せたな町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月14日
介護従事者人材確保のための特別支援対策の取り組みについて
- 聞いた人
- 道高勉 議員
- 答えた人
- 教育長 成田円裕、町長 高橋貞光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 道高勉
それでは私から2点質問をさせていただきたいと思いますが、まず1点目でございます。介護従事者人材確保のための特別支援対策の取り組みについてでございます。厚生労働省では、2025年時点の介護職の不足数が全国的に34万人になると公表されております。本町の高齢化率も年々上昇傾向にある中、町内のグループホームや特別養護老人ホームの現場では、介護を担う人材確保が大きな課題となっておりまして、現状では一介護事業者だけの問題ではないという切実な意見が出てきております。国では介護不足の現状を受けて、介護職員の処遇改善や定着促進などの対策を講じてきておりますが、せたな町における将来への不安を少しでも解消するためには、町独自による介護従事者人材確保のための特別支援対策を早急に講じていく必要があると考えます。そこで次の政策について所見をお尋ねいたします。せたな町奨学資金を利用して介護職の専門学校に入学される高校生などへの担い手対策として、奨学資金貸付の増額や、さらに有資格者として地元の介護施設に就職した場合、奨学金の返還債務免除、就職準備金支給などの優遇措置を図ることについて、町長及び教育長にお伺いいたします。
町の答え 教育長 成田円裕(教育長は2020年9月まで)
道高議員のご質問にお答えいたします。私の方からは、奨学資金貸付の増額についてお答えさせていただきます。当町の奨学資金貸付限度額については、見直し後、既に5年以上が経過しており、独立行政法人日本学生支援機構や公益財団法人北海道高等学校奨学会の貸付限度額と比較すると当町の貸付限度額は低い状況にあります。当町の奨学資金だけでは生活が苦しくなる場合もあります。「その場合は、差額分をアルバイト、親からの仕送りによる増額、他の奨学金を同時に借りるなどで補填しなければならないと思いますが、アルバイトを増やすと自ずと学業にも支障があるものと思います。奨学金本来の趣旨を考えますと、そうした状況は好ましいことではありませんので、学生生活に支障がないよう高校から大学院まで全ての奨学資金貸付限度額の引き上げを図って参りたいと考えております。ご質問後段の介護職有資格者に対する優遇措置につきましては、町長から答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
続きまして介護職有資格者に対する優遇措置についてお答えをいたします。町では人材確保を図るため、平成28年度から介護人材確保・育成支援事業を進めており、事業者が無資格勤務者を雇用した際の人件費や交通費の一部、また介護福祉士資格受験の条件となる介護職員初任者研修、実務者研修参加者に対し、受講料のほぼ全額を助成しており、質の高い介護サービスの安定した供給、定着促進対策を実施しているところであります。また今年度新たに制定した産業等活性化補助事業により、新規学卒者で正規雇用の介護従事者を雇用した事業者に対する支援をしているところであります。人材確保の問題につきましては、当町だけではなく全国的な課題であり、人材不足が慢性的な問題になっていることについて同じ認識でありますので、介護従事者の人材確保対策について、前向きに検討してまいりたいとこのように考えておりますことで、ご理解いただきたいと思います。
議員の質問 6番 道高勉
ただいま教育長のほうから現状についての厳しい学生生活などの話をされ、これを前向きに引き上げるという方針であると、町民の皆さん方も、学生の皆さん方も今の答弁を聞いて、おそらくほっとするといいますか、大変心強い期待を持つものではないかと私は思いました。それで町長にですが、いろいろ人材確保のためそれぞれ事業やってきてると。現実にそういう対策をやってるんでしょうけれども、しかし介護職だけにとってみますと、全体的にこの町の介護職員のそういうマンパワーについての、きちんとそういったものが高まってるのかと。町民の皆さん方もそういう意識といいますか、なってきてますかっていう話になるかと思います。私が先ほど話しましたとおり、やっぱり介護職員は我が町にとっては本当に最重要課題の一つでなかろうかと思うわけです。現在、5施設の介護施設がありますけれども、現在100人の方々が介護職として勤めておられるということです。しかし現場的に言いますと本当に介護職に就かれている方の年齢的なものもあるだろうし、そしてまた、やはり介護の職場というのは、よく言われてるように3K、7Kということで大変厳しい環境条件にある中で一生懸命尽くされてるわけでございます。そういう意味では、やはり全国的にどこの町にとっても大きな課題になってきてると。ですから悠長な施策だけでは、私は、なかなかせたな町に来て、勤めますかというそういう意欲を持って、意思を持った方っていうのは、なかなか難しいんではないかと思います。どこの町でもやってますので。ですから私は、貴重な担い手対策というものは、やっぱり看護師とか医療職と同じような特質した対応策、これは積極的にPRしながら我が町はそういう町だと、介護職を大切にする町というアピールが、全道、町外にも訴えながらやっていくことが必要でないかと私は思うわけでございます。そういう面で担い手対策についての、介護職についての本当に重要課題について、具体的にどのようにまず考えておられるのか。検討していくというお話でございましたけれども、前向きに検討する内容について、今、町長はどのように考えておられるのか、お伺いしたいと思います。それからもう1点、今マンパワーが不足しております。どこの事業所も介護職の募集をしておりますが、本当に頭を痛めております。先ほど町長が今いろいろな介護の講習会を受講する方については、補助もしてますよという話でございましたけれども、私はやっぱりマンパワー、いかにこの町民皆で支えていくかと。そしてその人材確保のためには、この中高年まだまだ60過ぎても、まだ元気ですよと。しかし何かのきっかけがあればそういう介護職員にもちょっと携わってみたいという方々もおられるかと思います。みんなで町民を支えあうという気概がないと、やっぱり他力本願じゃだめだと私は思っておりますので、ですからここは本当に町がこの介護職を育てる研修の場というものをきちんと整備を図る、持っていくと、そしてそういうチャンスを与えるということ。そしてその掛かる経費については、町は無償でもいいですよね。思い切った対策、そういう本当に真剣に取り組むという町の熱意がないと、これ介護事業者だけに任しても本当に大変な、最終的に高齢者に心配と不安と、そういうものが掛かる空気が生まれるわけでございます。ですからそういった心配が無いように、きちんとした町が旗を振って、この施策を打つべきでないかと私はそう思うんですが、この点についてお伺いしたいと思います。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
お答えをいたします。現状、この問題については、大変、憂慮しているところでございます。したがいまして、これはもちろん町民の皆さんの共助という意識がなければ、なかなか解決しない問題でありますが、ここは、議員のご意見もしっかり参考にさせていただきながら、前向きに検討させていただきたいということでご理解いただきたいと思います。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
残念ながら今こうしたいというところまでは詰めておりません。したがいまして、議員のご意見もしっかりと参考にさせていただきながら、今後どういうことをするべきかということについて取り組みたいということでお話をさせていただいてるところでございます。
議員の再々質問 6番 道高勉
3回目の質問となります。町長、もう少し前向きな具体的な、私は町長のこれまでの経験、来年が4期目最後です。それで町長の公約の中にも、やはり人材確保と、そういう事の公約もあるわけです。私はやっぱりこれについてもう1年しかないんですけども、しっかりとした考え方を持っておられるのかなと。リーダーシップを取るという中で、職員もそれぞれ一生懸命考えながらおりますけど、しかしここでこういう危機もあるんだという中で、町長自身がどうやって考えているのかということが、リーダーシップっていうのは、職員にとっても力になるし、前向きに進んでいくし、私はそういうふうに思っております。ですから私はあまり細かいことは話したくないんです。それは後ろにいる職員の皆さんに考えていただいて、マンパワーをどうするんだということで、私が1番心配するのは、雅荘の関係で、今開設に向けた中で介護職員の体制どうするんだということです。それが一つの元で今いろいろな状況になってるわけです。ですからこれは本当に町が体制といいますか、対応といいますか、これを真剣に示していかないと、あらゆる手段を講じていかないと、町民も町長の思いというものがなかなか伝わってこない。それによってどうするんだ、こうするんだということで不安と懸念とそういうものが蔓延すると思うわけです。ですから今やることは、まず介護の整備関係については、きちんとそれを新年度に向けて、新年度でも遅いです。私はそう思ってます。本当に真剣に考えていただきたい。以上です。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
これまで1回目の答弁で申し上げましたが、さまざま町として対策しているところでございますが、決してこれで十分という状況ではないと感じております。したがいまして、更なる人材確保対策ということにつきまして、もちろん議員の皆さん、道高議員のご意見もそうですが、介護事業者の状況等よく聞きながらしっかり成果の上がるような対応をこれから考えたいということでご理解いただきたいと思います。