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八雲町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月5日

新庁舎建設事業について

聞いた人
関口正博 議員
答えた人
町長 萬谷俊美、建設課長補佐 池田裕史、副町長 竹内友身

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 関口正博

議長、関口。

議員の質問 10番 関口正博

それでは、通告に従いまして、質問させていただきます。新庁舎建設事業について。役場新庁舎等建設工事において、建築主体工事の2度の入札不調を受け、議会との協議、町民説明会を経て、現設計は活用せずに新たに設計することを基本に庁舎建設事業をすすめるとの決断が示されました。これまで設計費等で投じられた1億9千万円を無駄にしてでも現設計を白紙化することが最善であると判断した根拠について、全員協議会で協議をしてきましたが、現状においては説明責任が十分には尽くされているとは言い難いと受け止めており、次の点について質問いたします。1.ゼロベースで設計をし直すと判断した具体的な根拠についてあらためて伺わせてください。2.現設計の設計変更・現設計者との協議継続を含めた議会側の提案は検討されたのか。3.シルバープラザを公民館として大規模改修するとのことだが、改修内容・事業規模は。本事業は、八雲町の行政サービスの在り方、将来負担を左右する重要な事業であり、町民の理解、そして合意形成が不可欠です。短い期間での決断でもあり答弁できる範囲は現状においては限られると思いますが、進捗状況を含め、答えられる範囲でお示しいただきたい。よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

関口議員の質問にお答えいたします。先ほどの三澤議員の質問への答弁と重複いたしますが、役場新庁舎等建設事業のうち、建築主体工事については、10 月の入札不調を受け、その不調となった原因の検証結果をふまえ、12 月に再入札に向けた公告を行いましたが、申請期日までに事業者からの入札参加申請がなく、2回目の入札不調に終わったところであります。これを受けまして、今後の事業方針について、選択肢1の設計価格を見直し、工事費予算額を増額補正して進める。選択肢2の現設計を活用せず、ゼロベースから新たに設計し、進める。選択肢3の計画を一旦凍結し、建設事業を実施しない。の3つの選択肢について、それぞれの選択肢におけるメリット、デメリットをお示しし、選択肢2の現設計を活用せず、ゼロベースから新たに設計し、進めることが妥当との判断を議会全員協議会及び町民説明会へ説明し、理解を得られたものと認識をしております。1つ目のゼロベースで設計をし直すと判断した具体的な根拠については、議会全員協議会及び町民説明会においても説明しましたが、入札不調の原因と考えられる北海道内での鉄骨価格を反映すると約9億円程度の工事費の増額が必要となることや、庇箇所は 20 年に一度、外壁の塗装にあわせてメンテナンスが必要で、その費用が現在の見込みで 8,400 万円までに膨らんでいること、また、庁舎の省エネ対策についても、基準をニアリーゼブからゼブレディへ変更し、設計を見直すことで建築コストを低減させた構造・設備とし、初期導入費用のほか、将来の機器更新費用を含む維持管理コストを抑えた建物とすることが望ましいと判断したものであります。2つ目の現設計の設計変更・現設計者との協議継続を含めた議会側の提案は検討されたかの質問については、現実施設計業務については令和7年3月に完成し、完成検査を受けて、八雲町に既に成果品として設計事業者から納入され、業務が完了しており、設計変更では対応できないものであります。1つ目の質問にお答えしたとおり、ゼロベースで設計をし直す建物は、公民館機能を除いた庁舎機能と保健センター及び子育て関連の複合施設として、面積、平面、構造等が大きく変わることから、改めて基本・実施設計業務を行う必要があります。これは、地方自治法に規定されている随意契約が認められる例外規定において、仮にこれまで設計業務を担った設計事業者が、安価に業務を施工できるとした場合、著しく有利な価格の定義において、他事業者の見積りとの比較や、低価格であっても設計の精度や安全性が損なわれない具体的な根拠、その設計事業者がなぜそこまで安くできるのか、などの客観的な根拠が必要となります。また、設計業務は、品質の担保が証明しにくく、公共事業においては、国が定める公共工事の品質確保の促進に関する法律に基づき、過度な低価格受注(ダンピング)を防止するための取組を行うこととされ、健全性を損なうなどのリスクから制限されているところであります。本定例会、最終日に基本・実施設計委託業務予算の補正を追加提案させていただく所存でありますので、ご理解賜りますようお願いいたします。3つ目のシルバープラザを公民館として大規模改修するとのことだが、改修内容・事業規模はとの質問については、シルバープラザは、築 30 年を経過し、屋根や外壁などを含む大規模改修の時期が到来していること。また、あわせて公民館機能として必要な改修も検討することになりますが、その改修内容や事業規模については、今後、公民館利用団体等のご意見も聴きながら協議を進めていくことになりますので、現段階ではお示しできる状況ではないことをご理解願います。

議員の質問 10番 関口正博

議長、関口。

議員の質問 10番 関口正博

ありがとうございます。ほとんど三澤議員とのやり取りの中で、ましてや昨日、総務経済常任委員会が開かれていろいろな提案に対しての説明資料等も出てきましたんで、ある程度また大きく理解が僕自身進んでるところではあるんです。その中でちょっとお伺いしたいです。本当に大きな決断なんです。これは、今はゼロベースという使い方はしてませんけれども、何よりもそこにはまずマイナス1億9千万円というものがついて回る。これは、本当大いに僕は反省しなければならない。どうしてもそこの部分というのが我々議会もそうなんだけれども、やはり大きな反省をしなければいけない。これは行政側とて、同じかと思います。萬谷町長は 10 月の選挙で新町長になったとはいえ、これまでの継続されてきた協議というものがそこで途絶えてしまう。1億9千万円というのは本当に大きな数字でありますから、これは八雲町の行政に携わる方として、町として、大いに私共も含めて反省しなければならないということを僕は大前提であるというふうに思っております。その上で一つ目の質問。このゼロベースにした根拠という意味合いでの質問ですけれども、これに関しても散々説明してきただろというふうなことではないのかなと思うんですけれども、そもそも一から設計し直すにあたって何か金額的な根拠というものはあるのかと。昨日いただいた資料には、町長が決断に至るヒントというのかな、そういうものもちょっと。これ、いいんですよね、昨日の資料なんですけれども、読むことは構わないですかね。問題ないですね。これは設計業者から、先ほど三澤議員とのやり取りの中で1月 16 日のWebでの会議だったんですかね、3パターン用意された設問の中で、要はAパターンの予算の増額で8億7千万円。それでBパターンというのは先ほどもお話が出てましたけども減額予算増額。これはゼブの補助ありということで、そもそも2回目の公告額よりも1億 5,900 万円余りですか、増額。それで、町が選んだリセットして再設計を行う。これはB2パターンとなっていますけれども、市場単価高騰ゼブ補助なし、括弧書きになっています。市場単価の上昇というものが確実視される。それでゼブ補助なし。これを選んだ場合には、3ヶ年ほど完成が遅れる。要は、合併特例債ギリギリということになりますよね。じゃあ、これっていうのはゼロベースっていう簡単な言い方しちゃいますけれども、じゃあ、いかほどの金額なんだろうということで、単純に僕いろいろ割って計算してみたんですけれども。そもそも設計積算額、2回目の公告額これまでの設計は 6,147 平米、これで33 億6千万余りを割りますと、平米単価で 54 万 6,975 円。そもそもが高くなった鉄骨単価の金額を入れて計算しますと、平米当たり 68 万 6,881 円、14 万ほど。平米単価ですからね、高くなってしまった。それで、町が選んだ一から設計パターン。町長は職員が働く、要は行政サービスを行う場所である 4,500 平米ということで申しあげてきたかと思います。これは大きさとしては当然これから変わってくるかと思いますけれども、そこをベースに考えさせていただきました。それをこの 4,500 平米。要は、道内の鉄骨単価をかけるといかほどの金額になるか。30 億 9,096 万円 31 億円余りのですね。これプラス、書いてありますけれども市場単価の上昇が確実視される。じゃあ、この市場単価の上昇というのはいかほどのもんやと。当然町だって、これからいろいろな積算根拠等もこれは設計屋さんの仕事かもしれませんけれども探っていく上で、果たしてどのくらいの金額になるのかということの精査というものは、当然しなきゃなんないかと思うんですよね。もし、わかっていたら教えてください。僕が調べた限りでは出てこなかった。将来における建築コストを計算する場合に、何か手立てというものはあるのか。何か参考にするものはあるのか、ちょっとお伺いさせてください。

町の答え 建設課長補佐 池田裕史

議長、建設課長補佐。

町の答え 建設課長補佐 池田裕史

関口議員のご質問にお答えしたいんですが、将来の建設コストについては、近年めまぐるしく上がっている状況がございまして、町として想定して3年後このぐらいの上昇分を見込んでいますという数字は今現在持ち合わせてございません。ですが、今可能な限りコストをダウンしていきながら、現予算も見据えながら、もしかしたら今回のように市場価格が高騰する部分、そこに該当する資材を使っていれば、うちのほうもその予算内で収まらないという可能性がゼロではないんですけども、なるべく基本設計からいって、鉄骨が今こんだけ高騰しているということですから、鉄筋コンクリートの構造も含めて、もう一回再検証して可能な限り建設コストを下げていくという方向でしか今考えておりませんので、数字的に物価上昇率何%を見込んでいるというような状況ではありませんので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 10番 関口正博

議長、関口。

議員の質問 10番 関口正博

それはそうだろうと思います。ただ、どうしても自治体としての考え方というのはそうであろうけれども、民間というのはそういうわけにはいかなくて、何かしらの予測っていうのを出さなきゃなんないんですよ。ですので、ちょっと僕は函館の設計屋さんだとかいろいろ知り合いがいるもんですから聞いてみたんです。いかほどの工事が3年後になるとして、じゃあどれほどのパーセンテージをかけて民間の場合は向かっていくのか。大体 10 パーから 15 パー、これが乗じる金額の限度だろうということなんですよね。仮に 4,500 平米、今の単価で 31 億円余り 10%としますか。予測ですよ。これは参考にもならないですからね。それで、3年後そもそも入札っていうのは、これからの予定でいきますと 28 年の6月ということになりますんで、およそ2年後ですか。単純にプラス6億。これが考えうる予定価格に近いもの。今考えうるですよ。ただ、これはあくまでも現設計を参考にした単価でございますので、当然いろいろ単価のばらつきというものはあるかと思いますけれども。そして、36 億、プラス3番の質問にもありますけれども、シルバープラザの改修費用。これも町の予定として、大規模改修というものを元々予定しているということなので、単純に数字を出したところでこれを当てはめて比較することというのはできないかもしれませんけれども。しかし、これだって年数おくことによってどのような起債を使うかという部分もあるでしょうが、仮に2億3億かかっちゃいましたよ。だから、やっぱりもうそこで 40 億なんです。金額の整合性っていうのは、やっぱりこれは町民にわかりやすい説明責任という部分では、僕は予測という部分では出せないっていうことの理由もわかるんですけれども、ある程度比較対象になる検証材料。これは建設課として、僕はしっかり持つべきだと思うんですよ。今回なぜこのようなことが起こってしまったか。僕はある意味しっかりとした市場の状況というものを監視できなかった監視責任というもの、これは僕は大きく感じるところであるんです。つまりは、町としてのガバナンスはどうであったか。みんなは一生懸命当然いろんなことやってきたでしょ。だけど、何か一つ手法が抜け落ちてしまった場合に、このようなことが起きるんじゃないか。議会でも散々言ってまいりました。原因はつかめてるんですか。その原因がわからないと、また同じことを繰り返すんじゃないですか。結局は鉄骨単価ということに当然たどり着いて、そうだろうということで様々な判断材料にはしてったんでしょうけれども。そもそも昨年の3月に実施設計業務が終わって、そのときの単価というものが出て、入札は 10 月 15 日だったわけですから、その間いろいろ精査する時間というものはあったんじゃないですか。その中で、当然これだけ鉄骨の材料が上がってますよ。そのような情報というものを得ることができたんじゃないですか。僕は単純にそこに目がいっちゃうんですよね。要は、この段階になってゼロベース、当然違う時間がないからっていうことで言ってるんだけれども、僕はもっと前の段階でこのようなことをつかむというものは、自治体の努力として、あってしかるべきだったんじゃないか。あまりにも設計者に任せすぎだったんじゃないか。そして、設計者と信頼関係というものはどのようになっていたのか。そういうものをちょっとどうなんだろうというふうに思ってしまったところもあるんですけれども、これから仕事を進めていく上でもここって大事な部分だと思うんです。町が仕事を進めていく上でのガバナンスですね。それを僕はもし認識してるんだとしたら、しっかり活かしてほしいんですよ。同じ過ちを繰り返さないために、おそらく過ちとは言わないでしょ。言わないでしょうけれども、もしそうだとしたら僕の思い違いだったらごめんなさい。これは訂正してください。もしそこに思い当たる節があるんだったら、ご報告いただければと思いますが、どうでしょうか。

町の答え 建設課長補佐 池田裕史

議長、建設課長補佐。

町の答え 建設課長補佐 池田裕史

関口議員のおっしゃるとおり、我々設計をする上で、一般的な今までのルールに固執して考えうる単価の中で一番安いもの、根拠のある単価の中で一番安いもの、これを設計単価にするという基本的なルールがございますが、一応その部分でまずは設計をかけるという、今までのやり方にとらわれていた部分は正直ございました。それで、今回の要因というのは、その市場価格の鉄骨の高騰というものを我々が意識せず進んでいったっていうところに確かに落ち度があったというふうに認めております。今後の入札については、全般的に市場の価格、これだけ高騰してるんだっていう状況を頭に入れながら、常に使う部分についてはもちろん根拠のある一番安いものを使っていきますが、それで落ちない部分も出てくるぞというのが今回のことでわかりましたんで、市場価格の動向も常に見ながら、もっと柔軟に設計の価格を適正に求めていきたいというふうに思います。

議員の質問 10番 関口正博

議長、関口。

議員の質問 10番 関口正博

ありがとうございます。鉄骨の単価、これは将来予測なんていうものは当然公式なものはないんです。ただし、いろいろな民間のウェブサイトにおいては、この 2025 年における建築費水準の変動率というのが出てて、やっぱり北海道はやっぱり断トツに高いんですよね。それで、これまで散々出てきている青森の安い部分というんですけども、青森はやっぱり安いんですよね。鉄骨の価格なんていうのは1ヶ月ごとに更新されていきますんで、その変動率というのは簡単に調べることができるんですけれども。それで、もう一つ。函館の業者さんからいろいろ情報を聞いた中でおっしゃってました。今回のこの八雲町の建物に関しては、鉄骨の加工に関して、非常にハードルが高いと。当然庇の部分だと思うんですけれども。北海道にはなかなかそういう人材不足もあって熟練工というものを見つけることができない。そのような部分も当然値段に関係するでしょう。そのようなことを申し上げました。あくまでもこれは参考意見ですね。さらに聞いてみました。じゃあ何々さん、あなたの業者はもしこのようなことになったら青森から鋼材とりますか。民間で背に腹は変えられなかったら取るだろう。しかし、これが公共工事ということになると、こんな危ない橋は渡れないということも言っていました。要は、やっぱり公共工事っていうのが求める仕事のハードルが高い。これほど安いという部分に関して、青森というのは当然需給のバランスがあって、工事量がそんなにないから当然ばらつきがあるんですよ、全国あちこちね。そんなものがあるからちょっと鋼材が安い。だから、仕事が欲しいけれども、どうしてもその技術的なハードルというものが高いものに関して、安いからといって簡単に飛びつくことはできないよ、と。このような答えでした。安易に安いからといってそこに行くということも、そういうことなんだな。じゃあ、逆に二本柳さん、隈研吾さんの事務所はどうか。あの手の加工というものが慣れてる業者さんっていうのはきっとそばに付いてるんですよ。確実に。デザイン的にああいうデザイン多いですからね。当然本人たちがそのような業者を連れてくるっていうのも僕は理解できるような気がするんですよ。ただ、これは熟練工。要は鉄骨事業者の様々な技術の問題というものも絡んでくるんで、一概に鉄骨の値段が高いから安いからという部分だけで安易に飛びつくこともできないだろうなと。そのこともちょっと理解させていただいたというか、僕も学びましたけれどもね。それで、今後進めるに当たっては、当然あの庇はなくなるということなんで、鉄骨の形状というのもシンプルなものになるんで、もしかしたら、この単価というものをもうちょっと下がってくる可能性っていうのもあるのかなっていうふうには思うんですよね。僕は、この建物を令和2年から話されてですか。やはりいろんな違憲性が図られてきたこの建物というものに、話し合ってきた時間はいいにせよ、思い入れがないわけではないですけれども。ただし、値段が高くなってしまった以上は、庇をどうにかしましょうというのは当然の議論だと思っています。町民の皆様の当然の議論だと思っています。僕はそのような判断に対して、どうこうはないです。しかし、今申し上げたいろいろなものがちゃんと積み重なってきた、これは三澤さんも申し上げてましたけれども、その部分に関しては僕は今回の町長決断に対しては、やはり言っておきたいところがあります。ゼロベースの決断というものも、これは非常に大変なものであるということも理解しますけれども、あの庇にばっかり目がいってしまうあの建物ですが、実は中身というものはいろいろなものが積み上げられてきました。これは町長もよく知ってるでしょう。八雲町公共施設等総合管理計画。これは、平成 28 年 12 月に策定されたものです。町長も関わっていたかどうか、それはわかんないです。この中に、全ての公共施設は、これからの町は維持できないから適切なかたちで管理していくためには、複合化というのは有効な手段なのだよということが書かれてるんですよ。ごもっともな意見でしょう。そして今回、町が行おうとしていることは、職員が快適に当然働くスペース。そのための4,500 平米ということを町長決断しましたけれども、公民館機能を中に入れるという部分に関しては、この庁舎と公民館機能を複合施設にするという考え方はもうこの頃から施設総量適正化の具体的な取り組みというところでは述べられているんですよね。施設の複合化、役場庁舎と公民館。これはこれまでしっかりとこのような計画が立てられて、あくまでも予定のものでしょうから、目標でしょうから、そこに何もかも無理に合わせるということではないでしょうけれども。しかし、平成 28 年 10 年前ぐらいですよね。役場庁舎というものは、もう何年使うんですかね。もしかしたら、70 年 80 年、100 年もつんですかね。この計画が策定されて、この計画がしっかりと日の目を見るために、僕はそのような考え方を持った施設整備というものがちゃんと思いとして繋がっていかなければならないっていうふうに僕は思ってるんです。なぜか、町長が変わるだけに、この町の施設管理計画というのはどんどん変わっていきますよね。古くはシビックコア。あそこに全ての庁舎を集中させようとしたけれども、なぜかその計画もなくなってしまって、消防とかっていうのはしょうがなかったんですけど、給食センターも津波避難区域にどうしてもあのようなかたちで建てなければならなくなって。一番残念なのはやっぱり八雲総合病院、あんなデカさの病院が必要でしたかと。あれだって、高々数年前ですよね。八雲中学校大規模改修。あれは体育館があそこに新築で建ったがゆえに、老朽化率の高い建物を大規模改修して、しかもあの位置にそのまま大規模改修というかたちで残された。本来であれば、将来の八雲町のこの施設整備というものを考えるのであれば、八雲中学校に全て集約されていくだろうから、もっと安全な場所にっていうことが考えられるべきではなかったのかなと。ちょっとごめんなさい、話がそれましたけど。そこの施設整備の考え方というものは、ときの町長にやってコロコロ変わるものではなくて、僕はしっかりとした芯が必要だろうと。そのために、公共施設等総合管理計画というものがあるんだろうというふうに僕は思ってるんですけれども、これに対して、町長はどのように思われますか。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

今、関口議員がお話した公共施設管理計画。当時私、担当課長で整備したものでございます。そういったことからすれば、私も計画の中身は熟知しているつもりでございます。今回の庁舎移転に関して、公民館機能を除外したということに関しては本当に申し訳なく思ってます。当初の入札で落札していれば、そのまま走れた現計画かなというふうに思ってますけれども、なかなかそうはいかなかったと。今後の財政状況を見たときに、さらに道内の鉄骨価格を見て、9億程度の増額をして3つの複合施設を建てるべきだったのかということで自分も迷ったということで、町民説明会を開催したというのが事実でございます。町長の判断だけでということではなかなかいかなかったし、当然議会の皆様にも説明申し上げてこれまで進めてきておりますので、そういった意味では、今後この公共施設管理計画のあり方は、当然計画を踏襲しながら進めていかなければならないというふうに思ってます。現シルバープラザの施設は、まだ築 30 年程度ということからすれば鉄筋コンクリートなので、あと 30 年以上は使える施設という考えで、大規模改修の必要性もありますし、現公民館が 60 年経ってるということもありますので、それを庁舎につけるか、今ある施設の中に入れて利用するかという選択肢かなというふうに思ってました。なので、新たな部分でやりたかったけれどもできなかったということでの複合化でございますので、そこはご理解していただいて、先ほど答弁で申し上げましたが、シルバープラザの大改修経費につきましてはこれから通常の大規模改修の部分と公民館が中に入ることによる内部の改修がどうなるかにつきましては、今後進んだ中で皆さんに提案してご審議いただきたいなというふうに思ってますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 10番 関口正博

議長、関口。

議員の質問 10番 関口正博

今、今度はシルバープラザということになりました。ちょっと1番2番3番ごっちゃになったものになってしまって、本当申し訳ないです。防災のことについても一言申し上げたいです。先ほど三澤議員とのやり取りの中でその6つ、その中の始まりに防災という言葉がありました。今回の町長の施政方針演説の中にも、この防災という考え方、当然載ってきておりますし、これは八雲町も危機対策課が出来て、様々な災害というものを町民が経験して、本当に防災意識というものが非常に高くなっているんだろうと思います。それが表れたのが、前回のカムチャツカ沖地震の皆さんと非難した状況だったと思っております。それで、これまでの庁舎というものは、この考え方当然6つのコンセプトのうちの一つになっておりますから、先ほどのそれこそ三澤議員とのやり取りの中でも避難場所としての庁舎の考え方を述べられておりましたが、これまでの庁舎設計 6,147 平米のものでこれも資料の中で見る限りですが、おおよそ養護学校等を使った中で 3,000 人余りを収容できる。確か 2,900 なにがしということで記憶しておりました。それだけの避難者を要は収容できるものであった。今回、当然 4,500 平米になるということで、これからそれらの人数というものも精査されていくんでしょうけれども、令和元年度この新庁舎を建てるにあたって、町長は町民説明会開催しましたが、この当日町民アンケートを実施してるんですよね。当然、当時のことですから、3,000 人配布して 1,000 人ぐらい戻ってきたということだったと思いますけれども、その中で役場の機能として何を望みますか。令和元年当時ですよ。45%が一時避難場所ということで答えられております。町民の意識が高くなってきている中で、この当時以上に。役場庁舎にしっかりとした防災の機能を持たせるというのは、僕はコスト以上に大事なことなんじゃないのかなというふうに思うんですよね。それで、八雲防災会議、この危機対策課ができて作られたものでしょう。避難所の確保等という部分で被災者等を滞在させるために必要かつ適切な規模を有すること。これは、あくまでも指定基準ですけれどもね。構造というのは速やかに避難被災者等を受け入れて生活関連物資を配布することが可能な構造設備を有すること。まさに、養護学校のほうには様々な物資が備蓄されることになっておりますので、想定される災害による影響が比較的ない場所にあること。この風光明媚なこの八雲町ですけれども、横は大きい川が流れて、前は噴火湾があって、洪水、そして河川氾濫に対する心構えをしなきゃならないわけですが、あんまり多くないんですよね。この新庁舎のあたりっていうのは全然何ともないんだけれども、どっちにも当てはまらないんだけど、残念ながらシルバープラザは河川氾濫区域。避難所として、洪水・津波の場合というものはそこには該当しない。さらに、車両等による災害救援物資等の輸送が比較的容易な場所にある。あそこの国立病院跡地というものは、裏に自衛隊もあります。前側には大きな敷地ですから、その災害避難というものに関してもいろいろなものが想定されて、今の設計というものが出来上がってきたという経緯があるんですね。いろいろなものが積み重ねられてきた。これは防災という意味でもそうなんですよね。それで、最初避難に関しては、3,000 人程度と言いましたけれども。じゃあ、八雲町でこの津波避難区域、そして河川氾濫地域に住まわれている方がどのくらいいるのか。およそ4,000 人から 5,000 人くらいですかね。そのくらいいらっしゃるんですよね。災害の基本というものを僕は、まずは自助、そして共助だと思っております。公助というのは本当に最後の砦で、この施設であるだとか、命を繋ぐためのそのような施設整備というものは、僕は町にはなくてはならないものであるというふうに思っております。そしてまさに今回、この庁舎建設というものをいよいよ建てなければならないというときには、申し訳ないですけれども職員が働く場所ということだけではなくて、そういうような防災というものをしっかりと機能を持たせたものにしていただきたい。これは僕っていうか全町民と言ったらちょっと大げさになるのかもしれませんけど、思いであるんだろうなというふうで、これは役割としてしっかり八雲町としても考えなければならないことなんだろうなということをいろいろ調べさせていただいて、思わせていただきました。どうですか。この防災に関する考え方。私もいろいろ申し上げましたけれども、それに対するお答え、町長何かあればお願いいたします。

町の答え 副町長 竹内友身

議長、副町長。

町の答え 副町長 竹内友身

それでは、最初に私のほうからお答えさせていただきます。関口議員おっしゃるように、公民館機能を今回除いて新庁舎のほうを整備するという考えでございますので、今まで公民館機能でそういう被災者を受け入れるという前提がございましたので、その辺りの人をどうするのかなというご質問にも関連するかなと思うんですけども、関口委員おっしゃるようにシルバープラザは、やはり津波と洪水の浸水区域であるということでございますので、その他の災害の場合は使うことはいいんでしょうけども、津波・洪水の場合は使えないということでございますので、そこは公民館機能として使う場合もやっぱり庁舎のほうに集約する必要があるっていうふうには考えます。やはり今の国立跡地っていうのが標高が高いところでございますので、そこに誘導してくるというのが防災上必要かなと思いますので、例えば関口委員がおっしゃいました、津波浸水区域の人口が例えば新庁舎のほうに移ってくると言ったら、言われますとおり、2,975人ということで、これは令和4年の段階ですけども出してございます。それについて、公民館機能で受け入れる人数が 442 人という予定でございます。それをどこにしたら行くんだという話になったときに、やはり保健センター機能で受け入れる部分はありますし、あとは養護学校の空室。これは防災の備蓄庫とを二階は職員室を庁舎の書類関係で整備しますけども、下のほうの南側の教室が使えるというような想定でございますので、そういった養護学校を使い、庁舎の保健センター機能も使いっていうようなことで、ちょっと考えていきたいなとは今の段階では考えております。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

防災機能を新庁舎にどれだけ付帯できるかということの内容でもあったのかなというふうに捉えておりますけれども、先ほど三澤議員のご質問のときにもお答えしている部分がありますけれども、太陽光パネルを屋上のほうに付けることは可能なのかなというふうに思ってますので、その面積部分で設置を可能かなと。ただ、どの程度のワット数になるかはちょっと未知数ではございますけれども、少しでも停電時に発電できる電気を準備できればなというふうには思ってます。それと、当然役場の庁舎が災害対策本部になるということで、非常用発電機の整備はもうこれは必須でございますので、単なる小さいものではなくて、一定程度の能力を持った発電非常用発電機の整備はしたいというふうに思っています。それと、断水がもし地震等であった場合に水の供給という観点からすると、貯水槽というものを防火と兼ねることは可能だというふうに思いますけれども、そういった耐震性のある貯水槽というものも付加できるのかなというふうに思っております。防災機能でもし他に可能なものがあれば、避難所はちょっと面積しかないので増やすことはできませんけれども、元々公民館機能のときには調理実習室を設けておりましたので、その分で万が一炊き出しといいますか、食料の供給ができる部屋として使えるんじゃないかというようなお話があったかというふうに思いますけれども、そこは今後の庁舎の中でそういった部分が必要かどうかも一緒に考えていければなと思ってますので、調理的な場所をどうするかは今後の協議の中で考えていければなというふうに思っております。

議員の質問 10番 関口正博

議長、関口。

議員の質問 10番 関口正博

これまでの設計されてきた新庁舎っていうのは、どうしてもあの外観ばかりが目立ってしまって町民説明会においても先ほどの三澤議員のやり取りでもそうでしたけれども、僕の周りでも多かったですね。あんなものは必要ねぇだろうっていう意見というのが本当多かった。しかし、実はその中身というものは、多くの方々に関わっていただいてこれは職員も含めてですけれども、いろんなことが理由づけされてた。それであの庁舎だったんですよね。ですので、やっぱり僕としても先ほどの三澤議員とのやり取りで聞いてましたけど、本当そのようなかたちで言われるのは本当に残念だな、悲しいなっていうのかな、そんなふうにも思いましたね。多くの理由づけがされて、あれが本当にできたとしたならば、きっと多くの評価をもしかしたらいただくことができたものかもしれない。ただ、町長の今回の決断というものもやっぱりこれは重く受け止めなければならない。これから予算審議しますけれども、40 数億円のお金を切り崩して予算を組まなきゃなんない。そのようなことを考えたときには、ふるさと納税であるだとか病院の状況だとか考えたときには、やはり1円でも安く庁舎を建てなきゃなんないなんていう思いはね、これ町長としてはある程度しょうがないんだろうなというふうにも僕は思いますんで。ですが、コストとは別にしっかりとした芯を持った、僕は施設整備にしても何にしてもそうなんだけど、やっぱり持っていただきたいな。それに振り回される町民が僕は一番かわいそうだなっていうふうに思いますんで、しっかりとした長期ビジョンで、僕はこの庁舎をこれからまた一からやり直すんでしょうけれども、様々な機能を考えた上でコストだけにとらわれないで、そのような町民に親しまれるような庁舎になってほしいなとそのように改めて思います。最後にもう一つだけ、先ほど申し上げましたけれども、あまりにもこれはどうしてもマスコミ報道等があったことによって、誰かが悪になんなきゃなんねぇみたいな、なんかそんなのもう本当だりぃなと。ちょっと言葉悪いですけれどもね。僕はこれはね本当に望んでないです。どうすればいいかっつったら、一度やはり仕事をしていただいた八雲町、ちゃんとそのことに関しては敬意を払うべきですよ。それは言葉だけでもいいですよ。それで、何か不信感があったりだとかっていうことは当然やり取りがあるのかもしれませんけれども、やはり仕事をしていただいた、あそこまで作り上げてくれたっていうことに関しては、一つの線を引いて僕はしっかりと敬意を表するべきだと思います。もしかしたら、この先何かまた八雲町のためになってくれる可能性もあるのかなとも思いますんで、これから多くのまた参考になる意見をいただけるかもしれませんし。なによりあの設計がこのまま消え去るということは本当に寂しい思い、きっと職員の皆さんもそうやって思ってる方もいるのかなと思いますけれども。どうか1億9千万、冒頭にも申し上げましたけど何よりこれが重いんです。僕は議員としてこれが一番恥ずかしいです。この時代に生きてる議員として、この1億9千万円というのはあまりにも恥ずかしい。だからこそ、ちゃんとした議論をしなきゃ僕らはならないんです。ですから、ちょっと申し上げづらいこと、これは三澤議員も含めて僕もこの段階で庁舎の質問をするのは、はばかったったけど、やっぱりいろいろ提案というものもこれからはさせていただきますんで、これは1億9千万円を少しでも。これは回復させることはできないけれども、それをそうしてしまったことに報いるために、我々またいろいろ協議してまいりますんで、どうぞ町長もそのような気持ちで改めてこれからもお互いに頑張っていければなというふうに思っております。改めて最後に町長、お言葉をいただければと思います。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

今、関口議員から温かい声援のお言葉をいただいて本当に嬉しく思っているところでございます。改めて庁舎の建設に関しましては、皆様と意見を交わしながら、本当に皆さんに喜ばれる、町民にとっても喜ばれる庁舎であるべきだというふうに思ってますので、ただ単にシンプルっていうことだけでなくて、機能性も十分考慮しながら、先ほどの議論の中の防災機能の部分も十分配慮しながら、設計に臨んで、期限内の建設について努力してまいりたいというふうに思ってますので、よろしくお願いいたします。

出典:八雲町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月5日 議事録 PDF(53ページ) 間違いを知らせる

新庁舎建設事業について 八雲町議会 2026年3月5日|みんなの議会