みんなの議会

長万部町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月21日

防災行政無線の整備について

聞いた人
辻紀樹 議員
答えた人
町長 木幡正志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 辻紀樹

私は1点質問をさせていただきます。防災行政無線の整備について。4月14日以降に発生した、熊本県を中心とする「熊本地震」から、二ヶ月が経過しました。この地震により、震災関連死を含め尊い命を奪われた多くの方々、そして、ご家族ご親族に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災され未だ避難所生活を余儀なくされている多くの方々に心からお見舞いを申し上げます。また、被災地で支援活動に尽力されている方々に深く敬意を表しますとともに、一日も早い復旧そして復興を心からお祈り申し上げます。さて、熊本地震の震源は「日奈久(ひなぐ)断層帯」「布田川(ふたがわ)断層帯」「別府一万年山断層帯」の3つの地域で別々の地震が同時多発的に発生しているとの見解が示されています。長万部町では、6つの断層体が確認されており、また、予想される地震の規模をマグニチュード7.3以上と記載されている文献もあります。もし、「長万部断層帯」「中ノ沢断層帯」を震源地として発生した場合、この2つの断層体は富野地区の山すそから中ノ沢地区を通り内浦湾沖までとなっています。現在の避難計画では、震源地方向に避難する可能性もあります。近年、地震による災害だけでなく、温暖化の影響により、局地的な集中豪雨による洪水・土砂崩れ・河川の氾濫など多種多様な災害が発生しています。これらの災害から町民を守るためには、災害の規模、災害現場の位置や状況を把握し、いち早く正確な災害情報を地域住民に伝達し、安全な地域への避難誘導が必要となります。災害時の伝達方法として、各町村が「防災行政無線」を採用していますが、整備費用が数億円と高額な事から、本町ではFM電波の利用も検討していると聞いていますが、今後どのような取り組みをされていくのかお伺いします。〔議員(3番 辻紀樹)自席へ〕

町の答え 町長 木幡正志

防災行政無線の整備についてお答えをいたします。災害発生時の避難勧告など、町民の生命と財産を守るためには、いち早く正確な情報を伝達することが重要であり、その手段として多くの自治体で防災行政無線の整備が進められております。一方で、無線の整備には多額の費用を要することから、近年防災行政無線に変わり、コミュニティ放送を利用した災害情報の伝達を行う自治体が増えております。コミュニティ放送は、FMラジオにより地域の話題や行政・観光・交通など、きめ細かな情報を配信するものでありますが、災害時には番組に割り込んで避難情報を流すことが可能であります。また、受信機であるラジオは、電源が切れた状態でも自動で起動し、豪雨・暴風等により屋外のサイレンや放送が聴き取りずらい場合でも、住民への確実な情報伝達が可能となるものであります。災害情報の伝達手段確保は、本町にとっても喫緊の課題であることから、近隣自治体の導入事例を参考にしながら、本町に適したシステムの早期整備に向け、可能な限り迅速に進めてまいります。〔町長(木幡正志)自席へ〕

議員の質問 3番 辻紀樹

FMラジオを利用するFM電波だと思うんですが、この事業の事業主っていうのはどちらになるんでしょうか。

町の答え 町長 木幡正志

今、計画している段階で、庁内での検討会を重ねて、実現に向けて可能な限り早期に仕事をしたいっていうことでございますけども、FM開局っていうことになると、自治体の事業としてはなりませんので、民間あるいはNPO法人の組織を立ち上げていかなければ、運営は成り立たないということになっておりますので、そのあたりもきちっと整備をしながら進めてまいりたいそう思ってます。

議員の質問 3番 辻紀樹

今の答弁ですとNPO等々が考えられるということで、庁内でご相談をしてるということなんですが、進捗状況というのはどこら辺までなっているんでしょうか。

町の答え 町長 木幡正志

この話のスタートは、1月27日東京理科大学で本山理事長さんにお会いした時に、今年の地域連携、東京理科大学と長万部町の連携の中で、何か事業的なものをお考えですかっていう話から、この防災に関するコミュニティ放送施設を設置したいっていうお話を、実はその時させていただきました。その後、1月28日翌日なんですが、亡くなった福田先生の見送る会が東京理科大学で開催をされました。我々も弔問にお伺いするようにということで、議長含め弔問にお伺いした際に、終了してから友岡理事からお話がございまして、本山理事長の見解なんですが、ぜひこの事業については連携してまいりましょうということで、理科大として今後何を協力すればよろしいですかというお話がございました。そこでFM放送設備の関係について、ぜひお知恵を貸していただきたいっていうお話をさせていただいたら、即座に今おる藤代学部長さんが、電子工学専門にしてやられてるっていうことで、藤代学部長さんに、この設備について大学院の学生含めて検討させて、出来るだけ安価な設備が設置出来る可能性を進めていきたいんだけどどうですか、っていうことで、お願いを私の方がぜひしたら検討をお願いをしたいというお話をさせていただきました。そして、5月21日に東京理科大学30周年記念式典終わってから、祝賀会に議長共々出席をさせていただいた際に、本山理事長からお話がございまして、エソール会館使用について管財課の方に私の方からお話をしましたよということで、スタート時点から電波が1番発信出来る場所はどこだっていうことを検証して、エソール会館の1番上階に海岸線に向いて窓ガラスの場所がある。私は実際そこまで行ったことはありません。その場所を使ってやられたらどうでしょうか、というお話を今回5月21日にいただきました。ありがたいことだなあと思うし、そうすると建物の建設も放送する場所についても問題ないのかなと。それで運用についてはどうなるのかなって話したら、例えば役場の方、消防含めてですね、放送局に発信する機材があればそこへ電波を飛ばしたら役場の方からでも消防の方からでも番組に割り込んで、例えば津波情報それから暴風雪情報、通行止め、火災、これらの情報を瞬時に番組の中に割り込んで放送出来る。そして高齢者がFMラジオなんて聞きたくないって言ってスイッチ切った場合、自動的に災害の場合はスイッチがおきる。こういう装置をそれぞれ勘案してやりたいということで、ぜひひとつそこでやろうって話が今進んでおります。そしてまた協力連携体系を取るのに、FMいるか函館の放送局の次長さんとチーフディレクターが先月11日に長万部に来ていただいて、今後開局するんであれば函館放送局FMいるかがご協力しますよと、番組の配信も含めて協力していきたいということで、今FM放送函館いるかの方に、開局までの時間と開局までに何を作業をすればいいのかということで、その工程表を今、作り出していただいておりまして、その工程に従って今後作業を進めていくと。そして出来るだけ電波の使用許可も取らなきゃいけないという部分もございますので、今庁舎内では、29年度の後半を開局目途にしたいっていうことで、段取りをして、来年度の当初予算にでも盛り込めるような方向でいきたいと思っております。これには各家庭へのFMラジオの配布も検討しなきゃならないだろうということも含めて、どのくらい設備費に予算がかかって運営費にどのくらいかかるのかってことも、算出をしながら出さなきゃいけないということで、今FMいるかさんのお知恵を拝借しながらやっておりまして。FMいるかさんの開局費用は、建屋、放送設備全部含めて、その部分だけで1億3,000万かかったそうです。しかしあれは、次長さんのおっしゃるのには大変高価なものだ高価過ぎるんだということで、もうそんな高い機材なんて必要ないんでないのかっていうことも含めて、できれば安価でやれる方法を探そうと。防災無線、隣町で去年整備したんですが、3分の1整備で4億3,000万くらいかかって、今年はもっと、隣町が今計画練ってる防災無線で、10億超えるっていう整備費がかかるんですね。それを考えた時に、財政の検証をしてみたら防災無線に5億ないしは6億の金額が長万部ではちょっと無理だと。それであれば安価であり、そして観光情報でも災害情報でも地域の情報を含めて流していきたいという話と、理科大学さんからお話がいただいてるのは、この放送設備の関わりを学生にも放送の関わりを持たせたいということで、ぜひひとつ連携をしながらですね、FM放送設備の設置について検討してまいりましょうということであります。そして今回、8月に理事長がいらっしゃる時にエソール会館を検索をして、ここだという形の中で正式に場所を決めていくというところまで話が進んでおりまして、その後ニセコ町だとか各町で今、近くでも室蘭、ニセコ、伊達、このあたりでもコミニティ放送やってるもんですから、担当職員を視察に派遣しまして、調査を十分にさせた上でこの事業を進めるということで、今庁内で検討を開始して、29年度の後半になると。開局いつなんだということは、今ここで言明出来ませんけども、1日も早く開局出来るような方向にもっていきたい。それには、事業自体をどうするか、大学と町との関係、連携の中で費用負担の問題、それからそういったものが解決をしながら、きちっと整備をして、それが話し合いとして成り立てば、それは順次前に進んでいくしかないのかなと思っております。スタートをきったということをご報告しながら、開局に向けて何とか努力していきたいとそう思ってます。以上です。

議員の質問 3番 辻紀樹

お話を聞きますと、FMコミニティ放送に前向きに進んでいるんだなと思います。ただ事業主体が大学ということになりますので、この経費については大学方に施設費を渡すのか、町が施設を機械等を作って、町の財産でそれを貸し与えるっていうかな、運営を任せるという形になるんでしょうか。そこらへんは、どうなんでしょうか。

町の答え 町長 木幡正志

非常に進んだ質問なんで、私のさっき答弁した内容でご理解いただければいいんだけども。今再質問で出てきた質問については、これから順次つめて、そして100%理解出来るものにしながらやっていかなきゃいけないという段階なので、そうしたことについて今ここで明確に答弁は出来ません。

議員の質問 3番 辻紀樹

わかりました。それじゃあちょっと観点を変えて。地震が最近多いですよね。行政無線にしてもFMコミニティ放送にしても、多分各1軒ずつにラジオが入るんだと思うんです。コミニティ放送のFMラジオっていうのは、車に付いてるんですよね。僕はすごくこの防災無線に関しては、FMの方が優れているのかなとは思うんですが、これが自治体で使われてるっていうのは、あまり多くはないです。最近、多くFMが使われているのは、事案が発生した後にFM局を開設する。これは国が補助を付けて開設するっていうものが、今年の1月からそういう制度が総務省の方から出されました。ということは、年々これおそらくコミニティ放送がFMにとって変わるんでないかって気がします。ただ、町長が今言ったとおり莫大な経費がかかります。多分FM電波ですから、難聴地帯があります。蕨岱、茶屋川方面はおそらくアンテナを立てなきゃならない。防災無線もそうだと思いますよ。そこらへんのメリット・デメリットがかなり出てきますので、これから検討するっていうことですから、そこらへんは早めに検討していただいて、今日も函館の方で地震ありましたんでね、近々早めに、やっぱり1番命が大事なんで、お金も大事なんでしょうけども、早めに行政としてどちらを選択するか別にしても、設置をしていただきたいと思うんですが。29年と言わず、もう少し早く出来ればお願いしたいなと思うんですが、もう少し行政の方にも前向きに検討していただいてると思いますけども、早めの取組をお願いしたいと思いますがどうでしょうか。

町の答え 町長 木幡正志

大変前向きな質問をいただいておりますけども。本当に、5月16日川汲で地震が発生しました。今日夜半にもまた震度4の地震が発生しております。16日の午後2時21分に発生した時には、総務課長にすぐ消防に連絡をとって吹鳴と広報やってくれということで、気象庁に連絡を取ったら津波はないということだったけども、地震発生の広報は、町内を入れたと経緯としてあります。今質問いただいたんですが、民間の事業者で進めていっても1年はかかるっていうご報告いただいております。我々も先ほど質問者おっしゃられたとおり、国の補助制度があれば活用もしたいということも含めて検証していくと。行政がやるともう少し時間がかかるんでないか。例えば民間であれば、自分の持ってる資金で事業を起こす。我々は、いくらでも他の国や道の方からそういった補助制度があるとすれば活用して、出来るだけ自主財源を抑えていきたいと、そんな考え方もありますので多少時間かかるのかな。防災無線も、聞いてみたら1年以上かかったって言ってましたね。大体1年半、使えるまでにはかかる。ただし、今FM放送っていうのはご覧のとおり、こう平坦な電波で走るもんだから、蕨岱だとか難聴地帯は当然出てくることは想定はしております。そこら辺をどうするかなってことも含めて、今これからの協議課題になってくるだろう。何もかにも色んな質問されても、答えられるものって今の段階では非常に少ない部分。できるだけ計画が出て、課題が積み上がってきたら、中間でもご報告を申しあげながら、議会の皆さん方のご理解のもと、開局に向けて努力していきたいと思ってますのでよろしくお願いいたします。

議員の質問 7番 村川毅

日程第2、発議第1号、道教委「新たな高校教育に関する指針」の見直しとすべての子どもにゆたかな学びを保障する高校教育を求める意見書について、提案説明をさせていただきます。道教委の指針策定から、9年が経過しています。広大な北海道の実情にそぐわない、この「新たな高校教育に関する指針」を抜本的に見直し、中学卒業者数の減少期だからこそ、学級定数の見直しを行うなど、地域に高校を存続させ、希望するすべての子どもにゆたかな後期中等教育を保障していくべきです。そのためには、地域の意見・要望を十分反映させ、地域の経済・産業・文化の活性化を展望した新たな「高校配置計画」「高校教育制度」を創り出していくことが必要であることから、道、道教委に対し、意見書を提出するものです。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いします。

出典:長万部町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月21日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる