みんなの議会

長万部町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月21日

食育推進計画の作成について

聞いた人
村川毅 議員
答えた人
町長 木幡正志、副町長 河内能宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 村川毅

私は、1点について質問いたします。食育推進計画の作成について、ということであります。国は食育に関する施策を総合的かつ計画的に進めるために、平成17年6月に「食育基本法」を制定し、平成23年3月には、「第2次食育推進基本計画」を作成しました。また北海道では、平成26年3月に「地域における食育の継続的な実践」を目標とした「どさんこ食育推進プラン」を作成し、道内の食育を総合的に進めることとしています。食育基本法第18条では、市町村は都道府県の計画を基本として、当該市町村の区域内における食育の推進に関する施策についての計画、市町村食育推進計画ですが、を作成するよう努めなければならないとされております。食育の事業は保健、産業、教育、環境等の各部署のそれぞれの取り組みを「食育の位置づけ」として実施しなければなりませんが、部署を横断するからこそしっかりとした計画が必要だと思います。計画を作成した市町村は、国の助成を受けて事業の実施も出来ます。長万部町においても、国や道と連携しながら、町民の理解の下、役割分担を行い、より効果的な食育の取り組みを推進するために「長万部町食育推進計画」を作成すべきと思うが、町長の所見をお伺いいたします。以上です。〔議員(1番 村川毅)自席へ〕

町の答え 町長 木幡正志

ただいまの食育推進計画の作成について、答弁をさせていただきます。食育推進計画は、国民の心身の健康の増進と豊かな人間形成を育むために、生涯にわたって取り組むもので、家庭・地域・学校等における食育施策や地産地消の推進等を総合的に実施するための計画であります。そのため、食育の推進は「保健」「産業」「教育」「環境」など幅広い分野にわたり、地域性も高いことからこれらの各分野を総合した町の推進計画は必要なものであると考えております。現在、食育推進計画は、作成しておりませんが、作成に際し町の他計画と一体的に策定しても良いこととされていることから、単独では作成せず、食と密接な関わりがある健康と併せ、平成29年度末策定予定の「長万部町健康づくり計画(仮称)」に食育推進計画を盛り込んで策定することとしております。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕

議員の質問 7番 村川毅

まずあの非常に残念な答弁です。ただいまの答弁で、食育の推進は「保健」「産業」「教育」「環境」など幅広い分野にわたり地域性も高いことから、これらの各分野を総合した町の推進計画は必要なものであると考えております、と言っておりますが、それが食育推進計画作成に結びつかなくて、どうして総合計画にも入っていない健康づくり計画を作ることになったのでしょうか。その経過をまずお聞きします。

町の答え 町長 木幡正志

まず、第3次町づくり総合計画の策定に含まれてないっていうひとつの質問でありますけども。計画って色々な計画があるんですが、数多く計画を策定しても、計画倒れに終わらないようですね、きちんとした充実した内容で計画を作成をしたいということで、総合的に勘案して、今、平成29年度末までに「保健」「産業」「教育」「環境」分野を総合的な内容とした長万部健康づくり計画を併せて計画を立てて策定したいと思っております。

議員の質問 7番 村川毅

私の質問はですね、 食育推進計画を作りましょうということですので、あまり健康づくり計画について深く踏み込もうとは思っておりません。健康づくり計画ももちろん大事です。しかし、食育計画と健康づくり計画では、計画の主旨が全く違うということなんですよ。私、通告でも説明しておりますけども、食育計画は、国の食育基本法に基づいて道のどさんこ食育推進プランを基本に市町村では食育推進プランを作成するよう努めて下さい、という主旨なんですね。一方、健康づくり計画。こちらは国の健康増進法に基づいて、道のすこやか北海道21を基本に作る計画なんですよ。もちろん道の担当は保健福祉部ですし。そもそも健康づくり計画は、主に生活習慣病予防の計画なんですよ。副町長もよくご存知だと思うんですけども、食育計画の道の担当は農政部ですよね。農政部なんですよ。何で農政部かというと、計画の中に、地産地消と一体となった食育の推進を含む計画だからなんです。町の第3次総合計画でも、第4章創造的で活力ある地域産業の町づくりの中で、安全安心で信頼される食料の供給と、食育、地産地消などによる地域農業、農産物への理解が不可欠であり、地域のブランド化を推進する必要があると謳っているんです。こういった意味からいっても、やはり食育推進計画ではないんでしょうかね。どうでしょうか。

町の答え 町長 木幡正志

数々のご指摘がありますけども、まだ計画が立ててない段階であっても、今、計画がないにしても、長万部町としても今、食育計画にかかる事業として、5つの項目事業展開させていただいております。この5事業によって、小学校も含めて、全ての事業が網羅出来てるわけではないんだけども、できるだけ早急に今おっしゃられているように農政部担当の参事も長万部に来ておりますので、そこらへん含めて検討させていただいて、早急に立てていきたいなと思っております。今、長万部で5つの事業が展開されておりますけども、1つずつお話させていただくと、乳幼児と親の食育教育、親子食育料理教室開催など含めて、高齢者の食生活改善事業、ふれあい健康センターでの推進の啓発運動だとか、ふれあい広場での食事生活を見直す、ヘルスメイトの会も活動させていただいておりますので、そうした中で、今後しっかりしたものを作りあげていきたいと思っております。

議員の質問 7番 村川毅

しっかりしたものを作っていくっていうことは、食育推進計画を作るっていうことでよろしいんですか。

町の答え 町長 木幡正志

先に答弁したように、総合的に勘案して29年度の末までに作らせていただくということで、今全体を網羅出来るような、長万部町健康づくり計画というのを併せて計画を練っていきたいとそう思っておりますので、ひとつご理解をしていただければと思っております。

議員の質問 7番 村川毅

町長さっきも言ったとおり、健康づくり計画と食育計画を一緒にするっていうのは無理なんですよ。大体、担当課が違うじゃないですか。保健福祉課で作るんでしょう。健康づくり計画っていうのは。違うんですか。

町の答え 町長 木幡正志

保健福祉課を中心として、こないだ通告をいただいてから、産業振興、それから教育委員会、それから環境担当の職員含めて、今後の計画策定について協議をさせていただきました。その協議の内容については、あくまでも保健福祉の担当課が中心となって策定をするという話にとりまとめをしております。

議員の質問 7番 村川毅

それで作れるというなら、大変な苦労になると思うんですけど作るっていうことですから。ただ、農家の人達を集めたり産業団体を集めたりして、意見を聞いて作る食育計画とは、また違ったものになると思うんですけども。そういうのも網羅した健康づくり計画を保健福祉課で作るっていうのは、非常に無理ではないかなというふうには思います。ですから、健康づくり計画は健康づくり計画、食育計画は食育計画ということで作った方がいいんではないかなというふうには思うんですけど。保健福祉課を中心に作るということですから、それはそれでやむを得ないかなと思うんですけど。やっぱり食生活に関しては、世代に関係なく安心安全なものをより安価なものを多くの人が望んでおりますし、長万部町でも、長年畑作組合さんが開催している土曜市、これは皆さんも期待して楽しみにしているものだと思うんですよ。ですけども、この地元の野菜を学校給食や東京理科大学の給食などには、価格面の折り合いが合わないのかどうか知らないですけども、なかなか地場産品を口にすることは出来ない状況にあると思うんですね。ですから、食育計画の中できちっと産業団体や生産者の方を含んだ協議会を作って、本町の地場産品をはじめ、本町で加工された食品を口に出来る体制を整備する必要があるから、食育基本計画はやっぱり必要なんだというふうに私は思うんですが。しつこいようですがもう一度お願いします。

町の答え 副町長 河内能宏

答弁いたしますけども、食育推進基本計画は作らないということではなくて、健康増進法に基づく、健康づくり計画の1パーツとして作るということで、その中にきちんと求められております要素は全て盛り込んだものを作って、それは保健福祉課を中心に庁内横断的に議論をして作り込んでいくということで。今現在、食育推進計画を作ってる市町村78ありますけども、その中でも10市町村は、この健康増進計画と食育推進計画を合わせて作っているということであって、作らないということではなくて、食とそれから健康づくりというのは非常に密接な関係にあるものですから、前向きな意味でそれをきちんと連携したような計画を我が町の場合は作っていくということで、今こういう形で進めていくところでありますのでご理解をいただきたいと思います。

議員の質問 7番 村川毅

副町長、すごく説得力あるんですけども、私先ほどから言ってるとおりどうしても理解出来ないんですけども。私は要するに、農政部が進めてるのは何でかということで、結局、地産地消をメインにした食育計画を作りましょうという話なんですよ。だから逆に言えば、健康づくり計画を食育計画の中に入れるんならわかるんですけど、健康づくり計画の中に食育計画を入れるっていうのは、どうなのかなと思うんですね。だから僕は逆だと思うんですよ。だって、健康増進法の後に食育基本法は出来てるから、当然それで間に合わない部分を、食育基本法でカバーしようっていう法律だと思うんですよね。だとすれば、健康づくり計画を食育基本法の中に入れる方がいいんではないかなというふうに思います。町長も先ほど言ってましたけども、健康づくり計画を作るということですから、あれなんですけども、結局今私の思ったのは、せっかく道から農政部出身の参事さんが見えてるんですからやっぱり食育計画の中心になってもらって、地域おこし協力隊もきてますからね、そういう人達と連携しながら安心安全な食生活を目指す計画を作っていただきたいなというふうに思っておりますけども。これが最後ですけども。もう一回しつこいようですけど。

町の答え 町長 木幡正志

別に今作ってる最中でもないんで、色々検討を加えてですね、中間でまた議会の方にも相談出来るようなものを成案にしていきたいなと思ってますんで。たまたま今朝の新聞にこんな記事出てました。道新の記事。函館市が主催した食育教育の実態として主催した記事ができて「食の大切食べて納得」という形で今日道新に出てました。資料的にああこういうことなんだなっていうことも含めて、理解をしていきたいと思っておりますので。策定にあたって中間でも話をさせていただいて、今日の議論を通じてですね、今後庁内で検討してどういう計画にしてもっていくかということも、検討させてもらえればいいかなと思っておりますのでご理解お願いいたします。

出典:長万部町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月21日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる