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せたな町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月14日

せたな町における有害鳥獣被害と対策について

聞いた人
橋本一夫 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 橋本一夫

それでは議長のお許しがありましたので、せたな町における有害鳥獣被害と対策について町長にお伺いします。農作物の有害鳥獣被害について、町の有害鳥獣については、エゾシカ、ヒグマ、キツネ、タヌキが主ですが、そのほかにはカラス、ハト、カモメ等の被害もあります。20年前から現在までの被害の推移と、町が認識している被害作物及び被害額を伺います。対策について、1つ、せたな町有害鳥獣被害対策実施隊員の人数と箱わなの保有数についてお伺いします。2つ、有害鳥獣対策に係る事業費について、平成31年度の執行額と令和2年度の予定額についてお伺いします。3つ目、有害鳥獣被害防止対策として、電気柵の助成について町長の考えをお伺いします。4つ目、檜山振興局における有害鳥獣被害対策に係る補助事業について、どういう事業があるのか伺います。また町としての補助事業について今後どう考えているかを伺います。よろしくお願いします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

橋本議員のご質問にお答えいたします。農作物の有害鳥獣被害につきまして、20年程前まではエゾシカは、町内近隣でも目にしたことは無く、当時の農作物被害は主にデントコーンやビート、家庭菜園的なスイカやスイートコーンなど、ヒグマによる食害が占めておりました。エゾシカについては、平成17年に町内で初めて2頭の捕獲があり、農作物被害としては、平成23年に大豆や小豆、水稲など15万円ほどの被害額を確認しております。以降毎年ヒグマやエゾシカによる被害が発生しております。令和元年度の捕獲頭数は、ヒグマ25頭、エゾシカ97頭で、農作物被害としては、水稲をはじめ、大豆、小豆、ビート、馬鈴薯、小麦、人参、ブロッコリー、スイートコーン、デントコーンや牧草などで206万4,000円となっております。次に対策についてお答えいたします。1点目の実施隊員の人数につきましては8月末現在で32名を委嘱しており、箱わなについては、本年度も2基製作しており3区合わせて22基を保有しております。2点目の有害鳥獣対策に係る事業費ですが、昨年度の執行額は、出動要請をした捕獲員に支払う出動報償金、ヒグマやエゾシカの捕獲報償金、駆除協力会の活動報償金、消耗品や残渣処理手数料、新たに狩猟免許を取得された方がおりましたので、その取得補助金、ヒグマ出没情報システム運用負担金など合わせて401万4,000円となっております。また国費で実施しております、鳥獣被害防止総合対策事業では、実施隊による一斉捕獲や緊急捕獲活動により173万3,000円の交付がなされております。本年度の予算としましては、以上の補助金等に加え、ヒグマ捕獲用箱わな購入費など556万3,000円を計上しており、鳥獣被害防止総合対策事業費合わせて692万1,000円となっております。3点目の電気柵については、ヒグマやエゾシカによる食害を未然に防ぐには有効な手立てだと考えており、更なる被害防止の観点から助成につきましては、農協と協議をして前向きに検討したいと思っております。4点目の都道府県による有害鳥獣被害対策に係る補助事業ですが、北海道では独自の補助事業はありません。また町としての補助事業については、前段でご説明しました事業等により、今後も被害防止と個体数の削減に努めてまいりますので、生産者の皆さんのご協力をお願いしたいと思っているところでございます。

議員の質問 4番 橋本一夫

有害鳥獣被害については、場所によって鳥獣の種類も違うし、農家にしてみれば、少々の被害では農協や町に報告していないのが実際ではないかと思われます。エゾシカの数は町全体で何頭生息しているのかもわからないくらい増えていると感じます。またヒグマについては農家の経営形態の変化で、北部檜山では10年前より頭数については5割ぐらい増えていると言う人もいます。その結果は、エサが増えているということに繋がると思います。被害については、麦類とコーン類、ビート、果樹、園芸が主ですが、対策が遅れると大きな被害になると思います。近年は家畜の被害は報告されていません。また、エゾシカの被害は草食動物のため年中あらゆる作物、木にも被害があります。そのほかキタキツネ、タヌキについては、作物違いもありますが、ビニールハウスに対するビニールの破損、テープの切断、潅水チューブの切断などが見られます。ここ2、3年の取組では、捕獲頭数は多くなっていますが、生存頭数は前に比べて一段と多くなっていると思われます。キツネについては、年中狩猟期間にしてもらいたいと思っております。また先ほど町長から前向きな発言ありました電気柵の件ですが、大変、農家にとっては有意義なものでないかと思っております。それと有害鳥獣捕獲出動報奨金についてですが、隣の町って言っていいんだろうけれども、いろいろなものがありまして、町で費用出さないとかっていう話もありました。1時間当たりの金額が全道レベルから見て安いのか、高いのか、平均なのか、その辺ハンターの方々が納得する金額をお願いします。以上で再質問を終わります。

議員の質問 4番 橋本一夫

いろいろ話ましたけれども、ハンターの出動のことに対してお願いします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えいたします。エゾシカ、ヒグマを中心とする野生鳥獣の生息数の関係でありますが、はっきり申し上げることができませんが、しかし確実に増加しているという状況であるというふうに認識をしております。したがいまして、こうした被害につきましては、これからも増加するものというふうに感じておりますので、しっかりと対策をしながら生息数の削減、それから被害防止対策ということに取り組んでまいりたいと考えております。それから出動報奨金の関係につきましての質問もございました。これについては、他町と比べてどうなのかということは、私たちも掴んでおりませんでした。これらについてもそういったとこをしっかり捉えながら、また1番お世話になっているところのハンター等の組織等のお話もいただきながら対応してまいりたいと考えているところでございますので、ご理解願いたいと思います。

議員の再々質問 4番 橋本一夫

3回目の質問をいたします。産業教育常任委員会では、今年、栗山町への視察を考えておりましたが、コロナの問題で中止になりました。それというのも、南空知管内で広域で鳥獣被害のことに対して勉強会を開こうではないかというような組織が立ち上がったようなんですけれども、今後、北渡島檜山4町、長万部、八雲今金、せたなという中においても、北渡島檜山4町での広域、仮の名称になりますけれども、広域鳥獣被害対策協議会なるものを立ち上げてはどうだろうかと思っております。当然生き物ですので、エゾシカにしても、ヒグマにしても移動して歩くわけです。その辺、広域でやると鳥獣の被害が減らせると思います。そしてまた各町におけるハンターの移動を自由にすると、鳥獣被害も抑えられるのではないかと思いますけれども、その辺のご意見をお聞きしたいと思います。以上です。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

それではお答えをさせています。ただいま広域協議会が必要ではないかというご提案がございました。これにつきましては、ハンターの皆さん、あるいは農協あるいは近隣町と情報交換をしながら、その取り扱いについて検討してまいりたいというふうに思います。よろしくご理解をお願いしたいと思います。

出典:せたな町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月14日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる