八雲町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月5日
総合病院の給食業務外部委託について
- 聞いた人
- 横田喜世志 議員
- 答えた人
- 町長 萬谷俊美、総合病院庶務課長 長谷川信義、総合病院事務長 竹内伸大
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 横田喜世志
2つ目の質問に移ります。総合病院の給食業務外部委託について、でございます。給食業務外部委託を受けた業者による、契約条件が材料納入業者や調理員に提示されていると思います。労働条件として大幅な減額での厳しい条件のため、栄養士を確保できない事で町内の業者・働く人々に苦汁を飲ますのは、町内随一の職場を持つ八雲町としていかがなものなのか。栄養士を確保し、院内給食を継続するべきだと思いますが、町としての考えを伺います。
町の答え 町長 萬谷俊美
議長、町長。
町の答え 町長 萬谷俊美
横田議員の2つ目の質問にお答えいたします。当院における入院時の食事提供につきましては、開院当時より直営を維持し、これまできめ細かなサービスを提供してきたところであります。しかしながら、数年前より調理員の確保が困難を極めており、更には調理業務をはじめ、食事の面から医療に深く関わる管理栄養士の確保につきましても非常に苦慮しているところであります。このような状況の中、これまで直営堅持の方針のもと運営をしてまいりましたが、入院療養において食事提供は必要不可欠であり、安心安全かつ安定した業務を遂行するため、苦渋の決断ではありますが、調理部門の外部委託を進めようとするものであり、現在、最終的な業務調整を進めているところであります。議員ご指摘の調理員の処遇、及び生鮮食品をはじめとする給食材料の町内調達につきましては、業者選定の段階から強力に提案してきたものであります。職員の継続雇用、処遇面はもちろん当該業者におきましては、地域貢献、地域活性の推進を掲げており、さらには災害時におけるこれまでの経験から物流等が寸断された際など、一番頼れるのは地元取引業者の方であり、この関係性は大切に維持していくという提案であり決定に至っております。当院といたしましても、業者決定する際の重点項目として、この部分を高く評価する考え方で進めてきましたことをご理解いただきたく存じます。給食業務の外部委託につきましては、先ほどご説明申し上げましたとおりで繰り返しにはなりますが、職員の確保が困難を極めている中、外部委託は、やむを得ない苦渋の決断でありますことをご理解いただきたく、よろしくお願いいたします。
議員の質問 2番 横田喜世志
議長、横田。
議員の質問 2番 横田喜世志
外部委託して調理員の処遇および食材料の町内調達について業者とお話をされて、なるべく雇用の継続なり、処遇面など変わらないようにという格好で進められたんでしょうが、1週間ほど前ですかね、チラシが入ってました。委託先の業者のチラシです。その雇用条件を見ますと、どうもっていうよりも今現在、会計年度任用職員扱いで雇用されている調理員の給与と比べたら、総支給額で 100 万違うんですよね。どう見ても。これは処遇名落ちてますよね。継続雇用はいいんですが、契約期間が6ヶ月っていうのを聞いたんです。これはその年齢だとかにもよる部分もあるかと思いますけども、そうやって合意した中身がやっぱり少し下がってるんじゃないのかな。そういう合意された部分ではね、こうやって悪くならないようにみたいな提案があったんでしょうけども、現実にはそういう感じになってる。なおかつ、食材納入業者には、その委託を受ける先である会社がさらに日食を使って、日食が納入業者と契約するというふうになってるみたいなんです。そうすると、納入業者さんにも結構な負担が来るのではないかと思います。せっかく八雲町の一事業所で働いている方々に栄養士が確保できないということで、約 20 名の調理員、その他食材納入業者に負担を強いたっていうふうに私は思うんですが、そこら辺はどうなんでしょうかね。
町の答え 総合病院庶務課長 長谷川信義
議長、総合病院庶務課長。
町の答え 総合病院庶務課長 長谷川信義
まず、業務委託になった経緯でございますけども、先ほど町長から申し上げましたとおり、職員の確保が非常に厳しい状況。できれば当院といたしましても、直営をこのまま続けたいという思いでありましたけれども、これまでかろうじて維持をしてまいりましたが、これ以上の継続は困難であるという判断で現在に至っております。給食業務が維持できなければ、入院診療は一切継続できなくなりますので、苦渋の決断ではありますけども、業務委託に踏み切ったことをまずはご理解いただきたいと思います。そして、労働条件の件ですけども、まず雇用者側と職員との面談協議。これはいわゆる雇用契約になろうかと思いますけども、そういうことでありますので、病院としてもそこに介入はできませんので、詳細は承知はしてございませんけども、先ほどありましたチラシの話も承知はしてございます。病院側としましても委託業者との協議の段階では、基本賃金ベースでは減額とならない提案をするということであり、そのように認識をしております。チラシに関しましては、おそらく新規で採用する方継続雇用年数ですとか、そういったものを加味しないかたちではないのかなというふうに理解をしてございます。仮に、極端に労働条件ですとか処遇ということであれば、病院側といたしましても業者側に対しましては、問題提起をして適切に対応をしていきたいと思います。それと、町内業者の関係でございますけれども、地元取引業者の方とはこれまで通り継続したりするということを前提に説明会なり、個別の面談を実施しているというふうに認識をしております。様々な事情から取引に至らなかったですとか、そういった方もいらっしゃるとは聞いてますけども、中には納品業者側から辞退をされたというケースもあるというふうには聞いてございます。取り扱いの品数ですとか、物がもう非常に少ないということなので、双方協議の上、取引には至らなかったというお話も聞いてございます。それと、価格面の件ですけども、日食さんの話が出ましたけれども、中に介入するかたちにはなっておりますけども、基本的には一般的な市場価格を基準として取引をしたいと。それで、地域性ですとか格差は当然その地域によっては幅はあるかと思いますけれども、いわゆる地元業者さんを買い叩くとかそういったことは一切しないということも聞いてございますので、そういったことはないというふうに理解をしております。仮に、何か一般的ではないような厳しい条件を課したりですとか何か買い叩くとか、そういった行為があれば病院側としても業者に対しては問題提起をして適切に対応していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 2番 横田喜世志
議長、横田。
議員の質問 2番 横田喜世志
言わないでくれって言われてっから言わないでおくけど。やっぱり今までね、院内給食、その場で導入行政さんによって新鮮なものなり地場のものなりを納入されてて、なおかつ調理場で調理して患者さんに提供されていたわけです。こういう話をすると、他の事業所っていうのは総合病院だけじゃなくね、どこも人足りないのはね、確保が難しいのはもうどこの事業所もそうです。でも、やっぱり先進事例と言ったら悪いかもしれないけど、もう既に外注に出してるところっていっぱいあるんです。その中での提供された食事が患者には不評なんですよね、少しね。そこってやっぱり自分のところで作ってるって言ったらね、言い方合ってるかどうかわかんないけども、人間的な温かみみたいなのがプラスされて、美味しい食事になるのかなって思うんですよ。聞いたところの事業者によれば、冷凍されたものが来て、レンジでチンするだけというところがほとんどです。それで味付けも薄いんでしょうけども。それはね、薄くしないと万人が食べられないっていうこともあるのかもしれません。それで、そういう食事が提供されるわけです。やっぱりそこの差っていうものはね、大きいと思うんですよね。特に入院患者だとか施設入所にしている患者に対してはね、唯一の楽しみでもあるし、そこを何とかね、八雲町として先ほども給食センターからみで給食のことも言いましたけど、給食センターを八雲で持っている町でもあるし、何とかそこらへんを融通利かしてとか思ったりもするんですよね。そういうのができないもんなんでしょうか。でも、聞いたところによりますと3年契約ということらしいので、もう契約してしまったんですよね。そうすると、3年間は続けてもらうことになるので。でもその3年のうちにね、元に戻すことを俺考えてほしいと思うんです。そういうところを3年間経験してみないとわかんないっていうのもあるかもしれないけど、でも聞いた話の中では、先ほど答弁にもあったようにね、対応できない業者がいるっていうのも確かなんですよ。これは町内の業者が営業できなくなるんですよ。そうすると、3年後納入業者がいないかもしんないっていうところに行っちゃうんですよね。そういうことを考えれば、本当はやって欲しくなかったんですよ。一番最初に、調理員会計年度任用職員扱いでのお給料もらってるわけです。でも、資格持ってる人って結構いるんですよね。調理師の免許持ってる人って。そうすると、それだけで人材確保できないっていうふうにはならないと思うし、栄養士さんはちょっと上になるので何とも言えないんですが、そこら辺は、例えば給食センターにいる栄養士さんに少し汗流してもらうだの、今汗流してもらってる院内の栄養管理士さんにちょっと汗を流してもらうとかっていうので、俺何とかできたんじゃないかなって思うところがあるんですが、例えば契約済んでるんであれば、3年後元に戻すような考えがあるかとか伺いたいと思います。
町の答え 総合病院事務長 竹内伸大
議長、総合病院事務長。
町の答え 総合病院事務長 竹内伸大
いろいろご質問をいただきましたけども、まず病院の食事が美味しいか美味しくないかっていうのは、それぞれ患者さん個々のもっておられる味覚ですとか食習慣ですとか、そういうところに大きく息をするところだというふうに思っております。病院食の一番重要なところにつきましては、まずは食事から健康に導いていくというところでございますので、日常生活の中で塩分過多の患者さんが入院されたときには全く味がしない。味噌汁も味がしない。ただ、管理栄養士がカロリーですとか塩分量を計算をして提供しておりますので、その設計の中で美味しくない、美味しいっていうのはこれは致し方ないのかな。慣れていただくしかないのかなというふうには思っております。さらに心疾患ですとか、腎疾患の患者様につきましては、特に塩分制限食を必ず提供するようにしてございます。そうした場合には、さらに塩分の量が少なくなりますので、味気がない、残念だ、美味しくない、楽しくないっていうことが横田議員のお話でもおっしゃられたように、私も時折、患者様の声として聞き及んでございますが、これはただ食事を出しているということではなくて、治療に結び付けたいということで、そういう制限をさせていただいているということを今一度ご理解をいただきたいというふうに思います。それと、道南の各病院の給食事情を見てまいりますと、直営でやっている病院というのが0ないしほぼないという状況でございます。その中で、各給食事業者につきましては、これは民間企業の競争でもありますので、例えば後段で説明しますけども、3年後に契約が打ち切られるかもしれない。そうなったときに、良質な給食を提供しよう、より患者さんに満足いただける給食を提供しようと。こういう動機に結びついて、次のサイクルでもぜひ継続採用をしていただきたいというふうに努力するところが一般的だというふうに考えてございます。ただ、当院が求める年間のコスト、3年間の総コストを考えたときになかなか折り合いがつかないところもあるかもしれません。一般的には当院としても、一度直営から委託に切り離したときにこれが改めて何年後かに直営に戻せるのは、難しいかなというふうには考えてございます。なぜならば、当院が今まで行ってきた調理のルーチンといいますか、基本的な作業工程と民間が行っている基本的な作業ルーチンが全く異なる場合があるということが一つ。それと、今までは直営ですから管理栄養士が調理の陣頭指揮に立って基本的な指示を出してきておりましたけども、それが民間に変わるということ。それと、具体的に3年間経過すると、その指示のスキルが残念ながら失われていくのかなというふうには考えてございます。よほど民間業者側から考えられないような契約更新の提案があった場合は、ちょっと別かというふうに思いますけれども、現状、一度委託をした場合については引き続き委託をせざるを得ない。それで、提案の説明の中にもありましたとおり、これは決して調理業務を放棄するということではなくて調理に従事する主体である調理員。それと、それを指揮する管理栄養士がどうしても採用できない。今まではハローワークにはきちんと求人を出して、いろんな場以外にも出して、尚且つ調理員ですとか関係者のち友人を頼ってパートでもいいから働いてくれないか。一日3時間4時間でもいいから来てくれないかっていうふうに努力をしてきて、人員を確保してまいりました。しかしながら、一昨年あたりからは全くこういう応募がない。調理をする主体がないということの減少が著しくなっておりまして、大きなネットワークの中で人材を確保していただきたいという思いでございます。当然、地元の人間、地元の食材をなるべく使って給食業務を遂行してまいりたいというふうに思いますし、プロポーザルの中では少し極端に言いますけれども、全く八雲の業者を通さないで横田議員がおっしゃったような、レンチンでコストダウンしましょうという提言があった業者も正直ございました。これ以上はちょっと深く説明はなかなか守秘義務上説明できませんけども。その中で雇用のバランス、それと町内業者を引き続き採用していきたいという思いが一番強かった業者と今回契約締結をしてございますので、その思いをきちんと業績の中に残していきたいなというふうに思ってございます。庶務課長も答弁しましたとおり、何か今後不具合があった際は、全て委託業者に責任をちょっと預けるということではなくて、私達も委託元として責任ある立場というふうには当然でございますので、何か不都合がございましたら、いろいろご意見をいただきながら、また委託先の業者とも日々意見交換をきちんとしながら、よりよい給食の提供に努めてまいりたいというふうに思いますので、ご理解をお願いしたいと存じます。以上でございます。
議員の質問 2番 横田喜世志
議長、横田。
議員の質問 2番 横田喜世志
致し方ないで、なおかつ契約期間以降もそのままいくであろうという答弁までいただいちゃって、どうしたらいいかな。どうしたらいいかなっていうよりも現実、例えば病院のほうでも多分私が思ってるところも多分知ってらっしゃるんだと思うんです。そこで、いかに要は委託した病院として、委託された業者との約束をいかに守ってもらうかというところに力点を置いてやっていってほしいなと思います。その辺は、先ほども答弁にあったので、委託先企業社のいいようにされないようにしていっていただきたいと思います。これで質問を終わらせていただきます。