長万部町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月21日
(1)坊主山避難道の山頂付近の環境整備や冬期間の除雪対策について/(2)本町におけるU・Iターン希望者に対する求職支援について
- 聞いた人
- 北川佳嗣 議員
- 答えた人
- 町長 木幡正志、まちづくり新幹線課長 加藤慶一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 北川佳嗣
私は2問質問をさせていただきます。1問目、坊主山避難道の山頂付近の環境整備や冬期間の除雪対策についてと、2問目本町におけるU・Iターン希望者に対する求職支援についてであります。まず1問目、坊主山避難道の山頂付近の環境整備や冬期間の除雪対策について。まずはじめに、この度の熊本地震において犠牲となられた皆様に心よりご冥福を申し上げますと共に、ご遺族の皆様や被災をされて不自由な生活を強いられている皆様には、衷心よりお見舞いを申し上げます。さて、2011年に発生した東日本大震災やこの度の熊本地震による甚大な被害の情報を見聞する度に、地震災害の恐ろしさを改めて実感しております。本町においても黒松内低地断層の上に位置しており、今後大きな地震に見舞われかねない可能性は否定できません。このような状況の中で、昨年、津波対策として通称坊主山に避難道が整備された訳でありますが、災害はいつ訪れるかわかりません。どのような悪条件の中ででも安全に避難ができるよう整備がなされている事が望ましいと思います。そこで、冬期間の除雪対策や山頂付近の環境整備、有蓋の避難所の確保等はどのようになっているのかお伺いいたします。2問目、本町におけるU・Iターン希望者に対する求職支援についてであります。我が国において将来的な人口の減少は、切実な社会問題であります。とりわけ地方の小さな自治体にとっては、喫緊の課題として対応していかなければなりません。本町においても例外ではなく、人口減少への対応は切実な課題となっております。長万部町創生総合戦略の中で「長万部町まち・ひと・しごと総合戦略」を策定し、人口減少に少しでも歯止めをかけるべく事業を推進しようとしている訳でありますが、即効性のある求職支援事業として、U・Iターン希望者に対し役場職員としての採用や、地元の事業者等との連携を図りながらマッチングを積極的に行っていくためのシステムが完備されていればいいと思うのですが。以上2問について、町長の所信をお伺いいたします。〔議員(1番 北川佳嗣)自席へ〕
町の答え 町長 木幡正志
ただいま質問にありました、坊主山避難道の山頂付近の環境整備や冬期間の除雪対策について回答申し上げます。昨年度整備をしました町営スキー場横の避難階段につきましては、津波発生時の避難路としての活用はもとより、平常時における防災意識の高揚や、東日本大震災を踏まえ、予想を超える大規模な災害に対する町民の不安の払拭に役立つものと考えております。山頂付近の環境整備でありますが、定期的な草刈を実施し、苗畑方面への避難も可能となっておりますが、有蓋の施設については一時避難場所としての位置づけから、現段階での整備の予定はありません。高台への避難後は、周辺の状況を見極めながら理科大等の避難所へ移動していただくことになります。一方で、冬期間における避難路の確保は、本町のみならず、降雪地帯の自治体にとって大きな課題であり、ご指摘の避難階段については、設置箇所がスキー場の一部であることから、冬期間の除雪は行っていない状況であります。災害時における避難方法は、災害の発生時期や時間、規模、地域等によって異なることから、今後も避難訓練等での啓発を図りながら、「公助」・「共助」・「自助」による地域連帯を強め、災害に強いまちづくりを進めてまいります。2点目であります。本町におけるU・Iターン希望者に対する求職支援についてであります。ご質問のありました、UターンやIターン希望者に対する求職支援についてお答えをいたします。新幹線が開業する2030年には、町の人口が約4,200人まで減少すると推計される中、人口減少の克服は極めて重要な課題であると認識しており、町では、平成27年10月に策定した「長万部町創生総合戦略」に基づき、雇用創出や移住・定住の促進に向けた取組を進めているところであります。こうした中、今年度から長万部町出身者1名を含む地域おこし協力隊3名を町の臨時職員として採用したところであり、町としては、定期的にヒアリングを実施するとともに、各種研修会への派遣といった、将来の定住を見据えた様々な就業支援を展開してまいる考えであります。また、全国のUターンやIターン希望者に対し、町内の求人情報を効果的に発信するため、町のホームページに町内企業等のバナー広告などを掲載し、企業の求人情報へリンクできるような仕組みづくりについて、実施に向けた検討を進めてまいります。以上であります。〔町長(木幡正志)自席へ〕
議員の質問 1番 北川佳嗣
ではまずはじめに、避難道についてでありますが。先ほど答弁いただきました防災意識の高揚や、町民の不安の払拭に役立つものであるというのは、確かに全く同感であります。さらには、散歩の行程として利用している町民もおり、避難階段については健康増進の役にも立つ2次的な付加価値が付いた大変良いものが出来たと評価をしております。また、旧苗畑方面への避難も可能というふうに答弁されておりますけれども、山頂付近の整備についてでありますが、万が一、本来の使用目的のために使用しなければならない、そういう事態に立ち至った場合には、旧苗畑方面への避難も可能となっておりますが、夏場の天気の良い日中であれば問題がないのでしょうけども、例えば夜間、風雨の強い日あるいは降雪時や吹雪の日など、何時間も山頂に留まるわけにはまいりませんので、これはどこか安全な屋内の避難所まで移動しなければなりません。そこで質問ですが、町道南部陣屋線までの間の未舗装路の除雪体制はどうなっておるのでしょうか。
町の答え 町長 木幡正志
まず除雪の体制ということでございますけども、あそこに飲料水の水源があって、水源までは常時排雪が行ってます。あそこから数十メートルで山頂の、頂上に達する。今後、山頂まで除雪はやろうと。そして空けておくことによって、常に冬場でも排雪状況は南部陣屋含めて重要なポイントにしていこうということで、今協議を進めて現実に除雪体制の中に組み入れていくということで考えております。
議員の質問 1番 北川佳嗣
南部陣屋線までの未舗装路の間に、標識等の設置が今のところまだ見あたらないようなんですが、このへんの設置の予定はございますか。
町の答え 町長 木幡正志
避難場所の指定看板それから避難路についての看板作りについては、今年度の予算でも措置されているようにですね、今順次対応しておりますので、出来るだけ避難方向の矢印、これの看板についてもちょっと検討させていただきます。
議員の質問 1番 北川佳嗣
避難場所として、東京理科大学さんとの間に災害時等における協力体制に関する協定が結ばれておりますが、現在南部陣屋線には、アールシーシーサンコーさんや付近にイーグルロボさんの工場が建設されておりますし、実際に操業もされております。これらの事業所との協定の締結の予定はございませんか。
町の答え 町長 木幡正志
現在、東京理科大学それから町の所有施設、富野の会館、2館だけその近くにあるのと、それから飯生神社、これも今協定の方向で検討しておりますけども、事業所自体は夜、鍵がかかっている。当番も警備もいなかったら入れないということもありますので、それについては慎重に協議をしながら、必要性があるとすれば、やっぱり企業にお願いしていかざるをえないなということで、今後の検討課題になるかと思います。
議員の質問 1番 北川佳嗣
スキー場の管理を高齢者事業団へ業務委託しているようですけど、避難階段の除雪も含めて委託をする予定はございませんか。
町の答え 町長 木幡正志
先ほどもお話があったとおり、日中、実は散歩道になって、かなり利用価値が高いっていうか、それで山頂にベンチを1基置いてあるんです。最初は避難階段だから、ベンチは必要ないだろうと思っていたんですが、要望があって、大変風光明媚で景色も良い、そして両方向から来て、ちょっと休みたいという時にベンチがない。何とかベンチつけてくれってことで、今年、雪解けからベンチ1基付けてあります。人が利用するということは、草もおがらないんですね。やっぱり人が利用するたびに、草をむしってくれている方もいるみたいなんです。だから、避難道を含めて高齢者事業団に委託するという考えはありません。
議員の質問 1番 北川佳嗣
実際に避難階段を利用したことのある高齢者の方に話しを伺うと、中腹から上の部分、上半分は左手が土手になっていて、疲れてもよしかかれるくらいの安心感はあるんであるが、麓から中腹までの下半分は、左側が沢になっていて、危険で恐怖感があるので出来れば防護策や手すりのようなものがあれば、もう少し利便性が高まるという話を聞いたことがあるんですが、これらの設置の計画はございますか。
町の答え 町長 木幡正志
今の話、寄せられていることは寄せられてるんです。防護策付ける、色んな形で検討しているんですが、とりあえず今の現状で使っていただいて、そして避難階段を利用するひとつの経験、それから対応について身をもって体験していただければなあと思っております。防護策付ける、それから縄をずっと上まで付けてくれたら、縄づたいに上れるんだけどもって話もございましたけれども、補助をする道具を付けちゃうと健康のためにも良くないと。そのままやんなさいということで今使わせております。以上です。
議員の質問 1番 北川佳嗣
次に本町におけるU・Iターン希望者に対する求職支援についてお尋ねいたします。今年度から、町おこし協力隊3名の方々が町の臨時職員として採用され、日夜仕事に邁進されておりますことは承知をしております。出来れば将来本町に定住をして、さらには出生率の向上にも寄与していただければ、なおさらありがたいことだと考えております。さて独居老人や、いずれは独居老人になるであろう親の面倒を見ながら、一緒に暮らして最期を看取ってやりたいと思いながらも、現実的には経済的な面や資格やスキル、職能を生かせる仕事が見つからないので、諦めている本町出身の生産年齢人口の範疇に入る方々が、潜在的に少なからずいると思うのですが、この方々に帰ってきてもらえれば、人口減少の抑制効果以外にも老人福祉の観点や、空き家対策にも資する一石二鳥三鳥の効果が得られると思います。さて先ほどの答弁の中で、U・Iターン希望者に対して、町のホームページにおいて町内企業のバナー広告などを掲載し、求人情報へリンクできるような仕組み作りについて実施に向けた検討を進める、という答弁でしたけれども、バナー広告を貼り付けているので、そこから入ってそれぞれ皆さんで対応して下さい、という程度のことではなしに、もう1歩踏み込んだ積極的な仕組みがあればいいと思うんですが。例えば、道においてはすでにU・Iターンサポートデスクを立ち上げて、道外の求職者と道内の企業、事業者とに登録をしていただいて、それぞれが求める業種や業務内容と、必要な資格や職能を持った人材をマッチングさせて結びつけるというところまで関わっております。このようなシステムの本町版のようなものを立ち上げるというようなご計画はございませんか。
町の答え 町長 木幡正志
IターンUターンの現状っていうのは非常に厳しいとこがあって、実は長万部に進出している企業からも、今年の1月に東京でお話させていだいた時に、工場増設をしたいんだけども、北海道中の工業高校それから一般高校に求職をする、またそれこそ集団で就職説明会を開催する会場にブースを出しても、全く1人の応募もなかった。今後、地元に工場を増設したいけども、今の段階では人が集まらなくて出来ないっていう話が2~3各企業からもございます。企業とも現実に相談をしながらですね、町のバナー広告を伝わってですね、企業にリンクすることによってその企業の広告に入り込める。今度、工場内の例えば作業内容について動画で発信してくれと、動画で。そして例えば動画で発信後、こういう作業をしててこういう会社ですという広告することによってそれを理解してくれる人が就職希望に立って出てくるだろう。それで就職の雇用の条件等も含めてやりましょうよ、という話で、今協議もしてるんだけど。町の広報も実は宣伝は有料にしております。このバナー広告の場合も有料ということで企業と話をして、町のホームページをきっちりリニューアルをして立ち上げて、その上で企業とのマッチングも含めながら、IターンUターンの希望者に、広告を通じて応募をしていただきたいということで、ちょっと企業とも今回お話も直接いただいたんで、それらも含めてつめているところであります。今後また良いホームページに切り替えてですね、活用をしていただけるように努力してまいりたいなと思っております。
議員の質問 1番 北川佳嗣
2016年度版の地方創生の基本方針が閣議決定されております。地方創生のメニューがより拡大充実したものが提供されているようですけども、このメニューの中にもしかしたら本町のU・Iターン支援に係わる有益な支援策が盛り込まれているかもしれません。内容がだんだん複雑多岐になってきておりますので、コンシェルジュの利用や情報面の支援策であります地域経済分析システム等の活用の検討はなされておりませんか。
町の答え まちづくり新幹線課長 加藤慶一
地方創生に関しては、新型交付金っていう制度も2016年度は国の方で示されておりますが、これにつきましてはハードルが非常に上がってきておりますので、なかなか厳しい状況でございます。今後それらの条件に合致したもので、これから検討を進めながら対応していきたいと考えております。