集するとか、そういう段階ではないので、ご理解いただきたいと思います。

議員の質問 6番 福原英夫

わかりました。ちょっと私の考え方が進めて、進め過ぎてるっていっていいのか、そういう時代に入って、人が松前町に交流人口、移動人口として入ってこないもんですから、そんな方法論として、最後の極めつけが、それよりないんです、なかったもんですから、考え方としてあるのかなと思って。それで、予定の1時間になりました、議長、ちょっとだけね。それで、この頃松前町でね、いい点が生まれてきたんです。それはどんな点かと言うと、この風力により得るお金等々をどう投資して育てるかっていうことで、最後は、もっとソフト事業を考えて、松前町の行政の方向性を変えたらいいんでないかな、型物だけでなく、型物、ハードだけでなくソフト事業をもっとメニュー化していただいて。それで、何で松前がちょっと変わってきたかなあって言うと、皆さんご存じのように夫婦でUターンして、福祉の方の道に今頑張ってるご夫婦がいるし、それと茨城に住んでて松前で畳屋さんがないんで、松前で畳屋さんを不定期で来て頑張ってる人もいるし。それと、ご主人がちょっと違うところで働いて、日曜日に帰ってくると、町内がちょっと観光の方々には目、あんまり良くないなとゴミ拾いをしている方々がいる。それと、来年になったれ草刈りもしてあげようやと、そういうふうなグループができてきたり。何か今までと違う、Uターンして松前で頑張りたいっていう人達が発生してきてるよと。それと、先日31日に講習会行った時に、武道場行ったんです。そしたら、武道場が、あの武道場が卓球台と卓球の小中校生であふれてたんです。指導者は誰かっていうとOBです、役場の。僕はびっくりしました。

議員の質問 6番 福原英夫

すみません。それで、何て言うんでしょ、町が少し変わるようなうねりが見えてきたなあということなんです。それで、先ほど言ったように、今日の3本は全部ソフト事業のことを言ってるもんですから、質問の内容は。それで、ソフト事業を展開していただくような考え方がないかと。もう既にやってるんですけども、もっと、もっとこう担当課と話して、ソフト事業を展開できないか。これが松前町の過疎ブレーキかけたり、発展させる最後の決め手かなあと思ってるもんですから、町長、最後に答弁願います。

町の答え 町長 若佐智弘

それでは、最後の答弁をさせていただきます。全くもっておっしゃるとおりで、例えば今TENOHA等も高校生が一緒になってデジタルマップをつくったり、そして様々な取り組みもしております。いろんな方々が松前町に帰ってきて、そういうものでボランティア的な活動とか、いろんなものを率先してやってくれるのは、本当にありがたいことだと思っております、本当に嬉しいです。そういうわけで、先ほどもお話しましたが、海業なんかも結局はそういうソフト部門になってくると思います。そういうものは、各課今洋上風力ばかりでなく、再エネをどう活用するかということで、GXグリーントランスフォーメーション、松前町の方でも計画立ててますが、そういったものの中でいかにして稼ぐかということ、SXの方ですね、いかにして稼ぐか。そしてGXの方でもまた、いろんなソフト事業とか人との繋がり、いろんな人材育成、そういうものを含めて今つくってるSDGsから始まって、様々なものがそれぞれ目的を持ってやっていっております。その中では、決してハード部門だけではなく、ソフト部門がいかに大事かということもわかっておりますし、そういった中で常に担当課の方で課長を筆頭にして、課長補佐、主幹、係長、係の職員もですね、これは常に話し合いをしているところでございます。様々なアイディアを出し合いながら、そして役場の、行政の方側だけじゃなくて、本当にこのソフトの面で一番大事なのは、そういう場に来ていただいてっる方、町民の方々の意見を聞くということですので、そういうものを大事にしながら、ソフト面を充実させていきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

議員の質問 6番 福原英夫

質問の内容がわかりにくかったかもしれないですけれども、ずっとこう考えて見てて、松前町で今一番欠けていることは、各課の課長以下、もっともっと自信を持って、プランニングして町長にぶつけてほしいという思いが強かったんです。それで、自分達はこうだよということがないと、町長は気質的にどうでしょうか、攻撃型でしょうか。いや、違うよという方もおるかもしれない。やはり、町長はチャレンジャー型ですよ。ですから、皆さん方も町長に訴えるぐらのものを各課がプランニングしない限りは、松前が良くならないんでないでしょうか。質問終わります。

出典:松前町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月4日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる