せたな町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月14日
せたな雅荘再開に向けた真摯な取り組みと、町内介護サービス事業所への支援策について
- 聞いた人
- 菅原義幸 議員
- 答えた人
- 町長 高橋貞光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 菅原義幸
それでは町長に、せたな雅荘再開に向けた真摯な取り組みと、町内介護サービス事業所への支援策についてお尋ねをいたします。なお先ほどお示ししました資料につきましては、再質問の段階で活用しますのであらかじめご了解をお願いいたします。①せたな雅荘が閉鎖されてから1年半になりますが、6月議会以降の再開作業の進捗状況を伺います。②昨年6月議会以降5回にわたる私の一般質問に対し、町長は事実経過に反する答弁を重ねてきました。この際、先の見えないイムスグループとの交渉だけでなく、社会福祉法人北檜山恵福会との真剣な協議を開始することを強く求めます。③せたな雅荘の閉鎖は、平成27年の国の介護報酬引き下げに端を発するものですが、町内の他の介護サービス事業所も同様の問題に直面しています。介護職員の確保と経営維持に対する町の強力な支援策を求めます。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
それでは菅原議員の質問にお答えいたします。まず1点目、6月議会において、イムスグループとの交渉経過についてご説明しておりますが、3月30日にイムスグループ本部へ訪問、面談を行って以降、電話やメールでのやりとりを続けながら、新型コロナウイルスの感染状況を鑑み面談日程を調整していただいておりましたが、東京において感染拡大が続き訪問することができず、7月13日、WEBによる協議を行いました。協議内容については、これまで提案している運営方法について改めて両者で確認をし、各施設における決算状況や諸手続きに要するスケジュールなどを説明させていただいております。現段階ではまだ回答は来ておりませんが、前向きに検討していただいているものと認識しているところであります。2点目のご質問ですが、雅荘の事業再開については、北檜山恵福会と真剣な協議を行いながら、イムスグループに検討していただいているところでありますので、ご理解願います。3点目のご質問については、道高議員への答弁と重複する部分もございますが、平成28年度から実施している介護人材確保・育成支援事業のほか、今年度新たに制定した産業等活性化補助事業を活用しながら、新規学卒者で正規雇用の介護従事者を雇用した事業者に対する支援をしております。また各事業所の経営維持においては、介護職員の確保が大きな課題となっていることから、さらなる人材確保対策について前向きに検討していきたいと答弁したとおりでございます。ご理解をいただきたいと思います。
議員の再質問 11番 菅原義幸
それでは再質問を行います。①については、いろいろ言葉での報告はございましたが、政治的に、実務的に前進していなかったということですよね。それをあたかも前進していて、実現に接近できるかのような言葉で答弁するというのは、私はやめたほうがいいと思います。それでお配りした資料のほうを見てほしいんです。これは私の責任で私が行った議会質問に対する答弁、これ赤く刻印してあるのは、町長答弁をその中心部だけ抜き出したものです。それから真ん中のイムスグループとの交渉経過、これは6月議会のときに要求した報告文書を整理したものです。同様に1番右側、檜山振興局との折衝経過、これも町側から出された資料を整理したものです。そこで何点か申し上げたいんですが、昨年、第3回定例議会、これは9月24日でありますけれども、町長は町内事業所に引き続き検討依頼、私もお願いして介護職員の確保が大きな課題だと、こういう答弁なんです。ところがあなたのほうから報告された経過は何も進展していないんです。ましてや介護職員の確保が大きな課題か小さいな課題かなんて判断する余地ないじゃありませんか。それに先行する3月15日、ロイヤルの事務長よりイムスの検討要請について厳しいとして断られているんです。これはあなたのほうから出た資料ですかね。私が作り上げているんじゃないんです。もう一つ、第4回定例会を見てください。現在も引き続き検討していただいて随分前進してきたという印象だと。前進してますかこれ、ロイヤル病院に行って再検討をお願いしたいということと、それから11月29日にイムスグループの会長、同上の検討を要請したと。要請しただけであってどこが前進しているんですか。検討していただいている。検討以前の話じゃありませんか。第1回定例会、今年です。事業継承に向けて確認作業をしている。交渉相手の法人名は言えないと、これはどうでもいいですけども。事業継承に向けて確認作業しておりますか。それは1月7日にイムスグループの2名が来町して、恵福会運営の施設を視察し、面談しただけの話でないですか。どうしてこういう答弁になるんです。それから、この6月ですよ。北海道新聞に非常に町民の期待持てるような報道記事になってましたけれども、これは、あなたが委員会で報告したとおりの記事だと思います。しかしそれに基づいていつ再開できるのかと聞いたら、それはいつとも申し上げることはできないという話です。それから、もっとも責任を痛感していただかなければならないのは、全てこれまで町内の事業所に検討をお願いしているという答弁で進めてきたんです。だから私は町内の事業所はどこなんだと、社会福祉法人はどこなんだと。これについては先方にも了解とらなきゃならんから申し上げることはできませんと、差し控えると。申し上げた結果どこかっていったら、町外の業者じゃありませんか。今まで町内だって一生懸命言ってきたのが180度違ってるんです。その時の言い分、何かというと、ロイヤル病院を通じてお願いしたから町内事業所と説明してきたと。町内事業所とイムスは同じに思っていただいて結構だと。結構でないんですよこんなのは。勝手に人に結構だなんて言わないでください。私は真面目さを欠いていると思います。だから、もちろん私どもも真剣に腰を据えて、この問題に取り組みますからもっと事実を詳細に正確に、私は非常に危険な、時間の余裕のない段階に来てると思いますけれども、真実に基づいて議会との協力、共同の中で打開できるように、特に町長に自覚を求めたいと思うんです。それで②のほうに行きますけれども、先ほどの答弁、これは重大な誤解があるんです。私が、北檜山恵福会と真剣な協議を開始せよと提起しているのは、イムスに引き受けてもらうために北檜山恵福会と協議せよと言ってるんじゃないです。この質問通告書も悪いかもしれませんので訂正しておきますが、いつまでもイムス1本に絞っていても、先の見通しは出てきません。はっきり言いますが、これからもし12月までに話がまとまったにしても、町長、介護職員の確保の問題あるんです。これはあとでまた触れます。ですから北檜山恵福会と真剣な協議を開始するようにということは、私はもう一遍戻ってもらったらいいと思うんです。戻るためには何と何が必要かという煮詰めをきちんと行って、その上で他の介護サービス事業所との不均衡、不整合が起こらないに支援策を捻出してみたらどうですか。しゃべれっていったら私しゃべってもいいですよ。恵福会に再開を取りつけるか。あとは町が直営でやる以外ないんです。町が直営でやるということについても一つの方法ではあるけれども、町職員の給与に基づいて給与支給するとなれば、事業全体が収支バランス合わないのは明らかなんです。そういう意味では、私は恵福会と話し合いをして、恵福会に再度行ってもらう。そのために必要な支援策は何と何と何なのか、腹を割って話し合うことが必要だと思うんです。この点、町長にそのお考えがあるかどうか伺っておきます。それから③です。私は、町長吞気だと思いますよ。何か他人事みたいなこと言って、今せたな町の介護の現場で直面してる問題に答えてないんじゃないですか。先ほどの道高議員の質問答弁も聞いておりましたが、結局あなたに具体的な答弁してないんです。これから一生懸命頑張ります。これから一生懸命頑張るっていうなら、これまで一生懸命頑張っていなかったんですかって言いたくなりますよ。道高議員の質問にもありましたけれども、介護職員不足っていうのは、これ深刻なんですよ。雅荘から恵福会を撤退した理由は収支が合わないっていうことがありますよ一つ。しかしその前提に介護職員の問題があるんです。介護職員確保できないということが、非常に大きな問題なんです。雅荘撤退したけれども恵福会全体として介護スタッフの確保どうなっているんだと。他の事業所にスタッフが移っているという情報が入ってるんです私の耳には。それは先日の総務厚生常任委員会でも複数の委員の方から指摘があったじゃありませんか。そうすると基準どおりの職員が確保されているかということが問題になってくるんです。これ町長一つきたひやま荘基準どおり確保できているかいないか、これご答弁ください。資料手元無いのであれば今定例会終わるまでで結構ですから、それをきちんとぜひともお願いしたいと思います。しかも今また新たに退職者が固有名詞も含めて、どうもいらっしゃるようだというようなことなんです。町長これどうします。私は大げさに言ってるんじゃないんですから。そのうちに聞こえてくる話としては、町の委託業務が続けていくことが可能なんだろうか、どうだろうかということも検討しているとか、いないとか、そういう話まで耳に入ってきてるんです。これは私は断言しませんよ。しかしそういう現状に照らしてみれば、先ほどの町長答弁とは噛み合わないんです全然。ロイヤル病院の問題で言いますと、イムスが引き受けてくれるとなった時に、雅荘の介護スタッフ東京から連れてくるんでしょうというような話をしている方もいるんですよ善意で。東京からなんて連れて来れません。向こうのほうがずっと給料の水準高いんですから。向こう自体が不足している。しかも同じイムスグループのロイヤル病院、これは11日の募集チラシです。町長ご覧になったと思いますけど、正規職員、嘱託職員、パート職員、介護福祉士募集、それから嘱託職員、パート職員、看護補助員募集、ロイヤルさん自体がスタッフの確保四苦八苦しているんです。こういう現状を見た時に道高議員に対する答弁だけでいいんですか。私は、緊急、即急に他の介護サービス事業所に対する経営上の支援策と合わせて介護サービスの確保の問題、これはぜひ具体化してほしいと思うんです。参考までに申し上げておきますが、公益財団法人介護労働安定センターがつい先日公表した介護労働実態調査、これは2019年ですが、酷い結果になっているんです。回答した9,126事業所のうち、69.7%の事業所が介護職員不足だと悲鳴を挙げているんですね。これは2015年以来最悪のデータだというんです。それから訪問看護員、それから介護職員この1年間の離職率は、町長実に15%です。賃金は安い、仕事がきついとなってくるわけです。こういう時に一般論で支援をやります、何をやりますと言っても間に合いません。言葉は重なりますからこれで終わりにしますけれども、真剣な対応策、私は、緊急避難的にという言葉もあえて付け加えたいと思ってますけども、ぜひ対応していただけませんか。せたなの介護の現場大変です。以上です。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
まず1つ目の問題にお答えをしたいと思います。ロイヤル病院に事務長より厳しいと断られたというお話でございました。これは1番最初、雅荘単体についてできないかというお願いをさせていただきました。結果は、単体の事業運営は厳しいということでございましたので、誤解をされないようにお願いしたいというふうに思います。2つ目ですが、菅原議員も急ぎたいという気持ちはわかります。私も一緒でございますが、今、真剣にさまざまな角度から検討していただいていると、時間を要しているということでございますので、ここはひとつその結果を待っていただきたいというふうに思います。それから3つ目、介護人材不足ということは、これはおっしゃいましたように全国的な問題となっております。町といたしましても町村会を通じて、国に対しての改善の要望というものもいたしておりますが、しかしこれはだからといって町で黙って見ているという状況ではないというふうに考えております。具体的な内容につきましては、先ほど答弁したとおりでございまして、これからしっかりと検討させていただきたいというところでございます。ご理解をいただきたいと思います。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
まだ検討が続いている状況でございますので、そういったことは現在のところ考えておりません。
議員の再々質問 11番 菅原義幸
再々質問を行います。町長ね、あなたそういう答弁するからダメなんです。真剣にこちらが考えに考えてギリギリの提案してるんだから誠意をもってそれを検討すると。そういう謙虚な姿勢になんでなれないんですか。イムスのほうの結論が出てから雅荘の再開を恵福会と相談するんだ。イムスの結論1年半経ってもまだ出てないんですよ。これいつ出るんですか。出るの待ってたら、もう令和2年度過ぎちゃって、その時は補助金返還すれということになります。それで今日は質問には触れてなかったんですけれども、補助金返還はいつまで猶予されているんだという質問、私6月議会にしているんです。これは書面できっちり振興局からもらってほしいと。町長はそのことを検討しますということなんです。今日に至るまで一言半句もあなたから答えがないんです。私どもの常識では、本来は1億5,000万の補助金、恵福会として返還しなきゃならんタイムリミット過ぎてると思うんですよ。町長それは認めますでしょ。ただ道のほうは再開を目指して頑張ってるっていうからというその一言だけで返還命令出していないようでありますから、これ道もおかしいんですよ。そんな生温いことしてもいいのかという意見があるんです。全国あまねくそういうことでいいのかということになりますから、補助金適化法というのは厳しいと私は思ってます。イムスの返事を待っているようなそんな悠長な状況でないんです。ペケになってから雅荘再開の話を恵福会としても、それは全然問題になりません。私は、今ね率直に話し合いをして議会も間に入るなり、あるいは恵福会の理事者と詰めて話をするなり、あるいは、私は再建が必要かなというくらいに恵福会の理事の体制、実は心配しております。当たらぬ心配なのかもしれませんが、私個人としては、恵福会理事会大丈夫なんだろうかという心配もしておりますけれども、そうしたことも含めて再開どうだと、してもらえないかと。この話あなたなんでできなんですか。イムスのほうなかなか引き受け大変なようだから、頼むよとその一言謙虚に言えばいいだけの話なんです。だいたい町長、なんでイムス側の交渉に酒井理事長が同席しないんですか。トップが同席しない。経営権の根本的な譲渡の問題について政治折衝なんてありえますか。真面目にやってくださいもう少し。私の指摘、答弁が事実と違うじゃないかと、申し上げてることに対して、先ほどなんて言いました。雅荘単体について断られたんであって、その他のことはそうじゃない。しかし昨年の9月の時点で、いいですか、雅荘の検討を断られたっていう事実が過去にあるだけで、全体的、一体的検討を要請した事実はありますか。それが9月30日以降の話なんです。私に答弁したのは9月24日です。そういうことを一々ここでやるつもりはありませんけれども町長、答弁と事実経過と違いますからそれだけは、私は認めてもらわないと、今後信頼関係を持って質疑、答弁なんかできませんよ。みんな嘘言っているんじゃないかと、みんな作り上げているんじゃないかと。いちいちバックデータを取って、裏を取って、これは正しい、これは間違ってる、これは嘘だと、そういう作業を私はやりたいとは思ってないんです。だから複雑なことを私求めてるんじゃないんです。北檜山恵福会と雅荘再開、それに向けた協議をぜひ早急にしてほしい。それは単に雅荘だけの問題じゃなくて、恵福会全体の事業、経営の維持、介護職員の確保、ここまで話も広がるでしょう。そうなれば他の介護サービス事業者も同じ悩みに直面しているわけですから、町全体の介護就職支援政策、これ一体的に全体的に妥当性がある形で、整合性のある形で示していく必要があるだろうと思います。そのことについて、もう一度答弁をしていただきたいと思います。これで3回目ですね。それで納得いかなきゃ、あと決算委員会か何かでやりますから、ひとつ逃げ切るような答弁だけはしないでください。以上です。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
それでは3回目の質問にお答えをいたします。いろいろ菅原議員はじめ、議員皆さんにも心配をおかけしているという点については、大変申しわけなく思っているところでございます。目下のところ雅荘の再開と合わせて恵福会の安定運営に全力を挙げて今やっているところでございます。そうした恵福会の要望を受けて、町としてもイムスに検討をお願いして、イムス側としても真剣に検討を重ねているという状況にあります。結果も少しお待ちいただきたいというふうに思います。ご理解願います。